学区の白兎   作:如月悠

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前書き

書くつもりは……正直ありませんでした!
まあ、コメントに続けてくださいと、二件か三件かあったので、シリーズ化しようかと。

言っときますけど、思いつきなんで最終回なんて考えてませんよ!?

そして、今回はオラリオ側の反応です、どぞ


オラリオ

 

ロキ・ファミリアにて

 

 

 

「団長、学区がもうそろそろ到着するそうです。」

「「「……はぁ……」」」

 

ラウルの報告に、その場にいた三首脳はため息をついて、頭を抱えた。その場にいる幹部陣は頭に?が浮かんでいる。

 

「どうしたんですか、団長?」

「……彼が、来る」

「ああ……あやつが来るな」

「最悪だ」

 

ティオネの疑問に答えることなく、三人は顔を見合せてまたため息をついた。

 

「おい、フィン!どうしたってんだよ」

「そうか……ベートは知らないのか……」

「レフィーヤ、学区に白髪の教師が、いるな?」

「?は、はい!ベル・クラネル、先生ですよね?」

「その通りだ」

 

そこまで言うと、アイズの顔は真っ青になった。そして、それを見たティオナ、ティオネ、ベート、レフィーヤはなんの事かさっぱり、といった様子であった。

 

「彼は難ありでね。性格的に」

「「(-ω-)ウンウン」」

「え、そうなんですか?」

「ああ、彼は冒険者嫌いだからね」

「それが、問題なのですか?少なくとも、学区生は冒険者を嫌っているものも多くいると思いますが」

 

レフィーヤの言う通りだった。野蛮で荒事を良く起こし、言うならば荒くれ者達を学区の生徒達は嫌っていたのだから。

ならば、先生一人が嫌ったところで何も変わらないと思ったからだ。フィンはその言葉に首を横に振って否定する。

 

「彼の難点、それは僕たちロキ・ファミリア、美神の派閥、フレイヤ・ファミリアを見ると」

「速攻で殲滅しようとする」

「「「「え、ええええええええええええええ!?」」」」

 

ベルと運良くあってこなかったorロキ・ファミリアだと気づかれなかった者は大いに驚いた。

その中でも、レフィーヤが特に酷かった。レフィーヤはベルを慕っていたし、ベルのことを一人の人間として尊敬していた。故に、彼のバイオレンスな部分を知り、とても驚いたのだ。

 

「アイズは一度ベルと戦ったことがあったね?」

「うん……つよくて、理不尽」

「り、理不尽?どういうこと?アイズ」

 

ティオネはアイズの言葉を聞き返す。普通なら、理不尽という意味はそのままだと思うのだが、口下手(アイズ)の事だ。そのままの意味合いとは考えにくい、と思ったティオネはアイズに聞く。

 

「んと……喋ると、魔法……ぶつけられて……反撃出来なくて……えっと………理不尽?」

 

アイズは五年前のことを思い出す。昔からロキ・ファミリアの【剣姫】という名前は広まっていた。だからこそ、金髪金眼の少女と言うだけでアイズ・ヴァレンシュタインだと気づかれ、問われた。

 

『君は、ロキ・ファミリア?』

 

と、当時のアイズにはどうしてそんなことを聞くのか分からなかった。けれど、うん、と正直に答えると1泊置いて、言う。

 

『なら、死ぬ覚悟はできてる?』

 

そう言われ、それにうん、と答えるといきなり襲ってきた。剣を抜き、当時Lv9なりたてのベルの実力はLv4だったアイズでは、一太刀すら入れることも叶わず、少し剣を交えただけでベルは自ら引き、去り際に「ガッカリした」というとアイズの前から姿を消した。

 

「……ずーん」

 

思い出すとガッカリしたと言われたことがショックだったのか、アイズは明らかに落ち込む。

 

「はは、アイズ、落ち込むことは無いさ」

「嗚呼、我々はLv4だった時にベルに負けている」

「しかも、その時のベルはLv2か3だったんだよ」

 

当時を思い返しても、解せない。というように苦い顔をするリヴェリアに、苦笑いを浮かべるフィン。ガレスに至っては負けた事が悔しいのか、さっきから何も喋っていない。

 

