猗窩座が血鬼術で変身していた鬼化した恋雪な鬼滅の刃 作:五色ぞの
小説書くのが久しぶりすぎて誤字なんかがたくさんありそうなので温かい目で見てください。
本作は恋雪ちゃんが鬼ルートの話です。こういうのが苦手な方は見ない事をお勧めします。また、私の個人的な解釈もあるのでご承知ください。
猗窩座の登場する場面だけを書きます。
第63話 猗窩座
ドォォォン
激しい音が鳴り響く。
土埃が晴れ音の正体を知った炭治郎は驚愕する。
(上弦の・・・参?どうして今ここに・・・)
上弦の参は迷うことなく炭治郎へ拳を近づける。
杏寿郎は即座に反応し技を出す。
「炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天」
上弦の参の腕がザックリと切れたがその傷は一瞬にして完治する。
「いい刀ですね」
(再生が速い...この圧迫感と凄まじい鬼気、これが上弦...!)
杏寿郎は身構える。
「なぜ手負いの者から狙うのか理解できない」
「話の邪魔になるかと思いました...俺と貴方の」
「君と俺が何の話をする?初対面だが俺は既に君のことが嫌いだ」
「そうか、俺も弱者が大嫌いなんだ。弱者を見ると虫唾が走る。反吐が出る...強者の足を引っ張るくらいなら弱者など死んだ方が良い...そうは思いませんか?」
「俺と君とでは物事の価値基準が違うようだ」
「そう...では素晴らしい提案をしましょう...あなたも鬼となりませんか?」
「ならない」
杏寿郎は即座に答える。
「見れば解りますあなたの強さ。柱ですね?その闘気練り上げられている...至高の領域に近い...」
「...俺は炎柱、煉獄杏寿郎だ」
「俺は猗窩座。杏寿郎なぜ貴方が至高の領域に踏み入れないのか教えましょう...人間だから、老いるから、死ぬからです」
猗窩座は続けた。「鬼になりましょう杏寿郎。そうすれば鍛錬し続けられる強くなれる...百年でも二百年でも生きられる」
(今まで会った鬼の中で一番鬼舞辻の匂いが強い...!俺も加勢しなければ...刀はどこだ?無い...無い...)
二人の会話が続く中、炭治郎は焦っていた。
「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ、老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく尊いのだ、何も強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない」
「この少年は弱くない、侮辱するな」
杏寿郎の言葉に炭治郎は眼を開く。
「何度でも言おう、君と俺とでは価値基準が違う」
そして杏寿郎はハッキリと言った。
「俺は如何なる理由があろうとも鬼にならない!」
「...そうですか」
猗窩座がそう呟き構えた。地面がくぼむほどの力で足を前に出す。まるで踏みにじるように。
「術式展開 破壊殺・羅針」
「鬼にならないなら、殺しましょう」
猗窩座が前に出ると杏寿郎も前に出て技を繰り出す。
「炎の呼吸 壱ノ型 不知火」
目にも追えない速さで、戦いは進んでいく。その戦闘音によって伊之助も何が起きたのかとこちらに気づく。
「今まで殺してきた柱に炎はいませんでした、そして俺の誘いにうなずく者もいませんでした...何故でしょう?同じく武の道を極める者として理解しかねます、選ばれた者しか鬼にはなれないというのに...素晴らしき才能を持つ強者が醜く、衰え死んでいく...俺はつらい、耐えられない、死んでください杏寿郎...若く強いまま...」
「破壊殺・空式」
「肆ノ型 盛炎のうねり」
(虚空を拳で打つと攻撃がこちらまでくる、一瞬の速度...そして俺に隙ができるたびに竈門少年を狙いにいっている...それにこのまま距離をとって戦われると厄介だ...ならば近づくまで!!)
杏寿郎は猗窩座との距離を一気に詰める。
「素晴らしい反応速度!この素晴らしい剣技も失われていくんですよ杏寿郎!悲しくはないんですか!?」
「誰もがそうだ、人間なら、当然のことだ!!」
戦いはより激しくなっていく。
炭治郎が動こうとするが「動くな!!傷が開いたら致命傷になるぞ!!待機命令!!」という杏寿郎の言葉に圧倒され止められる。
「弱者など庇うな!構うな!弱者なんてほっときなさい杏寿郎!!全力を出しなさい!!」
「炎の呼吸 伍ノ型...」
(すげぇ...!!!)
音をきいて駆けつけてきた伊之助もその異次元な戦いを目にする。
「破壊殺・乱式!!!」
「炎虎!!!」
会話が多かった...
この世界線の猗窩座には蜜璃ちゃんとか炭治郎の強いものが弱いものを守るとが自然の摂理なんだ!とかの言葉がすごい地雷な気がする...