言葉遣いは悪いが目上の相手にちゃんと敬語は使える
昨日のドタバタなテストから打って代わり本日は普通の授業、もちろん教えるのはプロヒーローなのは雄英程の大きい学校だからだろう
「なんつーか相澤先生の後に普通の授業だとなんか気が抜けちまうよな」
「そう? 除籍なんて言われないかでヒヤヒヤするけど」
クラスの中では休憩時間にこんな話題が出るほど昨日の個性把握テストは印象に残ったようだ
「舷ちゃん今日のヒーロー基礎学なんだろうね」
「さぁ?普通に座学なんじゃねえか?」
いきなり実技はしないだろ、何事にもまずは基本がなってないと動けないだろうし
「えー ちょっとつまんない」
「俺に言うな」
飲み干した缶コーヒーをゴミ箱に投げ捨てる
「卯月くん!ゴミは投げる物じゃないしっかり持って行ってゴミ箱に入れるんだ!!」
「舷ちゃん今日晩御飯何にするの?」
「あー?塩焼きそばにでも……おいまた突撃ご飯する気かお前」
「だから無視をするなー!!!」
めんどくせぇと思ったらちょうどいいタイミングで透が話題をズラしてくれて助かったぜ…飯田は小うるさいんだよ…
「HAHAHAHAHAHA!!」
遠くから野太い声の笑い声が聞こえる、この時代なら誰だってテレビから聞いた事のある笑い声この正体は
「私が 普通にドアから来たあああああああああああ!!」
普通って言葉知ってんのか? めちゃくちゃ廊下走ってきたし
「すげー!本物のオールマイトだ!」 「いや画風が違うだろ…」 「あれはシルバーエイジのコスチューム!!」
珍しく緑谷がデケェ声だしてんな? なんだオールマイトオタクか??
「やぁ少年少女、私が担当するのはヒーロー基礎学 この授業ではヒーローについて実技形式を主に学んでいくぞ!」
「そして本日はこちら 戦闘訓練!」
「戦闘…」 「訓練!!」
いきなりか…まさか初っ端から戦闘とは
「そして君達はこれに着替え本日の授業を受けてもらう!」
オールマイトがボタンを押すと黒板下が稼働しクラス人数分のジュラルミンケースが現れる
「入学前に君達が要望を送り作られたコスチュームだ!ヒーローとしての1歩 コスチュームを着ることで感じるんだ!!ヒーローに近づいたと!」
様式美とはまた違うんだろうが着ることによって感じろか…言ってくれるぜ
「着替えたら体育館∑で本日授業を行うからね! では待ってるぞ!!」
教室から出たオールマイトがすごい速度で離れていく…だから教師が廊下走るなよ……
ジュラルミンケースを握り更衣室に向かい与えられたコスチュームに着替える
無地の赤いシャツに自分の名前とフォーゼと刻まれたドックタグ、黒のジーンズに装飾としてシルバーチェーンが右腰辺りに付いている
最後に左胸の辺りにフォーゼのライダークレストが刻まれた黒のスカジャンを羽織る
「卯月のは私服よりなのか?」
「なんつーか不良みてぇ」
「あぁ? 別に俺は個性で変身するから良いんだよ逆にごちゃごちゃしたもんより着慣れたもんの方が動きやすいんだよ」
切島と瀬呂に言い返しつつ出口に向かう、実際は耐熱 耐水 耐刃と見た目に反して機能はモリモリだ
「おーい舷ちゃん!」
透の声が聞こえそちらに向くと手袋とブーツがっておい
「コラ透お前そのコスチューム」
「えへへ 私の個性を生かすために手袋とブーツだけ「このバカタレが」あいた!?」
なにか自慢げに言うバカタレ*1にチョップを叩き込む
「何すんのさ〜!」
「何もかももあるか」
なに嫁入り前の娘がそんな格好してんだアホ!
「だって私の個性だとこれの方がいいじゃーん」
「良くないだろ!モラルとか何もなってないしお前それ攻撃食らったらモロにダメージ入るだろ!!」
「だから言ったよな俺?ステルススーツ作ってもらえって」
「……あっ」
「とーおーるー!!」
この耳か?人が親切に言ったことも聞いてない悪い耳はこの耳か!!透の耳を掴みミョーンっと伸ばす
「あのー卯月少年?そろそろ「あ゛あ゛ん?」あっすいません」
たく…オールマイトに免じて一旦やめてやるか
手を離しオールマイトの方に振り向くとこちらの顔色を伺った後説明を始める
「さてでは少年少女説明を始めよう! 今回の戦闘訓練のルールだが!」
簡潔にまとめればヴィランが核を持ってたて篭もってるのでそれをヒーローサイドは核を奪うかヴィランを拘束するかのルール、それをヒーローとヴィランサイドにペアで別れると言うものらしい…設定大胆だな核って
「ペアはどう別れればよろしいのでしょうか?」
「このマントヤバクなーい?」
「ぶっ潰していいんすか!」
「またいきなり除籍なんて…」
「ンンンンンン!!聖徳太子!!!」
なんで聖徳太子?
