石油王()に転生したので全力でメディア様に媚びる   作:Una

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第41話 事件簿⑦ 会合

「首尾はどうだった? 獅子劫君」

 

 ロンドンの近郊に建てたガリアスタ家の仮拠点。ヨーロッパの油田開発の拠点でもある。その37階の建物の屋上に敷かれたヘリポートで私は私物の軍用ヘリから降り立った男を、私は2番個体とともに出迎えた。

 

 2番個体は眼鏡にビジネススーツを着てツインテールに髪をまとめている。

 

 それに対してヘリから降りてきた男は獅子の鬣のような金髪。黒い革ジャンで包んでいる隆々とした筋肉。サングラスで隠された顔の古傷は深々と彼の右目を切り裂くように走っている。

 

 獅子劫界離。

 

 フリーの傭兵として活動している武闘派魔術使いだ。もともとは魔術協会に所属していた優秀な研究者だったが、とある呪いのせいで次代に刻印を継承できないという事実が発覚して以来、実家を出奔し金儲けのために魔術を使うようになったという悲しい過去持ちの男である。

 

「特に問題なく取引成立だぜガリアスタの旦那……なんて言わなくても伝わってるんだろうがな」

 

 獅子劫君はちらりと視線を彼の背後に向けた。そこには獅子劫君とおそろいのサングラスをかけ迷彩柄のベレー帽をかぶった5番個体が、彼そっくりのニヒルな笑みを浮かべて彼の後ろに立っていた。

 

 獅子劫君は傭兵といえども切嗣君とは違ってその性質は『なんでも屋』だ。金の折り合いがつけば遺物の回収から外道魔術師の暗殺までなんでもこなしてくれる。その仕事の早さと確実さは時計塔のロードたちからも一目置かれているほどだ。

 

 そんな彼に一人ホムンクルスを助手として連れて行かせ、彼の戦闘技術を習得させ、それと同時に依頼をこなす過程で得られる外道魔術師の研究成果やら研究素材やらをこっそりくすねさせているのである。

 

 場合によってはその魔術師をこちらで囲うこともある。

 

 優秀な仕事人のそばに張り付かせておくことが、ヘッドハンティングや火事場泥棒には最適なのだ。

 

 そんな優秀な仕事人である彼に今回私が依頼したのは、とある宗教法人で祀られている少女の買い取りだ。

 

「ほれ、ご所望の少女だ。地元に近かったからな、思ったより早く見つけられたぜ」

「ははは、相変わらず仕事が早いね」

 

 軍用ヘリのスロープから医療スタッフに運ばれて降りてきた移動式のベッドには、7歳ほどの少女が苦悶の症状で横たわっていた。

 

「立川詠天流宗主の娘、殺生院キアラ嬢だ。静岡の山奥に陣取ってた本殿で祭られていた子供だ。親御さんは2000億円で取引に応じてくれたが……そんな価値がある子供なのか? 確かに将来べっぴんさんになるのは間違いなさそうだが」

「価値というか、対処しておかないと世界が終わるレベルの厄ネタというか」

「あぁ?」

 

 何言ってんだ? なんて顔をしている獅子劫君の脇を通り抜け、私はキアラ嬢の顔に手をかざす。

 

 苦悶に閉じられていた少女の瞼がわずかに開かれ、その両目が私のそれと交差する。

 

 彼女の亡羊とした瞳には絶望しかなかった。

 

 どうせこの人も自分を救ってはくれない。こんなに苦しいのに、こんなに病んでいるのに、人間はただ自分に向かって拝み憐れむだけに違いない。

 

 そんな絶望の裏に、まだかすかに残っている希望を私は見出した。

 

「なんだ、ガリアスタの旦那。この娘を治すのか? この症状も俺みたいになんかの呪いなのか?」

 

 獅子劫家の刻印にまつわる呪いについては彼のホムンクルスを作って一部の刻印の移植と同時に呪いもホムンクルスに移したりとか、ちょっと法律を3桁くらい破るような手法で解決したんだよね。獅子劫君レベルの凄腕傭兵には恩を売っておくのがいいと思って。