「名実ともに彼は世界最強、オラリオ全勢力で挑んでも彼に一太刀入れられるか怪しいね」

 

フィンはそう語る。まだ幼い彼は礼儀正しく、冒険者嫌いじゃなかった。フィン達を倒したところで見下しなんかせず、自身を卑下してよくアルフィア辺りに怒られていた。

 

「…………彼は……変わってしまったんだ」

 

昔から知っていた幼い最強のファミリアの宝物、その宝物から親同然だった破邪達を奪ってしまった。最強の名を手に入れ、オラリオの混乱を覆すために、マキシム達を倒した。

 

「君たちなら、彼を戻せるかもね」

 

そう、勇者は笑った。

 

「おい、フィン」

「なんだい?ベート」

 

そして、その時先程まで大人しかった狂犬ベート・ローガが口を開いた。

 

「そいつは、強ぇのか?」

「……保証しよう。彼は正しく最強、ゼウスヘラすらも凌駕するかもね」

 

まあ、全員束なら勝ち目はないけど、なんて笑うフィンを見てベートは立ち上がり扉の前に立ち、部屋を出ていこうとする。

 

「ベート、どこに行くんだ?」

「チッ、どこだっていいだろ!」

 

そういって、リヴェリアに問いに答えずベートは乱暴にドアを開けて出ていってしまう。それを見ていたヒリュテ姉妹は顔を見合せ

 

「ダンジョンかな?」

「ダンジョンじゃない?」

 

そういうと、アイコンタクトを取り自身達も部屋から出て言ってしまう。もちろん、ダンジョンに行くために

 

「私も」

 

そういって出ていこうとする。けれど

 

「待て、アイズ」

「!……なに、リヴェリア……」

 

保護者(リヴェリア)に止められてしまった。それにビクッとしたように止まり、身体を声がしたリヴェリアがいる方を向く。

 

「もうランクアップの調整は終わったのか?」

「……終わった」

「なら、どこの階層まで行くつもりだ」

「……18階層」

「ダウトやな、アイズたん」

 

その時、扉から幹部達がいる部屋に入ってくる赤髪の無乳の女神、ロキがアイズの嘘を見破ってしまう。それに、バツの悪そうな顔をするのはやはりアイズであった。

 

「ろ、ロキ……」

神々(ウチら)に嘘はつけへん。分かっとるやろ?素直に話しや〜」

 

超越存在(デウスデア)の神々に下界の子供たちは嘘がつけない。ついたとしても、その嘘は見破られてしまう。

それが、本当だと思い込んでいる奴だったりしない場合はまず、間違えなく。

 

「……」

「あ、アイズさぁん……」

 

そして、速攻嘘が見破られ四面楚歌状態のアイズに少し呆れた目を向けるのはアイズの可愛い後輩レフィーヤ・ウィリディスだった。

 

「……ランクアップ、調整のために、いく」

「ほう?」

「それなら、いい、でしょ?」

 

少し考え、アイズは必死に抗議した。リヴェリアはその提案を流石に速攻ダメとは言えなかったが、でも、アイズの事だ。

 

「ならば、最低20階層まで、そしてそこにいるレフィーヤを同伴させることが条件だ」

「で、でも……レフィーヤが居たらあんまり危なくない。ランクアップ調整……できないかも」

「危ないからって絶対に調整できるとは限らないよ。それにレフィーヤは戦いに参加させなければいい。アイズだけであそこら辺の敵は一掃できるよね?レフィーヤはあくまで監視、だよね?リヴェリア」

「嗚呼、レフィーヤの役目はアイズが条件を破らないかの監視だ。嘘をついたらすぐ分かるからな。」

 

アイズはここまで退路を塞がれたら頷くしかないのだ。ダンジョンに行けるだけでもアイズにとっては空気を吸うことと同じなのだ。

 

「レフィーヤも分かったな」

「は、はいっ!リヴェリア様!」

「アイズもだ」

「……分かった」

 

そうして、レフィーヤにとっての至福のダンジョン探索をすることとなった。アイズにとっては深く潜れないことが難点だが

だが、ロキ・ファミリアはもうすぐと言われただけで知らなかった。後数日で学区がメレンに到着するということは、未だ。

 

