さぁーて学園祭編の始まり始まりぃ!!
もう少しでアマゾンニューオメガが出るかも
第三十一話 NOBLE NEMESIS〜生徒会長は少しうざい〜
「ふっ!はっ!」
「くそっ!どうして当たらないんだよ!」
学園のアリーナ。明日で夏休み終了。そんな夏の後半のアリーナには熱気を放ちながらISを飛ばしている若者が二人。
白式の
「甘い甘い甘いっ!パンの耳に砂糖を漬け込んだやつより甘いっ!!」
「大丈夫かよそれっ!!」
一夏は雪片二型と雪羅ブレードモードで斬りかかるがオメガはそれを受け止めて弾き返した後一夏の身体に蹴りを入れて吹き飛ばす
「ぐはあっ!」
「こいつは避けれないっ!!」
FK-3とSD-4の同時射撃をなんとか躱す事に成功するもオメガの追撃は止むことは無い。
「くそっ…零落白夜さえ使えれば…!!」
「SEを最初に使いすぎちゃったね!」
容赦なく詰め寄り徒手空拳をしまくり一夏をフルボッコにする
「(なら最後のSEで…!)くらえええ!!」
ゼロ距離で撃つもそれをモロに喰らってしまう
「ひぎゃあああ!!」
「よしっ!!」
しかしオメガはギリギリで雪羅を模倣生成しており防いでいた
「まじかっ…!!」
『VIOLENT PUNISH』
「ハァァッ!!!」
アームカッターで通り抜けるように斬りつけるもそれは掠めただけだった
「そんなんでやられるか!」
「腕を見て」
「はぁ?………ん?」
なんかピッ!ピッ!ピッ なんか鳴ってると思ったらまさかの右腕にスラッグスティックボムが突き刺さっていた!
「なんだこれ抜けないんだけど!!」
「抜けたら抜けたで大問題。バーン!」
「あびゃばばばばばばああああ!!!」
電磁爆発により一夏君のSEが全滅し。試合終了のブザーがなった。
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「やった!一夏君にまた勝った!!」
「お前なぁ…武器のバリエーション夏休み前より増えてないか?アサルトライフルの他にピストルや電磁手榴弾とか怖すぎるだろ!」
「ISの武器はだいたいこんな感じだからね」
「てかそれ全く合わなく無い?悠って近接格闘がメインだし」
「あれは補助よ補ー助。お菓子の奢りありがとうね」
アリーナでの汗をシャワーを浴びた後、カフェテラスで注文を頼んだ。
悠はシフォンケーキとハンバーガーをトレーに乗せて買ってもらった。一夏君はカフェオレだけ買ってた。
テーブルに向かうと、いつものメンツが既に談義に花を咲かせていた。
「あ、三連敗マンじゃん」
「うるさいぞ鈴」
鈴さんに一睨み効かせながら座り込む一夏くんは早速カフェオレを口に含む、も熱さに思わず渋い顔をしてまた鈴さんが笑った。
「ていうか悠って動いた後なのによくそんなに食べれるね」
「うん。いつでも変身できるように力を付けとかないと」
早速ハンバーガーを食べようとするがセシリアさんと箒さんは何故だかじっと見つめてくる
「ん?どうしたの。」
「あぁいや…その…そんなに食べてても太らないのかって」
「悠さんのスタイルはいつ見ても羨ましいですわ」
「えぇー…そうかな?」
二人とも太っているようには見えないなぁって言おうとしたけど失礼だしやめといた。
「あー、なんでセカンド・シフトしたのに勝てないんだよー」
一夏が頬杖をついてぼやいていると。女子が口々に指摘した。
「動きが単調」
「零落白夜をバカスカ使い過ぎ」
「荷電粒子砲の狙いがなっていませんわ」