 

 今回はそこまでのものではないけれど。

 

「別に、ただの呼吸器感染症だね。免疫が弱い幼少期にかかりやすい侵襲性の真菌感染。血液検査とレントゲンでほとんど診断がつくんだけど、宗教家の人たちは病人を病院に連れていくっていう発想を思いつけなかったみたいね」

「それは……」

 

 だから、この病気自体は薬を一定期間投与すれば治るようなものなのだ。霊子ダイブという技術を習得してしまえば自力で治せてしまえるようなものだし。

 

 しかし彼女、殺生院キアラが厄ネタと呼ばれる所以はそこではない。こいつはとある並行世界では自分の快楽と愛のために世界を滅ぼすヤベー存在へと覚醒するのである。

 

 さらに質の悪いことに、何か切っ掛けがあれば並行世界からそのヤベー存在が別世界で平和に生きる別の殺生院キアラへとダウンロードされてしまう可能性があることだ。

 

 そうなればその世界は終わる。一般的な魔術でも、サーヴァントでもどうにもならない。

 

 超厄ネタ。

 

 並行世界からのヤベー存在の侵入なんて防ぎようがないし、世界の平和のためなら先に依り代となるこの少女を殺してしまうのが安パイではある。

 

 しかし私の周りには子供殺しを是としない存在が多すぎるんだよなぁ。メディア様もあれで子供や可愛い存在には甘々だし、これだけの美貌をもって生まれたロリっ子なんて大好物だろう。獅子劫君だって切嗣君だってウェイバー君だって子供を害することが地雷になってたりする。切嗣君もエルメロイ教室で生徒の相手をするうちにすっかり子煩悩になってしまったのだ。

 

 仕方がないので私はいつものアレをキアラ嬢に授けることにした。

 

 彼女を覆う布団をまくり、私はその胸元にソレを押し当てる。

 

「それは、なんだ? とんでもねえ神秘を宿してやがるが」

 

 世界中を飛び回る獅子劫君も驚くこれはおなじみの『全て遠き理想郷』の欠片。

 

 その効果は治癒と老化の停滞、そしてなにより『並行世界からのトランスライナー、六次元までの多次元からの交信のシャットアウト』を可能とする最強の防御宝具だ。

 

 並行世界からの干渉さえ抑えてしまえば、将来地球を使った破滅的自慰行為にふける可能性のあったこやつはもはやただの儚げな美少女ロリに過ぎないという寸法よ。

 

 今回は疑似展開状態を維持することで老化の停滞は抑え、治癒とシャットアウト能力だけ機能するようにメディア様の『道具作成』スキルで調整してもらった。

 

 うーん便利すぎる。

 

『全て遠き理想郷』の欠片をキアラ嬢の体に溶かし込むと、彼女の眉間からは苦悶の皺が解け、元の美しい少女の落ち着いた表情のものとなった。

 

「あら……体、が」

「急に起き上がったらだめだよ」

 

 体を起こそうとするキアラ嬢の体をむりやりベッドに寝かせた。

 

「病気が治って健康になっても、長い間ベッドに臥床したままだったんだ。起き上がる体力も筋力も失われている。さすがにもとからないものは『全て遠き理想郷』でも戻すことはできないからね。今は栄養補給から開始して、少しずつ体を動かす練習をしていこう」

 

 私の言葉に、しっかりと視線を私に向けて彼女は頷いた。

 

 そのまま彼女は医療スタッフによってベッドごとガリアスタ専用の病院へと運ばれていき、執務室には私と獅子劫君、アルトリア型ホムンクルス2体の4人が残る。

 

「ご苦労様獅子劫君、これ今回の報酬ね。全部使用済みのお札で用意しているよ」

「おう、またの御贔屓を」

 

 アタッシュケースを、獅子劫君は中身の確認もせず受け取った。

 

「それと、そろそろ仕事道具の補充が必要でしょ。用意しといたよ」

「ああ、助かるぜ旦那。やっぱり旦那の用意してくれる死体が一番使いやすいんだよ」

 

