弊カルデアはNTR同人誌に侵食されて特異点になったんで別カルデアと共に人理修復します   作:NTRは嫌いな男

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はい。アンケート通りに差し込みました。


平穏な日常ってこう言うもんだったなぁ

「あのぅ………ナニコレ」

「勝手にどこかに行かない様にする為よ!」

「勝手に死なれても困るのだわ」

「貴方、かなり無理してたからね」

「いや、死な   

「「「「嘘ね」」」」

 

 コヤン達に引きずられ、やって来たのは映画の鑑賞会なのだが同席したのはイシュタル、エレシュキガル、スペース・イシュタル、スペース・エレシュキガルの4人であり、俺が勝手に立ち上がらない様にイシュタルとエレシュキガルで両サイドを固めた上にスペース・イシュタルが俺の膝の上に座ると言う状態になった。

 その為、赤の他人が一見すると両手両足に花かよ、クソッタレと悪態を吐きたくなる布陣だったし、そう簡単に死ぬつもりはなかったのだが速攻で否定されたので解せなかった。

 とは言え、今ので大分マイルドになっている美人な女神*14人に囲まれている状態なので、一応は男の俺としては彼女達の行動に首を傾げながらもかなり役得だったし、彼女達の機嫌を損ねたら冥界やらに幽閉する為の戦争が勃発するらしいので下手な行動は取れなかったのも大きい。

 

 俺としては、特異点やイベント時に連れ回しただけで彼女達に負担を掛けているんじゃないかと思っているのだが、彼女達からすればそうでもなかったらしい。

 

『このカルデアに居続ける事自体、どれだけの苦行なのか。貴様ならよく知っておろう』

『まぁ、そうですね』

『そんな状況下でも尚、諦めずに特異点やらイベントやらに精を出す貴様にの女神達は惹かれたのだろうさ』

『そう言うものですかねぇ』

『分からぬならそれで良い。ただ、彼女達の想いは大切にしろよ』

『まぁ、はい。分かりました』

 

 今いるカルデアに来る前、汚染されたカルデアにおいて誰に見せるでもない報告書を作成中にたまたまマイルームに居たキャスターのギルガメッシュ王がそんな事を言っていたのを思い出していたのだが、まさかこう言う事だったのねと今更ながら思っていた。

 いやまぁ、前世も含めて女性からモテた事がない俺からすればただひたすらに死にたくねぇ、との思いから特異点やらを攻略し続けていたのでその道中で好感度を稼いでいると言われてもいまいちピンと来ていなかったのだ。

 その結果が今、男である俺と密着して映画鑑賞に浸ると言う形として出ている以上、それを受け入れるしかなさそうなので時間が来るまで彼女達に付き合うとする。

 

 

「にしても、ラストスパートでヒロインがあそこまで行動に出るとは思ってもいなかった」

「自己犠牲は必要だけれど、あそこまでして振り向かないのはやっぱりおかしいのだわ」

「あそこまで鈍感なら他の男に行った方が良いわね。まぁ、私としては狙った男を逃すつもりは毛頭ないけど」

 

 映画鑑賞後、そんな彼女達との批評に入ったので映画の内容についての感想を述べ合う形に入ったのだが、女神達からすればヒロインの過剰な自己犠牲精神が許せなかったらしい。

 まぁ、死に掛けるレベルの自己犠牲をしたのに彼女の意中の相手である主人公が一切、振り返らないのは鈍感系を超えたバカの類いに体の6〜7割を突っ込んでいるので、続編があればそこは修正してほしいのは確かだな。

 

「所で主人公の方はどう感じたのよ」

「あぁ、ありゃバカの類いに片足突っ込んでるから修正してほしいなって   

「そうじゃないのよ。ああ言った自分の事に無頓着で無関心な奴に心当たりないかしら?」

「………? 心当たりがないなぁ」

 

 すると、イシュタルが俺に話を振ってきたので首を傾げながらも答えると彼女がズイッと顔を近付け、頬を掴みながら言ってきた。

 

「私には大有りよ! 特に目の前の貴方は過剰な自己犠牲をし過ぎじゃない! 私が出会った頃は頭髪はもっと黒かったし、目元の隈も濃くなかったわよ! 何よ、今の顔! 疲れ切ってるじゃない!」

