石油王()に転生したので全力でメディア様に媚びる   作:Una

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第7話 説得

 なにかしら、と聞かれても明確な答えを持っている存在はここにはいない。

 

 仮説は立てられるが結論としては私たちのせいである。それを言ってしまえば信頼関係にヒビが入りかねない。どうやって誤魔化そうか、ネットワーク上の高速思考でホムンクルスたちと相談する。しかしそんなこちらの葛藤を読んだのか、メディア様が据えた目でこちらを見つめた。

 

 停滞は一瞬だった。

 

 次の瞬間私とメディア様は動き出していた。

 

 メディア様は腰から特徴的な短刀を取り出す。『破戒すべき全ての符』。禍々しい曲線を描くその刀身。すべての魔術や契約を初期化する、『裏切りの魔女』メディアの生涯を具現化した宝具である。

 

 対する私は体に組み込んだ原始電池を起動させる。全身の魔力を局所的に電気に変え、自身の筋肉を、神経を経由せずに遠隔操作する魔術。

 

 もちろんこれだけでは意味がない。思考し・魔術回路を励起し・体を動かす魔術を起動させる。この工程にかかる時間よりも、脳の信号が筋肉に到達するまでの時間のほうが本来圧倒的に短いからだ。

 

 しかし私の場合はその枠にはまらない。ホムンクルスと形成した電磁ネットワークによる高速思考と分割思考。これらによって思考が加速しているのはもちろんのこと、魔術回路の励起も魔術の起動時間も、展開する術式と供給する魔力を彼女たちと分割で負担することで通常はありえない速度で魔術が完成する。

 

 視線の先では魔法少女スタイルのメディア様が右手で抜いた短刀をペン回しのように手の中で回転させ逆手に持ち替えた。

 

 私の右手がメディア様に向かって伸ばされる。電気魔術が声帯を振るわせる。

 

 メディア様の右手が自身の胸に振り下ろされる。

 

 その切っ先が届くより一瞬早く、私の令呪の起動が間に合った。

 

「タイム!」

 

 瞬間、私の右手に刻まれた令呪が一画消失する。代わりにその一画に込められた膨大な魔力が解放され、赤くほとばしる。その結果ビタリ、とメディア様の右手が止まった。切っ先はかろうじて届かず、彼女の纏う魔法少女衣装の布一枚をかすかに裂くにとどまった。

 

 間に合った。

 

 本当にぎりぎりだった。

 

 これが「宝具の使用を禁ず」とか「私を裏切るな」といった命令であれば、文字数の関係で間に合わなかっただろう。

 

 安堵のため息をついているとネットワークではホムンクルスたちが騒いでいた。

 

 第5番:タイムて(笑)

 第1番:鬼ごっこかなにかですか

 第6番:令呪を開幕から一画消費してるおバカなマスターどーこだ

 第3番:ここー

 

 こいつら澄ました顔で煽りやがる。

 

 わたし:うるさいなしょうがないでしょ。見なよギリギリだったんだよ。

 第0番:メディア様が持ってるあのナイフはなんですか? 

 わたし:魔術を解除する宝具。サーヴァントに刺せばマスターとの契約を解除できるって代物。

 第5番:速攻裏切られそうになってやんの(笑)。やめたら? 聖杯戦争

 

 

 

「……いいでしょう」

 

 脳内を高速で通り過ぎていく馬鹿どもの煽りを聞き流していると、メディア様が右手の力を抜いた。

 

「マスターの魔術に興味が湧いたわ。そのホムンクルスたちが内包する神秘。それに、私に魔力を供給しているのは彼女たちね? サーヴァント契約を分割させているのね。大したものだわ」

 

 だから待ってあげる。

 

 そう言いながらメディア様は、祭壇に用意した玉座に腰かけ、その細い脚を優雅に組んだ。

 

「タイム、なんて令呪の効果がどのくらい保つかはわからないけれど。その効果が切れるまでは話を聞いてあげるわ。ただし」

 

 メディア様はつまらなさそうに肘置きに頬杖を突いて告げる。

 

 それは死刑宣告と変わらない残酷さに溢れていた。

 

「もし私の興味を惹く話をできなかったら。その時があなたという人間の最期だと心得なさい、マスター。もちろん殺してなんてあげないわ。殺してと懇願することも、考えることもできないくらいに人間未満の存在に戻してあげる」

 

 

 

 第6番:真面目な顔で脅していても魔法少女なんですよねこの人

 第7番:婚活魔法少女ですよ二度と間違えるな

 わたし:お前らよくこんな状況でふざけられるよな

 第4番:命は投げ捨てるものが弊たちホムンクルスのモットーですから

 

 

 捨てちまえそんなモットー。

 

 とりあえず、とメディア様は命じてくる。

 

「とりあえず、なぜ私がこんな魔法少女の霊基になっているのか説明なさいマスター」

 

 

 

 私を含めたホムンクルスたちは、思わず地面に膝を突いた。

 

 メディア様から放たれる、物理的な重さを伴うかのような重圧感。

 

