インフィニット・アマゾンズ   作:らんくらニキ

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セシリアとの対戦後、女子たちの一夏への興味は高まるばかりで悠はこのクラスに馴染めてよかったと感心する
そんな中、隣のクラスに中国代表候補生の凰鈴音が転校してくる。クラス代表選手として一夏のクラスへ宣戦布告に来た鈴は、一夏の二人目の幼なじみだった…。


第三話 CARNAGE CALL〜転校生はセカンド幼なじみ〜

セシリアとの決闘が終わって一ヶ月経ち、少しずつ温かくなる頃だ、

 

「それではISの起動訓練を始める。織斑、オルコット。」

「はい。」

「わかりました」

 

僕は専用のISがクラスメイト同様見ることしかできない。

因みに一応ISスーツには着替えており、アマゾンズレジスターを露出させるため袖に穴が開いてあるんだ。

 

「ならわたくしから………」

 

セシリアはブルー・ティアーズを展開し装着する

 

「へぇ………なら俺も………」

「早くしろ、専用機持ちは一秒で出来るぞ。」

 

織斑先生からのプレッシャーでなんとか出し方が決まったらしい

 

「来い!!白式!!!」

 

すると光に包まれて一夏君のIS白式が展開される

 

「よし!飛べ!!!!!!」

 

一夏君とオルコットさんは飛んだが、経験差は明確であり、オルコットさんは飛び慣れていたのに対して一夏君はギリギリ飛んでいるようだった

 

「うーん難しいなぁ…………」

「ISの操縦は慣れれば楽ですわ。その前にわたくしの動きを見よう見まねでやってくださいね。」

「でも………正面に三角形を飛ばすイメージでってあぁ分からん!!」

「良ければわたくしが放課後教えて差し上げますわ。そう二・人・き・り・で、あぁわたくしったらなんてこと!」

「………?」

 

ある程度飛んだら織斑先生から指示が来た。

 

「よし、そのまま急降下しろ。」

「はい。ではお先に。」

 

オルコットさんは織斑先生の通りにやってのけた。

 

「凄い………!」

「よぉし………ってうわあああああああ!!!!」

 

見よう見まねでやった一夏君は全速力でグラウンドに突っ込んでしまった

 

「織斑君!!」

「一夏ぁぁぁ!」

「一夏さん!」

「一夏君が隕石になっちゃった!」

 

山田先生と共に墜落地点に向かうと大きなクレーターができて。

 

「何をしている馬鹿者誰が穴を開けろと言った」

「すみません………」

 

するとセシリアが駆け寄る

 

「一夏さん大丈夫ですの?良ければ保健室に」

 

しかしそれを箒が阻止する

 

「ISには基本的にシールドエネルギーで守られてるから基本的には怪我をしないはずだ。もしかして一夏を連れ去ろうとしたのか?この淫乱娘め」

「何ですってぇぇぇ!!!!!このわたくしを侮辱する気ですの!!?そもそも篠ノ之さんも専用機持ってないくせによく指図しましたわね!!」

「私は一夏の幼馴染として助けに来たのだ!」

 

パチパチに激突するセシリアと箒を他所目に悠は一夏を引っ張り出す

 

「一夏君いける?」

「あぁなんとかな」

「二人とも喧嘩は辞めなよ。一夏君で取り合っちゃって恥ずかしくないの?」

「ぐぅっ……」

「すまん……」

 

二人は悠にあんな事言われると知らずに落ち込む

 

「取り敢えず織斑、この穴直しとけよ」

「はい…………」

 

僕が一夏君を手伝おうとすると織斑先生に止められた

 

「………なんで止めるんですか?」

「水澤、お前の気持ちは分かる。だがな、奴を助けたりすると甘んじたりすることがある。あいつは優しいからな、そう受け取ってしまう」

「…………成程!つまり一夏君のペナルティと?」

「まぁそう言うもんだ。」

 

気を取り直してISの実習が始まった。

 

「専用機持ち以外は訓練機を取り出して練習に当たれ。」

 

案の定僕の所に詰め寄ってくる

 

「水澤君は何にする?打鉄?ラファール?」

「うーん………ラファールで!」

 

悠はラファールを装着し、顔らへんにディスプレイが浮かぶ

 

(これがISの設定か……………動作チェックはいけてるから動くか)

 

「動きまーす」

「「はーい!!」」

 

乗ってくれたみんなに感謝し、悠は二歩進んで3歩下がったり、ジャンプやいつもアマゾンに変身した時にしてる動きをやった

 

