インフィニット・アマゾンズ   作:らんくらニキ

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ついに始まる臨海学校を直前にして、水着を買いに来た一夏とシャル。
そして悠も水着を一緒に買おうとするが駆除班の皆んなと久しぶりに出会う
まるでデートのような状況にときめくシャルの後ろを、鋭い目つきで尾行する鈴、セシリア、ラウラの姿があった。水着だらけの臨海学校が幕を開ける…!


ついに九話まで行きました!読んでくれてる人に感謝して走り切る!!


第九話  ILLUSION OF INNOCENCE〜夏だ!海だ!水着だ!アマゾンだ!!

「ふぁ〜〜〜よくねたぁ」

 

穏やかなる朝、僕は腕についているISアマゾンレジスターを触る

 

「これのおかげで僕達の今がある。」

 

最初やっていけるか不安だったけど皆友好的で嬉しい

 

「…………何かいる!そしてそれが一夏君のベッドからだ!!」

 

VTシステム暴走事件後、シャルル君……いやデュノアさんはボーデウィッヒさんと同室になり、篠ノ之さんが引っ越した後のように二人部屋となったわけだけど、何かを感じる。匂いでわかる。匂いでわかった僕は某武器のスペシャリストだ。

 

「そーっと……そーっとだ。」

 

勢いよく布団を剥がすととんでも無いものを見てしまった!!

 

「ふわぁ〜〜何だもう朝か」

「ってボーデウィッヒさん!?何でここに!」

「あぁおはよう我が部下及び副官の悠」

 

ついにガチで武器のスペシャリストになってしまいました。え、僕酸化して死なない?錆びて死ぬのはごめんだぜ。

 

「というか全裸で一夏君のベッドに入ってるの何で?」

「夫婦とはこう言うものだとクラリッサが言っていた」 

 

うん。絶対クラリッサさんが間違っている。僕の中の僕もそうだそうだと言っている

 

「んぐっ……なんか重たいなってラウラ!?」

 

一夏君は寝起き一発目にラウラの裸姿を見てしまい目を隠す 

 

「あっ、おはよう一夏君」

「なんだ未来の嫁に対して重いだなんてデリカシーがないな」

「重いとかのレベルじゃなくてさ!!お前大胆なんだよ!」

 

あ、この人めんどくさいなと思いフォローに入る

 

「ボーデウィッヒさん」

「ラウラでもいいぞ悠」

「一夏君は奥ゆかしい女の子がすきかもよ。そもそも朝からベッドに潜入してるの夜這いか侵入の二択だし風邪引くよ?」

(流石悠!!これでラウラもわかってくれるはず!!)

 

しかしうまくいかないのがこの世は無常、皆んな分かつてゐのさ

 

「だが私は私だ。それに風邪を引く心配はない、黴菌を瞬殺する治療ナノマシンが体内で循環してるからな。」

「ええ…………」

「それに副官特権でディープキスもいいぞ?アマゾン細胞を感知した瞬間瞬殺するからな」

 

えそれ舌が溶けるって意味だよね?

 

「ボーデウィッヒさん、流石に怖いっす」

「そうか」

「悠これ逆効果だろ!!」

 

しかし時の流れは残酷で訪問者が来た。

 

「一夏、起こしに来たぞ」

「げっ!箒!!」

 

玄関から篠ノ之さんの声が聞こえてきた。これはまずいどれぐらいまずいかと言うとオルコットさんの料理くらいまずい

 

「何ですってぇぇぇ!!!」

どこから声が!?

 

「とにかく一夏君はボーデウィッヒさんをなんとかして!」

「分かった!」

「何が拙いのだ夫婦みたいでいいだろう?」

「ダメなもんはダメだ!!」

 

僕が玄関を開けて篠ノ之さんを出迎える。僕ができる限りの最善の行動、それがこれでした。

 

「悠、一夏は?」

「まだ寝てるかも……まぁ僕が起こすから待っててくれない?」

「何か隠してるだろ」

 

きっしょなんでバレたの?

