インフィニット・アマゾンズ   作:らんくらニキ

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前回までのあらすじ
IS学園に特別強化特待生として編入された水澤悠
そこでISを使える男子織斑一夏と友達になり、イギリスの代表候補生であるセシリア・オルコットとのクラス代表を決める決闘を控えていると知る
果たして悠はどうするか…………


第二話 BLAZE OF BOND〜ブルー・ティアーズ対白式対アマゾンオメガ〜

IS学園に編入して2日目、相変わらず質問責めを受ける

 

「水澤君のお家ってどんなの?」

とか

「好きな食べ物は?」

とか。

 

皆僕と仲良くなりたい一心で質問してくるので嬉しいよ。

でも忘れないでほしい。

 

僕はアマゾンだ。

僕の中の僕は緑色の体に棘が生えたオオトカゲのような化け物だ。

 

人を食わない代わりに闘争本能が異常だ。

 

戦いたい。

暴れたい。

 

そう思いながらも檻の中で彷徨ってる。

 

でも表面の僕は違う

 

「おはよ悠、何ぼーっとしてんだよ。席空いてるから座ろうぜ。」

「一夏君………」

 

友達もできたし女子達も打ち解けた気がする、でも一向的にオルコットさんは一夏君をライバル視してる、

けど今はそうじゃない。僕達は朝食を済ませる為に食堂へ来たんだ。もう料理は頼んだし今運んでる最中だ。

あと篠ノ之さんのこと忘れてたけど一夏君気づいてるかな………

 

因みにここの食堂はすごく良い。

レパートリーも豊富だし美味い+早い+安いの方程式が完成するくらいだ。

 

そして一夏君が指定した席に座ると谷本さん達が来た

 

「ねぇ織斑君達の席に座って良い?」

「あぁ、良いぜ。」

「良いよ。」

「しかしよく食べるね流石男子」

 

一夏君が食べるのは焼き鯖定食だ。

 

「まぁな。男子はこのくらい食べとかないと動けないんだよ」

「いやそれよりも水澤君の方が………」

「!?!?!?」

 

悠の方を見ると俺は驚きを隠せなかった! 

 

「ええっと鶏の手羽先にゆで卵のピリ辛炒め、ハンバーガー……ってどんだけ食うんだよ!!」

「まぁ動くにはこのくらい食べとかないと……」

「だとしても多いだろ!」

 

すると篠ノ之さんも僕達の所に来た

 

「なんだお前達ここに居たのか」

「あっ箒……っててててて!」

 

篠ノ之さんは一旦テーブルに頼んだ料理を置き、置いて行かれた恨みで一夏君の頬を引っ張る

 

「よくも私を置いていってくれ………?」

 

ふとテーブルに着目すると沢山の料理に目が向く

 

「なぁ癒子、これお前達が食べるのか?」

「いいや?私たち少食だし…」

のほほんさん「お菓子食べるー!」

「じゃあこの量はまさか………そ、そうだよな!あはは!あははは……」

 

悠の隣に座り切り替えて朝食を取る

 

数分後

 

「ご馳走様。」

「早っ!!?!!!」

「流石アマゾン………」

 

僕はある事に気づいた篠ノ之さんが居ないし織斑千冬こと織斑先生が立っていた!!

 

「一夏君!!あれ!」

「げっ!?」

 

「さっさとしろ色恋少女ども遅刻したらグラウンド10周だからな」

 

そう言うと食堂にいる女子全員がテキパキと行動してる

 

「おいマジか!!悠!箒はどこ行った!?」

「先行ったかも………」

「なんで教えなかったんだよ馬鹿!」

「あぁ?(特有のシャウト)」

「すみませんでした。」

 

食堂から出ようとすると千冬に呼び止められる

 

「そうだ織斑、水澤。お前達に話がある。第三アリーナに来るように」

 

 

 

 

 

 

IS学園のグラウンドとも呼べる第三アリーナ・Aピットに僕達は集められそこに篠ノ之さんも居た。

 

「遅いぞ二人とも!!」

「ごめん。」

「それで千冬姉、話って………」

 

バシン!!

