猗窩座が血鬼術で変身していた鬼化した恋雪な鬼滅の刃 作:五色ぞの
この世界線の猗窩座と戦うのは蛇恋です。
蜜璃ちゃんが師匠煉獄さんの仇を取る感じです。
第147話 炎の仇
伊黒、蜜璃の二人は無限城で運よく共に行動できていた。
(上弦と全く遭遇しないわね...無惨のいる場所ってまだ遠いのかしら...他の皆は無事かしら?
しのぶちゃん...きっとみんなで勝つからね!!)
「キャッ」
「甘露寺!!」
二人の行く手を阻むように、無限城は激しく動き、二人は離れ離れになりそうになる。無限城の動きに慣れてきた蜜璃だったが、激しい動きについていけず、足元の扉に吸い込まれてしまった。
(どうしよう!?へましちゃった!!あんなに心の中でかっこつけてたのに!!恥ずかしい!!)
蜜璃は先ほどより少し広い場所に降り立った。
(ここは...いけない!それよりも早く伊黒さんと合流しなきゃ!!)
しかし、蜜璃は少し後ろの方に気配を感じた。
(何...この気配...)
振り向くとそこには鬼がいた。
(嘘!?)
細身ながらも筋肉質な体を持ち、紅梅色の短髪で肌は白い。
腕には藍色の線上の文様が入っていた。
そしてその眼には――
* * *
カァーカァー
突然の鴉の知らせに、蜜璃は目を見開いた。
(噓でしょ?煉獄さんが...)
蜜璃に炎の呼吸を教えてくれた師匠、煉獄杏寿郎。
炎の呼吸を教えてもらったおかげで蜜璃は恋の呼吸という独自の呼吸を編み出すことができた。
その師匠、煉獄杏寿郎は鬼との戦いの末に命を落としたのだ。
杏寿郎を殺した鬼は――
* * *
(上弦の参!!師範の...煉獄さんの仇!!)
「女、か...」
そう言いながら上弦の参、猗窩座は拳を近づける。
「恋の呼吸 壱ノ型 初恋のわななき!!」
猗窩座とのすれ違いざまに攻撃を仕掛ける。
その攻撃は猗窩座の腕を切り落とした。
(切れたわ!!攻撃もかわせた!!でも一人じゃ厳しいわ!!)
そう考えているうちにも猗窩座は蜜璃へ拳で攻撃する。
「恋の呼吸 参ノ型 恋猫しぐれ!」
蜜璃は飛び跳ねる猫のように攻撃をよけ、猗窩座の顔を切りつけた。
(あの鬼堅い!!全っ然攻撃が上手く当たらないわ!?誰かこの戦闘音聞きつけて来てくれないかしら?じゃないと私死にそう!!)
「俺は猗窩座、貴方は?」
猗窩座が訊いた。
蜜璃は困惑したなぜ名前を聞くのか、と。
少し考えた後、蜜璃は口を開く。
「蜜璃よ、甘露寺蜜璃!貴方が殺した炎柱・煉獄杏寿郎の教え子よ!!」
「そうか、強いわけです...敬意を表します」
猗窩座は構える。
足を踏み込むその衝撃で、地面はえぐれる。
「術式展開」
地面には雪の結晶のような模様が浮かび上がった。
「さぁ始めましょう宴の時間だ」
この世界線だと炭治郎と冨岡さんは鳴女さんと戦うのでしょうか?
炭治郎が無惨戦までに透き通る世界に入らないと勝てないので、あれかな、鳴女さんが無限城操りながら琵琶を振り回して戦ってスケスケ入る感じかな?