「対して悠は間合いを完璧に取れていた」
「要するに一夏はわかりやすいんだよ」
「よ、要点を纏めてくれてありがとう。勉強になります」
ぐぅの寝もでない完璧なプロファイリングに一夏はガックシと頭を垂れた。
ズーンと青黒い縦線カーテンが見える。見えるぞ
「はぁ、どっかにエネルギー落ちてねえかな。流石に燃費悪すぎる……」
「そりゃそうだよ。ただでさえ大食いなのに追加武装出来て。更にスラスターも増やしちゃったんだから」
「てか一夏。最後の試合、零落白夜で無効化出来ない攻撃を霞衣で守ったのは完全に悪手でしょ」
「あれはなんというか、咄嗟に守れっ!ってなったというか」
「まだ慣れてないのが難点だね。」
夏休みも終わり、授業の模擬戦を終えた一夏に待っていたのは、セカンドシフトに移行した白式、もとい白式・雪羅のデメリット面だった。
まずは複合兵装である左手の大型手甲【雪羅】と、前の倍以上になったウィング・スラスター。戦力の大幅な増加を果たしたが、これがとにかくエネルギーを食いまくる。
そして一次移行から一気にやることが増えた。近遠距離の即時切り替え、射撃訓練に新装備の慣らし。ようするに一夏君は自分のISに振り回されっぱなしなのだ。
雪片弐型一本でやってきた一夏君からしたら、他のことをやらないでいたツケが一気に来たのだ。いか二次移行してグレードアップしたとはいえ、使いこなせなければ宝の持ち腐れだ。
レーザー兵器を多用するセシリアさんや箒さんには有利をとれたが、実弾やエネルギーを使わない組との戦績は敗色が強かった。
「しかしアレだな。そんな問題も私と組めば解決だな! 紅椿にはエネルギー増幅機能の絢爛舞踏がある!」
「なに言ってんのよ。あんときから一度も成功してないくせに。その点甲龍は燃費もいいし近接中距離もこなすから組むならあたしに決まりね!」
「いいえ、ブルー・ティアーズによる遠距離サポートが出来るわたくしですわ!」
「ふん。それなら私も負けていない。全てのレンジを万能に対応。AICで相手を止めた相手に零落白夜を叩き込む。効率的かつ実戦的戦術だ」
箒の言葉を皮切りに、各々が自分が一夏のペアに相応しい合戦がスタートする。
一夏は相変わらず状況がわからないままスパッと切り出した。
「組むとしたらシャルだなぁ」
「えっ!僕!?な…なんでかな?」
「前に組んだから」
「あ、そう」
あーあ、また一夏君やらかしてて泣くねんけど
シャルロットさんの輝きに満ちていたシイタケ目は一夏君の手によって一瞬で虚無目に転身する。
励ますために僕はハンバーガーを半分こにして渡す
「ごめんねシャルロットさんこれあげるから元気出して。」
「ありがとう…悠。」
「私の饅頭いるか? 遠慮するな」
「シャルロットさん。このケーキ美味しいですわよ。一口いかが?」
「あ、ありがとう皆」
「しゃ、シャル。カフェオレ」
「いらない」
落胆したシャルロットさんに皆が一斉に優しくしているのを見て一夏君もカフェオレを差し出すもそっぽを向かれた。
「一夏君」
「何……ってうぉっ!!」
髪を掴んで顔を近づけさせて恐喝する
「あの時の様に轢き殺すぞ」
「あっ……あぁ……!!す…すすすすみません!!」
掴まれた髪の毛を離した後なんとか一夏君はシャルロットさんに謝った
「悠って一夏の扱いに長けてない?」
「まぁね。兎に角一夏君は白式云々よりも自分の性格とか見直した方が良いよ。」
「どう言うこと?」
「それだよそれ。」
