ここから先の物語では漢字の後の括弧は読み方として読んでください。
例えばこの後に出てくる
炎(たんか)と読みます。通常ならほのお、とかですよね。難しい読み方特殊な読み方ですのでより没頭するためにぜひその呼び方で楽しんでみてください
第1節 1章 プロローグ
初めまして。
貴方が今回の客人様ですか?
失礼、本来であれば名乗るのが礼儀でしょうが、私に名はございません。
それで貴方はどうしてここに来ましたか?
WORLD door(ワールドドア)の世界に行く。貴方様の選択は本当にそれで正しかったでしょうか?1歩間違えれば地獄より地獄ですよ。
貴方様は普段の行いは宜しいので地獄に行かず、天国に行くのです。
それなのに安定を捨ててまで、WORLD doorを自分から祈願した。
貴方のような人間は初めてです。
もう何を言っても聞かないようですね…
ではせめて、最後に説明だけさせてください。分かっていてもです。
WORLD door…別名、願いの扉。それはその扉を開くことが出来ればその先に待ち受ける景色は全て自分の思い通り。景色も相手の思考も理想も自分の姿も…たとえ会うことができない人間だって、WORLD doorで叶わない願いなどひとつもありません。
ただしWORLD doorを開けるためには、その鍵がまた必要だということです。その鍵の入手方法はただ1つ。この世界でトップとして生き続けることだけです。
願いを叶えるために弱者は下克上をする。強者は願いを叶えるためにその地位を奪われてはならない。至ってフェアなルールです。
能力を持ち、貴方様の進行を邪魔するものは五万といます。
着いてすぐに貴方様も能力をお持ちしますが、その能力は最初の通り保証できません。この世界に必要なのは「革命」だけです。
2つ目。
この世界には、人類、獣類、霊類、神類と呼ばれるどこかに分類されます。
それぞれメリット、デメリットもありますし、ルールもあります。
安心ください人類と神類では余程のことがない限り雲泥の差です。なので種類が違う同士で戦っても、ランキングは上がりません。
この世界では、人類100億名。獣類300億名。霊類1000億名。神類100億名で構成されております。
これも能力と同様で、ランダムに振り分けられます。
それぞれの種類のルールは…
人類は、相手の核を破壊しては行けない。核とは貴方様の世界での心臓の事を指します。心臓とは違い、駒のような形のが、身体に埋め込まれてますがね。まぁとにかく命を奪っては行けない。再起不能か、相手に降参を認めさせるしかないということですね。
獣類は、群れが禁止どんな生物でも、1対1、数を多くするなら2対2がルールです。
霊類は、他の種類への憑依が禁止です。
神類は、上位ランキングの者が下位ランキングの者に勝負を挑んではならない。つまりは下克上のみ。弱者が勝負を挑み、強者はそれを維持するのみです。
尚、これは同じ種類での戦いのルールです。人類は神類の核を破壊したって構いませんが、それぞれ人類ランキング、神類ランキングなどで別れていますので、ランキングが変動することはありません。
最後に、この世界ではシンプルな闘いだけではありません。
今説明したのは、クラシックバトル。能力を扱い、敵を倒す。これが主流ですが、もうひとつ、
リーズニングバトルもあります。こちらでは、頭脳同士の勝負です。謎解きなどを出題してそれに答えれたら勝ちなどの完全に推理勝負です。
両者同意した場合のみ、クラシックバトル、リーズニングバトルを選択できます。
他にも説明することは山ほどありますが、貴方様は感覚がいいですよね?
それに説明してくれる優しい人材はたくさんいます。
とにかく貴方様はこの人生(ゲーム)を早く始めたくてうずうずしているのでしょう?
この世界を勝ち抜いて、生き残って、ランキング上位を維持して最後にWORLD doorに入る権利、即ち、WORLD doorの鍵を手に入れるのは誰なのか。
では始めましょうか。数百億に渡るバトルロイヤルを!!!
俺は…
██████████████████
だから……
必ず…!
第1節 1章 プロローグ END