猗窩座が血鬼術で変身していた鬼化した恋雪な鬼滅の刃   作:五色ぞの

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蜜璃ちゃんが地雷なのでかなり狙われます。


第148話 ぶつかる

「面白い!しなる刀など初めて見ました!!」

 

蜜璃は一人で上弦の参猗窩座と交戦していた。

 

(まずいわ!押されてる...このままじゃ...)

 

「蛇の呼吸 壱ノ型 委蛇斬り」

 

蜜璃の目前に振るわれていた猗窩座の腕が切り落とされる。

蜜璃の目の前には伊黒が現れた。

 

「遅れてすまない甘露寺、大事ないか?」

 

「う、うん大丈夫!」

 

(キャーッ伊黒さんカッコいい!!)

 

「蛇の柱か、遭遇したのは初めてですね」

 

「破壊殺・乱式」

 

無数の拳打が伊黒を襲う。

 

「蛇の呼吸 肆ノ型 頸蛇双生」

 

伊黒は自身の技を出し、猗窩座の攻撃を相殺する。

 

「蛇の様にうねる太刀筋!面白い!」

 

猗窩座は楽しそうにしている。

蜜璃と伊黒はかわるがわるに攻撃を仕掛ける。

 

「恋の呼吸 弐ノ型 懊悩巡る恋!!」

 

伊黒の相手をしている猗窩座の背後から技を繰り出そうとする蜜璃だったが…。

 

「破壊殺 脚式 冠先割」

 

(キャーッ何あの蹴り!?受けた刀がビリビリいってるわ!!受けた衝撃で頭に響く...!!)

 

そんな中、伊黒と猗窩座は戦い続ける。

 

「流麗!!練り上げられた剣技、素晴らしいです!!名は何というのです?覚えておきたい!!」

 

「鬼に名乗るような名などない、話しかけるな」

 

「そうか、俺は何度でも聞きますよ!!貴方の名を!!」

 

「破壊殺 脚式 流閃群光!!」

 

連続する蹴りの攻撃に伊黒は刀で受け流すが、遠くに飛ばされてしまう。

 

「伊黒さんっ!!」

 

そう蜜璃が叫んだ一瞬の隙に猗窩座は距離を詰める。

 

「恋の呼吸…」

 

「破壊殺」

 

「鬼芯八重芯!!」

 

「伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪!!」

 

猗窩座の攻撃を後ろによけ、受け身を取る。

そんな蜜璃を見つめながら、猗窩座は話しかけてきた。

 

「いい動きですね、女なので弱者だと思っていましたが褒めましょう、それにしても杏寿郎はいい仕事をしてくれましたね、強者の貴方に巡り合えた...俺は純粋に嬉しい、心が踊ります...」

 

そう言った猗窩座に蜜璃は問う。

 

「ねぇどうして?どうして猗窩座、貴方は煉獄さんを殺したの!?」

 

「…?、確かに俺が杏寿郎を殺しましたが、あの夜地面に転がっていた…炭治郎でしたか、その少年が殺したも同然です、あの少年は加勢できたのにしなかった、それどころか庇われ足を引っ張った、彼は弱者だから…、あの時死ぬべきだったのは少年の方なのです、あの少年を庇わなければ、杏寿郎が死ぬことはなかったのに…」

 

そう答えた猗窩座に蜜璃は目を見開いた。

 

「何ですって?貴方はもう煉獄さんのことも炭治郎君のことも喋らないで!!」

 

「何故です?俺は称賛しているのですよ、蜜璃のことも杏寿郎のことも」

 

「違うわ、貴方は侮辱しているだけよ!!踏みにじっているだけ、誰のことも」

 

「勘違いですよ蜜璃、俺は、俺が嫌いなのは弱者のみ、踏みにじるのは弱者だけ、

 そう…弱者には虫唾が走る、反吐が出る、弱者など死んだ方がいいのです、淘汰されるのは自然の摂理に他ならない」

 

「貴方の言っていることは全部間違っている、貴方が今そこにいることがその証明よ、生まれた時は誰もが弱い赤子であり、誰かに助けてもらわなきゃ生きられない、

 貴方もそうよ猗窩座、記憶にはないのかもしれないけれど、幼い時の貴方は誰かに守られ助けられ、今生きているのよ」

 

蜜璃は刀を構え直し言う。

 

「強いものは弱いものを助け守る、そして弱い者は強くなり、また自分より弱いものを助け守る、これが自然の摂理よ!!

 猗窩座!!私は貴方の考え方を許さない!!これ以上貴方の好きにはさせないわ!!」

 

 

その蜜璃の言葉に猗窩座の指はピクっと反応した。

そして深い嫌悪感を抱いたのだった。




本編では炭治郎が言っていたセリフは、蜜璃ちゃんが言いました。
多分煉獄さんが言っていたことをそのまま言ったのかな。
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