インフィニット・アマゾンズ   作:らんくらニキ

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投稿サボってましたすいません、


第八十四話 命の繋がり

 

 

大胆な宣戦布告の後の放課後。

一夏君と一緒に自室に戻る付き添いしていたのだが、とんでもない事が起きる

 

「言ってくれてありがとな悠。これで改善されるといいな」

「そうだね…………うん?」

 

すると前から誰か走ってくるのだが、僕は即座に警戒する

 

「一夏君避けろ!」

「え?」

 

目線の先にいたのはラウラ、軍人として鍛え上げられた身体能力からなる跳躍力、そしてその体勢はあるものを彷彿とさせた。

 

黒兎隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)式軍隊奥義……!!」

「ら、ラウラ!?」

「ラ◯ダァァァキーーーーーック!!!!」

「くっ!!」

 

一夏君を跳ね除け、僕は即座に両腕でガード。しかし耐えきれずにすっ転んでしまう。

 

「いだああああ!!」

「悠!!」

 

僕は背中から衝撃を受けて地面に悶える

それと同時に一夏君ヒロインズとプラスで綾音が現れた。

 

「二人共どう言うつもりだ!!」

「ど………どう言うつもりって??」

「朝のやつですわ!堂々と宣戦布告した後に負けたら退学するだなんて本気ですの!!?」

「あぁ、本気だ。俺も納得してるしそもそもこれは悠の存在意義がかかっている話だ。」

「一夏あんた本気で言ってるの!?いくらなんでも5対12のバトルだなんて非常識よ!」

 

鈴さんそれごもっともです。

後ラウラさん僕の事掴まないでください

 

「早く答えろ〜〜!!!!」

「うわぁぁ答えるから答えますから!!……………同数でやっても専用機があったから勝てたとか言われるだろうし、そんな勝負持ちかけても断られるし。校内のイメージを払拭させる意味もあって数に差を付けたんだよ」

「なら何故生徒会長を抜いた!」

「楯無出したら『もう全部楯無一人でいいんじゃないかな?』って空気になるでしょうよ」

 

実際一人で無双出来そうだ。なにせ代表だし。

もしかしたら流体変化的な不思議なことが出来てもあの人なら不思議じゃない。

 

「それに……僕にとってこの戦いは避けられないんだよ。皆が幸せでいられる為にはこうするしかないんだよ。」

「………」

「でも安心して、学年ごとのエントリーは制限かけてるから。3年生が2人、2年生が3人、残り7人が一年、リーダーの雨霧沙苗は必ずエントリーすることって。あっちもそれで了承してくれたよ?」

「…………じゃない」

「うん?」

 

箒さんが何か気づき、後ろを見るとスカートを握りしめてる綾音だったのだが、涙がポロポロ落ちている

 

「そう言う意味じゃない!!!!悠さんは毎回毎回命賭けすぎなんですよ!」

「綾音………」

「あんな酷い人達に理不尽な事されたからって退学するのは寂しくないのですか!!」

「……あぁ、寂しいよ!でも仲良くしてくれている友達やクラスメイトがそんな理不尽で傷つくのは我慢できない!!」

 

ここまで来てしまった綾音は顔を押さえ始める

涙が本格的に流れ始めており鈴さんやシャルロットさんが心配し始める

 

「綾音の何が納得いかないのか僕は分からない。人を守って何が悪い訳?」

「待てよ悠…」

「納得は行ってるつもりです。でも自分のせいだと考えてしまうんです……」

 

綾音の言い分はこうだ。あの時巻き込まれた理由が僕がアマゾンだからと言うわけではなく、自分があのアマゾンを造り出した野座間製薬の孫だからであり、アマゾン細胞を移植された身でもある自分のせいだと考えているからだ。

 

「こんな……こんな理不尽な目に遭うくらいなら…………私が死ねば良かったんだ!!」

「………!!!」

 

その言葉を聞いた瞬間僕は立ち上がって綾音を揺さぶった。

 

「そんな事言わないでよ綾音!!」

「うわぁぁぁぁよ、酔う!酔いますって!!」

「ちょ悠ストップストップ!!」

「綾音がリバってしまうぞ!」

 

リバってしまうは吐いてしまうの別の言い方だと思う。

とまぁ鈴さんとラウラさんに止められたから僕もやめることにした。

 

「綾音の悪いところ出てるわよ!感情をダイレクトに伝えすぎ!」

「す……すいません」

「それで悠。自信はあるのか?」

 

ラウラさんの言葉に対し僕のアンサーは当の前から決まっていた。

 

「あぁ、分かってる。いくら向こうに戦力差があれど僕達は覚悟決めてんだ。だから………責任ぐらい取らしてくれよ」

 

そう言い土下座したら最初に反応したのはセシリアだった。

 

「ったく一夏さんや悠さんは強情ですわね。そこまで言うなら二人を信じますわ。そうですわよね皆さん」

「………だな。」

 

こうやって皆さんに信じてもらうことに成功しました。まる

あれ?作文になった?