 外見が魔法少女であることなんて関係ない。祭壇から見下ろすその怜悧な瞳の威圧感はまさに絶対者のそれであり、現代魔術使いごときには決して届きえない次元の壁を私に叩きつけてくる。

 

 そして全員が、メディア様に対し忠誠を誓うかのように同時に首を垂れた。少なくともメディア様からはそう見えただろう。こうでもしなければ耐えられなかったからだ。

 

 玉座に座る彼女の両側に鎮座しているメディア様グッズや、未だに婚活魔法少女メディアちゃん! のアニメを再生し続けているテレビやビデオデッキがなければ、さぞ美しい光景だったろうに。

 

 

 

 わたし:なんで祭壇にあんなもの並べてんだよお前ら

 第0番:祭壇を作るって言われましたし

 わたし:その祭壇じゃねーよなんだあのエロい抱き枕カバー。ゴミばっか集めてきて

 第7番:私が製造ラインまで手配したメディア様グッズをゴミとは何ですか訂正なさい

 

 

 

 ほんと馬鹿じゃねーのこいつら。睨みつけても奴らはうつむいたまま無表情を貫いていた。その無表情は常のものから欠片も揺らいでいなかった。なんだ、笑いそうになってるのは私だけなのか。ずるいぞこいつら。なんで私だけビンタされる邦正みたいになってるんだ。

 

 

 

 第1番:メディア様も聞いてるけどなんで魔法少女? 弊たちが企画したアニメまんまじゃないですか

 第2番:主から伝えられた魔女的なフードのそれとは似ても似つかないキラキラですね

 第7番:あの杖とリボンの並びは2期37話で洗脳されたリリカルキルケーと戦った時の意匠ですね。キャーメディアちゃーんこっち見てー! 

 わたし:あれは無辜の怪物スキルだと思う。仮説だけど

 

 なんだそれは、とネットワークがざわつく。

 

 わたし:生前の行いから生まれたイメージや伝承のせいで、本人と関係なく死後にその人の過去や在り方を捻じ曲げられたサーヴァントに与えられるスキル

 第0番:例えばブラドⅢ世がドラキュラとして召喚されるとかですか? 

 第1番:じゃあなんですか、主がメディア王女の作品を世に広めちゃったせいで彼女はあんなことになってしまったということですか

 わたし:あんなことになったのはお前らのせいだろ、どうすんだよあれ

 第5番:あの恰好で怪物(笑)

 第4番:あーあ尊厳破壊にもほどがありますよどうするんですか主

 第7番:何笑ってるんですかかわいいじゃないですかぶち殺しますよ

 medeia:内緒話は終わったかしら

 

 

 

 背筋が凍り付いた。

 

 

 

 medeia:良い魔術ね。魔力に雷の属性を付加して念話の精度と速度を上げているのね。あなたたちの思考速度があってこその術式だけど。私のような生粋の魔術師でなければ割り込めない情報量。速さがそのまま防諜対策にもなっているわけね。

 

 

 

「それはそれとして」

 

 肉声でこちらに語り掛けながら、にこりとメディア様は笑った。笑ったように見えた。笑顔は獣の威嚇の表情であると誰かの言葉を思い出した。

 

「あれだの尊厳破壊だの好き放題言ってくれたわね、本人を目の前にして」

 

 全部読まれてたらしい。

 

 というか割り込むってなんだよ、東洋の感染術式も取り込んだネットワークなのにそれすら一目で解析してくるって、どれだけ次元が違うんだ。

 

 ちらりとメディア様は再生されている婚活魔法少女メディアちゃん! を見遣った。

 

「それにさっきから流れてるこの婚活魔法少女ってなんなのかしら。これはもしかして結婚と追放を繰り返した私を揶揄しているのかしら。舐めてるの?」

 

 メディア様の言葉に黙っていられず、私は重圧を弾き飛ばすように立ち上がって叫んだ。

 

「ほら馬鹿どもが! いらんもの並べるから余計な怒りを買ってるだろうが! 違うんですよメディア様、私はメディア様の真なる歴史を世に広めようとしたんです。それなのにこの馬鹿どもがですね、大衆に迎合しようとして歴史を捻じ曲げた歴史修正主義者でしてついにはメディア様の薄い本を」

 

 私の叫びを遮るように、統括個体もまた叫んだ。

 

「うわいきなり裏切りやがったこの主! いいえ違いますメディア様! 知名度補正のある聖杯戦争で有利を得るためにメディア様をメディア展開しようなんて言い出したのはこの男なんです!」

「だから私は古代ギリシャの価値観も踏まえた歴史について真っ当に広めようとしただけで」

「こんなバカみたいなタイトルの小説を七冊も出版しておいて真っ当を名乗りますか!」

「それはそう!」

 

 つい頷いてしまった私に向かって、そうだそうだとホムンクルスたちが揃ってブーイングを向けてくる。くそ、こういう時は数で不利になってしまう。私のほうが立場が上のはずなのに。タイトルについては9人満票で私が悪いけど。

 