「凄い!」

「よくそんなに動かせるね!」

「そう?僕はアマゾン駆除でこんな動きしてるからね」

「でも動かしてみた結果はどう?」

「難しい。」

「だよねー」

 

動かしているとオルコットさんの指示が来た

 

「悠さん、他の人も乗るので申し訳ありませんが降りてくださいな」

「あぁそっかごめん!!」

 

(確かしゃがむ動きで降りるって聞こえたな………)

 

悠がしゃがんで降りたら、谷本さんに話しかけらた

 

「えー水澤君なんでしゃがまずおりたのー?」

「織斑君に姫様抱っこして乗りたかったー」

「でも一夏君忙しいじゃん。オルコットさんにも迷惑かけれないし」

「優しすぎる!!」

 

僕達は一人ずつ交代して班で動かし、何とか実習が終わりました

 

その後一夏君は空けてしまったクレーターを埋める作業を次の授業まで間に合ったらしい。

 

「ふぃーーーーー疲れたぁぁぁ」

「お疲れ様。」

「お前があんな穴開けるからだろ。」

 

この世は無情ー

 

「そういえば二組に転校生がやって来たらしいよ」

「この時期にか?」

「ふっふっふっ………どうやらこのわたくしを聞き付けてやって来たのだと思いますわ。」

「いや僕でしょ。自分で言うのもなんだけどアマゾンなんだし」

「でも専用機持ちは一組と四組だけだよね。」

 

但しそれは教室のドアを開くと同時に否定される

 

「その情報古いわ!」

 

その姿は茶髪のツインテール、黄色のリボンで結び、自信に溢れている

 

「君は…………誰?」

「よくぞ聞いてくれたわね!あたしは中国の代表候補生凰鈴音!!一組のクラス代表に宣戦布告しに来たってわけ!」

 

突然の登場に皆呆気に取られていたが、一夏だけ違った

 

「なんだよ鈴その登場の仕方!カッコつけやがって!」

「な……何よその言い方!!」

 

しかし悠は凰鈴音の後ろの存在にいち早く気づいた

 

「ふ………凰さん………後ろ………!!」

「へぇーあなたが例のアマゾ…………ん"っ"!?!?誰よ私を殴ったのは………」

「久しぶりにあったと思ったそのような態度とはな」

「ち……千冬さん」

 

今度は出席簿で殴る。千冬が一番のアマゾンだろと思った人は手を挙げなさい

 

「先生と呼べ。お前らも早く座れ、私を困らせるな」

(鶴◯史之舞?)

 

授業が終わり学食の時間

 

「一夏、今日は私と食べよう」

「何をおっしゃるの篠ノ之さん。このセシリア・オルコットと食べるのですよ」

「あの………一緒に食べるとか言う考え無いの?」

「「あるわけない(ですわ!)」」

「ええっ…………」

 

しかし一夏の隣を制したのは箒でもなくセシリアでもなく鈴だった

 

「一夏!一緒に食べよ!」

「おっいいぜ!」

 

二人は完全に負けてしまった

 

「なっ!!」

「嘘………ですわよね?」

 

怒りを感じていたのは箒だった。

 

「納得できん!!あの女は一夏とどう言う関係なのだ!!」

「そうですわ!!大体一夏さんは女子に見境がないことですわ!!」

「いや………それだけどさ多分女子友達とかじゃない?ほら一夏君唐変木だしさ。」

 

それを聞いた二人は足を止めて悠の方へ向いた

 

「今……なんて言った?」

「え?」

「もしかして悠さんは一夏さんの鈍感さを見抜いていたと言うのですの!?」

 

料理を持ちながらも悠に詰め寄る

 

「溢れるって!とにかく監視だよ監視、まだ関係性が曖昧だから!」

 

二人はそれを聞き冷静さを取り戻す

 

「そ、そうだな。」

「日本でいう急いでは事を仕損じる(Haste makes waste. )ですわね」

 

その頃一夏は焼秋刀魚定食、鈴はラーメンを食べながら話す

 

「まさか日本に戻ってくるなんてな、親父さん元気してる?」

「まぁ……元気よ。それよりあんたがISを使えるようになってテレビに出た時はびっくりしたわ」

「そうだな……………お前らジロジロ見過ぎなんだよ!!」

 

一夏は横を向くと山のように女子達と悠が覗いていたしかも悠はご飯を食べながらだ。

 