 

「織斑先生だと言っているだろ次呼んだら死ね。」

 

これは一夏君が悪いと思う。僕の中の僕もそうだそうだと言っています。

 

「僕達を呼んだ理由って一夏君のISが届いたのですか?」

 

悠がそれを言った瞬間千冬の口角がちょっと上がる

 

「そうだ。山田先生、説明を。」

「はい、織斑君のISがやっと届いたんです。」

 

ピットの搬入口が開き,そこには無機質な『白』が居た。

 

「織斑君の専用IS、『白式』です!!」

「これが……俺のIS……!」

 

一夏君の専用ISに僕も目を奪われることに。

 

「それと水澤、野座間製薬の部長がこれを渡せと」

「母さんが!?」

 

渡されたのは通信機器………だろうか、小型サイズの耳に付けるタイプだ。

 

「これ……どう使うんですか?」

「これはISに使用されるハイパーセンサーを小型化し、通信、分析に特化したものです。」

「別名・ISスキャナーだ。」

 

それを聞いた瞬間ISを装着した一夏君がこっちを向くぐらいだ。

 

「悠すげえ物もらってるじゃん………」

 

しかしふと疑問に思った。

 

「もしかして……僕もISと戦えと?」

「あちら側からしてみればそうらしい。」

 

………成程。僕がIS学園に編入したわけはアマゾンとISの比較実験ってわけか

 

「二人とも良いですか?織斑君の対戦相手は中遠距離型です。そこをどう突破するかです。」

「成程分かりました。」

 

行こうとするが織斑先生に止められる。

 

「水澤、お前は待機だ。」

「えっ、はい。」

 

一夏が発進台に乗ると箒が話し掛ける

 

「一夏、負けろとは言わない。必ず勝ってこい」

「任せとけ。」

 

発進シーケンスが始まり,一夏は発進した

 

「行くぞ!ってうぉぉっ!!」

 

空中でふらふら制御しながらもなんとか飛べた。

そこに対戦相手のセシリア・オルコットがおり、周りを見ると観客席からクラスメイトが観ている

 

「逃げなかった事に関しては褒めてあげますわ。」

「そりゃあどうも。好きだねぇそのポーズ」

 

右手を腰に添えながらも彼女からの自信は揺るぎなかった。

 

「さぁ始めましょう!!わたくしのブルー・ティアーズの 円舞曲(ワルツ)を!!」

 

そう言いピットを展開し一夏に襲いかかる

 

「うおっ!危ねぇ!!」

 

それと同時にブルー・ティアーズのスターライトmkⅢを撃ってくる

 

(武器……装備はないのか?)

 

一夏は白式の武器欄に近接ブレードを呼び寄せ、接近する

 

「遠距離型のわたくしに近接武器で挑むなんてお馬鹿さんこと」

「うぉぉぉぉ!!」

 

 

 

「一夏………」

「……………」

 

箒と悠はモニタールームから決闘を見ていたが、悠の様子がおかしい。

何やら一夏とオルコットとの戦闘を取り憑かれたように観ていた。

 

「一夏はブルー・ティアーズのビットとレーザーライフルを避けるのに必死だ。それをどうするか…………聞いているのか?」

「あぁ、ごめん。僕だったらそれを壊して掴んで投げつけるかな」

 

このように野蛮すぎる考え方を発するようになった。

 

「水澤……さてはお前戦いたいな?」

「…………!?」

「先生……?」

 

悠がアマゾンなのにも関わらず人を喰わないのは食人衝動よりも闘争本能が勝る謂わば特殊なアマゾン

 

「お前を待機させた理由がこれだ。他国の代表候補生を殺したらIS学園側の国際問題となるからな。」

「…………」

「水澤、お前は何のためにISと戦いたいんだ?今までの気持ちを自分にぶつけてみろ」

「……………僕は……」

 

僕が今までの気持ちを自分に聞かせた。

 

一夏君は良い子だ。少し女の子に対する態度は可笑しいけどww

そんな僕に絡んでくれた駆除班(チーム)以外での初めての友達……

 

だけどオルコットさんの態度にはやけに嫌悪感を指した。

 

女尊男卑の考えが根強いからか一夏君に対して見下していた。

 

僕はそれが凄く嫌だった……………!!

 

「織斑先生…僕は決めました。一夏君の為に戦います!!」

「それがお前の考えか、良し行ってこい!!」

「はい!!篠ノ之さんもまた!」

「は…悠!?」

 

悠は一夏のいたAピットの発進台に立ち,アマゾンズドライバーを取り出し装着する

 

観測室から観ていた真耶が千冬が突然いなくなっていたのを探していた真耶が悠を発見する

 

摩耶「織斑先生何処いったんでしょうか…………み……水澤君!?そこはISを発射させる所で……」

 

左のアクセラーグリップを捻り咆哮を上げる

 

 

 

 

 

 

 

 

『O・ME・GA』

 

「ヴォォォォ・・・!アマゾンッ!!!」

 

『EVOLU - E - EVOLUTION!』

 

 

 

 

 

 

 

緑の爆風が起こり、真耶は吹っ飛ばされる

 

「み、水……ってきゃああ!」

 

それを駆けつけた千冬がキャッチする

 

「大丈夫ですか?」

「いえ……それよりも……」

 

悠が変化した緑の異形が発射台を使うと思いきやそのまま走って行った。

 

 

 

その頃一夏とセシリアの戦いは続いており、一夏が追い詰められてビットを差し向けられていた。

 

「わたくしと戦って一分以上持った事に関しては褒めて差し上げますわ。さてフィナーレですことよ!!」

「くっ………」

 

するとセシリアは一夏の後ろの発射口から何やら飛んでくるものを目視した

 

(誰ですの?わたくし達の決闘を邪魔をする不届者は……!?)

