インフィニット・アマゾンズ   作:らんくらニキ

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ドイツの代表候補生ラウラ・ボーデウィッヒ
彼女は銀髪の美少女でありながらも一夏に敵意を抱き、悠には殺意を抱かれてるという一触触発の状態になるのと同時に
シャルルの秘密が明らかになる!!

追記・水澤君の性格が少々おかしい所があるかもしれません。苦手な方は十分と気をつけてください。


第六話  FANG OF FROST〜ルームメイトは女の子!?〜

「1!2っ!1!2っ!」

 

今はISの授業。全体が訓練機の打鉄を使って素振りする中、一夏と悠は模擬戦をしていた。

 

「おりゃあああ!」

「はああっ!!」

 

一夏の雪片弍型を右手のアームカッターで受け止め、至近距離で蹴り抜く

 

そのままアマゾンサイズを呼び出して刺そうとするが、一夏が回避すると足払いする。

 

「しまった!」

 

そのまま首元に左腕のアームカッターを近づけた

 

「………………っ!!」

「僕の勝ちだね一夏君。」

 

悠のISの操縦は徐々に上手くなっており、一夏も負けてられなかった。

 

「すげぇな悠、ISをもらって三日たってるのにさ」

「一夏君も徐々に操作が慣れていってるよね」

「だな」

 

しかしやはり自分達は未熟だと感じ、あの三人組に教えてもらおうとしたけれど………

 

「こうズバーッてやってドカーンって感じだ!!!」

「?????」

「( ꒪꒫꒪)?」

「なんとなくわかるでしょ?感覚よ感覚!」

「防御の時は、右半身を斜め上、前方へ5度!回避の時は、後方へ二十度ですわ!」

「それオルコットさんの調整じゃ…………」

 

箒は擬音で伝えようとしてるし、鈴は感覚、セシリアは詳しすぎてよく分からなかった。

 

「はっきり言わせてもらう………全然分からん!!!」

「はぁぁ!?だからこうガキンと!」

「なんでわかんないのよこの馬鹿!!」

「まぁ凰さんの言い分は分かる。あれだよねあれ」

「流石悠は分かってくれてるよね!一夏も見習いなさい!!」

「無理だろ!」

「もう一度説明しますわ!!」

 

四方八方から言われまくっていた俺と悠に救いの手が現れた!

 

「一夏、僕と一回手合わせさせてよ。」

「おぉシャルル!じゃ俺はそういう事で。」

 

そう言い一夏はシャルルの元へ行き模擬戦が始まった。

 

「それにしてもシャルル君のリヴァイヴって山田先生のと違うんだよなぁー」

「あら?よくぞお気付きになられてましたわね、

《ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ》は基本装備を外して拡張領域を増やした改良機。

ですがわたくしのブルー・ティアーズを製造元のティアーズ社に比べて劣っていますわ。」

「それもしかしてシャルル君の会社って技術が遅れてるとかか?」

「御名答。たしかイギリスとの共同開発計画でそれぞれ2機が発表されましたが技術力に差がありましたわ。」

 

成程………シャルル君っていいよなぁでも僕には心残りがあった。

 

 

『オマエハァァァッ!!コロス!!ユルサナイ!!』

 

 

あの時の自分がおかしいと思った。僕はアマゾンだ。でも何故か一夏君達と居ると人間であるかのように思えてしまう、

 

すると何か察した篠ノ之さんが僕に話しかけて来た

 

「悠……もしかしてボーデウィッヒが来た時のやつを引きずってるのか?」

「……………」

 

的確だった。それで僕は黙秘を貫いたが……肩に手を置いて言った 

 

「安心しろ、お前がたとえアマゾンでも人間だ。だってそうだろう?もしお前が人喰いの化け物なら私達は軽蔑していた。」

「篠ノ之さん………」

「しっかりしなさいよ。あんたはあたしとハンバーガーをたくさん食べた仲じゃない」

「凰さん………」

「ごほん!わたくしをお忘れでしてよ、何せ悠さんは私の考えを改めた一人なのですから」

「オルコットさん……………」

 

