インフィニット・アマゾンズ   作:らんくらニキ

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夏季休暇・野座間製薬編最終回です!
皆さん良いお年を!


第三十話 一夏の思い出(ワンサマー・オブ・メモリーズ)

 

現在、アミューズメントウォーターパークにてヒロインズ五人は一夏君をガチ睨んでいた

 

「……なんでみんなそんなに怒っているんだ?」

「一夏君………なんで誘うのにさ,五人も同じ日にデートの約束してるの?」

 

 

数時間前…………

夏休みがあと僅かとなり、悠は改めて一夏達との友情が大切と思いあるものを作っていた。

 

「よし……これで全員分できた!!」

「ただいまー!」

「あっ!おかえり一夏君。」

 

何やら一夏君はチラシを持っていたらしいが何やら様子がおかしかった。

 

「てかさっきまで何してたの?」

「あぁラウラからアミューズメントウォーターパークのチラシをもらってさ,浴衣とかレンタルできるとか出来るらしいぜ」

「あぁスク水で潜入してきた時か」

「悠も行くか?」

 

一夏君からの誘いに僕は心に色濃くなる

 

「行きます!!絶対行くよ!!」

 

 

しかしこれがとんでもない悲劇だと思いもしなかった。

 

 

午後2時になりいざ出発する時でした。

 

「水着を持って……………一夏君行くよ」

 

ある程度用意していたのだが一夏君は何やら変らしい

 

「あぁ、悪い悠、先に行っててくれないか?」

「え?でもラウラさん待っているんだよね?遅刻すると言うのは人としてどうかと……」

「あぁ……言うな!頼む!」

「ええっ…………分かった。先に行っておくよ」

 

 

先に行ったのが間違いでした。

 

 

「ってあれ鈴さん?」

「あぁ悠何してんの?」

 

学生寮のエントランスにまさかの鈴さんと出会したのであった。

 

「鈴さん何しに行くの?」

「ふっふっふっ…………ついにあの時のリベンジよ!!」

「リベン……ジ?」

 

何やらと僕の前に立ち、申し訳ないけど右手をまな板な胸に置いて体を張った。

 

「一夏とのデートよ!ちゃんと体調管理したし自信大ありよ!」

「え……でも一夏はラウラさんに誘われたって…」

「ううん?一夏が誘ってくれたのよ?」

 

……………あ、この人まじか

 

「ま…まぁ行こっか。僕も誘われたし一緒に行く?」

「あんたも?まぁ良いわよ。」

 

二人で一緒にアミューズメントウォーターパークに向かうがなんだか嫌な予感してきた。

 

 

 

 

アミューズメントウォーターパークの前にある人が立っていた。

 

「あれ?箒じゃないの」

「あっ箒さんじゃん」

「鈴、悠?どうしてここに?」

「私は一夏に誘われたのよ残念ね。しかし一夏のやつ遅いわねぇ……」

「何?私も一夏に誘われたが」

「はぁ!?あいつ……」

「ねぇ二人共あれ。」

「「え?」」

 

するとなにやらセシリアさんが来た。

 

「あら?お二人さんも待ち合わせ?」

「セシリア!」

「こんな偶然あるか……?」

 

四人で待っているとシャルロットさんが来た。

 

「へぇ……へぇ……遅れそうになっ……って箒にセシリアに鈴?それと悠まで!?」

「シャルロットさんまで!?」

「ええええ!!!!」

「どういうことだ……?」

「もう予想ついたかも」

 

五人で待っているともう奇跡のレベルだ……それに合わせるが如くラウラが来た。

 

「何だお前ら五人で待っておって」

「ラウラ?!?」

「アンタも来たの!!」

「随分と私服に気合いが入っておりますわね」

「あの時買った服だよね?」

「まぁ……//一夏に見せら為だからな……//」

「乙女だ……!!ラウラさんが乙女になってる…………!」

 

五人で待ってると予想が現実になる

 

「悪りぃな。お待たせ」

「「「「「は???」」」」」

 

 

………で今がこう言う状況と言うわけです。

 

「一夏あんたねぇ!!」

「一人ずつ誘うなっての!!」

「心外ですわ!!」

「一夏の馬鹿っ!!」

「この浮気者が!!!」

 

相変わらずボロクソに言われている為、何とか制裁に入る

 

「皆んな一夏君を独り占めにしすぎ!ここで詰め寄ってたら他のお客さんに迷惑だよ。せっかく遊びに来たのに笑顔でいなきゃだよ!」

「うっさいわね悠も誘われたくせに!」

「大体悠も此処にいると言うことは誘われたんだろう!」

「それはそう。」

 

結局なんとか仲直りしてもらっていざ入場する事に!