 獅子劫君は死霊術師(ネクロマンサー)だ。一般的な死霊術といえば、死体をグールのようにして操ったり、生前の自我を一時的に再生したりといった、死体が持つ人間の尊厳を前提とした技術だ。

 

 しかし獅子劫君のそれは傭兵の戦術に特化した武装として死体を扱う。

 

 具体的には、死体の指を詰めたショットガンだとか、心臓を加工した手榴弾だとか。尊厳? なにそれおいしいの? と言わんばかりに死体を好き勝手扱う。

 

 そういった死霊術の利用法は実家を出奔してから自力で編み出したというのだからドン引きである。

 

 しかも指の弾丸は呪詛によるホーミング機能が標準装備で、心臓の中で呪詛を炸裂させるというのだからもうね。人間のことをなんと心得ているのか。

 

 でもまあ効果的な戦略であることは変わらない。

 

 そこで私は切嗣君から細胞を定期的に買い取り、培養してケリィ型ホムンクルスを量産して獅子劫君に卸しているのだ。

 

 ご存じの通り切嗣君の起源は『切って』『嗣ぐ』こと。その特性を利用して切嗣君は自分の骨を加工して『起源弾』なるオリジナル魔術礼装を作成し、現役時代の彼は37発用いて37人の魔術師を殺害したという記録を持つ。

 

 切嗣君の指を使ったホーミング機能付きショットガンなんて回避不能、命中すれば呪詛で死亡、魔術で防げば魔術回路の混線が起こるという鬼仕様。切嗣心臓手榴弾は有効範囲内にいる魔術師全員が魔術回路の運用に支障をきたす。

 

 そんな装備を作成したことを事後報告で切嗣君に報告したらめっちゃ怒られた。

 

「はー? なんですか? 手段を選ばずに魔術師を殺害してきた魔術師殺しさんがあれですか? 自分のクローンを殺されるのはごめん被るって? はー?」

 

 論破したったわ。

 

 取引と商売道具の共有を終え、お茶でも飲みながら近況を報告しようとなってヘリポートのエレベーターに向かおうとしたところだった。

 

 ヘリポートの上空に突然雷鳴が轟いた。

 

「なんだ?」

 

 獅子劫君が声を上げて警戒態勢をとる。雷鳴とともに空間を揺らした魔力の奔流に魔術回路を刺激されたためだ。

 

 見上げればそこは快晴の空。雷雲なんてどこにも見当たらない。しかし空の一点に黒い何かが浮かんでいる。

 

 それはとんでもない速度でこちらに向かってきていて、よくよくみればそれは二頭の神々しい牛くんに引かれているチャリオットだった。

 

 ズドンッ、とチャリオットは律儀にもう一つのヘリポートに着陸する。ロンドンでの離着陸はなるべくここからするようにと以前言い含めておいたのだ。もちろんチャリオットの着地程度では罅も入らないように、2メートルのコンクリート壁で作られたヘリポートはさらに魔術的な加工も済ませてある。

 

「直接顔を合わせるのは久しぶりだねウェイバー君」

「ああ、2週間ぶりだなガリアスタ。それに獅子劫もいたのか」

 

 チャリオットからまず降り立ったのは我らがロード・エルメロイ2世ことウェイバー君。実は彼は獅子劫君個人とも仕事の依頼やらで既知の仲である。加えて獅子劫君はFPSを趣味としてたしなんでいることから、切嗣君も入れてウェイバー君との三人でよくオンラインでFPSゲームを楽しんでいたりする。

 

「どうしたの? 何か急用?」

「まあな。こちらにいるレディについて情報を求めている。レディ、こちらへ」

 

 ウェイバー君が手を差し出してチャリオットから降りるのを助けた相手は、深くフードを被った小柄な子供だった。脚の細さから少女かもしれない。

 

 フードの人物がこちらに駆け寄ってきて、フードの奥からのぞかせる碧眼で私を見上げた。

 

 その時、ヘリポートに風が吹いた。

 

 被っていたフードが脱げてしまう。その下から現れた顔はアルトリア型ホムンクルスのそれだった。

 

 え、これ、何番だ? 