いたい(いふぁい)いたい(いふぁい)。睡眠時間は6時間は取れてるし、体はだるいけどまだまだいけるぜ」

「全く良くないじゃん! ナイチンゲールにも言われてるでしょ! ちゃんとした休息を取れって!」

「そこまでかねぇ?」

「い・い・か・ら・や・す・む! 何の為に数日、休みにしてもらったって言うのよ!」

 

 どうやら、イシュタルの発言で彼女達にかなりの心配をさせていたらしい。

 確かに、向こうでは寝る時間すら満足に取れない程に忙しかったし、通常なら転送後に数日掛けて攻略する特異点も1日以下で攻略しろとかの無茶振りがあって精神的に死ぬ場面に何度も遭遇したけどさ。

 そこまでヤバい状態なの?って思ってしまったのは内緒である。

 

 そんな事がありつつ、コヤン達に案内されたのは   

 

 

 

「クーニキ達との釣りって………」

「どーした? せっかく誘ったんだ。全力で楽しめよ」

「確かに嬉しいんすよ。やった事ねぇけど。嬉しいんだけどここまで悠長にしてて良いのかなぁって」

「折角の休みなんだ。こんぐらい、休んだって誰も文句は言われねぇよ」

 

 釣りができる様に設定されたシミュレーション室にて、クー・フーリン3人との擬似的な釣りをする事になった。

 

「………暇だなぁ」

「そんなもんだろ、釣りなんて」

「暇過ぎるなんていつぶりだろ?」

「向こうじゃ、碌に休みが取れてなかったんだろ? だったら丁度良かったじゃねぇか」

 

 その為、俺を真ん中にして右にランサーとキャスター、左にはオルタのクー・フーリンが並んだ状態で釣りを始めたのだが、向こうのカルデアでは忙しなく動いていたので何もしないで釣りをしている時間が物凄く長く感じた。

 それに加え、釣れるまでやる事がなかったのでここまでのんびりできたのはいつぶりだと思い出すと、向こうのカルデアに到着してから暫くはレフボムによる大事件を始めとする忙しさはあったにしろ、まだ時間的な猶予はあった。

 汚染され始めたのは確か、第一特異点辺りだったかで最初はほんの数騎のサーヴァントが余所余所しくなっただけだったので気付かなかった。魔術に対してど素人の一般人だったからそう言うものかと考えていたし。

 

 あからさまになったのは第二特異点を修正した後であり、この頃になるとシールダーである淫乱クソボケナスビですら特異点への同行を拒否する様になり、NTRのビデオレターを送ってくる有様になっていた。

 この頃から、向こうの職員の大半も職務放棄をする様になったのでそれに比例するかの様に、俺や汚染されていないサーヴァントが加速度的に忙しくなったので今では若白髪で髪色が灰色になったし、目元も隈が残る様になってしまった。

 

(あかん………エレちゃん達が指摘していた様に眠気が取れてねぇや。自覚した瞬間に来るんだったら、二度寝する前に伊吹達と酒盛りするんじゃなかった)

 

 その為、クー・フーリン達と話しながら釣りを続けていたのだが途中から物凄い眠気に襲われて、気を抜くとすぐに眠ってしまうぐらいには眠くなっていた。

 

「おう。ねみーんだったら寝とけ」

「いやでも」

「こちとらオメェさんを休ませる為にあの女と交渉したんだ。2〜3時間、昼寝したって怒りゃしねぇよ」

「………分かった。頼む」

「おう」

 

 どうやら、オルタのクーニキに心配されるレベルで疲労を溜め込んでいる様なので彼らの言葉に甘えて昼寝をする事にした。

 

 

 

 クー・フーリン(槍) side

 

「む? まだしていたのかね?」

「いや、マスターがぐっすりだったんでね。下手に起こすのも何だったからそのままにしてる」

「そうか。もうそろそろ昼食の時間だから起こす様に言われたのだが………」

「だったら起こした方が良いな。腹空かせた状態のマスターは見たくねぇしよ」

 

 釣りをしていた俺らの元に、俺らのマスターと契約したサーヴァントである赤い弓兵(アーチャーのエミヤ)が来た為、軽く会話をすると昼食の時間との事だったので俺らのマスターを起こす事にした。