 

セシリアは飛んでくるものをISだと認識していた。だか徐々に近づくにつれて緑の異形が現れる

 

「ガァァァ!!!!!」

 

『VIOLENT PUNISH』

 

緑の異形が一夏を踏み台にし、殴るフォームでアームカッターでセシリアを斬ろうとしたがセシリアは間一髪で回避する。

 

通り過ぎて地面に着地したそいつはこちらを向いて野生的で獣の様な構えをする

 

「今まで押してたのによそ見なんてな!!」

「きゃあああっ!!」

 

一夏の攻撃が初めてヒットしてしまい

空中を制していた筈のセシリアは地面に落ちてしまう

 

「この私がよそ見とは…………ひっ!!」

 

セシリアは殺気を察知し顔が青ざめた。その殺気の出し方が一夏を馬鹿にしていた時にいた二人目の男子、水澤悠と同じだったからだ!

 

「オマエヲ………イチカクンノタメニ……倒ス!!!」

 

その様子を観測室に戻った千冬と真耶は悠の姿を見て千冬は冷静でいたが真耶は絶句していた。

 

「織斑先生……あれが水澤君……?」

「そうだ、特別強化特待生は表面上の肩書きだが実際は第3のアマゾン。その名は………」

 

 

 

 

「仮面ライダーアマゾンオメガ」

 

 

 

 

 

セシリア、一夏、アマゾンオメガとの三つ巴に観客席の女子達はザワザワしていた

 

「かっこいい……けど何あれ………」

「あれが水澤君!?」

 

何せ見た目が異質だからだ。緑色の体表に赤い吊り目、体表に入っている赤のライン、オレンジ色の胸部、そして腕と脹脛に生えた黒いカッターの様なものが生えた化け物………

 

「お前……悠……だよな?」

「イチカクン……コッカラハマカセテ………」

 

走る体勢を取り、それを見たセシリアは立ち上がる

 

「………成程。織斑一夏を倒す前にわたくしを倒すですわね……野蛮なことっ!!!」

 

スターライトmkⅢでオメガに標準を合わせ、射撃する

 

「ハアアッ!!」

 

蛇腹に走る為当たりにくい

 

「しつこいですわ!!こんなもの……わたくしのブルー・ティアーズで!!」

 

オメガはアマゾンズドライバーの右のバトラーグリップを引き抜くと鞭が生成される

 

「クラエッッ!!!!」

『VIOLENT BREAK』

 

アマゾンウィップでセシリアの首元に巻きつけ引き寄せた。

 

「ぐああっ………!!!!」

 

「ヴォォラァァァァッ!!!!」

 

そのまま遠心力で投げ飛ばしセシリアは壁にぶつかる寸前で耐えた後

オメガはバトラーグリップを引き抜き生成し、小型の鎌武器、アマゾンサイズで刺そうとする。

 

「ビットの存在をお忘れでしてよ!」

「甘イ!!!」

 

四機のビットをオメガの後ろに照準を合わせたが、奴が急速回転してアマゾンサイズをブーメランの様に投げ飛ばしてビット全部叩き落とした

 

「む、無茶苦茶してくれますわね!!」

「テャアアアアア!!!」

 

それでもオメガは止まらずセシリアの元へと向かおうとするがセシリアはカウンターでサイドスカートのロケットミサイル一発をオメガに当てた

 

「ブゴォ!!!」

「悠ぁー!!!」

 

セシリアはその隙に上空へ飛び、そこから狙撃体勢になる

 

吹っ飛んだオメガはどうなったかと言うと体勢を立て直した

しかしオメガは上を見ながらも、どうしようかと考えている

 

「悠!!」

「……イチカクン?」

「俺に良い考えがある!!乗れ!!!」

「………ウン!!」

 

オメガを背中に乗せた一夏はセシリア目掛けて飛翔する

 

「十八番のビットが壊されて万事休すだな!!」

「しつこいですわ!!」

オメガ「フルスピードデイケ!」

「オーライ!!」

 

