黒見セリカ(憑依)は原作エアプ 作:ミカン
「それでは、セリカちゃんも帰ってきたので始めますね。まずは二つの事案についてお話したいと思います」
「ごめん、その前にちょっと良い?」
「どうしたのセリカちゃん?」
買い出しも終わり、アビドスに戻ってきた俺はアヤネに呼ばれ教室に来ていたのだが…
「これ何?」
「リラックスモードです~☆」
「何ですかそれ…?」
ノノミ先輩から答えになってるようななってないような答えが帰ってくる。俺は何故かノノミ先輩に捕まり、冷感アイマスクや耳栓*1を付けられてノノミ先輩に膝枕されてるのだ。しかも部屋全体からいい匂いがするし、多分アロマか何かが炊かれている。
「今回の話はセリカちゃんには刺激が強いから…とりあえずそのまま話を聞いてほしいな」
「え?ま、まあいいけど…」
まあそう言うならそうしよう。別に不快なわけではないし、寧ろ快適だし。
「それでは、セリカちゃんの納得も頂けましたし始めますね。まずは先日の襲撃の件です。私達を襲ったのは便利屋68という部活で───」
その後、一つ目の話題である便利屋の話は問題なく進んだ*2。ここまでだとこんなことをする必要も無さそうだが何でこんなことを…?
「では続きまして、セリカちゃんを襲ったヘルメット団の黒幕…カイザーについてです」
カイザー!?カイザーだ!潰せ!…いや待て、冷静になれ。この前反省したばかりじゃないか。俺は何とか自分を押さえ込む。深呼吸深呼吸。
「先日の戦闘で手に入れた戦略兵器の破片を分析した結果、現在は生産、運用が禁止されている型番だという事が判明しました」
「物騒な物持ってるんだねぇ、そんなのどうやって手に入れたんだろ~?」
「禁制品が手に入る場所は…キヴォトスではブラックマーケットしかありません」
…ブラックマーケットで違法兵器の闇取引?やっぱ我慢できねぇ潰す。
「あのクソ野郎共、違法兵器の闇取引までやってんのか。やっぱ今から潰しに「ホシノ先輩!ノノミ先輩!お願いします!」えっ」
「
俺がカイザーを潰しに行こうとアイマスクに手を掛けた瞬間、アヤネの言葉と共にノノミ先輩に抑え込まれ、何故かホシノ先輩が頭側に回ってきた。
「ホシノ先輩!?ノノミ先輩!?」
「ごめんねセリカちゃん。ちょっと失礼するよ。大丈夫、優しくするからね~」
ホシノ先輩がケモ耳に手を伸ばす。
「何をっあっあっあっ」
次の瞬間あっあホシノあっあっ先輩があっあっ耳にマッサージあっあっあっ
「…では、セリカちゃんも落ち着いたようなので続けますね」
"えぇ…?"