────────────

 

フレイヤ・ファミリアにて

 

 

「フレイヤ様」

「なにかしら?ヘルン」

「後数日後にメレンにて学区が到着するそうです」

「あら、そうなの?」

 

フレイヤ・ファミリアの主神、美の女神フレイヤ。それはフレイヤ・ファミリアという最強の戦士(エインヘリヤル)達を束ねる正にオラリオトップ。

 

「ベル、も帰ってくるわよね」

「はい、毎度恒例のファミリア潰しをしに来るでしょう。そのせいで戦いの野(フォールクヴァング)は何度か修理をする羽目になりますが」

「だって、しょうがないもの。ベルは私たちが嫌いなんだから、でも、それがいい、あの子は絶対に」

 

渡さない、そういうとヘルンは辟易する──フレイヤに見られないように──思い返せば、毎度の如くエインヘリヤル達を襲い、最も美しい女神であるフレイヤからの求婚を全て拒否、学区を潰そうにも、ベルやレオン、その他の教師まで出動してベルの圧勝、嫌な思い出しかない。

 

「オッタル達に伝えなさい、悔しいのなら彼と同じ域に行くしかないと、ね」

「承知いたしました」

そうしてヘルンは伝言を伝えに行く。フレイヤはベルという存在を使ってオッタル達を触発させ、より高みへと至らせようと思っている。

 

「ふふふ、ベル、貴方は私のものにする」

 

高みに至らせ、黒龍討伐をも成し遂げさせ、ベルの関心を引こうとしている。まあ、この事をベルが知ろうものなら「お前ら如きが成し遂げられると思うなよ、半人前。もし黒龍討伐に失敗したものなら殺すからな」なんて言っているところだろう。

 

「ロイマンが余計なことをしなければいいけど」

 

そんなことを呟く。それだけがフレイヤ様にとって気がかりだった。

 

 


 

 

「───という訳です。やってくれますね、ベル?」

「……不本意ですが、やります。バルドル様の思し召しとあれば、この身を尽くしても」

「そこまでは望んでませんよ」

 

今ベルは自分の主神であるバルドルと話をしていた。それはオラリオに行ってからの立ち回り。

 

「毎回毎回、フレイヤ・ファミリアを潰そうとするのをやめませんか?」

「すみません、生き甲斐なので」

 

こんな話が大半であるものの、ベルは教師で第一級冒険者。だからこそより見られる立場なのだ。レオンが学区に残り、何かあった時の対応。ベルがオラリオに行き、何かあった的の対応である。

 

「まあいいです。では、当日ロキ・ファミリアとコンタクトを取ってください」

「んげ……ロキ・ファミリアですか?」

 

ベルはあからさまに嫌そうな顔をした。ベルは冒険者嫌いで有名だが、その中でもロキ・ファミリア、フレイヤ・ファミリアがいちばん嫌いだったりする。故に会いたくないし、会ったら会ったで一触即発になることがある。

 

「…………………………………………………………………………………………………………………………仕方ない、です」

 

だから、苦渋の決断だったりする。

 

「すみませんね、ベル。あなたに押付けてしまって。ヘルメスからアルテナで問題を押し付けられるとは思っていなかったので」

「大丈夫……です」

 

眷属の嫌そうな顔を見ながら微笑んだ。ベルの言葉はきついかもしれない。けど、その裏にはちゃんとした優しさがあることをバルドルはしっている。

 

「この事に関してはレオンにも伝達しておりますので、レオンの方にコンタクトがあるなら、ベルは出なくても結構ですよ」

「……分かりました。それでは、仕事をしてきます」

 

そして、ベルは不服そうな顔で部屋を後にした。バルドルはニッコリ微笑みながら、ベルを見ていた。

 

「ベルも、落ち着きましたね」

 

昔のベルは酷かった。ゼウスヘラの壊滅を受け止められず、衝動のままに動いて、目も当てられなかったくらいだから。教師となってからも、度々オラリオで問題を起こしては、ほかの教師やバルドルなどが学区生にバレないように隠蔽したりしていた。

 

「アストレアの影響でしょうか」

 

ベルは七年前にいた冒険者達を嫌っているのも有名だが、その中でもアストレア・ファミリアを1目置いていたりする。それは何故かって?