 

 

「浮き輪を膨らまして……と、」

「あ!セシリアと鈴もういなくなってる!!」

「こんなに早いとはな……」

 

その頃セシリアは最初に一夏をゲットしていた。

 

「なぁ……セシリア」

「何ですの?」

「何で俺が押す役なんだよ!」

 

二人は流れるプールにてセシリアが浮き輪に乗り、一夏がそれを押してるのである。

 

「一夏さんにはその義務がありますのよ!遅れた罰だと思うと良いですわ!」

(そりゃそうか……てか白のビキニなんて随分攻めているな……)

「はっ……!一夏さん隠れて!!」

 

セシリアは突然降りて一夏を抱いて潜った。

 

(せ…セシリアごぽぽぽ……あ……当たってる!!!!)

「ぷはぁっ!!何とか逃れましたわね……あら?」

「あー!セッシーだ!!」

「織斑君を誘惑しようとしてるー!」

「「「「へんたーい笑笑笑笑笑笑」」」」

「な……笑わないでくださいましー!ねぇ一夏さ……あれ?」

 

 

その頃鈴は何をしてるかと言うと……

 

流れるプールで追いかけっこをしていた。勿論悠が追いかける側である

 

「流れるプール最高ー!!」

「ちょ鈴さん待って危ない!!」

「おらおらおら!」

 

脚をバタバタさせて悠に水飛沫を飛ばす

 

「ちょっと強い強い!!」

「さらにー……………………!!?!」

 

鈴はまた脚を攣りそうになる……

 

「危ない!」

 

悠は鈴の足を即座に持ち直した。それもそのはず鈴は臨海合宿で一度溺れた経験がある為である

  

「大丈夫!?」

「ありがとう…………」

 

二人だけのアオハルが何故か始まろうとしたがそれを見たラウラが許してくれなかった

 

「ってラウラどうしたのよ!」

「一夏が……私の嫁が……箒と浮気してるのだああああ!!」

「いつ嫁認定してんの?」

「私が嫁と言ったら嫁なのだ!」

「あーもう無茶苦茶だよ」

 

悠は鈴とラウラの板挟みとなる

 

「どうすんのよ悠!あの一夏がいないからかなり面倒くさい事になってるわよ!」

「………ごめん、鈴さん。僕の事を恨まないでね」

「は?」

 

ラウラの肩に手を置きこう呟いた

 

「一夏君探してくるから」

「本当か頼んだぞ!」

 

ラウラの目に輝きがもどり、僕は一夏君を探す為抜け出した

 

「悠って一夏のこと好きすぎない?」

「唯一の同性だ、仕方がないだろう。」

 

何とか探しているとウォータースライダーに目が入った

 

「はぇーこれがウォータースライダー……!!」

「あれ?悠此処にいたのか」

「一夏君!……って何してんの」

 

どうやら一夏君は箒さんとシャルロットさんに無事捕まっていました

うーん………なにこれ

 

「一夏!私と滑るんだろう!」

「いーや僕だね!そもそも一夏遅刻して来たんだし当然でしょ!」

「確かにそうだけど……それ箒にも適応するだろ」

「「それはそう!!」」

 

あーあー争っちゃってるよてか仲良しだろ

 

「まぁまぁ二人とも。グーとパーで別れたらどう?」

「うーん……」

「運ゲーすぎないか?」

「いいなそれ!よし別れるか」

 

結果………

 

「箒…のりのりだな。」

「そっ……そうか?兎に角並ぶぞ一夏!!」

「そうだな。」

 

「残念だったねーシャルロットさん。」

「うん………(でも悠と組むのは嫌じゃないよ)」

「なんか言った?」

「ううん何でもないよ。悠行こっ!」

 

これが一夏君の難聴……みたいなやつか。なんか嫌だなぁ……

 