僕はもう少し此処にいようと思う。大切にしていきたいと誓ったのであった。

その頃一夏とシャルルは射撃訓練を行なっていた。

 

「一夏がオルコットさんや凰さんに勝てないのって射撃特性がないからだよ」

「まぁな。この機体、武装が雪片弍型だけで後付装備(イコライザ)拡張領域(バスロット)がないんだ」

「それってワンオフ・アビリティーに使われてるからじゃないの?」

「うん。」

「一夏の白式は珍しいよ。ワンオフ・アビリティーは第二形態じゃないと使用できないんだ。」

「ましが!!だとしたらこの機体すげぇな!でも射撃訓練といってもハイパーセンサーすら付いていないんだぞ?」

「じゃあ僕が補助するから撃っていいよ、脇を閉めて構えるの」

「こうか?」

 

シャルルは一夏につきっきりであり、その姿に皆嫉妬していた。

 

「ぐぬぬぬぬ」

「でもこれもまた絵になりますわね」

「セシリアお前その趣味が………」

「オルコットさんの趣味がBLで今これ(ナ◯トダンス)」

「違いますわ!!!!!!」

 

場所は変わり一夏がシャルルから借りたライフルで射撃を終えた所だった。

 

「ねぇあれ何?」

「?」

 

一夏とシャルルはクラスメイトの一人の声でその視線を向けたら不穏な影が遮り、漆黒のボディ、鋭利なフォルムで、中心には例の転校生、ラウラ・ボーデウィッヒの姿。

 

「嘘?これドイツの第三世代じゃない?」

「まだ本国のトライアル段階って聞いたけど…………」

 

その姿は悠や一夏の愉快な仲間達の目に入る。

 

「ラウラ・ボーデウィッヒ…………!」

「あいつなの!?一夏にビンタしかけた奴って!」

「うん……!皆んな気をつけて!」

 

ラウラがオープンチャット越しに話しかける

 

「織斑一夏。」

「……俺に用か?生憎だが俺は戦う気分じゃない」

「貴様に拒否権はない。私と戦え。」

 

ラウラが俺に当たるのは多分過去の出来事が原因だ。

  

それは千冬姉が現役のころモンドクロッソと言うISの大会の決勝戦前に俺が謎の組織とやらに誘拐されて、千冬姉さんは棄権し、俺を助けてくれた。

その時にドイツの軍用衛星が俺を探すのに協力しその後ドイツ軍で教官をする事になった。

しかしラウラからして見れば俺は千冬姉さんの優勝二連続の邪魔の元凶だと思ってる。

 

「そうか………………ならば!!」

 

その瞬間ラウラは右肩の巨大なキャノン砲から光弾を俺に飛ばしてきた!!

 

「来る!!」

「一夏さがって!!」

「いつのまにシールド!?」

 

その砲弾はシャルルの出現したシールドで弾かれた。

 

「流石だな。第二世代機の癖に…………」

「こっちは高性能技術詰め込みすぎてピーキーな機体なのにね」

 

疾風の再誕(ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ)黒い雨(シュヴァルツェア・レーゲン)世代差のある機体の戦いが始まろうとしていたが

 

『そこの生徒何をやっている!!組と番号を言え!』

「余計な邪魔が入った。今日はこのくらいにしてやる………」

 

悠の方へ目線が入るとこう告げた

 

「次は貴様だ水澤悠…………」

「………………!!!」

 

そうしてラウラとのIS越しの対話でも悲惨であった。

 

 

アリーナの更衣室

 

「じゃ、僕は先に行ってるから」

 

一夏君は今までの疑問をぶつけた

 

「シャルルってさなんで俺たちと着替えようとしないんだ?」

「えっ?」

「ちょっと一夏君、シャルル君にはシャルル君なりの理由があるんだよそれぐらい察したらどう?」

 

僕はそう言うが一夏君は無視する

 

「いいじゃねーか一緒に着替えてもさぁー」

「でっ……でも!」

 

一夏君の今の服装はパンツ履いてシャツをボタン止めずに着たままだからなんかきもい

 

「一夏君。」

「んだよ悠しつこいぞ」

「それはお前だよ(読モ特有のシャウト)」

「っぐ……!お前のそのシャウト耐えてきたぜ……」

「き゛も゛い゛ん゛だ゛よ゛!!!!」

 