「ってあれ?悠ってご飯食えたっけ?」

「僕は雑食だからね。タンパク質だけ取れればそれでいいから。」

 

しかし話を逸らした事で箒とセシリアを怒らせてしまった

 

「呑気に会話してる場合が馬鹿者!!いやこのヤ◯チン!!」

「篠ノ之さん言っちゃダメだよ!」

「どう言う関係か説明してもらえます!!!?」

 

鬼の形相の二人に一夏はとうとう焦りだす

 

「お前ら落ち着け!鈴とは幼馴染だよ!ほらこいつが箒、俺のファースト幼馴染!分かる?お前と入れ替わりで転校してきた」

「あぁ!貴方が篠ノ之さんね……ってファースト幼馴染ってどう言う意味よ!!あたしセカンドって意味?!!」

「私が……ファースト……////」

(えぇ照れちゃったよこの人)

「因みに一夏は約束覚えてる?」

「約束って?」

「ううん!何でもない……とにかくあたしが優勝するから覚えときなさい!!」

 

そう言い鈴はラーメンを完食しお盆を持って去っていった。

 

「………ねぇ一夏君、男性って僕達だけだよね」

「何言ってんだ悠、俺たちだけじゃないぜ、たしか用務員の轡木さんと………?」

 

熱りが冷めた後に申し訳ないように二人は一人の男性に目が行く

 

そいつは一人で鶏の手羽先や卵スープを飲んだり、たくさんの生卵をコップに入れて飲んだりしている。

 

「まさか………!」

「おい悠!!」

 

その男の席に両手を叩きつける

 

「仁さんどう言う事!!ヒモニートに加えて侵入罪するなんて!!」

「ゴクッゴクッゴクッ………よぉ悠、久しぶりだな。因みに俺は用務員だほら見ろ。」

 

水色の作業着に名札『鷹山仁』と書かれている

 

「…………採用されたの?」

「ちょっと待てよ悠!用務員さんに失礼だろ」

「へぇー……お前が噂の男性IS操縦者織斑一夏か。俺は鷹山仁だ。どんな呼び方でも敵わねぇよ。但し伝説のヒモニートとかゴムしろとかやめろよな?」

「詳しく聞きたいんですけど何であなたがここにいるかを!」

「はぁ………学生は前しか見えないもんな。ほら時間」

 

時計を指すとなんと遅刻しかけていた

 

「まずい次の授業千冬姉のだ!!!!!」

「まじか!!」

 

その後しっかり怒られたとさ。

 

 

だけど地獄の始まりは此処からだった…………

 

「……-わたくしが言った通りに放課後教えようって言いましたけどねぇ………………」

 

デン!悠登場

デン!箒登場

 

「何故箒さんと悠さんもぉぉぉ!!!」

「訓練機の使用が降りたのだ。一夏、真剣勝負といこう」

「は、はぁ………」

「うわぁ……篠ノ之さんのIS姿かっこいい……!!」

 

箒のIS、打鉄。純日本製の第2世代ISであり、ブルー・ティアーズより1世代旧式、謂わば第二世代機である。

見た目としては武者鎧のような形態をしており、両肩部分に装備された楯は「破壊される前に装甲が再生する」など防御力に特化している。

 

もちろん僕も訓練用ISであるラファール・リヴァイヴを身につけている。

第2世代型ISであり最後期の機体でそのスペックは第3世代型初期に劣らない。現在配備されている量産ISの中では最後発だが世界第3位のシェアを誇り、7カ国でライセンス生産され、12カ国で制式採用されていると山田先生が説明してた

 

「あぁもう!!第三視点のナレーションはともかく!!わたくし達の邪魔をしないでくださる!!?」

 

うそだろ干渉してきた……

 

「幼馴染としてだ。大体オルコット、貴様がクラス代表を賭けた決闘に勝ったにも関わらず譲りおって、このままだと一夏が負けるのだぞ」

「ぐぬぬぬぬ………!!ならわたくしも参加させていただきますわ!!」

 

そう言いブルー・ティアーズを展開する

 

「では一夏さん、まずは基礎としてわたくしが……」

「ちょっと待て!!私がやる!」

「邪魔ですわ!!」

「そっちこそ!!」

 

何だか箒達は一夏と悠を置いて蚊帳の外で戦い始めた

 

「なぁ二人とも……どっちかに入ったらどうする?」

「「勿論許さん!!(ですわ!)」」

 

この様子に呆れ返っていたのであった

 

(あぁもう一夏のやつあの転校生と仲良くしおって!でもファースト幼馴染であることに関しては褒めてやろう///)

(一夏さんはわたくしの理想なのにー!独り占めしたいですわ!!)