 

このウォータースライダーは結構高さがあって途中で聞こえる

 

「きゃーーー!」

「うわああああ!!」

「お゛か゛あ゛さ゛ん゛!」

 

とか聞こえてくるのとポップなBGMのせいでどんな気持ちでいたらいいんだよ

 

「悠大丈夫?」

「えっ……あぁ大丈夫だよ!じゃあ一夏君先に行ってもいい?」

「あぁ、いいぜ。」

 

すると係員さんから指示を聞く。

 

「はい、ではボートに乗ってください。後ろの人は前の人にしっかり捕まって下さいね」

「だ、そうだけどどっちが前に行く?」

「じゃあ僕が前に行くね。」

 

因みにこれは究極の選択である。それは後ろに座るとシャルロットさんに抱きついて柔肌を体感すると言う僕の性癖が完全にVIOLENT STRIKEしてしまうと言う緊急事態なのである

逆に前に座るとシャルロットさんの以外になるたわわが僕の背中に当たるという詰み状態なのである

 

「なら僕は後ろで。」

 

うん。因みこれは安全策である。僕は僕の声に従っただけです。

 

伝説のヒモ「へぇー……で、そいつはなんて言ってんだ?」

「背中カラ感ジロ」

「いいねぇ。」

 

てかこれさ、あまり強く抱きしめない方がいいよね。ならちょーっと緩く……

 

「あ、すいません。もっとしっかり捕まってくれませんか? ギュッとそうギュッと!」

「花海佑芽かよっ!!」

 

係員さぁぁぁぁんなんて事言うんですか!!

まぁ流石に迷惑になっちゃうし抱きしめる

 

「ひゃあっ!!」

「ご…ごめん!」

「もっと抱きしめて……いいよ?」

 

はいこれ来たあああああ!!やるしかないでしょうよ!

 

「悠ー!」

「頑張れー!」

 

あぁそうか後の二人も滑るのか……

 

プールに着いたら直ぐにその場から離れてくださいね?」

「わかりました」

「ではウォータースライダー。いってらっしゃーい!」

 

さてどんなもの………えちょっと待って速くね!?

 

「きゃああああああああ!!!」

「ゔわあああああああああ!!!!」

 

アップダウンの激しさに加えてぐねんぐねんと揺れるやつや突然のカーブにより遠心力がやばかった。

 

「首が取れるってこれ!!」

「凄ぉぉぉぉぉいいいいい!!!!」

 

今だに加速し続けるボートにより振り回されまいと思いっきり抱きついてしまう

 

「悠ぁっ!?」

「しゃ、シャル…シャルロットさんっ!!これ、、えぐいっ……!!」

「ならつかまっ……て!!」

 

と言うかこの水流の流れや疾走感に怖いよりも楽しいの感情がくる。あとボートに当たっている水飛沫がシャルロットさんに全部当たってしまってる為少し心配です。

 

「悠っ!」

「何!!」

「もうすぐ光だよ!」

 

やっと終わるかと思ったけどまだチューブであり目の前にプールは見えずにやや高い景色が繰り広げられる

 

「あれっ……」

「うわぁぁ悠前っ!前っ!!」

「えっ………ってうおわああああああああああ!!」

 

そこから一気に急斜面に下った後空中に放り出される

 

「ぐへぇっ!!」

「ゴホッ!!!」

 

一体どうなってんだと後ろを振り返るとジャンプ台のような仕組みになっていたらしい。今まで生きてきた中で一番びっくりしたなぁ

 

「シャルロットさん楽しかったね!」

「うん……」

 

あれ?何だか落ち込んでるような気がしてる……というか顔を赤らめてない!?

 

「どうかしたの?」

「仕方がないと思うんだけど……結構ガッツリと抱きついていたよね」

「それは怖くて……」

「もう…悠のえっち」

「(゚Д゚)、;'.・グハァ」

 

目頭が熱くなり可愛すぎて吐血したけど一夏君に一つ連絡を入れる事に

 

(やっぱり触れてもらうのは慣れないね……)

 

 

一夏サイド……

 

「それでは次の方ー!!」

「はい!ってうん?」

 

一夏は白式の待機形態からメールが届く

 

『後ろはやめといた方がいい。』

 

(後ろはやめといた方がいい……どう言う事だ?)

