とある転生の交換法則   作:エクスタシー

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第二話です


第二話 師匠と弟子

俺の名前は夜神露輝《やがみつゆき》。知っているだろうが一応言っておく、プロローグで転生した転生者だ。といっても転生したのはまだ中国に殷ができるより前の時代だ。なぜ今も生きているかについては秘密ということにしてくれ。

さて、俺は今東京都西部に広がる学園都市に来ている・・・もとい忍び込んだ。案の定、忍び込んだ十秒後にはつけられていたし、監視カメラ数台も常にこっちを向いている。監視を振り切るなんてめんどくさい事はしたくないので、そのまま近くにあった廃ビルに行く。

俺が廃ビルに入ってすぐ、訳のわからない力によってビルが崩れ落ちる。これが超能力という奴だ。当然、俺にダメージはない。

 

「・・・これだけか?」

 

あまりのあっけなさに、俺が問いかけるとチッと舌打ちして数十人の人影が現れる。見たところ全員十代の若者だ。

 

「撃てッ!!」

 

その声を合図に武装した者が俺に銃を撃ってくる。当たるとそこそこ痛いので俺は魔術を使って銃弾を止める。

そのすきに武装してない者が電撃を出したり水を出したり数十キロはある瓦礫をいくつも投げたりしてきた。いい加減めんどくさくなった俺は身体強化の魔術で相手の懐に入り、相手を倒しながら関節を外して気絶させていく。

 

「・・・そこにいる奴、統括理事長に伝えろ。今から行くってな」

 

そういって俺はその場を後にした。

 

 

 

 

 

廃ビルから出た俺は目的地に向かう。その目的地は窓のないビルだ。デパートのすぐ近くにあるのに誰も気にしないという素晴らしいビルである。

窓のないビルに近づくと長いツインテールをした奇抜な服装をした少女に出会った。こいつが探していた案内人だ。統括理事長に会うにはこの案内人に出会わなければいけない。

 

「統括理事長の所まで運んでくれるのか?」

 

そう問いかけると少女は無言で能力を発動させた。次の瞬間にはコードが無数にあり、正面にガラスケースがある部屋にいた。

ガラスケースには男にも女にも、聖人にも囚人にも見えるがただの引きこもりである統括理事長が逆さになっていた。

 

「うん、相変わらず引きこもりだな」

 

頭に血が昇らないのだろうか。

 

「・・・・君は自分の立場がわかっているのか?(相変わらず?)」

 

「当然だ。バカ」

 

何をいってるんだ。このバカは。

 

「バ・・・まあいい。君は何者だ?」

 

その問いに俺は大きく落胆した。

 

「はぁ~・・・。この程度の変装も見破れないとはな。アレイスター」

 

ちなみに統括理事長の名前はアレイスター・クロウリーという名前だ。

 

「・・・・・・。それが変装だと?」

 

「ああ、そうだよ。バカ弟子」

 

そしてアレイスターは俺の元弟子だ。

 

「!?ままま、まさか・・・・師匠?」

 

あきらかに動揺している。見ていても面白い。

 

「俺のことは神よりも敬ってお師匠様と呼b「嫌です」・・・そうか」

 

悲しいな。昔のように、お師匠様~!と呼んでくれないのか。残念だ。

 

「で、何しに来たんですか。来るときは連絡をしてとあれほd「メンドイ」・・・グスン」

 

通信するとかメンドくない?今から行くんだし。

 

「まあいいです。いや、よくないですけど、いいです。何しに来たんですか?」

 

「ああそうだ。俺、明日から学園都市の学生になるから寮と学生証の手配よろしく」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

 

ん?よく聞こえなかっただろうか?

 

「つまり、俺が幻想殺し(イマジンブレイカー)に目をつけたって事だ」

 

「ッ!!!!・・・・いくら師匠でも譲れませんよ?」

 

「貰う気なんてねぇよ」

 

貰う気なら今頃奪ってるし。

 

「じゃあ何をしたいんですか!?」

 

「だーかーら、俺が監視しといてやるっつってんだよ。バカ弟子。少しは頭使え」

 

こいつ本当に統括理事長か?

 

「それは魔術サイドには・・・」

 

「漏れるわけないだろ。・・・・あ、もしかしたら土御門の小童辺りから漏れるかも知れないが」

 

それからしばらく考えてからアレイスターは結論を出した。

 

「わかりました。いいでしょう。でも師匠は無能力者扱いになるんですけど・・・」

 

了承を貰ったので帰ろうとしたらアレイスターがそんなことを言ってきた。ああ、こいつに言ってなかったな。

 

「俺は世界最古の原石だ。能力名は交換法則《ルールチェンジ》。あらゆる物をあらゆる物と交換できる。レベルは4相当で頼むな」

 

「なななな・・・・」

 

そういって俺はその部屋を出た。位置はわかったし、今度からはいつでも行けるからな。あ、ツインテールの少女のこと忘れてたけどまいっか。

どこからともなく「このバカ師匠ォーーーーーーッッ!!!!!!」という声が聞こえたのは気のせいだろう。

 

 

 

 

 

師匠が帰った後、一通り騒いでから寮と学生証を手配した。統括理事会?無視だ無視。あんなのに構ってる暇はない。あの師匠のことだ。計画の1つや2つや3つどころか数十個は潰れるだろう。全ての計画の見直しとスペアを考えなければ。・・・・・・・数週間は徹夜だな。

くそ、なにか師匠に仕返しをしてやりたい。師匠を石に躓かせるとかそんなんでも良い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。!!そうだ。これをこうすれば・・・・・。よし。完成だ!くく、師匠めざまぁ見ろ!!!!

 

その後、窓の無いビルからは声高らかに笑い声が聞こえてきたという。




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