悠の性格が変わってしまったのではないかと皆がおろおろしているが周りを見て察した。
「ああっ!その……一夏君のこと別に嫌いじゃないんだよ?一夏君読み込みが早いし、頼もしいから!」
「本当にそうか?」
「そうだよっ! てか話題を戻すけど正直一夏君は誰と組んでも変わらないと思う。」
「どういう意味よ」
「白式は零落白夜というジョーカーを常に持っているから一撃必殺を当てれば勝ち、なら相方はそのルートを作り上げればいい。誰と組むかによって、どのような戦い方を組み立てれるかの話。」
「成程……」
一夏ヒロインズの皆さんは納得してくれた。
「エネルギー関連は箒さん。遠距離サポートはセシリアさん。近距離サポートは鈴さん。火力方面はシャルロットさん。防御方面はラウラさんと組み方は多種多様だよ。」
さらに拍手が巻いおこり少し照れ臭くなる
「まぁ僕は組む人には支援攻撃か一緒に戦ってくれる人だと頼もしいな。後は一夏君の頑張り次第だよ」
「そ…そうか!悠俺頑張るよ!」
二人の友情関係を見てやっぱり二人は仲良しだと再認識したとさ
翌日……………
僕はガチで凹んでいた。何故なら夏休みが終わったからである
「はぁぁぁぁ………夏休み終わっちゃった」
「悠ってIS学園にくる前は休みとかなかったのか?」
「情報班から実験体の駆除の通報で毎日が休みなんかありゃしない」
「結構しんどいなそれ」
「二人ともちゃんと聞かないとだめだよ。」
「今は学年集会が始まるからな。」
「あぁ悪りぃ」
「分かった。」
シャルロットとラウラに注意された為ちゃんと話を聞く事にした。
「それでは、生徒会長から説明をさせて頂きます」
静かに告げたのは生徒会役員の一人だろうか。その声でざわついた会場が一瞬で静まった。
コツコツと靴の音が響き、生徒会長が壇上に上がった。
「やあ皆。おはよう」
「あっ」
「どうしたんだ悠?」
「この人見たことあるよ!」
一夏にとっては初めて見た生徒会長だけど悠は一度会っているのだ。
「今年は色々立て込んでてちゃんとした挨拶がまだだったね。私の名前は更識楯無。君たちの生徒会長よ。以後よろしく」
生徒会長の笑みは優しく、何処か蠱惑的だった。その肌を滑るような声は同姓でさえ魅了し、あちこちから熱っぽいため息が漏れた。
「さて、散々待たせたから単刀直入に切り込むわよ。今月の一大イベント学園祭。今回は一味も二味も違うわよ!」
生徒会長が指を鳴らした。
それに合わせて、空間投影ディスプレイに一夏の写真がデカデカと映し出された。
「題して!『各部対抗織斑一夏争奪戦』!!」
「………え?」
「ええええええ~~っ!!!!!?」
割れんばかりの叫び声に、ホールが冗談ではなく揺れた。
一夏がぽかんとしていると一斉に一夏へと視線が集まってくる。
「一夏君これやばいって!!」
悠は焦って一夏をブンブン揺らしまくる
「コホン。学園祭では毎年各部活動ごとの催し物を出し、それに対して投票を行い、上位組に特別助成金が出る仕組みでした。しかし、今年は男二人のうちの一人である、現在部活に所属していない織斑一夏を! 一位の部活動に強制入部させましょう!!」
「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!」
「素晴らしい、素晴らしいわ生徒会長!!」
「こ、これは。薄い本の流れに持っていける可能性も!?」
「おいおいままならなねぇなぁ!!」
「もうはみ出すしかないでしょ!」
(女子の部活動に男子いらないでしょ!)