 

「いやっ……大丈夫だよ。何もないよ何にもないよ」

「ぽんのみちか」

「いいから先行ってて。頼む」

「ええい!幼馴染として起こさせてもらうぞ!」

 

ガチで焦ってしまった僕はとんでもない暴挙に出る

 

「うるせぇさっさと行けって言ってんだよ犯すぞ妖怪スイカ爆弾!!」

「なんだとぉぉぉ!!!」

「えっ………ぐほはぁ!!」

 

篠ノ之さんは僕を思いっきり殴った!

 

「済まん悠!こうするしかなかった!!」

「コッチモゴメンナサイ……………」

「一夏!!何をして…………」

 

見てしまった………いや見せたくなかった。まじで

 

「あっ」

ラウラ「何だ夫婦の営みに嫉妬してるのか?」

「ふ…夫婦………!?」

一夏「誤解だああアァァァァァァ!!!!!」

 

 

とんでもない朝になり食堂で僕と一夏君、そしてボーデウィッヒさんと篠ノ之が机越しにたべなから向かい合って話す

 

「それにしても悠、私が思いっきり殴ってしまい悪かった」

「いやいや篠ノ之さんは謝らなくてもいいよ。それに問題なのは君だよボーデウィッヒさん。」

 

朝からステーキとホットサンドを食べているボーデウィッヒさんはぼくに目線を切り替える

 

「なんだ悠、そもそも私が隊長だからお前は指図できないはずだ。」

「確かにボーデウィッヒさん黒うさぎ隊(シュヴァルツェア・ハーゼ)隊長だけどここは日本だよ?」

「何故それを知っている!」

「貴方にお腹を貫かれて手術後に織斑先生が教えてくれた」

 

そう言うとボーデウィッヒさんはおでこに机をぶつけ撃沈したそりゃそうだあの織斑先生が自分の情報をばらすなんて思いもしなかっただろう

 

「なんだ二人ともきてたんだ」

「おっ、おはようシャル……ロット」

「おはようデュノアさん、」

 

遅れて飛び出てジャジャジャーンな感じでシャルル君………いや、シャルロット・デュノアさんが来た。

 

「悠、いつも女子には苗字とさん付けだよね。」

「なんか言いづらいと言うかー僕なりの親しみを込めた言い方かな」

「そうか?悠は自分の妹には呼び捨てなのに?」

「一夏君、まじでそれは大人の事情」

 

しかし時計を見ると時間が迫っていた

 

「やっべ!!今日千冬姉のホームルームだ!」

「がちで………って篠ノ之さん達消えてるんだけど!!」

「うわあああ!こいつらに血が通ってないのかよ!」

「先行くね!!」

 

そう言い悠は篠ノ之さん達を追いかけた。

 

「はぇー………悠って早いんだね」

「そんな場合じゃない!!」

 

食堂から出ると悠はもう2階まで走りきっている

 

「じゃあ一夏、つかまって!」

「お、おう!」

 

シャルロットはIS脚部を展開して瞬時加速で飛んだ

 

「うぉぉぉはえぇ!!いつのまにこの技術を!」

「悠に見せ場取られたからねー」

 

怖い笑顔をしてたのはスルーしてとにかく着いた。

 

「助かったぜシャルロット」

「何が助かったぜだ。」

「「あ………」」

 

そこには伝説の織斑千冬先生が居た!

 

「確かにISを使うのは良いが領地内のIS使用は禁止だと言ったはずだ。」

「すみません…………」

「ごめんなさい………………」

 

皆んなはデュノアさんと一夏君が怒られていることに珍しがっている

 

「二人は放課後この教室の掃除をしろ。いいな?」

「はい………………」

「わかりました……」

 

これ僕も悪いのかな……………

 

そうして僕は放課後掃除する形になった二人を迎えに一組まで来た。

 

「一夏君に申し訳ないなって思う!だから僕がどげ……なんか話してる?」

 

教室には一夏君とデュノアさんがいるのだが、話し声が聞こえて来たので申し訳ないけど盗み聞きしてみた。

 

「ふぅーやっと終わったなぁ。しかしごめんなぁ俺のわがままみたいになっちゃったね。」

「ううん気にしないで。ってかこの机重っ…………」

 

