聖火の精霊が英雄達を手助けするのは間違いだろうか 作:フェイト・
もう半分は、早い段階で投稿できると思いますので、もうしばらくお待ちください。
「うおおおおおおおおおおおおお!!」
「死ねオラッ!!」
「貴様が死ねぇ!!」
「……」
場所は【フレイヤ・ファミリア】
その理由は【出張
そして、依頼内容は『
文字通りに、ここで『
「(噂は聞いていたけど……本当に『殺し合い』をしてるよ、【ファミリア】の仲間同士で……!?)」
エレンは【
【フレイヤ・ファミリア】
それは、ここ【オラリオ】で
ここで『
その理由は圧倒的は『個』の力。
【ロキ・ファミリア】は『ダンジョン』探索を主な活動目的としており、その為どんな
しかし、【フレイヤ・ファミリア】はその
互いに『最強の派閥』と呼ばれているにも関わらず、『ここまで差が出るのもなんだなぁ~』とエレンは思いながら、『装填』された魔法の詠唱が終わり、その魔法の名を告げた……。
「【ゼオ・グルヴェイグ】」
エレンが『装填』されている『魔法』を発動させると、エレンの足元から展開された
この『魔法』は『
【
しかし、【
「いや~、本当に助かりますよ~。皆さん、『
そう言って満面の笑みでエレンに近づいてきたのは、『
エレンが装備している【
今の『
広範囲の回復魔法で治療ができるエレンの加入により、いつもならこの時間帯には
「……あの~、ヘイズさん……?」
「はい、何でしょうか?【
「色々と聞きたいことがあるんですけど……何ですか?【ドレッドノート】って?」
「知らないんですか?貴方が【ヘラ】の遺産を身に着けて戦う姿を見た男神や男達が、『あいつは怖いもの知らずなのか!?』とか『勇敢なのか?それともただの馬鹿なのか?』とか言って、貴方のことを【
「初耳ですよ……?」
ここ『
どうやらベルの【リトル・ルーキー】のような二つ名とは違い、神々や冒険者達の間での呼び名らしい。
まぁ、噂程度の情報しか知らないが、【ヘラ・ファミリア】がもたらした恐怖が想像を絶するものだったのだろう。でももうちょっとマシな呼び名はなかったのだろうか?
エレンはそんなことを考えながら、左薬指にはめている【
***
「頼む、エレン君!! どうかもう
「もう片方って、どういうことなんだい?ヘルメス」
「あぁ、俺も全く知らなかったんだが、【
「2つ!?」
これは『
既に夜は明け、すっかり朝になった【オラリオ】に戻ってきたエレン達はさっさと寝たいと各々が同じようなことを考えていた時だった。
顔を真っ青にしたヘルメスがエレンの所にやってきて、先程の言葉を言ったのだ。
近くにいるアスフィに抱きかかえられた状態で後を追ってきたヘスティアも、全く状況が理解できていなかった……。
「ついさっき調べ物が終わったんだが、【
「つまり、今つけているこの『指輪』は……?」
「その『指輪』は
「探すも何も……。本当にもう片方があるんですか? ザルドさんはそのようなことは何も言っていませんでしたよ?」
「俺もザルドも全く知らなかったんだよ!! 【
「あぁ、だから『あの時』、海に沈められていたんですね……」
エレンが言った『あの時』とは、エレンが『戦争遊戯』が行われる場所に向かう直前のこと。
何やらヘルメスがアルフィアに胸ぐらを掴まれ、そのまま海に叩き落される光景を目にしたエレン。
近くにいたザルドも何があったのか全く理解できず、ヘルメスを海に叩き落したアルフィアはそのまま手に持っていた『1つの指輪』をエレンに投げ渡した。
エレンは『おっと!?』とその指輪を落とさないようにキャッチすると、『真っ黒い指輪』を持ち上げながら『ナニコレ?』と観察していると、隣にいたザルドが『はぁぁぁっ!?』と驚愕の声をあげた。
「お、お前っ!? これ【ヘラ】の指輪じゃねぇか!!?」
「【ヘラ】の指輪?」
「【ヘラ・ファミリア】の遺産だ!!その指輪はっ!!」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!??」
「【
「「グハッ!?」」
ザルドの発言にエレンは大声で叫び、その声が『雑音』認定されてしまったことでアルフィアは2人に向かって『魔法』を撃ち込んだ。
2人は
「……『
「……アルフィアがお前に渡したんだ。お前が持っていればいい」
「……どうやって使うんですか? この『指輪』」
「左の薬指にはめるだけでいい。そうしたら『発展アビリティ』の
「ハズって……」
「俺もよく知らん……。これもゼウスのジジイから聞いた話だ。アルフィアならもっと詳しいことを知っていると思うが……あの様子じゃなぁ」
「聞きに行った途端、ヘルメス様みたいに海に沈められますね」
ザルドとエレンは体についた砂を払いながら立ち上がり、アルフィアが去った方角に視線を向けながら大きなため息を吐いていた。
エレンもギリギリまで修行をしていたので、もう出発しないといけない時間になっていた。
エレンは『指輪』を懐に仕舞い込むと急いで馬車に乗り込み、『戦争遊戯』の舞台となっている所に向かっていった……。
***
「でも、探すってどうやって……?」
「その『指輪』は片割れ───もう片方の『指輪』の気配を辿れるハズだ!! それにあの『指輪』は他の子が持つのは
「危険?」
この『指輪』の何が危険なのかエレンには全く分からなかったが、エレンは空いた時間を見つけてはもう片方の『指輪』を探すことになったのだ。
左薬指に嵌めている『指輪』から感じる気配のようなものを頼りに、色々と回ってはいるが収穫が全くないような状態が続き、今回【フレイヤ・ファミリア】の