 

「まぁ一夏や悠だしなんとかなるよ。ね?」

「まぁな。それじゃ」

 

一夏君はそのまま部屋に戻り僕達7人が取り残された

 

「そういえばここ一夏の部屋だって忘れてた………」

「織斑寮長に見つかったらどうなることやら………」

「ま、まぁみんな見つからないようにすぐ解散しようか」

「だな。」

 

5人と別れて僕と綾音二人っきりで帰ることになる

 

「…………」

「あのさ綾音。」

「は、はい!」

「部屋に帰ったら少し話をしようか」

「…………!?」

 

綾音は何故か絶望したような顔をしておりそれが僕にとって疑問だった。そりゃあ……言い方にも問題あったかもしれないけどさ

とまぁ部屋に到着し、ドアを開けた瞬間実行した

 

「正座。」

「え?」

「正座しろって言ってるの」

(は……悠さんが怒ってる?)

 

正座させた途端、悠は綾音の両肩に手を置く。

 

「あのさ………あの言葉、正直言っていって欲しく無かった。」

「あの……言葉……?」

「『私が死ねば良かったんだ』 それを聞いた瞬間あの時本気で助けたのにそんなこと言われちゃったらこっちまで悲しくなるよ」

「すいません………」

「それに聞いたよ。綾音の身体にアマゾン細胞が移植されてる事を知ったよ」

「………っ!」

 

余程知られたく無かったのか綾音の顔色が変わる。

おいおいそんな顔しないでよ仁さんじゃあるまいしさ

 

「まぁ待ってよ。その移植されたアマゾン細胞、誰のだと思う?」

「………緑色の、アマゾン……………やっぱり」

「え?」

 

マジか、計算が外れたんだけど。予定だと僕が間接的に生かしてまた生きられるんだから人生を大事にして欲しいや、僕の前でそのようなこと言わ無いでって言おうとしてたのにー!!

 

「………まぁ知ってたなら安心した。憧れた人が自分の命を救ってくれた恩人だったてのはあまりないからね。」

「それがどうかしたんですか。」

「綾音、君ははっきり言って僕が間接的に生かしたかもしれないから自分の人生を大事にして欲しい。」

 

そう言い胸元に指を刺す

 

「は、悠さん?」

「胸元の傷、見せてよ。」

「そんな………見せたく無いんです。」

 

3センチぐらいの手術痕は綾音にとっては痛ましく、見せたく無い物だった。

 

「見せてよ。」

「…………今日の悠さんは強情ですね」

「それセシリアにも言われた。僕は自分の目で、自分の心に刻んでおきたいんだ。今までお前のせいだとか言われたことのあった自分が唯一助ける事ができた証…………なんか気持ち悪い事言ってんなって思ってるけどお願い。」

「……………仕方がないですね。」

 

するとリボンを解いて二、三個ぐらいボタンを外した後、胸元の真ん中の手術痕が露わになる

 

「触ってもいい?」

「いいですよ…」

 

触っていいのかギリギリのラインで手術痕に触れる。

 

「…………辛かったね。この手術痕で何かあったのか頭で想像できるし共感できる。」

「え?共感できるんですか?」

「うん。二回くらい腹部貫通で死にかけた」

「ひぇ………」

「だから分かるんだよ。綾音、これだけは言わせてくれ」

 

そう当たり障りのない微笑みで言ってやったよ

 

「生きててくれてありがとう、だから安心して欲しい」

「…………っなんですかそれ」

「ほら、抱きしめてあげるから。今までの気持ち全部僕にぶつけて。」

 

すると綾音は泣くのを我慢していたのだが、思いっきり僕に抱きついて僕の中で大泣きした

 

「うぇぇぇぇぇん!!!!!」

 

そのままそっとしてあげた。綾音にはもう何も背負わせない。今までの平和を取り戻す為に僕は戦う。それだけだ。

 

とまぁティッシュ半分使い切るくらい泣いた綾音だったが寝る前にこう言ってきた。

 

「悠さんの気持ち分かったかもしれません。」

「うん。」

「でももし困った事があったら私や他の人に頼ってくださいよ?」

「あぁ、分かってるよ。」

 

 




まぁ誰も見てないか(作者の恥)
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