しかし悠は納得が行かないので自分で挙手して質問した。
「ちょっと待ってください!!何で僕が対象に入っていないんですか!」
それもそのはず、もう一人の悠だって部活に入ってない。男が理由だとすれば、悠もいないとおかしい。
「あら久しぶりね悠君。でも君はもうこっちで決めちゃったから。」
「き……決めた?」
すると空間投影ディスプレイが又変わって悠の写真が映し出される
そう、生徒会の手により僕は生徒会所属となってしまったことを知らされてしまい大ブーイングが起こる
「ふざけるなぁ!!」
「どうして水澤君をこっちで決めてんだよ!!」
それを楯無は落ち着かせた後話を続けた。
「落ち着いて聞いてね。代わりと言っても何だけど、一位になった部活動には、織斑君の強制入部に加え、水澤君も短期間だけ入部し、マネージャーを勤めさせて頂きます」
「よぉぉぉしっ!!」
「織斑君のみならず水澤君もゲット!?」
「負けられない!負けられないわ!!」
「今日から直ぐに準備を始めるよ!秋季大会?ほっとけそんなもん!!」
(秋季大会をそんなものあつかいするなよ)
部活にかけた青春を突き進んでいたであろう女子の破綻っぷりに一夏は心中でツッコミを入れた。
「あ、学園祭の準備も良いけど、各部は秋季大会も控えています。どちらも誠心誠意をもって取り組むように。何事もそつなくこなす、これが良き人、良き女性のあり方ですからね」
楯無の模範解答に皆が納得し、一夏は呆気に取られていた……
「俺そんなの聞いてないぞ……」
「兎に角皆さんの手で織斑一夏を奪い取るのです!いざ掴め!織斑一夏ナンバーワン争奪戦開幕です!!皆願いを照らし出すCandy Blazeよ!!」
「いよっしゃあああ!!」
「戦わなければ生き残れない!」
「荒れるぜ〜〜〜!!」
「……ない」
「?」
「悠どうした?」
「悠さん?」
「そんなの聞いてないですよぉぉぉぉぉぉ!!」
ーー♢ーー
昼ご飯の時間、僕は完全に詰められる事になった
「なんで悠が生徒会長と面識があるの?」
「うーん……ラウラさんに腹部貫通された同じ日にバッタリあって相談を聞いてくれただけなんだけどなぁ……」
それを聞いたラウラが凹んでいたのは悪しからず
「一夏はまだわかるとして何故悠が?」
「僕と一夏君の人気が違うからだと思う」
「ああ、悠の方が人気だもんな」
「察しが悪いよ一夏君。頭パッパラパーすぎるよ織斑先生と脳味噌入れ換えてきたら?」
「そんな千冬さんなんか見たくないわよ」
「どういう意味だよ鈴」
そういう意味だよ一夏君
「まぁアホの織斑は放っておくとするぞ悠。」
「箒何でそんなこと言うんだよ(´・ω・`)」
「箒さん容赦ないっすねー。まぁ何らかのタイミングで更織さんに詰め寄ってみるから」
「流石に勝手に進まれたらイラつくわよね。」
と言うか生徒会ってどんなんだろう……岸原さん曰く、迷いながらときめいた記憶が儚いらしいし、鷹月さんだと願い事はだいたい叶うとか
うーん……慣れば良いか
ある程度共感をゲッチュした後ヒロインズが揉め始める
「も…もし一夏が生徒会に入るなら私も入っていいぞ?」
「はぁ!ならあたしが入った方が意義はあるでしょ」
「寝ぼけたことを言うな。ここは部隊長である私が」
「あ、ズルい!僕も一夏と一緒に生徒会やりたい」
「いやまだ入ると決まった訳じゃないから」
「でも生徒会長スゲー自信たっぷりだったな」
「一夏!!」
「俺なんも悪くないだろ!」
それはそうであるが一時休題です。
ーー♢ーー
場所は変わって教室にて特別HRが始まっており皆がわいわいとしてる中クラス代表の一夏君とその補助の僕はが意見を纏めるために電子ボードの前に立っているのだが………
【織斑一夏と水澤悠のホストクラブ】
【(同上)とのツイスター】
【(同上)とポッキーゲーム】
【(同上)と王様ゲーム】
なんだこれはなんなんだこれは
「却下」
「ええええー!!」
「当たり前だ! こんなの誰が嬉しいんだ!」
「私は嬉しいわね、断言する!」
「谷本さん!?」
「男子両名は女子を喜ばせる義務を全うせよ!」
「国津さん!?」
「織斑一夏と水澤悠は共有財産である!!」
「そーだそーだ!!」
完全に物扱いである。世紀末だよここ。
「や、山田先生、ダメですよね? こういうおかしな企画は!」