「ペアはこれ!くじで決めて貰う!」
オールマイトが取りだしたのはバラエティなんかでよく見るくじの箱だ
「適当なのですか!!」
「違うんじゃないかな? ほらヒーローはその場でチームを組むこともあるし」
緑谷に言われ飯田がハッとし直ぐにオールマイトに頭を下げる
「軽率な意見 失礼いたしました!」
「大丈夫!!さぁくじを引くんだ」
多分オールマイトそこまで考えてねぇな、緑谷の案に乗ったな
くじを引き引いた文字はF、相方だれだ?
「俺だな!よろしく頼むぜ卯月!!」
「おーマスクマンか頼むぜ」
確か砂藤だったな、ガタイのいいたらこ唇
「1回戦はA対Dだ!」
正直一発目から波乱な訓練だった、爆豪の奴が緑谷に向けて盛大な大爆発をやりやがった時は肝が冷えたぜ
緑谷が担架に乗せられロボ達が運んでいく中評価が始まり八百万が結構ズバズバと評価を言っていく
隅の方で爆豪の奴が暗い顔で項垂れている、緑谷の件といい訳アリか?あの2人
続く第2試合、B対Iで透の奴が張り切って行ったが……まぁ瞬殺だった
ビル外から轟による凍結によりヴィランサイドの透と尾白は完全に足を凍らされ行動不能
悠々と歩いてきた轟に核を取られ敗北した
「悔しいいいい!」
「だーからコスチュームちゃんと頼めって言ったんだよ」
何もさせて貰えず負けたのが悔しいのか透が騒いでいるのを頭に手を置き撫でる
「まぁ教訓になったって訳だ」
「むー!舷ちゃんも考えるの手伝ってよ!コスチューム!」
手伝ってやるけど丸投げはすんなよ?
「続いて第3セット!チームはこちら!F対H!!」
やっと出番か
「俺らはヒーローサイドらしいぜ卯月」
「おう いっちょやってやろうぜ マスクマン」
砂藤の背中を叩き訓練用のビル前まで進む
「とりあえず 変身!」
3 2 1
エンターレバーを引きポータルが出現、白い煙と共にフォーゼの姿に姿を変える
「しゃ! やってやるか」
右の拳を左の手のひらでパシっっと受止めビル前に進む
「作戦通り もし相手が別行動なら各個叩く」
「んで先にもし敵がいたら卯月がそいつを押さえて俺が核を奪うでいいんだよな?」
砂藤の個性 シュガードープは制限時間あるかなら、戦闘は長引く可能性もあるしそれなら俺が戦闘は引き受ける方がいい
「あぁ んじゃ行くぜ」
オールマイトのSTARTの合図と共に俺らはビルに突入する
道なりを進んでいくと2回の階段近くエントランスにて鴉のような顔をした男 常闇が立ち塞がっていた
「ここからは行かせん」
「へっ んじゃ砂藤作戦通りにな」
シザース オン
スクエアモジュールからユニットが展開 シザースモジュールが装着される
「武神ライダー……あぁちげぇや」
つい癖で間違えちまう
「仮面ライダーフォーゼ タイマンはらせてもらうぜ!」
スラストマニューバを噴出しシザースモジュールを常闇に向けて突撃する
「来るか! ダークシャドウ!!」
常闇から黒い影が目を黄色く光らせ飛びかかってくる
「タイマン カッテヤルゼ!」
ダークシャドウの爪とシザースモジュールがぶつかり合い地面に着地する
「行け!」
「おっしゃあ!!」
だけどこれで常闇と階段を対角上に移動させることが出来た、砂藤はこの隙に階段を駆け上がっていく
「しまった 陽動か!」
気づいた常闇からダークシャドウがまたも飛び出し砂藤に向かう
「お前の相手は俺だ!」
スラストマニューバで飛び上がりダークシャドウを蹴り飛ばす
「ギャ! コノヤロウ!!」
振るわれた腕をシザースモジュールで防ぐ、触れることができるしこの爪の攻撃もあるからダークシャドウには実態があるな
「よっと…ならこれはどうだ!」
ランチャー オン
クロスモジュールからランチャーモジュールが展開し右足に装着される
「これでもくらいな!」
装着された5連装ミサイルがダークシャドウに向けて発射される
「ナンノ!」
両手を振るいランチャーを弾く、弾かれたミサイルが地面等に落ち爆発する
「ダメか…まぁ訓練だからエネルギー抑えてるしな」
普通に撃って直撃させたら大怪我じゃ済まないし
「くっ!」