(あ あれ確か岸里さんの机か……教科書全部詰め込んでて『フルアーマー机』とか言ってたなぁ……)

 

「おいおい無理すんなって」

「大丈夫……行ける……ってうわぁ!!」

 

シャルロットは机が重く、倒れそうになり俺が受け止める。

 

「大丈夫か?あんまり無理するなよ。」

「あ……ありがとう……」

 

そして掃除を続ける。後もう少しで終わりそうだ。

 

「なぁシャルロット。」

「何?」

「そのーお前は自分の事女の子らしく無いとか言ってたけど十分女の子らしいぞ?」

「ええっ!?!」

 

外から聞いていた僕は一夏君の突然の発言に失神しそうなった。だってそうでしょ?一夏君は鈍感なんだから。いや、でもシンプルに褒めてる可能性がある!男装時代無理をさせられてたから流石にね

 

「これからはシャルロットと向き合いたい。だから今日からシャルで呼んでも良い?」

「シャル………いいねそれ!」

「よろしくなシャル!!」

 

あかん、涙が出てしまった、一夏君はここまで成長したんだと

 

「それとさ……………付き合ってくれよ」

「え」

「嘘でしょ……」

 

 

 

日曜日。俺はシャルと水着を買うために駅前で待ち合わせをした。懐かしいなぁ鈴と弾でゲーセン行く際にここで集合したんだよなあー。

 

「シャルーお待たせー!って何暗い顔してんだ?」

「ねぇ一夏、僕はね乙女心を弄ぶ男は馬に蹴られて死ねば良いと思ってんだ。」

 

こいつ可愛い顔してとんでもないこと言ってんだけど。

 

「確かにそう言う男は許さないと思うな…………」

「はぁ……鏡見たら?」

 

そこまで?何か寝癖がついてるのか?

 

「い゛ち゛か゛く゛ん゛!!!!!!」

一夏「………ってなんだありゃあ!!」

シャル「悠ぁ!?!」

 

悠が赤いバイクに乗って俺に向かってきてる!

 

「おいスピード落とせ落とせ!」

「くたばれぇぇ!!!!!!!!!!」

 

そのまま一夏に衝突した。しかも人がたくさんいる駅前で

 

「ぐほぉ!!!!」

 

俺は吹っ飛んで低木の針葉樹に突っ込んだ。え?これ殺人罪だよな?

そしてバイクを停めてヘルメットを外した。

 

「一夏君の馬鹿!馬鹿!大馬鹿!敗北者!」

「イイスギジャ……ネェカ?」

「ごめんねデュノアさん。」

「いや……その……やりすぎてない?確かに一夏は鈍感だけど……」

「大丈夫こいつはすぐ復活する」

 

悠の言う通りに俺は針葉樹に突っ込んだ頭を外して悠に駆け寄る

 

「お前なあっ………!」

「いやだってそうでしょ。付き合うって聞いて普通水着買うのに付き合うってことないから。」

 

俺が言い返そうとすると悠は遮って話を続けた。

少しの沈黙の後俺はよく考えた。

 

「…………………………よく考えたらそうか」

「そうだよだからデュノアさんにあやまでよ」

シャル「例の子役!?」

「シャルごめん!俺が間違ってた。許してくれ!!」

 

一夏が頭を下げて謝罪したら改札前まで少し行った後振り返った

 

「じゃあ……手を繋いでくれたら許してあげる……//」

「本当か!?」

(ええええそれでいいの?)

「ほら悠も!」

「えっ、うん。」

 

シャルが真ん中、俺と悠が端に手を繋ぐとシャルは笑顔になった。

あ、この人あざといな。

 

「これが本当の両手に男でーす……//かな?じゃ、行こっか!!」

悠「うん!!」

「行こうぜ!!」

 

手を繋いで水着を買いにいく三人の後ろの物陰から二人が覗いている

それは蒼穹の狙撃手の異名を持つ料理ブレイカーことセシリア・オルコットと中華料理を営みしヒロインズのママポジションで優良物件こと凰鈴音だった!

