Vtuberよりも個性ある社員 作:匿名ライダー1号
馬鹿みたいに短いです。
配信が終わり近くにあった椅子にドカッと腰を落ち着ける。やっぱ長時間立ちっぱなしはキツイな。脚が悲鳴あげてる。
休憩していると三期生のディアさん、カイさん、ベルさんがこちらへとやってきて急に頭を下げて謝罪をしてきた。なんか謝られるの多くない?
謝罪内容は、ベルさんの無茶振りについて。別に自分は無茶振りされたっていう感じはしなかったけど。それどころか仮面下を人に見せるのは良くないということを確認させてくれたから逆に感謝したいくらい。
謝罪を受け入れた後は、たわいもない会話を少しほどした。へー、嗚呼詩のおあしって金銭って意味なんだ。会話デッキに加えよ。
仲が良くなったと実感していると名前を呼ばれた。話を聞いてみると社長が『会議するから◯◯室に来い』との伝言であった。
すぐに行きますと腰を持ち上げて三期生の三人に会釈をして自分は社長の元へと向かった。
「すみませんお待たせしました」
「来たか、そこの椅子に座ってくれ」
ドアを開けると椅子に座った厳格な雰囲気を醸し出す男性。フルカラの社長が自分を出迎えてくれた。
「さっきの配信見てたぞ。初心者にしては上々だ」
「ありがとうございます...えーと、他の方々は?」
「気にするな少し遅れて来る。実はな、お前を呼んだのは話を、いや説教するためだ」
社長は立ち上がると少し歩き俺の隣の椅子に座り話し始める。
「お前、さっきの配信みたいなことをやり続けるならクビだ」
「...」
「分かるか?自我を出しすぎなんだよ。あの配信は三期生のあいつらの事をよく知ってもらうための配信だ。なのにネットではお前の仮面下についてのことばかり話題に挙げられている。三期生を知ってもらうための配信で三期生の話題を差し置いてお前が有名になるのはダメなんだよ」
「しかも仮面下を見せるのはもっとダメだ。お前があの時断っていればネタとしてスルーできてたのに、お前が仮面下を見せたせいでネットでベルは少し燃えてる。『人のコンプレックスを見た』『空気が読めない』『反省してるふり』とかな」
「別に司会者が目立つのは悪いことじゃない、今まで司会をやってくれたシンも目立ってた時があったからな。でもな?お前の目立ち方は身を削る目立ち方なんだよ。お前の身を削るやり方は褒められたものじゃない」
「お前が自分の傷を他人に見せつけることに抵抗感がなくても俺が気にしてしまうんだ。お前は良くやってくれてるよ、率先的に会社の仕事もやってくれてるし司会者の仕事も受けてくれたしな?」
長く喋った社長はふう...と息をついた。
「あぁ、ダメだな...最初はガツンと言ってやるって思ってたのに最後らへんはお前の心配ばかりだ」
社長は俺の目を見て言った。
「だからな?自分を削るような真似はしないでくれよ?お前が気にしなくても俺が気にしてしまうんだ。別に仕事がしんどくなったら休んでもいいからな?体の火傷は大丈夫か?」
「...大丈夫だよ、塗り薬も貰ったしそろそろ火傷も治ってきた」
「そうか...無理はするなよ?」
「分かってるよ」
評価と感想をお願いします。
〜追記〜
改めてオリ主の怪我について詳しく調べたら火傷が三ヶ月程で治ると掲載されていてこの小説の杜撰さが露出しました。
戒めのために火傷についての描写は変えませんが今後の内容は変わるかも知れません。変わっていたらカスッ!バカッ!まともに小説書く事もできない筆者ッ!などと罵詈雑言を浴びせてください。
今回を機に自分が書いた小説の内容により一層責任を持って書いていきます。さーせんした。