七年前、アルフィアを倒したのは彼女たちだからというのを知っているベルは彼女たちを認めているし、なんなら訓練をつけるなる、つけてもいいと思っているほどだったりする。

 

とりわけ、アストレアに恋をしてからはその落ち着きが顕著になった。

 

『ねぇ、大丈夫なの?』

 

問題を起こしたベルとロキ・ファミリアのフィンに声をかけてのは女神アストレアだった。

 

『誰ですか』

『私はアストレア、女神よ』

 

冷徹に、そして威圧的に声を返した。フィンはそれに苦笑いをしていたが、アストレアは臆せずにベルに向かって言葉を返す。

 

『女神……ッ!アストレアってアストレア・ファミリアの……』

『知ってくれているの?』

『人殺しファミリアですか、そーですか』

 

言う言葉も冷たくて、アストレアを嫌悪するような言い回しを使うベルにアストレアは微笑んで行った。

 

『貴方はその手を汚したことは無いの?』

『……ない。殴ったりするけど、殺しはしたことがないから……』

『貴方は高潔なのね、すごいと思うわ』

『!』

 

純粋に褒められるということがこんなに心地いいものだとベルは初めて知った。

 

『それに、アルフィアに関して、思うところがあるのは嘘じゃないもの』

 

詭弁だって吐き捨てるのは簡単でも、溢れる優しさを否定するのはベルには出来なかった。だから、アストレアに惚れてしまったのだろう。その日は逃げるように帰り、バルドルに熱弁してきたくらいだ。

 

「あの時から、5年ですか」

 

今回の帰還はだいぶ遅いものとなってしまった。モンスターフィリアには間に合わず、5年という期間が空いてしまった事。

 

「失礼します」

「どうしたのですか?レオン」

 

その時、自身の眷属、レオン・ヴーデンヴェルクが入ってきた。

 

「バルドル様、ベルに関してなのですが」

 

そう言って、ここに来たわけを説明し出すレオン。バルドルは微笑みながら聞いている。

 

「今回、ベルはオラリオに行かせない方がいいと思うのです。」

「それは何故ですか?」

 

バルドルは微笑み崩れることなく、レオンの提案の理由を聞く。

 

「今回、ベルはとんでもない問題を起こす、と思いました。……いや、ベルを取り巻いて問題が起きるの方が正しいでしょうか」

 

レオンはそう語る。

 

「今回、私は気がかりです。」

「何かあると?」

「いえ、正確には──ロイマンによって、大規模な戦いに組み込まれる恐れがあるということです」

 

バルドルはふむ、と声を出す。ロイマンという男はベルというコマを常々欲しがっていた。そして、ベルの幼い頃のことを知っている数少ないものでもあるから、ベルの優しさを知っている。

 

「そこに漬け込んで、ベルを利用するのではないかと思うのです。そして、これは憶測ではなく、多分本当になります。」

「なぜ、そう言えるのですか?」

「それは、アルテナであの極彩色の魔石を渡してきた神ヘルメスに言伝を貰いました。」

 

ヘルメスがコンタクトを取ってきた時にレオンも話しかけられ、極彩色の魔石を貰い現在オラリオの実情を知った。

 

「今オラリオは、ロキ・ファミリアを筆頭に秘密裏に穢れた精霊を討伐することとなっているらしいのです。」

 

そんな局面でLv10の第一級が帰還するとなれば、ロイマンは意地でも説得し、使うだろう。けれど、それがベルの逆鱗に触れてしまう。

 

「自分を使って、楽々攻略なんて許さないでしょう」

 

オラリオを常に意識し、自分を越えろ。と言っているベルはオラリオが自分を使うことに難色を示すし、戦う保証もない。オラリオが負ける保証もない。なら自分のみの参加を許可してもらいに来たのだ。

 

「ベルは言っていました。『超えらぬも越えられるも結局は通過点』、その通過点すら立ててはい今のオラリオではベルの期待に応えられない」

 