 

 こんな目で私を見てくる個体があの中にいたっけ? 

 

 なんか私を見る目が、キラキラしている? 

 

 最近、切嗣君を量産した頃からホムンクルスどもからカスを見る目で見下されてたから、同じ顔からこんな目で見られるのはなんだか新鮮に感じてしまう。

 

 私の後ろにいる2番個体は金のために俺に忠誠誓ってるけど、そういうのじゃないんだよなあ私が求めているのはなあ! 

 

「あ、あの! アトラム・ガリアスタさんですか⁉」

 

 目の前に立つ謎のホムンクルス? がそんなことを聞いてきた。なんでアルトリア型ホムンクルスが私の顔を知らないんだおかしいだろ。

 

「あなたが『「お前のせいで追放された」と言って別の女と結婚しようとした夫にメディア様はざまぁする ~夫のために国も家族も捨てて尽くしたのに逆恨みで捨てられたのできっちり復讐、その後はエリュシオンで真の英雄に溺愛されました~』の作者さんで、合っていますか?」

「なんて?」

 

 首をひねる獅子劫君を無視するようにフードの少女がわたわたと取り出したのは、『「お前のせいで追放された」と言って別の女と結婚しようとした夫にメディア様はざまぁする ~夫のために国も家族も捨てて尽くしたのに逆恨みで捨てられたのできっちり復讐、その後はエリュシオンで真の英雄に溺愛されました~』の記念すべき第1巻だった。

 

「なんだこれ?」

 

 横から覗き込んだ獅子劫君がつぶやく。

 

 まったく、日本人なのに知らないなんて、不勉強だな。ゲームオタクのくせに。

 

「そうだよ。私が『「お前のせいで追放された」と言って別の女と結婚しようとした夫にメディア様はざまぁする ~夫のために国も家族も捨てて尽くしたのに逆恨みで捨てられたのできっちり復讐、その後はエリュシオンで真の英雄に溺愛されました~』の作者のアトラム・ガリアスタだよ」

「そのセリフみたいなタイトルはあれか、毎回言わないと呪われるギアスでもかかってんのか?」

 

 そう告げると、フード少女はぱあっと蕾が開花するように表情をほころばせた。

 

「拙、大ファンなんです! 1巻から全部持ってます! ただ、今日ちょっと夜逃げ的な形で故郷から出てきたので、手元には1巻しかないんですけれど、あの、サインいただけませんか⁉」

 

 突き出されたそれを見ると、何度も何度も読み返したんだろう、表紙はボロボロでページには手垢が残っていた。

 

 そうか、この少女はメディざまのファンなのか。そっかー! 

 

「え、あれのファン……? まさか脳が……オゥ、ノウ」

「もしかしてムジーク家から逃げた弊たちの失敗作……?」

 

 後ろから聞こえてくる2番と5番のこそこそ話も今は気にならない。

 

 ちなみに、2番と5番はグラサンや眼鏡をかけて髪型も全く違うためだろう、目の前の少女は自分そっくりな存在がいることに気付いていない。

 

「そっかー、君はいい子だねえ。それ13年も前に出た本じゃないか。ボロボロになるまで読んでくれてありがとうねえ。じゃあせっかくだからたまたま私が持ってたこちらの新品の方にサインしてあげようねぇ」

「いいんですか! ありがとうございます!」

「うわ主あれ持ち歩いてるんだ……」

「しかもサイン書くのすごい早い……めっちゃ練習してそう」

 

 うーんかわいらしいなあこっちの個体は。同じ顔のはずなのになんだろうこの差は。

 

「いいのいいの。ファンは大切にしないとね。宛名いる? 何番?」

「グレイでお願いします! 『どっちつかず』のGrayです!」

 

 グレイね。……グレイ。グレイ? 