 

「ねぇ……」

「何ですの?」

「あの三人ノリノリだね……」

「そうですわね……これは夢でもなければ幻でもありませんわ……」

「そっか…………つまりそう言う関係なんだね……よし殺そう!!!!」

 

鈴のIS甲龍を部分展開し、戦闘体制になるが……

 

「何だお前ら何してるのだ?」

 

ドイツの黒兎でお馴染み(?)のラウラ・ボーデウィッヒが現れた

 

「あ……あんた何してんのよ!」

「まぁあの時は許せ」

「あの時を許すなんてありませんわ!!」

 

三人で揉めてたが、電車の到着音がなる

 

「おそらく一夏と悠はあれに乗るはずだ。急いだ方がいい」

「そうね……あんた達ついて来なさい!!」

 

鈴がICカードを通して改札を突破する

 

「あっ!待ってくださいまし〜!!!」

「行くぞ!!」

 

追記・ラウラはICカードを持っていたが、セシリアはそれすら持っていなくて駅で即座に買って電車に乗るも、髪の毛が挟ってドアが一回開くと言う恥ずかしいことはさておき

 

 

なんとかショッピングモール《レゾナンス》に着いたが悠が気配を感じた

 

「まずい凰さん達だ!」

「マジか!!」

「取り敢えず中に入ろ!」

 

中に入ったのを目撃した鈴達は作戦を決行する

 

「いい?一夏か悠をゲットして水着を選ばせるのよ!」

「水着はあのスク水で良いのではないか?」

「ラウラさんは黙ってくださいまし!とにかく行きますわよ!」

 

行こうとしたその時!

 

「あれ!?鈴じゃねーか!!」

「げっ!弾!?」

 

一夏の親友であり中学の時一緒につるんでた五反田弾とその妹五反田蘭と遭遇した!

 

「久しぶりですね鈴さん。」

「へぇーあんた達もここに来てたんだ蘭」

「どうした鈴、知り合いか?」

「私の中学時代の親友。相変わらずアホ面ね。」

「言いすぎじゃね?」

「長話はこのくらいにして!一夏さん達を追いかけますわよ!」

「一夏さんが!?」

 

セシリアがそう言うと蘭が目を輝かせる

 

「何?あんたも一夏狙い?悪いけど一夏はあたしの物だから」

「そ、そんなこと言ってません!お兄もう行こ!」

 

図星になった蘭は弾を連れてショッピングモールへと入って行った。

 

セシリア「ええっ…………」

「とにかく私達もだ行くぞ」

「流石ラウラ分かってるわね」

 

三人も入って行った。なんだこのカオス

 

「三人ともどっか行ったし大丈夫だね。」

「よぉしここからは二手に分かれよう。時間が経ったら再集合で」

「よし分かった!悠行くぞ!!」

「ちょ一夏君待ってー!」

 

一夏君の後を追う僕をデュノアさんは眺めていた

 

(仲良しだね。)

 

 

「うーん水着にしても種類があるなぁー」

「僕これにする緑!」

「うわぁだせぇよ悠wwww」

「じゃあ黒にする!それとこれ買っていこうよブレスレット!!」

「なんでブレスレットなんか」

「デュノアさんのお詫びの品ってことで」

「さっすが悠!!それともう一個買って行くわ!」

「何買うの?ここジョーシンじゃ無いよ?」

「内緒⭐︎」

「きしょっ」

 

 

二人で水着選びと買い物をしていたら女性に話しかけられた

 

「ちょっとそこの男子二人、これ片づけときなさい」

 

ここの女性店員にそう言われて困惑する。

 

悠「何で見ず知らずの人に指示されなきゃいけないの?て言うかそれ貴方の仕事では?」

「今この情勢だと女が上なのよ?」

一夏「あのなぁ人に指示するのはもうちょっと丁寧にするものだぞ?」

「あなた達今私が叫べばあんた達は牢屋行きよ?」

 

うわぁいたよ……と言うのも一夏君やクラスメイトから聞いたけど今ISを扱えるのが女子で勘違いしてるのかISを使えなくても偉いと思ってる人もいるらしい

これもあの兎耳のあの人のせいかも

某木場さん「なんだって?それは本当かい?」

 