「どうした?」

「いや、何でもないや。」

「では、ペア滑りについて説明しますね……」

「なぁ箒、後ろに座ってくれないか」

「ああ分かった。こ……こうか?」

 

だがその忠告が仇となったのか、一夏の後ろから、箒のその圧倒的なボリュームの胸を押さえつけられる。

 

(悠お前……ま、まさかあの忠告ってこれを見越してたのか!?)

 

では、いってらっしゃ~い♪」

 

「「「うわああああああああっ!!?」」」

 

そして、係員に軽く押された二人はそのままウォータースライダーを滑り落ちていった。

 

 

「でも結構楽しかった!」

「それは良かったーじゃあ上がろっか!」

「うん!」

 

シャルロットの笑顔が戻ってプールから上がろうとするが再び水飛沫を浴びる事になる

 

「あっ一夏君。」

「悠お前っ……なんて言うアドバイスしてんだ!」

「いや僕後ろに乗ったから一夏君には前に乗って欲しいからこうしただけだから!!」

 

意味を察した箒は顔が赤くなり悠に詰め寄る

 

「箒さん……ってへぐぅ!」

「悠ぁぁぁ!お前はそんなキャラじゃ無かったはずだ!!目を覚ませ!」

「ちょっと……箒さ……やめて!!」

 

それを眺めることしか出来なかったシャルロットはある異変に気づいた

 

「いっ…一夏はどこ…ってあ………」

 

セシリアと鈴とラウラに捕まっていたとさ

 

 

此処に千冬と真耶の教師組がいたのことを皆は知らなかった……

 

 

「げっ!!」

「どうかしましたか?」

「全く…こんなところにまできて奴らと遭遇することになるとはな……」

「織斑先生、一夏君のところには行かなくて良いんですか?」

「なっ!?」

 

真耶の言葉に少し動揺し、サングラスをずらすが、千冬はすぐにそのサングラスを元の位置に直し、冷静さを保つ。

 

「せ、せっかくのオフがあいつらと関わると台無しにされる」

「そうですか。ふふっ」

 

そんな言葉の裏を感じ取ってか、否か。山田先生はただ笑みを浮かべるのみだった。

 

「何がおかしいんです?」

「今さっきの織斑先生の顔、一夏君にそっくりでしたよ。」

「未熟者と一緒にするな。」

 

夕方

 

 

プールで目一杯遊んだ次は縁日広場で遊ぶことにした。これが大トリを飾るのに相応しいのである。

俺と悠はレンタルした浴衣を着て女子組を待っていた。

 

「みんな遅いなぁー」

「あっ!来たよ!」

「おおっ!!」

 

五人の浴衣姿はそれぞれ似合っておりカラーリングもバッチリだった。

 

まずは箒。箒の浴衣は白地に薄い赤色で花の模様が付いている浴衣だった。

 

「流石箒似合ってるぜ」

「あっ……ありがとう//」

「箒さんって何着ても似合うと思うよ。」

 

二人からは絶賛の嵐であったのが気に入らないのか鈴が乱入してきた

 

「あぁもう!あたしの浴衣を見なさいよ今すぐ!」

 

鈴は黄色い紅葉柄の浴衣だ。

涼しげな印象と落ち着いた雰囲気を醸し出す箒の浴衣とは違い、派手な黄色。下の足の方は緑色になっている。

子供っぽ……いや、鈴らしい浴衣と言えばいいか。

まぁ鈴に似合ってはいるので、俺は素直にこう答えた。

 

「鈴のもよく似合ってるぜ!」

「もうちょっと気のいい言葉は……まぁいいわ」

「うわぁー!!鈴さんすっっごく似合ってる!黄色の結んでいるリボンのと合ってる!!」

「さっすが悠分かってるー!!」

 

いつか一夏を見返すと心の中で誓った鈴でした。

 

「お次はシャルロットさんのどぉぉん!!」

「結構ノリノリですわね、」

 

シャルロットの浴衣は薄い水色の紫陽花柄の浴衣であり、雰囲気も相まってなんで現実にはこんな子が居ないんだろうと少し絶望しかけた。、

 

「似合ってるなシャル。」

「めちゃ可愛くて尊し」

 

「あ……ありがとう//」

(尊いっ!!!!!)