そんな中弾いたミサイルが常闇の近くで爆発、常闇から苦悶の声をが
「ヤベッ! フミカゲ!」
ダークシャドウの奴が若干焦り目に常闇を心配してる…なるほどねぇ
「試してみるか」
シザースを解除しスイッチを入れかえ起動させる
ハンマー オン
スクエアモジュールからシザースモジュールが消え、ハンマーモジュールが装着される
「よっしゃ行くぜ!」
もう一度右足のランチャーモジュールからミサイルをダークシャドウに向けて放つ
「ナンドヤッテモ オナジダゼ!」
両腕でミサイルを弾く中、常闇に向かって駆け出しスラストマニューバで勢いをつけて常闇にハンマーモジュールを振り下ろす
「くっ! 俺を狙うか」
「やっぱりその焦りよう ダークシャドウは格闘戦ができてもお前は格闘戦得意じゃないみたいだな!」
逃がすまいとハンマーモジュールを振りかぶり常闇に向けて振り下ろす
「我はダークシャドウと一心同体 ダークシャドウ!」
「アイヨッ!」
ミサイルを弾き終えたダークシャドウが頭上から迫る
「うおりゃ!」
ハンマーモジュールのハンマー部分、アコードジャンバーでダークシャドウを殴りつける
「グギャアアアア!」
大きくのけぞり壁に打ち付けられるダークシャドウ
「ダークシャドウ!!」
「よそ見すんな!」
ランチャーモジュールを解除し常闇に迫る
「くっ!」
間一髪ハンマーモジュールを交わし距離を取ろうとする常闇
「逃がさねぇぜ!」
追撃とばかりにヤクザキックを叩き込む
「ぐぅ!」
「そらもう1発!」
ハンマーモジュールを横腹に叩きつけ常闇が壁に打ち付けられる
「ぐはっ!」
何とか立ち上がろうとする常闇
「課題は見つかったな」
だがその前に捕獲用のテープを腕にまきつける
「ふっ……まだ俺も修行の身か」
「お互いにな さて」
砂藤の方はどうなったか?
階段を駆け上がり部屋を見ていくが砂藤の姿も蛙水の姿も見受けられない
「後はあそこだけだな」
ドアを開けるともう若干へばり気味の砂藤が片膝を着いている
「砂藤!」
「悪ぃ卯月 あそこに核もあるのによぉ」
「梅雨ちゃんの動きが早くて突破できねぇ!」
なるほど 核を奪おうとしたがこの閉所、蛙水にとっては動きやすい空間であったわけだ
そんな中に持久戦をしたから砂藤は時間切れ間近って訳だ
「なら選手交代だ! 行くぜ蛙水」
床に4点着地の体制で低い位置からこちらを見つめる蛙水
「ケロッ 常闇ちゃんを倒したのね 流石だわ卯月ちゃん」
核がある以上派手にはブッパなせないな、こりゃ砂藤でなくても厄介だな
「後 梅雨ちゃんと呼んで」
「そりゃまた後の話だな!」
ランチャースイッチを引き抜き新たなスイッチを差し込み起動させる
ネット オン
クロスモジュールからネットモジュールを装着し構える
「虫取り網かしら? 捕まらないわよ!」
両手両足を使い壁に向かって飛ぶ蛙水
「逃がすか!」
右足を振る事でエネルギー発振器 アークグリッドが起動し電磁ネットが出現し蛙水に向かって飛ぶ
「ケロッ!?」
気づいた蛙水は壁を蹴り電磁ネットを交わす
「足にネットで気になっていたけどそういうふうに使うのね」
不意打ちで捕まえたかったが仕方ねぇ
「オラァ!」
何度も足を降って電磁ネットを無数に飛ばす
「数で攻める形ね……ケロッ!」
だんだん逃げ場がなくなってきたのに焦ったか蛙水が舌を伸ばして攻撃してくる
「そんなのできるのかよ!」
スラストマニューバを起動し飛び上がり舌を交わす
「だが蛙水 逃げ回って本来の目的を忘れてねぇか?」
「?……ケロッ!?」
何度も電磁ネットからの避け回る為周りが見えていなかった蛙水、俺が少しずつ核に近づくのにも気づけなかったのだ
「させないわ!」
せめての抵抗で舌を伸ばしてくるが
「ちょっと遅かったな」
先に伸ばした手が核に触れる
[そこまで!核がヒーローチームに渡った為ヒーローチームWIN!!]
「ケロッ 悔しいわ」
「いや 2人共強かったぜ?」
もはや寝かけてる砂藤に肩を貸し立たせる、おっも
「評価もあるし戻ろうぜ?蛙水」
「そうね 後梅雨ちゃんと呼んで」
そのうちな