「………どうする?」

「止めよっか」

 

悠はIアマゾンズドライバーを装着し、普段なら読モ特有のシャウトをかまして変身するのだが、ちっぽけすぎて声が出なかった

 

『O・ME・GA』

「はぁぁぁ…………アマゾン。」

 

緑の爆風を吐き出し変身完了し、スイッチが入ったかのように構える

 

「行くよ!」

「あぁ!」

 

数時間後

 

 

 

「ぜぇ……ぜぇ……疲れたぁぁぁ!」

「わ……わたくしもですわ」

 

一夏は大の字で倒れ、セシリアは膝をついて疲れており、悠は箒と同じ立っていた。

 

「随分無駄な動きを省く事は出来たな。悠は直線的で無駄な動きが少し多いな、もう少し理性的になって見ては?」

「反省点多いな……でも頑張ってみるよ」

「悪りぃ箒、俺動けないから風呂使っていいぞ。」

「僕達はシャワーを使って此処でるから」

「そうか二人、では遠慮なく使わせてもらう。」

「じゃあまた明日ですわ。」

「おう!おやすみー」

 

箒とセシリアが去った後、僕は一夏君を起き上がらせた

 

「行ける?」

「あぁサンキューな」

 

手を掴んで起き上がる瞬間は友情を感じるシチュエーションだが、あいにく誰も見ていない。・゚・(ノД`)・゚・。

 

 

ラファールをISハンガーにもどして学生寮の自室に戻った時だ

 

「悠って自己紹介の時言ってたけど熱帯魚の飼育好きなんだな」

「うん。今まではこれが自分の部屋って思ってたけどね。」

 

すると入口から怒声が聞こえる

 

「どう言うつもりだっ!!!!!!」

「何だぁ?!」

「行こう一夏君!」

 

なんだなんだと思い箒がいる玄関へ向かうとまさかの鈴がいた

 

「と言う訳でここにしまーす!」

「って鈴お前何してんだよ!」

「山田先生からあの紙もらったよねほら。」

 

悠はその場を離れて彼のプリント入れから部屋番号の紙をもらう

 

「お前それいまだに持っていたのか………」

「勿論貰ったわよ。でも篠ノ之さんも辛いよねー男子二人、一人はアマゾン、男女三人で何か起こるわけもなく……食われるんじゃないの(深)」

「やかましいよ(読モ特有のシャウト)」

「しかしだな……先生からの指示はちゃんとしといた方が………」

 

凰さんは一夏君に視点を変えて話を変える

 

「ねぇ、一夏はあの時の約束覚えてる?」

「約束………うーん何だっけなぁー」

「話を変えるなぁぁぁ!!」

 

箒は自分のベッドに置いてあった木刀で鈴を叩きつける

 

「あぁ篠ノ之さん危な……」

 

バキィ!!と音を立てて木刀がへし折れる

 

「悪いけど今のままだと篠ノ之さんは負けるよ」

「ISの部分展開………すげぇ!」

 

しかし折れた木刀の剣先が悠の頭に直撃した

 

「痛っ………………………チ───(´-ω-`)───ン」

 

悠は気絶

 

「はるかああああああああ!」 

「大丈夫か!すまん!」

 

しかしそれを意に返さず鈴ははたまた質問をする

 

「それで、覚えているよね?」

「…………ごめん忘れた」

「は?」

 

それを聞いた瞬間鈴の目から光が消える

 

「忘れたってどう言う事?あの時約束したよね」

「だから教えろって」

「あぁもう何忘れてんのよ!意味がわかんない!!」

「意味がって何だよ!沖縄の豚料理のことか?」

「それミミガー…………」

(この状態でツッコミ!?)