 

「え、グレイ? あの?」

「やはり何か知っているんだなガリアスタ」

 

 サインの手を止めて顔を上げると、グレイ嬢の横で目を細めてこちらを見つめるウェイバー君の顔があった。

 

「え? うんまあ。知っているというか。見たのは15年くらい前の一回だけだけど。あの頃はまだ乳児だったのに、そっかー、もうこんなに大きくなったんだね」

「拙に会ったことがあるんですか?」

 

 きょとんとした顔をするグレイ嬢。

 

「そりゃね。うちのホムンクルスの元型だし」

「ああ、そうだろうな」

 

 ウェイバー君が深いため息をつく。なんか疲れてない? 大丈夫? 

 

「誰のせいだと……では、彼女が頻繁に聞くという声について何か心当たりは?」

「声?」

 

 なんのこったよ。

 

 

 

 ¥¥$$€€ ¥¥$$€€ ¥¥$$€€

 

 

 

 ちょっと話が見えないので、全員でビル内の会議室へ移動することにした。

 

 私、ウェイバー君、グレイ嬢、獅子劫君、ホムンクルス2体にメディア様の薬でショタ化したイスカンダルの7人の大所帯だが、会議室は全員が入ってもスペースが有り余る広さがある。ロンドンの街を展望する窓から望む光景は解放感に溢れており、なんとも会議が踊りそうな部屋である。

 

 そこで聞いた内容はなんとというか。

 

 つまり毎週のようにエクスカリバーだのなんだのと殺意に塗れた声が頭に響くと。それも聖杯戦争のあった10年ほど前から。

 

「心当たりはあるか?」

「……うん、まあ、はい」

 

 

 わたし:お前ら集合。

 第1番:なんですか、今バゼットさんと執行任務の真っ最中なんですけど。

 第3番:弊は今フラットをボコボコにするのに忙しいのですが。

 第4番:フィオレ様とマシンの調整してるところなので。

 第6番:凛とショッピングしているので邪魔しないでください。

 第7番:メディア様の新着ドレスを試着しているのですが。

 

 

 こいつらさあ! 少しは創造主に対する敬意をさあ! 

 

 あれ。

 

 

 わたし:0番は? 

 第0番:はい。

 わたし:なんで一瞬無視したし。グレイ嬢の声とやらについて心当たりある? 

 騎士王:ありません。

 

 

 こいつ。

 

 騎士の王を名乗ってる分際で嘘つきやがったよ。

 




ホムンクルスの設定まとめ


0番個体:アルトリアの心臓を取り込んだせいでアルトリアの魂を宿すことになりえらい目にあってる。髪型はアルトリアカット。

1番個体:バゼットに同行して仕事のおこぼれをかすめ取っている。最近は電気魔術でバゼットの体の調整や治療をしたり、電気魔術をバゼットに教えて戦闘力向上に貢献したりしている。髪型はポニーテール。

2番個体:ガリアスタ家に忠誠を誓っている守銭奴個体。いい暮らしがしたい。ガリアスタカンパニー欧州支部のトップ。髪型はツインテール。

3番個体:時計塔のエルメロイ教室戦闘指導教官。強化魔術とゴム製ナイフとゴム弾入り模擬拳銃で教室の生徒どもをちぎっては投げ。髪型は三つ編み。

4番個体:希死念慮の強い個体だったが、ユグドミレニア発足の兆候がないかを監視するためムジーク家やフォルヴェッジ家に出入りしているうちにフィオレ・フォルヴェッジの人柄に触れ忠誠を誓い、一緒に父親へのクーデターを成功に導いた。髪型はウルフカット。

5番個体:獅子劫に同行してヘッドハンティングや触媒回収などをしている個体。獅子劫の剛毅な人柄に触れて多分に影響を受けている。常に迷彩柄のベレー帽をかぶっている。

6番個体:遠坂家に居候し凛の教師兼姉として生活している。腐女子だったが最近は葛木といい感じで同人活動仲間から裏切り者扱いされている。髪型は二束の三つ編み。

7番個体:メディアに心酔している。アラブの魔術工房でメディアと研究していたり一緒にプラモ作ったり一緒にドレスを作ったりコスプレしたりと忙しい。髪型はロングストレート。
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