セシリアに急接近し、近接ブレードを振るう瞬間セシリアに不敵な笑みが浮かぶ

 

「ブルー・ティアーズ の武器はもう一つありましてよ!!」

 

オメガの時と同じサイドスカートからミサイルが三発飛んできた

 

「何っ!?」

「!?!?」

 

しかし突然の搦手に対応できず当たってしまう

 

箒「一夏ぁぁぁぁ!!!」

 

セシリア「あっはっはっはっは!!!!なんで無様な最後でしょ………え?」

 

煙が晴れると一夏のISが変化しておりどうやら初期移行が完了したらしく彼のISは機械的だったが洗練されたフォルムとなり、白色のISとなり

近接ブレードの刀身が変形してビームソードになり、かつて姉の千冬が使っていた武器雪片に似た武器、雪片弍型になった

 

「これが……千冬姉の………!!」

「………!!イチカクン!あれ使えるかも!!」

「……………ワンオフ・アビリティー?使ってみるか!!」

 

単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)発動『零落白夜』

 

 

 

発動した瞬間に一夏に金色のオーラが纏う

 

「すげぇ……力が溢れてくる!」

「グッ……ガッ……………グッガッヴォゥアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

オメガはバトラーグリップを引き抜き短剣のアマゾンレイドを再生成し咆哮を上げる

それがアリーナを越えてIS学園全体に響き渡った。

 

「化け物……まさか一次移行(ファースト・シフト)せず初期設定で戦っていたなんて……」

「悠はアマゾンであり親友だ!!化け物じゃない!!」

「いや多分僕じゃなくて君のこと言ってない?」

「どっちもですわ!!」

 

一夏はセシリアに急接近し攻撃を仕掛ける

 

「しまっ……!」

「止めだあああああ!!!………ってえ?」

 

セシリアとの切先との間合いがあと一歩にも関わらずエネルギー切れを起こしたのだ

 

「ナラ僕が……!!って……あ」

 

背中から飛び出して雪片二型を足場にして渡ろうとした瞬間にオメガは変身解除され、試合終了のブザーが鳴り響く

 

 

『試合終了!勝者!!セシリア・オルコット選手!』

 

「え?」

 

一夏君は驚いた顔をしており僕は何もかも察してしまった。

クラスメイトから聞いたけど一夏君、ISをほとんど動かしたことがなかったらしい

 

「全く勝つ宣言しておいて負けたのかこの大馬鹿者」

「はい……」

 

織斑先生の一夏君の評価は大馬鹿者へとランクアップしていた

 

「水澤、お前雄叫びをあげるな観客席の奴ら耳を塞ぐか鼻血を出して気絶してたぞ」

 

え、それは知らないというか恥ずかしくなった(´∩ω∩`)

 

落ち込んでる僕達の目の前に篠ノ之さんが来た

 

「一夏……」

「箒………」

「馬に蹴られてしね」

 

容赦なかった

 

「悠もそう落ち込むな。あの馬鹿一夏の代わりに動こうとした点は凄いぞ」

「なんか一夏君が可哀想だから一応慰めといた方がいいと思う幼馴染として」

「…………!!!あっ……ああ、そうだな。そうするよ。」

「一夏君もよく頑張ったよ」

「悠ぁ………!お前ってやつはよぉ!」 

 

これを遠くから見ていたセシリアに葛藤が生まれ始める

 

シャワー中、セシリアは勝ったのにも関わらず心残りがあった。

 

(何故なのでしょう……確かに私が勝ったのですが何だろう…………胸が熱いですわ…………)

 

 わたくしの実家は金持ちで母は女尊男卑の世界になる前から女性は男性の上は当たり前であり、父は婿入りしたせいか常にぺこぺこしていた。わたくしはそんな男性とは付き合いたくなかった。はっきり言って両親の仲は最悪に等しかった。でも………………

 

 二人とも同じ場所の事故で死んだ。何故わたくしを置いて先に逝ってしまったのか。何故その時だけ一緒にいたのか。それは全て分からなかった。

 

 わたくしはオルコット家の財産を守る為、イギリスの第三世代機ブルー•ティアーズの先行パイロットに選ばれるため勉強し、国家代表候補生まで登り詰めた。

 

しかしわたくしは出会ったのだ織斑一夏と水澤悠という理想の男に

自分の揺るぎない意思で正々堂々と戦う一夏、友人を守ろうとする優しく、野生の人

 

(織斑一夏……水澤悠………)

 

そう言い、自分の唇に当てる。ちょっと震えた。

 

自分は気になったのだ彼らの中身を、素顔を

 

そして…………………………………………

 