追い討ちをかけたところ一夏君はノックアウトされた

 

「じゃ、行っていいよシャルル君。」

「うん!ありがとう悠!!」

 

そう言い残しシャルルは更衣室から出ていった

 

「…………反省した?」

「はい……………」

 

そうして僕らも部屋に戻り、遊んでいた時だった。

 

「あっ!ボディーソープ切れてたの忘れてた!」

「じゃあ俺が変えてくるよ」

「ありがとうね。」

 

その時に悠にある疑惑がありながらもシャワー室へ向かう一夏を見届けた

 

(シャルル君は男の子なのかな………)

「シャルル、入る…………………」

「あっ……………あぁっ!?」

 

やっぱりと思い悠もシャワー室へ向かった。

 

「取り敢えず閉めて!シャルル君はゆっくり終えてから!!」

「う……うん。」

 

ドアを閉めた後僕達は二人で話した。

 

「え?女?」

「シャルル君に胸があったよね?」

「生えてなかったよな?」

 

 

ザキン!ブチィ!グサァッ!!

(しばらくお待ちください)

 

「マジでダメだよ。」

「スミマセンデシタ………」

「あのー上がったよ?」

 

ジャージ姿のシャルルは女と知ってから僕は胸の高まりを感じた。

 

「あっ……そう。」

「取り敢えずベッドの上に座りなよ」

 

二人はシャルルに何故女であることを隠したのか問いただした。

 

一夏はシャルルと親しいので話し相手さんで僕はメモ係。取り調べかな?

 

「それで、どうして男装してたんだ?」

「………誰にも言わない?」

「勿論だよシャルル………君。」

「そっか、じゃあ話すね。」

 

そう言いシャルルは話を始めた

 

シャルルは理由を話してくれた。

 

「僕の会社であるデュノア社がISを作っているのは知ってるよね?…………でもISの技術が遅れていて、イギリスとの共同開発計画にも外されたんだ…………」

(オルコットさんの言ってた件か!)

「なんかセシリアが言ってたな…………あとラウラが現れた時に言っていたセリフが良くわかった。」

 

背景がわかったので次の質問へと行く

 

「でもそれがなんで男装する理由になるんだ?」

「僕の本当の目的は白式かアマゾンオメガのデータの収集。それか強奪なんだ…………。あと男性のIS使いってのはデュノア社の広告にもなるし……男装も社長命令なんだ。」

「社長命令?何で実の娘にそんな…………」

「僕が妾の子だからだよ。」

「なっ!!」

「…………!!!!」

 

一夏と悠は絶句した。一人は二歳児でもそれがどう言うことを意味するのか理解していた……

 

「そうだったのか…………」

「今まで嘘ついてごめんね。一夏や悠と一緒にいることは楽しかったんだ。」

「それでそれで、シャルル君はどうするの?」

 

「どうって…………任務失敗したことが会社にバレて……下手したら牢屋行きかな……あと父親の本妻にあったら泥棒猫の娘め!と言ってビンタされたな…………」

 

シャルルは笑いながら言っていたが完全に目が笑ってない…………。

 

僕はそれに納得いかなかった。

 

「なんでだよ………なんでだよ!!シャルル君が可哀想だよ!!おかしいよ!僕はそれを聞いて辛い!!………ぐすっ……本当に……えぐっ……本当にシャルル君はそれでいいの????!!!!」

 

悠は思いっきり涙を流しながら今までのことをぶつけた。、

 

「悠……」

「僕は2年前の記憶がない!最初は2年前まで昏睡状態で未知の病気を患ってるって思ってた!!でも僕は2年前にかあさ…本部長水澤令華の遺伝子を埋め込まれて作られたアマゾンだった!!」

「……!!」

 

一夏は会話に入れずにいた。それぐらい悠が本気でシャルルと共感しようとしてるのだ。

 

「でも母さんは自分が何者か自分で決めなさいって言われて…………人間じゃないことを思い知らされて人間じゃない現実を何回も打ち付けられた!ぐっふぅっ………でもそれを超えて今があるんだよ!!僕はアマゾンだ!でも人間なんだ!!シャルル君は僕と違って人間だ!!今のままでそれでいいの?!」