 

セシリアは案の定青の浴衣を着ているが爽やかな印象を持たせる

 

「セシリア似合うな。ブルー•ティアーズと同じ青の浴衣を選ぶとは良いセンスしてるな」

「ありがとうですわ!!」

「セシリアさんってパーティーの時もそうだけどやっぱり何着ても似合うね。」

「もうっ!悠さんたら褒め上手ですわ」

 

最後にラウラの番となりましたがこれもまた良かった。

 

「ラウラさんのは他の皆と少し違うんだね」

 

ラウラは黒とピンクのスカートタイプの浴衣だった。

 

「ああ!こうしたほうが動きやすいのでな!どうだ!」

「可愛いなラウラ。」

「かわ…そ、そうか…///」

「ラウラさん似合ってる!ツインテールも久しぶりに見たけどラウラさんって髪型のバリエーション増やしたらもっと可愛くなって一夏君が振り向くかもよ!」

 

しかし一夏は唐変木という事実がある為、悠の提案は幻となり消えてしまう。皆は一夏の可愛い発言に納得がいかず、悠の褒め具合がレベルを超えていた。

 

とりあえず屋台を回ることにした。

アミューズメントプールの縁日広場と言っても、普通の神社の縁日と規模は変わらず、様々な屋台があった。

 

「あっ!僕これ食べてみたい!」

「たこ焼きか……よし買おうぜ!」

 

まずはたこ焼きを食べる事にした。

 

「いたたきます………熱っ…でも美味しい!」

「美味いなぁこれ」

「やっぱ定番これだよねー!」

「久しぶりに食べるがなかなかだな。」

 

一夏、悠、箒、鈴のアジア圏の四人はたこ焼きをがバクバクと平気で美味しく食べる中、ヨーロッパ州出身のセシリア、シャルロット、ラウラは難色を示していた

 

「ううっ…プルプかぁ…」

「オクトパスはちょっと……」

「ほう……これが日本のたこ焼きと言うやつか……」

 

ヨーロッパでもタコを食べるところはあるにはあるが、それでも食べないところが圧倒的に多い。

イギリスなどでは特に「悪魔の魚」と呼ばれ、避けられてきた歴史があるらしい

 

「あれ?二人とも食べないのか?」

「一夏君、どうやらヨーロッパだとあまりタコを食べる文化が一部だとあまりないらしい」

「珍しく博識だな」

「まぁね。兎に角食べなきゃ勿体無いよ。」

 

三人にたこ焼きのパックを差し出すが一番初めに動いたのがラウラだ。

 

「どれ……ん、なかなかだな。」

「そんなに?」

「シャルロットも一回食べてみたらいいぞ。ほら」

 

シャルロットはラウラからたこ焼きパックをもらって箸でたこ焼きを方へと運んだ。

 

「どう?」

「美味しい!!感触はちょっと気になるけどいけるいける」

「感触……!」

「ほらほらセシリアにもあーん」

 

シャルはふーふーした後セシリアの口に運んだ。

 

「美味しいですわ!!」

 

無事セシリアの口に合ったらしく一夏は内心喜んでいた。

 

それをみた悠は……

 

「一夏君、君にもアーンしてやろう。」

「何でだよ」

「もしかして嫉妬か?」

「悠のいけずー」

「うるさいっ( ˘-з-)」

 

あの後鈴さんにしてもらいました。

 

 

ある程度食べ歩きをした後は皆で射的をすることとなった。

 

「射撃はわたくしの得意分野ですわ!」

 

パンッ!

セシリアが放った射的銃のコルクはそのまま景品のぬいぐるみへ当たり、下へ落ちた。

 

「すげぇなセシリアは…よし、俺も隣で……」

 

一夏も射的をし、二回撃って景品をゲットした。

 

「あんたそんなに射撃上手かったっけ?」

「前にやったからな。」

「なら私もやってみるとしよう。今度こそいける。」

 

箒は黄色い熊さんの縫いぐるみにコルクで当てようとするが

 

スカッ

スカッ

スカッ

 

「ぐぬぬぬぬ…………!」

「大丈夫か箒?俺がやろうか」

「心配ない……これで…………最後だ!!!!!」

 

バンッ!