「て言うかあなたアマゾンでしょ」

「アマゾンだからって人間の奴隷なわけ無いでしょ!」

「口答えするわけ?」

 

一触即発の状態の中、デュノアさんが気づいて駆け寄って来た。

 

「すみません僕……私の友達が……」

「あら?あなたの友達なの?ちゃんと躾けといてよ?」

 

見ろよ……躾とか言ってるぜ俺たちは犬かっつーの。

 

「ごめんね二人とも嫌な気分にさせちゃって」

「シャルそんな気にするな。なぁ悠」

「まぁ………分かったよ。」

 

血が滲むほど拳を握っていた悠だったがデュノアさんが提案して来た

 

「そうだ!僕の水着見てくれるかな?」

「デュノアさんの水着を!?」

「おお興味あるなぁ試着室に行こうぜ」

「うん!」

 

そして一夏と悠とシャルは試着室に到着した。

 

「じゃあ着替えるからまってて…………やっぱり入って!!悠は監視してて!」

「分かった!僕はそこら辺に隠れる」

「はぁ!?ちょっと………」

 

悠を放っておいて試着室に二人が入る

 

「なんで隠れるんだよ!」

「セシリアと鈴とラウラがいるんだよ……絶対あの時から付いてたやつだよ」

「どうするんだよ……絶対粘りそうだぞ。」

「もうこのまま着替える!!」

「おい嘘だろ!?」

  

シャルはせっせと制服を脱ぎ始め一夏は後ろを向いて目を逸らす

 

(どうしよう……このまま着替えるとなると恥ずかしくなってきた…………)

(シャルあんな大胆なこと出来たんだ)

「着替えたか?」

「うん……」

 

着替えたのを確認した一夏はシャルに目を向けた

 

「ど…………どうかな……」

 

シャルの水着はセパレートとワンピースの中間のような水着であり、色は夏を意識した鮮やかなイエローである。

 

「良い!凄く良いよ!悠に見せたいぐらいだ!!」

「ありがとう一夏!!」

 

また別の視点・ラウラ及び鈴視点

 

「あら?鈴さん水着は買いませんの?」

「ふっふっふ………!!実はもうかってあるのよジャーン!!」

 

鈴は勢いよくオレンジの水着を取り出した。

 

「早いっ!」

「流石ドラゴン」

「て言うかセシリアはともかくラウラは大丈夫なの?」

「その心配はない。ついさっきクラリッサとその部下達と考えた結果………………スクール水着となった。」

 

それを聞いた二人がずっこける

 

「センスゼロですわ!!」

「あたしが選んであげるからついて来なさい!!」

「まぁ………分かった。」

 

ラウラは織斑先生の好きな色が黒なので黒の水着にしましたとさ

 

その頃悠はと言うと

 

「一夏君とデュノアさんまだかなぁ」

「あ!!水澤君だ!!!」

 

突然呼ばれ声の方を向くと駆除班の一員兼マスコットキャラのマモルが走って来た!

 

「マモル君!?どうしてここに!?」

「久しぶり水澤君元気してた?」

「元気だけど何で?」

「ボク達チームで海行くからさ!一緒に水着を買いに来たんだー!」

「でも駆除の仕事は?」

「その心配は要らないぞ悠。」

 

マモル君の後ろから残りの駆除班四人が歩いてくる

 

「志藤さんも!?」

 

志藤真、メンバーの中では最年長で、元警視庁特殊部隊員の経験から駆除班の班長だ。

 

福田「駆除班に休暇が出来たんだ。何でも本部長が休みを与えたいと」

「福田さん……」

 

福田耕太、志藤さんの元部下らしく狙撃の技術は世界一仲間思いの熱い心を秘めている人

 

三崎「要するにのんちゃんの水着姿を見てきゃーってなりたいのよん」

高井「三崎さん蹴り飛ばしますよ」

「すみませんでした。」

 

三崎一也と高井望。

 

駆除班の班員で三崎さんは元詐欺師でありながらも人間離れした駆除班についていけてる人。

高井さんは格闘術を習っていて毎回近接戦を仕掛けては怪我をしたり殺人犯にボコボコにされても即復帰しているヤバい人。

 