「こんな時にふざけないでちょうだいよこの唐変木!」

 

鈴は思いっきり一夏にビンタして帰って行った。

 

「…………なぁ箒」

「お前が悪い」

「謝ったほうがいい」

「ですよねーってアホか!謝ったのに鈴の奴許してくれないんだぞ」

「じゃあハゲにしたら?一夏君の誠心誠意込めてさ、」

「ハゲは嫌だ!それぐらいなら菓子折り持って行くぞ」

 

よ く じ つ

 

 

俺は言われっぱなしでいられず鈴に謝るため菓子折りを持って二組に行った勿論文◯堂のカステラだ

 

「おーい鈴、話にき」

「あ、織斑君ごめん今日は引き返してほしい」

 

しかし鈴のクラスメイトに止められる

 

「何でだ?」

「ほらあれ………」

「げっ!!」

 

鈴の表情は険しいものとなっており、俺から見れば赤黒いオーラを出して周囲に近づかせない雰囲気を醸し出している

 

「…………ごめん出直す」

 

俺は一組に戻って行った。

 

「どうだった?」

「ダメだった。なんかゴジラみたいなオーラを醸し出してた」

「はぁ………僕が行くよ一夏君だと何されるか分からないし」

「わりぃ悠、行かせちまって」

「じゃ、行ってくる」

 

悠は去り際に後ろを向きながらこっちを見て顔の横でピースしながら行った。

 

((板橋じゃねーか……………))

「あら?二人とも何していますの?」

「水澤君を見送ってたけどどうかした?」

「一夏に関する問題だ気にするな」

 

 

二組にて

 

「ほんとあのゴミアホ唐変木!人の約束を忘れるなんて言語道断よマジで!あいつの雪片二型(意味深)へし折ってやろうかしら」

 

「すみませんお取り込み出来ますか?」

「うんいいけど………」

 

悠は静かに鈴の所へとたどり着く

 

「だいたいあいつ…………?」

「あのー凰さんに話が……」

「何よあの唐変木に言われてついてこいって?」

「…………じゃあ食堂について来て」

「今?」

「とにかく行くよ」

 

悠は鈴を連れ出すことに成功した。さてどうするのだろうか

 

 

食堂にて

 

 

 

「で、何よ」

「取り敢えず食べたらいいと思う」

「はぁぁぁぁぁ!?今!?」

「最近ストレス溜まってるでしょ?だから暴飲暴食というか………」

(もしかしてミズサワってあたしの為に……?)

「あっ、もうすぐ来るよ。」

「……………え?」

 

食堂のおばちゃんがフライドチキンとやらハンバーガーの盛り付け。ざっと二つの商品の六袋分、しかもモスと同じサイズのやつだ。

 

「はいどうぞ!水澤君はたくさん食べるねぇ。」

「いえいえ」

「君の食べっぷりは凄いよおばちゃん達も食べてる女子達もみんな驚いてるでも最近和食にも興味を持ってくれて嬉しいねぇ」

「………ありがとうございます!ではいただきます!」

「…………いただきます」

 

それから二人は思うがままに食べた。途中鈴がギブアップしたが悠が全部食した。

 

「ご馳走様!!」

「もう………入らない…………」

「どう?機嫌治った?」

「おかげさまでね。あいつの顔を思い浮かべて喰らい付いたわ」

「ごめん聞くんじゃなかった」

「あ?」

「何でもない」

 

ここで悠は本題を切り出す

 

「ところでさ、凰さんと一夏君の関係を教えて欲しい」

「それを聞いてどうするのよ」

「意味はない。ただ気になるだけだよ。」

「それだけの理由!?!?…………わかった話すわ。」

 

食事のオレンジジュースを飲んでから話した

 

「あいつとは小学3年の頃に出会ったわけ、」

「うん」

「当時転校したてのあたしにとっていじめの的にされるわけ、例えばリンリンって呼ばれたりとかお前語尾にアルってつけるだろーとかその考えの奴をボコボコにしたいぐらいだわ!」

「た……大変だったんだ………」

「でも助けてくれたのが一夏なのよ。そこから関係が始まり中学3年の初めまで一緒にいたって訳」

「つまりファースト幼馴染の篠ノ之さんよりも幼馴染歴が長いと」

「ぶっwwwwははっww幼馴染歴てwwwwあたしは中華料理店を営んでいたけど職人歴みたいに言わないでwwwww」

 

するとあり得ないぐらい笑い始めた

 

「だ、大丈夫?」

「はーっ……はーっ………久しぶりに大笑いした上に気分が晴れた!じゃ一夏にアタシが絶対勝つからって言っておいてね()()()

 

そう言って笑顔で帰って行った。苗字呼びから名前呼びになったことで、僕はちょっと心臓を締め付けられた

 

「……………頑張ってね。」

 

続く!!!!




凰鈴音初登場回です!
今回悠のキャラ崩壊しかけていましたが、皆さんご安心ください!
伝説のヒモニートと一夏達のなりそめが雑かもしれません!
次回クラス対抗戦なのでぜひ続きを待っていてください!!
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