 

「マスター、そろそろ起きると良い」

「………」

「昼食の時間だ」

「………もうそんな時間か」

 

 アウトドア用のリクライニングチェアに仰向けになり、渡された麦わら帽子を顔に乗せて寝ているマスターの肩を揺らしながら赤い弓兵が声を掛けると、寝ている途中で起こされた為に不快な顔をしながら麦わら帽子を顔から離してエミヤを見た。

 そして、そいつの言葉を理解したマスターは体を起こしながらそう言ったので俺達も飯を食いに行く為に片付け始めると、釣りの時間が終わったのを察したマスターも手伝おうとしたのだがそれを俺らは制した。

 

「マスターは早く食堂に行って他の連中を安心させてやれ」

「いや、でも」

「元々、俺らが誘った時間なんだ。片付けの時間まで独占すると、他の連中に何言われるか分かったもんじゃねぇからな。俺らがドヤされてる光景が見たくなければ行った方が良いぜ」

「………分かったよ。じゃあ、片付けを頼む」

 

 俺らの言葉に、マスターは渋々ながら片付けをする作業をやめたので俺らも一安心しながら返した。

 

「おう! 楽しかったぜ」

「俺もだよ」

 

 その言葉に、マスターも笑みを浮かべたので疲れていたマスターに休息を取らせる事が成功した事に内心でガッツポーズを取りつつ、マスターが立ち去った後で俺らは釣り道具の片付けに入った。

 

 

 

 藤沢 side

 

「釣りは楽しめたかね? マスター」

「まずまずかな。早い段階で寝ちゃったからクー・フーリン達が楽しめたのかは分からないけど」

「その割にはぐっすり寝ていた様だが?」

「そりゃあ、あんな状況でも一緒に戦ってくれた仲間だからね。信用も信頼もするさ」

「そうか」

 

 シミュレーション室から出た俺は、エミヤと一緒に食堂に向かっていたのだが彼からクー・フーリン達との釣りについて聞かれたので、素直に答えると短い返されたもののそれは妬んだりとかの悪い感情ではなく、彼らならできて当然と言う信頼があっての返事なので俺としては気楽に話を続けられた。

 

「そう言った意味ではエミヤもそうだぞ?」

「ほう? 皮肉しか言わないサーヴァントに対しての言葉ではないな」

「素直な態度で受け答えしてくれるのも悪くはないんだが、たまにはそう言う皮肉も聞きたくなるもんでね」

「物好きなマスターも居たものだな。なら言える時は皮肉を言ってやろう。満足するまでな」

「おう、よろしくー」

 

 人間とサーヴァントである以上、肉体的な強さや人生の経験値と言った点ではどこまで行っても対等にはなれないが、彼らと接していくうちに分かったのは精神性と言う点において対等な関係性が結べると言う事だ。

 当たり前な事ではあるが、FGOと言う世界に転生する前はfateシリーズに詳しくなかったのでどこか、英霊と言うのは超然的な存在でボンクラな俺では推し量れない存在と認識していた。

 シールダーは兎も角、伊吹童子や魔王ノッブでその認識は変わったので、今ではこうやってアーチャーのエミヤと冗談を言い合える様になった。

 

 その道中は決して楽なものではなかったが、こうして冗談を言い合える関係が作れたのなら悪くはないかなと思っている。

 そう思いながら、食堂に行ったらニトクリスとニトクリス・オルタに絡まれ、午後はケツァルコアトルやククルカンと体を動かし方を学んだり、一ちゃんや綱と雑談をしたりと向こうのカルデアではできなかった事を契約したサーヴァントと充分にやった。

 後、大統領の他にティアマトやドラコー、カーマと言ったビースト勢ともイチャイチャする羽目になったのだが何故か、キアラさんだけが汚染された事には首を傾げるばかりだった。

 

 

 

 

 

   それで? 何故に立香も俺を呼び出したんだ?」

「それはまぁ、色々と聞いておきたくて」

 

 特異点となったカルデアを攻略する前日の昼下がり、俺と契約してくれたサーヴァントの大半とは交流できたものの少しは残っている為、早めに彼らとも交流したいなぁと思っていたのだが、そこで立香に呼び止められたので彼女の自室に行った。