「これでチーム再集合だね。」

「あぁ、三ヶ月ぶりにだな。」

 

感傷に浸っていたが、マモルは悠に質問する

 

「水澤君も水着を買いにきたの?!じゃあ一緒にう……」

「ごめんマモル君、僕臨海合宿で海に行くから一緒には行けないんだ……」

 

そう。僕は駆除班ではなくIS学園の一生徒だ。それと言いづらかった理由はマモル君の好きな物に該当するからだ。

 

それはチーム一緒でないといけないこと。過去に高井さんが駆除班の制服ないからこれ着ろよって揶揄ったら大泣きしたこともあるしアマゾンシグマと実験体の問題で志藤さんと揉めた時に引き留めてくれたのがマモル君だ。

 

「そっか!!じゃあ楽しんで来てよ!」

「えっ………」

 

普通嫌だ嫌だと言うと駄々を捏ねると思っていたがまさかの納得してくれた

 

三崎「あ、坊ちゃんマモちゃんの変化に気づいたでしょ?」

高井「マモルは最初は悠がいなくて落ち込んでたけど悠の分含めて頑張ってるからな。」

「ちょ!高井君言わないでよ〜!」

 

微笑ましい雰囲気になり、マモル君は動いた

 

「ねぇねぇ水澤君!僕も水着を買いたいんだけど………」

「!!!マモル君後ろ!!」

 

「痛っ!」

「うわっ!!!」

 

よそ見をしていたマモル君は誰かとぶつかってしまった

 

「ごめんなさい!!大丈夫?」

「いえ…なんとも」

「あれ篠ノ之さん!?」

「悠!どうしてここに」

 

まさかの篠ノ之さんでした。あぶねぇー一夏君と一緒にいた時のあの女の人だったらマモル君大泣き案件だった。

 

志藤「知り合いか?」

「はい。この人は篠ノ之箒さん。」

「どうも……」

「で、こちらが志藤真さん。」

「宜しく頼む。」

 

初対面なのか沈黙が流れる

 

悠「んんんん気まずい!!」

三崎「あれお嬢さん美しいですね今度カフェでも行きません?」

高井「三崎さん!!」

「はいすみませんでした」

箒「それより一夏達は?」

「………やばいどうしよ」

志藤「じゃあな悠、楽しめよ」

マモル「バイバイ!!」

 

 

その頃一夏達は………

 

真耶「そっ、その!男女二人で更衣室に入るのは言語道断です!」

シャル「はい……」

一夏「すみませんでした……」

 

結論バレました。

 

千冬「ったくお前らはしゃぎすぎだ。でも今回は許してやる」

二人「「ありがとうございます!!」」

 

僕達は遅れてやったきた。

 

「一夏君!!」

「悠ぁ!!見張っとけって言ってたじゃん!!」

「本当に申し訳ありませんでした!!」

 

そう言い土下寝をした。

 

千冬「シコ◯スキーの真似をするな恥ずかしい」

「まぁ悠も謝罪してるし良いんじゃない?」

「そうだな……突然見張れなんて無理だよなごめん。」

箒「お前達の仲直り能力だけは高いんだよな。」

「何か言ったか箒?」

「別に」

 

すると織斑先生が質問して来た。

 

「突然だがどっちの水着を着た方がいいのか迷っていてなどっちがいいと思う?」」

 

そう言い白の水着と黒の水着を出した。僕と一夏君は当然悩む

 

(ねぇ一夏君。)

(何だよ悠)

(これ同時に言っちゃおっか)

(そうだな…いっせーので………-)

 

「「黒」」

シャル「同意見!!?」

箒「もはや兄弟だろ」

 

それを聞いた千冬は少し微笑んだ。

 

「成程黒か、そもそも一夏は最初一目で黒を見てたからな。」

悠「織斑先生凄いな…………」

「て言うか千冬姉は彼女とか作らないの?」

「お前が自立したら作るとするかな」

 

そう言い一夏はへこたれた。まぁそうかもね

 

「とにかく明日に備えるように、」

「はい!」

続く




結構長めになりましたね。
ところで海に関する思い出ありますか?
次回の後書きで言いますね。
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