「あっあっあっ」
あっあっあっ
…意識を取り戻した時には既に会議は終わっていた。どうやらブラックマーケットに向かうようだ。
それからしばらくして、俺たちは早速ブラックマーケットに来たのだが、来て早々周りから見られているのを感じた。多分見られているのは俺だ。
「ふぅ…酷い目に遇いましたがようやくブラックマーケットに着きましたね」
「わあ☆すごく賑わってますね?」
「本当に、小さな市場を想像していたんだけど。まさか連邦生徒会の手が及ばないエリアが街ひとつぐらいの規模にまで拡大してるなんて。それに…」
「うん、なんか見られてるね…ま、襲って来ないならいいでしょ。見慣れない生徒を警戒してるだけかもだしね~」
どうやらホシノ先輩達も気付いていたようで、露骨に警戒を強めている。…正直心当たりはある。あるんだが…言えない。まさか俺が賞金稼ぎで暴れ過ぎた結果懸賞金がかかってるなんて言えるわけがない。さっきも手配書貼ってあったし。今は仮面も着けてないし賞金稼ぎで使ってるSRも持ってないのでバレてないが、もし戦闘で暴れれば即バレするだろう。気をつけないと…
『皆さん警戒を維持してください。何が起きるかわかりませんし、いきなり襲撃される可能性もあります。何かあったら私が…きゃあっ!?』
次の瞬間、銃声が鳴り響く。それと同時に、不良に誰かが追い回されているのが見えた。あれは…ヒフミだ。
「う、うわああ!まずっ、まずいですー!!つ、ついてこないでくださいー!」
俺はそれを見て即座に神秘を足と頭、目に流す。そのまま急加速しヒフミの横を駆け抜けスケバンに発砲。
「ぐべっ」「ぐえっ」
スケバンはそのまま崩れ落ちた。俺はスケバンの気絶を確認してから振り向き、ヒフミに声をかけようとするが、ヒフミはスケバンが倒れた事に気付いていないようで、そのまま走り続けシロコ先輩と衝突していた。
「大丈夫?」
「す、すいません!ちょっと今追われ…あれ?」
「もう倒しました。大丈夫ですよ」
「あ…え?えっ!?」
急な状況変化に適応できてないのか、ヒフミは少しパニックになっていた。これは落ち着くまで待たないとダメそうだ。
「というわけで、グッズを買いに来たのですが…」
「さっきの不良に絡まれた…ってことですね」
「はい…ありがとうございます。皆さんがいなかったら今頃どうなっていたか…」
それから少しして、冷静さを取り戻したヒフミさんから話を聞いた。どうやら原作通りにとんでもないデザインのペロロ…アイス拷問ペロロ*3を買いに来たようだ。
「ところで、アビドスの皆さんはどうしてこちらへ?」
「私達も同じようなもんですね。今は生産されていない物が欲しくて来ました。」
「そうなんですか、お互い大変ですね」
そうしてヒフミさんと会話していると、慌てたアヤネから通信が来た。
『皆さん大変です!四方から武装した集団が向かってきてます!恐らく先程撃退した不良の仲間です!完全に敵対してます!』
「望むところ」
「まぁ、襲いかかってくるならやるしかな…」
いやここで暴れると不味くね?普通に黒猫ってバレそう。えっこれどうしよ。えっとえっとあのえっあっそうだ。
「…いや、今はある程度やったら撤退しましょう」
「ん、どうして?」
「珍しいねセリカちゃん。いつもみたいに突撃しないの~?」
「私はそれでもいいですけど、今回は私達もヒフミさんも物探しに来ています。ここで大きな騒ぎを起こして治安機関に目をつけられて買い物できない…なんてのは避けたいですから」
「わ、私もそう思います!もしここの治安機関に見つかれば大事です…まずはこの場から離れることを最優先にしましょう!」
「ふむ…ここの事に詳しいだろうヒフミちゃんもこういってるしそうしよっか」
「すいません先生、そういう訳なんで今回は突撃せずに戦いますんでそのつもりで指示をお願いします」
"うん、わかった"
よし、とりあえずこれで俺が目立つのは避けられるだろう。一安心した俺は水筒を一口飲み、銃を構えるとそのまま戦闘を開始した。
セリカ(憑依)
耳が弱い族。マッサージの後体の調子がかなりよかったので複雑。
黒猫
めちゃくちゃヘルメット団やスケバンから恨みを買ってる。あちこちからクラウドファンディング的に資金が集まり、賞金が膨れに膨れて現在8542万5628円
ホシノ
(セリカちゃんブラックマーケットに詳しいな…手配書を見た感じだと武器も同じだし、災厄の狐と黒猫が戦闘したって時も怪我してた。やっぱり黒猫って…)
リラックスモード(セリカ抑え込みモード)
セリカの力がどんどん強くなり、今後力で抑え込めなくなった時のためにホシノとノノミで考案した。多分これから多用される。
ご覧いただきありがとうございました。