 

「それで? 何が聞きたいんだ?」

「どうしたら大河先輩の様に頑張れるのかなぁって思っちゃって」

「俺としちゃあ、立香も頑張っている方だと思うが………それでもかい?」

「はい」

 

 そこで聞かれたのは、NTRに汚染されたカルデアでどうして第七特異点まで攻略できたのかについてだった。

 俺としては、あくまで自分に与えられた使命的な感じで汚染されなかったサーヴァント達と駆け巡っただけなんだが、それでは立香は納得しないだろうなぁと思ったのでそこそこ悩んでしまった。

 確かに若白髪が頭髪の半分を占め、目元に隈を作ってまでして駆け巡るのは不可解だし、普通の仕事であればそこまで追い詰める必要はない。

 

 人生における成功は、適度に力を抜いて何年も継続できるだけの体調管理にあるとも思っているし、汚染されたカルデアがある世界線では男の藤丸 立香は献血に行かず、のほほんと普通の生活を送っているので原作からはかけ離れた世界線でもある。

 その結果、偶然にも献血に参加した俺に適性があるとかなんとかで向こうのカルデアに連れてこられたのだが、その後の流れは原作と同じなので特出する事はない。

 

(あぁそうか、なるほどな。要は死にたくはなかったんだな)

 

 俺がいたカルデアも、立香がいるカルデアも特異点を修復しないと人類史が焼却されると言う問題を抱えている以上、向こうの立香(♂)に変わって俺がサーヴァントと契約できるとなれば彼に変わってやるしかなく、その理由は至極単純な理由だった。

 

「なら簡単だな。“死にたくねぇ”、ただそれだけだったよ」

「それだけ、ですか」

「あぁ。君が特異点について、どう言う風に聞いているかは知らねぇが俺の場合は特異点を解決しないと人類史が燃えてなくなっちまうと聞いた。なら、燃やされねぇ様に動くしかないだろ」

「そんなんで、それだけであそこまで追い込めるなんてどうかしてますよ。あんなに苦労するぐらいならいっそ、逃げてしm    

 

 俺の答えに、立香は唖然としたので俺がしてきた行動原理を説明すると彼女は顔を覆って首を振りながら、俺にとっての地雷を踏む言葉を発しかけたので制する事にした。

 

「藤丸 立香」

「っ!」

「それ以上は言っちゃあいけねぇ。それを言ったら俺がしてきた事を全否定する事になるが、それでも良いのかな?」

「ご、ごめんなさい。そう言うつもりはなかったの」

 

 その言葉に、ハッと気付いた立香はすぐに謝ってくれたので気にしない事を伝えながらフォローした。

 

「いや、良いんだ。立香の気持ちも分からんではない。俺自身、全てをほっぽり出して何人かのサーヴァントと共に別の世界に行こうと何度も思ったよ。そうしなかったのは、あの特異点も含めた終局特異点までの全てにおいて解決する手立てが0%になるまで足掻くつもりだったからだ。その結果、君らに手伝ってもらう事になったけどね」

 

 何も知らなかった子供の頃であれば、どんなに無鉄砲な事であろうとも自分ならできると思っていたが大人になるに連れて、自分の無力さに何度も打ちのめされ、物語の勇者やその仲間の様な能力はないと分からされる様になった。

 そんなモブ同然な一般人が、才能とゲームなどの主人公に比べればお粗末も言って良いレベルの努力   本人からすれば死ぬ程の努力   でここまで来たんだ。

 それがどんなに些細な事であっても、否定されるつもりはないと思っての発言なのだがそれはそうとして、他にも聞きたい事があると思って聞いてみた。

 

「それで? 色々っつー事は他にも聞きたい事がいくつかあると思うんだが」

「あっはい、次はですね   

 

 すると、他にも3つほど聞きたい事があったらしいのであくまで個人的な意見として話す事にした。

*1
キャスターのギルガメッシュ評




汚染されていないサーヴァントとの絡みを全部載せると2万〜3万字になりそうだったし、全員分のを載せる気力がなかったのでピックアップした分で許してほちぃ。

オリ主とサーヴァントとのやり取りが見たいかどうか

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