「織斑君!クラス代表就任おめでとうーーー!!!!!!!」

クラスメイト一同「おめでとうー!!!!!」

 

「え………はぁ?!?」

 

負けたはずの一夏君が何故かクラス代表に就任していた。

 

「ちょっと待って!!これどういうこともぐもぐ」

 

フライドチキンと某K◯Cのクリスピーチキンを食べながら言う

 

「貪ってる………」

「そんなにお腹空いてたんだ」

「結構食べるんだね……しかも配慮して取り皿に取って食べてる、」

 

その訳を当本人のセシリアが説明する

 

「わたくしが辞退しましたのよ。クラスに男二人だからって一人をクラス代表にしないと宝の持ち腐れですわ。」

「ええっ!?じゃあ今まで一夏君に対しての態度も謝ってよ!!」

(フライドチキンを持ちながら言うの可愛いな………)

「それに関しては謝りますわ。この件はわたくしを見直す大きな進歩。一夏さんも悠さんもよろしくお願いいたしますわ。」

 

それを聞いた一夏君は笑顔を見せて承諾した

 

「あぁ、宜しくなセシリア…………って箒何そっぽ向いたんだよ」

「………別に」

 

すると別方向からシャッター音が聞こえてくる

 

「うわっ!びっくりしたぁ!!チキン詰まる所だった」 

「ごめんなさいねー私新聞部二年の黛薫子よ。写真撮らせてもらっていいかしら」

 

それを聞いた女子に提案が上がった

 

「そうだ!!折角だから戦った者同士で写真撮ろうよ!」

「セシリアちゃんをセンターにしてさ、両手に男でーすみたいな!」

「おひなさまかよ」

「な……なんだか恥ずかしいですわ!」

 

三人並んだ所で黛さんがシャッターチャンスを狙う

 

「それでは織斑一夏君!!何か一言お願いします!!」

「えーっと頑張ります!」

「本当にそれでいいの?」

「さて撮るよー!19,852×65+32÷4はー?」

「ええっと2?」

「ぶぶっー!1.29039e6でしたー!」

 

悠は吹き出してしまった

 

「では改めて!!ハイチーズ!!」

 

その後ろに皆んなが入ってきたのはまた別の話…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「此処がIS学園ね…………」

 

IS学園の正門にて茶髪でツインテールの女の子が大荷物を持って立ち尽くす

 

「まさかあいつが居るなんてね……テレビでその存在が確認された時心臓が止まりそうになったわ………」

 

あの織斑一夏と関係があるような言い方だが、もう一つ問題あった

 

「………場所わかんない。」

 

ISを展開して事務室に向かおうとしたら怒られるしどうしようと迷っていた時だ。

 

「おいそこの女、迷ったのか?」

 

するとそこに金のメッシュが入った髪と無精髭が特徴の中年男性が肩にかけるタイプの荷物を持って歩いて来た

 

「何よ此処が何処か分かってるの?」

「わかっているさ、IS学園………女しか扱えないISの操縦者を育成する教育機関……だろ?」

「分かってるならさっさと帰りなさ……」

「俺は用務員枠で採用されたんだわ。ネットで俺が伝説のヒモやらゴム付けろとかあーたらこーたら言うから見つけた仕事がこれなんだよわかる?」

「あんた最後本気で何言ってるかわかんないわよ。」

「気にするな」

 

そいつは飄々とした掴みようがない男だが、平時は無駄な力がどこにも入っていない、狩りをしていない時の肉食獣を思わせる雰囲気を漂わせる。

 

「まっ、此処で長話とはいかねぇな。一緒に行ってやるからついて来い」

「なっ!!さ…指図しないでよね!!」

 

この男について行くとすぐ着いた。

 

「着いたぞ。」

「はぇーーーあ、ありがとう。」

「受付ー。」

 

受付の人が出てくる、

 

「何か御用で?隣は……」

「俺は用務員枠で書類面接通って此処に来いって言われたんですよ」

「あぁ!鷹山仁さんですね!応接室に行ってください!」

「じゃ、此処でお別れだ。せいぜい頑張れよ」

 

そう言い彼は去っていった。

 

「IS学園へようこそ!凰鈴音さん!手続きはもう済ませてますよね?」

「勿論よ、それで織斑一夏のクラスは?」

「残念ね、織斑君は一組。凰さんは二組よ。」

 

それを聞いた鈴は不敵な笑みを浮かべる

 

「二組のクラス代表を変えてもらおうかしら。()()()()()()()

 

続く!!




結構大変でした!!
何回も何回も書き直したのがこの二話です!
次回はアマゾンズに習ったCから始まるタイトルを考えています!!
ぜひご覧ください!!
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