ベルは期待を応えられないなら興味を無くすくらい、期待しているのがオラリオだ。負けないように竜の谷でも、オラリオのダンジョンでも奔走し続けて今の実力を持ったのだから。

 

「だから、ベルを出しては行けないと」

「そういうことです」

 

レオンは真剣に言っていた。オラリオがなければ黒竜討伐なんて遠のく、ベルを動かすことなんでできない。だから、自分が参加すると。

 

「……分かりました。明日にでも話しておきます」

 

バルドルは全てをわかった上で眷属の望みを叶えるため、ベルに伝えることにした。

 

「レオン、話してくれてありがとうございます」

「はい、それでは失礼します」

 

そして、仕事に戻って行った。

 

「問題が、起こりますね……」

 

そう、確信した。

 

 

─────────────

 

 

「切られちゃっても知らないよ〜!!!」

「邪魔だァ!!」

 

ティオナとティオネはダンジョンに潜って強くなろうとした。べートも一緒に。

 

「どけぇ!ノロマ共!」

 

ロキ・ファミリアだけに飽き足らず、フレイヤ・ファミリアオッタルにアレン、フォールクヴァングの方はLv4以下のエインヘリヤル達が危機迫った表情で戦い続けていた。

 

「ふん!!」

「【カウルス・ビルド】!」

 

階層も、やってることも、派閥も違う彼らがダンジョンという領域でこうなっているのはひとえに頂点を倒すため、ベルを超えるためだった。

 

ベルというゼウス・ファミリアの少年が、誰もを奮起させる世界の頂点になるなんて、誰が思っただろうか。誰が信じただろうか。

 

 


 

 

「終わりにするわ!イヴィルスも、悪の時代も!」

「っ……!!」

 

そして、厄災は鳴いた。厄災、ジャガーノートは最も近かったアストレア・ファミリアを襲った。

 

「っえ?」

 

ドカーンと音がして、煙にアストレア・ファミリアノインが巻き込まれた。

 

「ノイン!!?」

「ネーゼ!あれを見て!」

 

けれど、煙が晴れた時、先程の怪物はいなかった。そして、いたのは

 

「【追想燈】!!?」

「べ、ベル・クラネル!?」

 

世界最強、学区、神バルドルの眷属ベル・クラネルだった。誰も想像してすらいない大物。

 

「……アストレア・ファミリア」

 

こちらを見てきた。ベル・クラネルはアリーゼ達を奮起させるようにいった。

 

「失望した」

 

けれど、ベルはとんでもなく不器用だった。

 

「は?」

「そのままの意味だったんだけど、わかんないの?こんな奴に負けるようじゃたかが知れてるね」

 

見ると、ジャガーノートの足や腕は切り落とされていた。ベルはあの一瞬で肉薄し、圧倒したのだ。自分達でも反応できない程早かったあの化け物を。

 

「アストレア様の眷属だし、おば───うっ"うん、お義母さんを倒したって聞いたから、もうちょっと期待してたんだけど」

「っ……」

「んだと!?」

「ライラ!」

 

ベルに噛み付こうとしたやつもいた。けど、目の前の光景を見たら、何も言えなくなった。

ベルは片手で剣を持ち、ジャガーノートをあやす様になぎ倒していた。

 

「イラつくなら、あいつらどうにかしなよ」

 

そして、指を刺したのは今にでも逃げそうなルドラ・ファミリアだった。だから、アストレア・ファミリアは自分達をやることを見いだし、全力を注いだ。そのアストレア・ファミリアをみたベルは満足そうにしたあと、ジャガーノートとの戦いを即刻終わらせて、奥まで潜って言ったのであった。

 

ベルは、アストレア・ファミリアを1番気にかけて、一番意識していたくらい、認めていた。

 

 

 

 




あとがき

はい!というーわけで、おわりです!
このシリーズは新しく作る「思いつき」ってやつに入れとくんで、暇があったらたまに更新するかもです!

マジでネタが思いつかないんで、コメントにでも、どこでもいいんでリクエストお願いします!

今8週間連続投稿だってー、前だったら考えられないね。真面目に(▭-▭)✨

それでは、バイバーイ
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