黒見セリカ(憑依)は原作エアプ 作:ミカン
ご覧いただきありがとうございます。
そしてすみません。今回特に短いです。
黒服のオフィスから飛び出して柴関の近くまで来ていた俺は車を停め、ビルの陰から様子を伺っていた。本当はすぐに柴関に向かいたいが、道を塞いでいる風紀委員を弾き飛ばすわけにはいかない*1ので車では通れない。かといって今から風紀相手に戦闘するのも時間がかかるし…まあ流石に無抵抗の人間に即発砲はないだろうし一旦交渉するか。そう考え俺は物陰から出ていき、風紀委員に話しかけた。
「すいません、ちょっとい「いたぞ!黒見セリカだ!」え?」
「挟撃するつもりだ!撃て撃て!」
だが彼女達は俺の姿を見るや否や発砲してきた。いや迂闊だった!今皆風紀委員と戦ってるし俺見つけたら挟撃だと思うよな!少し考えればわかったはずなのに!
「ちょ、ちょっと待ってください!私は争う気は…」
「第8部隊と第9部隊を呼べ!必要なら戦車隊も出撃させろ!」
物陰に転がり込み、なんとか交渉しようとするが指揮の声ばかりで返事がない。どうやら話を聞く気はないみたいだ。
「…あーもう!最近戦ってばっかだ!」
俺は悪態をつきながら銃をスリングから下ろし、GLに弾を込める。そのまま敵の密集地点に向かってGLを発射し、物陰から飛び出して戦闘を開始した。
「やっぱ車で突撃すればよかった…!」
戦闘を始めて数分後、俺は早くもうんざりし始めていた。なぜなら…
「第8部隊被害甚大!8割以上の隊員が戦闘不能!」
「第9から兵力を回して!正面の制圧が終わるまでなんとしても持ちこたえるよ!」
「まだ居るのかよ…!」
これだ。とにかく数が多い。しかも強い。この前の不良集団は数だけの烏合だったがこっちは数も質もある。しかも一人一人が固くこのままだと時間がかかりすぎる。もし物量で押されたら流石にキツいかもしれない。車まで下がってひき逃げするか?いやでも風紀委員ひき逃げは…そうだ、ぶっつけ本番にはなるがさっき黒服から聞いた神秘の引き出し試してみるか。
そう考え俺は懐に仕舞ってあるパスケースからカードを取り出し、武器を出す時の様に念じてみる。
「お…おぉ、おぉぉぉぉ!すげぇ!力が溢れてくる!」
どうやら上手く行ったようで神秘が体に流れ込んでくるのを感じた。それと同時に溢れんばかりの力が沸いてくる。
「よっしゃ行くぜぇぇぇぇ!」
今までにない全能感を感じテンションがぶち上がる。俺は勢いに任せて物陰から飛び出して戦車の前まで急接近、本気で蹴り飛ばす。すると戦車はカーリングの石の様に横滑りし、他の戦車を数台巻き込んで滑っていった。俺は戦車が通った事でできた陣形の穴を突っ切り、風紀委員をなぎ倒しながら柴関へと向かった。
「ついた…!」
しばらく進むと、ようやく柴関が見えてきた。だが周りはかなりの数の風紀委員が包囲していて、さっきのように突っ切るのはあまり現実的じゃないだろう。だがモタモタしてると他の風紀委員に裏を取られる可能性があるしこのまま戦うのは不利だ。そうなると先に皆と合流した方がいいだろうし…そうだ。飛び越えて皆と合流しよう。普段は無理だが今ならいける。俺は足に神秘を込め、助走をつけておもいっきり地面を蹴り飛び上がる。そして風紀委員を軽々と飛び越えて皆の近くに着地した。
「すみません遅れました!今どういう状況ですか?」
「セリカちゃん!…あれ?今どこから…?」
「…やっぱり来たわね、黒見セリカ」
皆の方に駆け寄ろうとしたが、声をかけられ振り返る。あれ?ヒナじゃん。じゃあ今戦闘止まってる?ならなんで俺だけ襲われたの?…まあいいや、とにかくここからは交渉パートだ。なんとかして雷帝の遺産の情報を怪しまれずに渡さないと…その前にチナツさんに会釈だけしとこ。シャーレ奪還でお世話になったし。
アビドス生達
最近セリカの身体能力が人外に片足突っ込んでる気がする。
ゲヘナの風紀委員(独自設定)
あんな世紀末ゲヘナで治安維持するなら即発砲は基本。ましてや相手が戦闘中の部隊の最高戦力ならなおさらである。
カスミのような話術に長けてる生徒も相手してるので基本的に対象との交渉には応じない。話は鎮圧してから聞く。原作よりわりと多めに来てる。
ご覧いただきありがとうございました。
少し報告なのですが、リアルが忙しく執筆時間が安定して確保できないのと若干スランプ気味なためしばらく投稿ペースが不安定になります。
できる限り早く投稿するようにしますが、度々大きく間が空く事になると思われます。
投稿間隔がかなり空いた上にこのような報告になってしまい大変申し訳ありません。のんびり待っていただけると幸いです。
あと今回の話はスランプの中で書き上げたので今後描写に大幅な修正が入るかもしれません。ご了承いただけるとありがたいです。