「え、私に振るんですか?え、えーっと……わ、私はポッキーなんかが良いと思いますよ」
「山田先生それはないですよ!!」
副担任(20)もこの始末。ポッと染めるんじゃないよ頬を。
因みに頼みのストッパー事織斑先生は早々にトンズラ去っていった結果無法地帯である、
「せんせー、王様ゲームは良いですよねー」
「まやちゃん、そう硬いこと言わずに…」
「そうだそうだ!」
「うっ……ううっ……」
「山田先生!」
「せんせー!」
「ぐっ……うっ……わたしからは…なんとも……」
副担任が撃沈したので一夏君が縋る
「悠なんとかしてくれよ!」
「何とかしろって言われても……んー山田先生、スマホの使用許可を願います。」
「あぁはい……」
悠は教卓に自身のスマホを置くがそれは電話画面である
「何してんだ?」
「仁さんに頼る」
これしか方法がなかったのだが、用務員と僕が知り合いと言うことは皆がある程度知っていた。
『もしもし?』
「あっ仁さん?頼みたい事があるんですけど、文化祭の出し物をやるんだけど何かありますか?」
『うーんと……そうだな。サバゲーとかどうだ?』
しかし団結したクラスメイトにボロカスに言われまくって電話を切った。
「早すぎだろ!」
「このクラスは男子二人がいるんだしそれを有効活用せずにいつ使うの!」
「そーだそーだ!!!」
「確かにまあ校内で二人しかいない男性…一人はアマゾンだけどそれを有効活用するのは良い案ではあるけどこれ、僕と一夏君にリソースつぎ込み過ぎだろ」
「どういうこと?」
「僕と一夏君、いつ学園祭回れるの?」
「あっ」
突きつけられた結果に一同は口を開けたまま動かなくなった。
「一夏君と僕目当てじゃない客もいると思うからそこら辺からは投票こないんじゃない?」
「んごぉ」
「ぶっちゃけ。僕と一夏君は過労で倒れるし。生徒会も流石に認めてくれないと思うよ」
「あの……意見は良いだろうか?」
すると箒さんが割り込みで質問してきた。
「箒さん?何かありましたか?」
「まあ大した事ではないが……その…みんなのそれらの案は少し…止めたほうが良いのではないだろうか…?
普通のごく一般の方は来ないとは言え、来賓の方々や招待券をもった一般客は来る…んですよね、山田先生?」
箒の補足説明により皆黙る。
「は、はい!この学園祭にはISの開発企業や各国の軍関係者は来場することになっていて一般客の入場は原則できませんが、生徒一人につき一枚配られるチケットでその来てほしい方に渡せば来れるようになっています」
「だからその……あまりに身内がノリ過ぎるのは…よくはないと思うのだが……?」
箒からの助け舟で二人は安心した。マジでありがとう
「ぐっ、そうだった……」
「あーそういえばそうだったね~」
決まった⭐︎僕は反撃の糸口を箒さんの説明プラスで全部潰す事に成功し、電子ボードの提案を全部消す。
「ありがとうな悠、箒!」
「こっ…このくらい当然だ!」
照れ隠ししながらも箒さんは座ったが一夏君は気づいていない……いや、察した方がいいか。
「さてと他に意見はありますか?」
「メイド喫茶……ならどうだ?」
そう言ってきたのはラウラだった。
普段色事関連には皆無なラウラの発言に、クラスの皆もぽかんとしている。
「客受けもいいだろう。飲食店は経費の回収も行える。外部から客も来るなら、休憩所としても使えるはずだ」
「いいんじゃないかな?一夏と悠には執事で出てくれたらそっち方面の客も来るよね」
「いいですわねそれ!!」
ラウラさんとシャルロットのダブルショットが見事一組女子全員にヒットする。
「織斑君と水澤君の執事……良いね!」
「メイド服はどうする?私、演劇部衣装係だから縫えるけど」
「クラス全員分、いけそう?良かったら裁縫部も手を貸そうか?」
確かに、服を一から縫うのって大変だ。ましてや接客担当全員分のサイズを用意しなければならないからあるから尚更だ。
「メイド服ならツテがある。後でかけあってみよう」
「それでは、このメイド・執事喫茶。もとい、ご奉仕喫茶で可決ということで、宜しいでしょうか?」
「賛成!」
「よーし絶対盛り上げるよ!!」
「「「おーー!!!!!」」」
満場一致により、一年一組の出し物は【ご奉仕喫茶】となった。
続く