  

「おおおすげぇ!!当たったじゃん!!」

「あ……ありがとう…///」

  

ラウラもしようとするが……

 

「私はこれを狙う!!」

「いや流石にこれはキツくないか?」

 

まさかのデカいダルマのぬいぐるみだ。此処ぬいぐるみしか無のかよ!

 

「いやそんな事ないよ一夏君、僕なんてグ◯カスがつけてた3連装ガトリング砲を当てちゃったよ。」

「何でそれが景品として出てんだよ!」

 

そう言ってる内にラウラはそいつに銃口を向ける

 

「ラウラさん頑張れー!」

「これ当たるのか……?」

「はっ!!!!」

  

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

  

「やった!!当たったぞ!」

「凄いじゃないのラウラ!」

「お見事だな。」

「やりましたねぇ〜!(藤◯ことね)」

  

えええええうそーん当てたのかよおい。

 

残りのみんなはそれぞれ景品を当てた。

 

「あたしはうまい棒………」

「鈴さん交換する?組み立て式大型機関銃とどっちが良い?」

「ここは武器商売しかいないのかよっ!!」

「なら悠、その大型機関銃とやらを貰おうか」

「ラウラしれっと貰おうとしてないか?」

「良いよ。」

「いいんだ……」

「僕は蟹さんのぬいぐるみ!」

「わたくしは凄いのが当たりましてよ!なんとなんとお菓子一年分ですわ!」

「みんな凄いの取れたなぁ……特に悠、お前それ大丈夫だよな。」

「大丈夫でしょ」

 

あの後電源入れたらガチで地面に少し穴が空いたのでやめといた

 

 

 

しかしやっていると何かが引っ掛かるような感情になる

 

「さてと!色々楽しめたわねーってどうしたのよ一夏」

「どうって……夏祭りには醍醐味なやつがあるだろ」

「あぁ花火ね。」

 

時間帯的にもやっていないし、流石に花火をするのは如何なと思う

 

「あら?あちらのコーナーに花火ができると書いていますわ!」

「本当だ!」

「でかしたなセシリア。皆行くぞー!!」

 

数分後………

 

 

「確かに花火ではあるけど……」

「看板絶対詐欺ってるって!」

 

看板には《花火が出来ます!》って書いてあったけどよく見ると小さく

 

線香花火が出来ます!》

 

って書いてあった。そりゃ客の少なさに納得がいく。

 

七人は改めてしゃがんで線香花火をする事に。消す用のバケツは店側が

 

「綺麗…………!」

「これが日本の風流ってやつだな……」

「綺麗だよな箒……おばさん達と一緒にやったのを思い出すな」

「あぁ……懐かしいな…」

 

改めると悠の様子が変な事に気がついた。

 

「ねぇ悠……もしかして何か言いたそうにしてる?」

「ぎくっ……」

 

鈴に図星をつかれた悠はバススロットからあるものを六個取り出す

 

「じ……実はさ、皆んなに渡したいものがあって…作ったんだ。」

「作ったって?」

「何をだ?」

 

悠は事前に持っていた自分の物をを見せた。

 

「それって……五円玉だよな?」

「うん。僕のチームの友達も繋がりが大好きでね。それに影響されて作った。」

「凄いオシャレ………でも何で五円玉?」

 

悠はこの五円玉のネックレスの訳を話した

 

「駆除班のみんなの目的は……お金が必要っていうまぁ現実的なんだけどね。その時にチームが繋がれたのがこの五円玉のネックレスのお陰。僕はこれを皆に渡しておきたかったんだ」

「悠お前……ありがとうな。」

 

皆は悠からネックレスを受け取りそれぞれが感情に浸っていた。

 

「何気ないものをこう大切なものにするのは流石ですわ」

「そうだね。」

 

僕達は落ちる線香花火を横目にそれぞれが五円玉のネックレスを眺めた。

 

人間とアマゾン、二つの種族の友情が育まれる瞬間であった。これからもずっと続くといいな。




結構書くの疲れました!
最後少しうるっと来るかな?
そしてついにあの生徒会長が動きます!
次回からは文化祭編ですお楽しみにしてください!!

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