「僕は………僕は……ぐすっ…………皆んなともっと一緒に居たい!」

「シャルル……悠………」

「それが君の本音だね………!!」

「うわぁぁぁん!!!!」

 

シャルルは悠に抱きつき思いっきり泣いた。それに釣られて一夏と悠は静かに泣いた。と言うか悠の涙の量がエグかった。

 

しかし此処は寮である事を思わされる時が来た。

 

「さっきからどうしたのだ一夏!!」

「一夏さん!!今日はご一緒に食べますわよ!!」

 

…………………。

 

「で、どうしようか。」

「どうしようかじゃねーよ!」

「ずずずっ……どうかしたの?」(ティッシュで鼻かんでる)

「あの篠ノ之さんとオルコットさんだよ!っあーもう僕が行ってくる!一夏君後は頼んだ!」

 

そう言いドアを開けた

 

「……騒いじゃってごめん。」

「一夏は?」

「三人で僕のワン◯フル・ジャーニー鑑賞して泣き疲れて寝てる。」

「あーなら分かりましたわ。じゃあ一緒に行きます?」

 

適当な言い訳でまさかの通ってしまった。

 

「本当に?じゃあ行くよ!」

 

そう言うとセシリアと箒は悠の腕を組みながら食堂へ向かった。

 

「あら?何顔を赤らめていらっしゃるの?」 

 

今僕は凄くヒヤヒヤしている何故なら両腕に胸が抑えられてるからだ。むしろ当たっちゃってる。

 

(よし!悠の反応はバッチリだ!このコンプレックスの胸を使って一夏を落としてみせる!)

(ふっふっふっ………わたくしはイギリスのファッション誌にも掲載されるほどの美しい身体に悠さんの反応は良いですわね!これで一夏さんを……なぁんて!) 

 

2人とも悠君を実験台にしないで

 

「えーそんなわけないなぁ両手に女でーすみたいで」

「久しぶりに聞いたぞそれ。」

 

結局悠は箒の和食定食と同じにするかセシリアのナポリタンと同じにするか迷った悠は両方食べ終わってからアルミパックに鯖の味噌煮を包んでお持ち帰りした。。

 

「何故鯖味噌を?」

「一夏君の料理だよ。ほらもし起きたら食堂閉まっているかもしれないから。」

「さすが悠さんその優しさお手本ですわ。」

「ありがとう。じゃあまた明日ー!」

「あぁおやすみ悠。」

 

僕は全速力で部屋まで戻り鍵を閉めた。

 

「ただいま一夏君!シャルル君!」

「おうおかえり悠。」

「食堂のおばちゃんに頼んでお持ち帰りしてもらった!それと箸も持って来た!!!」

「ナイス!!それじゃシャルル食べなよ」

「いやいいよ!一夏が食べ……」

 

ぐぅぅぅ〜

シャルルのお腹の音が鳴ると赤面した

 

「ーーー///!!!」

「カワイイ!」

「ほら食べさせてやるからほらあーん。」

「あーん………もぐもぐ……………ありがとう一夏」

「ああ……っ!!」

 

一夏は咄嗟に目を逸らした。何故ならシャルルのジャージの間から谷間が見えてしまった。

二人の変化にシャルルが自分の胸元が見えてるのを察した。

 

「一夏、悠……もしかして……見たいの?」

「ぎくっ………………そ……そんなわけないだろ?」

「……二人のエッチ」

「ごはぁ!!!?!?(吐血)」

 

悠は完全に堕ちてしまった。シャルルの可愛さにだ。

 

「取り敢えず寝ようぜ。おやすみ」

「うん。二人ともおやすみ。」

 

続く

 




さてとラウラは前回の最後に登場してましたが、本格的に登場と言うことです。
ラウラとシャルル関連の話は僕的に大好きなんですよ。(と言うか皆んな好きなはず)
因みにワンダフルジャーニーも良いけど前作のワンダフルライフマジで観て。泣いたから
次回は悠に大ピンチが!!ぜひ続きを待っててください!!
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