「(『指輪』の反応は……やっぱりないか)」
エレンは『指輪』に意識を集中させるが、もう片方の『指輪』の反応を掴むことができなかった。
「ところで、ヘイズさん」
「はい、何でしょうか?」
「あそこでそちらの
「はて?何のことでしょうか?私には何も見えませんが?」
「おいヘイズっ!? さっさと回復しろぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
「「……」」
そう。なぜかフレイヤの従者をしていた都市最強の名を持つオッタルが『
オッタルの周りの『
エレンとヘイズがいくら回復魔法を使っても再び重傷者の山が築かれ、近くにいたヘイズが『追加のお給料払いますので、あそこにいる
その後は、エレンは『
「ところで、頭の上にずっと輪のようなものが浮かんでいるんですけど、何をやっているんですか?」
エレンが【
オッタルが戦い始めた頃だっただろうか?気が付いた時には、エレンの頭の真上には青い法陣が浮かび上がっている姿をヘイズを含めた『
彼女達も先日の『
しかし、その青い法陣は一向に回転する様子がなく、気が付いた時には4時間が経過していた。
様子見をしていたヘイズはとうとう我慢が出来なくなり、当の本人に直接訪ねてみることにした。
その結果……。
「え~と、ダメもとで『あの【
「さらっとトンデモナイことを言いましたよ、この人」
エレンは
エレンの『解析』は、『
『解析』を効率良く行いたい場合は、『
現に、修行の時にはザルドの『
エレンは少しでも強くなれるようにオッタルの『解析』は始めていたが、法陣が回転する気配がない。
さらに4時間が経過するが、法陣が回転する様子が全くなかった。
やっぱり、ただ直視するだけの『解析』は無茶かと思っていたエレンだったが……。
「うわぁっ!?」
背後から感じた殺気に思わず姿勢を低くしたエレンの頭上を、振り回された大剣が通過した。
エレンはそのまま前方に転がり背後にいる人物から距離を取るが、その人物はお構いなしに大剣をエレンに振り下ろす。咄嗟にエレンは『
「えっ!? 『
何と、エレンを攻撃したのは『
「あぁ~、こうなっちゃいましたか~」
「どういう意味ですか!? ヘイズさん!!」
「いいですか~? 貴方はあの【リトル・ルーキー】の記録を塗り替えた
「……」
【ランクアップ】には『偉業』と呼ばれる、神々が認めるほどの『試練』を乗り越える必要がある。
この『偉業』は『経験値』として蓄積され、一定値に達することで【ランクアップ】が可能になる。
この『経験値』には色々な種類があるが、格上の相手との戦闘や
そして、エレンの場合は
そんなご馳走を『
「はぁ~。
ヘイズは主神フレイヤの威光を穢さないように、エレンを取り囲んでいる『
ヘルンがヘイズに何やら耳打ちをし、その内容を聞いたヘイズは『えっ、マジですか?』と驚きつつも、『まぁ~、フレイヤ様の神意ならしょうがないですね~』と言い、エレンの方に声を掛ける。
「エレンさ~ん! 襲ってくる『
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!??」
まさかの戦闘許可に驚愕の声を上げるエレンの声が合図となり、周りを取り囲んでいた『
絶対絶命のピンチにエレンは冷や汗を流しながら、自身に回復魔法を施し戦闘態勢を整えようと思った瞬間……。
ガコンッ!
エレンの頭の上にある法陣が回転する。
これは襲い掛かった『
『『『何っ!?』』』
エレンは目の前にいる槍を持った『
その攻撃で槍を装備していた者を含めた数名の『
細剣を装備した『
2人目の『
3人目はハンマーを装備した大男であり、エレンの真上から渾身の一撃を叩き込む。エレンは大剣で何とか防御することができたが、余りにも重い一撃によって大剣を持っていた両腕の骨に罅が入ってしまった。
だが……。
「ぬッ、ぬぉぉぉぉぉぉッ!!!」
ハンマーを持った大男は渾身の力でエレンを押し潰そうとするが、青い炎を纏ったエレンに少しずつ押し返されていった……。
エレンは先ほどからずっと回復魔法を浴びている状態を維持しており、連戦続きの状態でも体力は常に満タンの状態であり、罅が入った両腕も一瞬で完治していた。
エレンは満タン状態の体力をフルに活用し、押しつぶそうとしているハンマーを思いっきり押し返し、その影響で真上に上がった大剣の腹の部分で大男の頭を思いきり叩きつけた。
叩きつけられた大男は頭から血を流しその場に倒れこみ、エレンの周りにいた『
「おぉ~! さっきの『
「それよりヘイズ様……さっきの動きは」
「そうですねぇ~。我らの団長の『
先程の戦闘を、離れた場所で見ていたヘイズや『
さっきの戦闘でエレンが行ったのは、オッタルの『絶対防御』の動きだった。
長い時間を掛けた『解析』がようやく完了し、エレンは早速『
エレンは『何とかなって良かったぁー』と思っていたのも束の間、エレンの体を1つの影が包み込みこんだ。
「───あっ」
エレンは何事かと思って後ろを振り返ると、エレンが『
「【ドレッドノート】。少し俺の訓練に付き合ってもらうぞ」
エレンは有無を言わせてもらえず、【
ここまで読んでいただきありがとうございました。
【
エレンの呼び名の【
オッタルの『完全防御』の『解析』には、目視で計7時間かけてようやく法陣が回転し『
一応、完全に『
エレンに襲い掛かった『
エレン
【
ヘイズ
エレンが【
フレイヤ
エレンに襲い掛かった『