 だがメディア様はしばらく私とホムンクルスたちの不毛で醜い言い争いを黙って聞いている。さすがメディア様、冷静で理知的なお方だ。歴史に名を刻む人類史でも指折りの実力を持つメディア様ならきっと正しく公平な判断をしてくれるはずだ。

 

「つまりマスターが元凶ということね」

「なんで⁉」

「だってこの子たち可愛いもの」

 

 誰だよこの女を理知的とか言ったやつ。肉体年齢に合わせて知力落ちてんじゃねーか。

 

 やれやれ、とでも言いたげな気怠さを匂わせながら、メディア様は言う。

 

「こんな姿で生き恥を晒すくらいならあなたを殺して私も死ぬわ。そろそろあなたが一画目の令呪で命じた『タイム』の効果が切れる頃ですしね」

 

 メディア様は酷薄に笑った。ロリロリした愛らしい顔に、そのあまりにもサディスティックな笑みは、不釣り合いなはずなのによく似合っていた。

 

 そんな彼女に向かって、私は最後の抵抗を試みる。

 

「ね、願いがあったから召喚に応じていただけたのではないのですか?」

「所詮私の聖杯への願いなんてただの感傷。叶えようが叶うまいが座の私には関係のないこと。ここで下手なことして恥を晒した記憶が座に登録されてしまう方が私には問題よ」

 

 それじゃあね。その言葉と同時に令呪の効果が切れたことに気づいた。もうだめだ。私とホムンクルスたちのネットワークを用いた加速魔術でも、メディア様の高速神言には追い付けない。不意打ちならともかくこんな向かい合った状況では。

 

 結局私は、アトラム・ガリアスタは。戦場を変えても戦術を変えてもこうなる運命だったのか。素直に聖杯戦争になんか参加しなければよかった。参加したとしても別のキャスターを選んで聖杯を浄化してもらえば……。

 

 そんな益体もないたらればを考えながら目を閉じて沙汰を待っていた。が、いつまでたってもメディア様が何かをする気配が感じられない。

 

 何かあったのかと恐る恐る目を開け、メディア様のいる祭壇を見た。

 

 そうすると、あろうことかメディア様は思いっきりよそ見していた。

 

 その視線の先には、馬鹿どもが頑張って運んできたテレビとビデオデッキ。

 

 そこで流される婚活魔法少女のアニメ。

 

 メディア様はそれに釘付けだった。

 

 

 

『どうしたんだ鈴森、こんな時間まで』

『葛霧先生……私、お弁当を作ってきたんですけど、失敗しちゃって』

『失敗したのなら何度でも挑戦すればいい。私も何度でも付き合おう』

 

 それは第一期4話、主人公の鈴森メディアと葛霧先生が夕日差し込む放課後の教室で二人きりで会話しているシーンだ。

 

 鈴森メディア小学6年生は憧れの葛霧先生のためにお弁当を作ってきたのだが、レシピ通りに作ったはずなのになぜかキッチンが爆発四散し、真っ黒で焦げ臭い卵焼きの塊しか作れなかった。それを葛霧先生は、おいしいと嘘を吐くこともなく、かといってまずいと堕とすこともせず。ただ挑戦する限り支えようと言ってくれるのだ。

 

 そんな葛霧先生上げ回をメディア様はチラチラと横目で見ている。右手に持った魔術杖とその先端を取り巻く剣呑な魔力の渦をこちらに向けながら。

 

 思いついた。

 

 この危機的状況を切り抜けるための圧倒的閃き、悪魔的奇手。

 

 そう、彼女はただのメディアではない。リリィでもオルタでもサンタでもない。

 

 彼女はこの日本でしか召喚されえない、『婚活魔法少女の霊基を持ったメディア』なのだ。

 

 すなわち、原作の彼女の中にも存在していた、素敵な男性と添い遂げたいという願望。

 

 その願い、その欲求は、通常霊基のメディアよりも遥かに重く、深く彼女の中に息づいているはずなのだ。

 

 これしかない。

 

 私が生き残るにはこの奇跡に賭けるしかない──! 

 

「モデルの人物がいます」

「……なんですって?」

 

 グリン、と。

 

 メディア様がテレビに向けていた顔をこちらに向けた。

 

「その葛霧先生にはモデルがいます。寡黙だけど、朴訥としてて嘘のない、義理固さと一途さを持つ男性が」

 

 メディア様がそのエルフ耳をピコピコさせながら私の話を聞いている。

 

「今から十年以内に、この寺に拾われることになる男性です」

「……十年?」

「ええ。私には確信があります。十年以内です」

 

 本当は確信なんてない。未来はいくらでも変わりうる。それでも生きるためにははったりも必要なのだ。

 

「つまり、勝算はあるのでしょうね?」

 

 メディア様が問う。こちらを品定めするように。

 

「もちろんです」

 

 メディア様が問うているのは聖杯戦争のことだ。聖杯戦争で勝利し、自分とそのモデルとなった男を引き合わせることができるのかと。そう聞いているのだ。

 

「そのために私はこの十年、積み上げてきたのですから」

 

 言いながら、私は一枚の紙を取り出す。

 

 それには私が持つ全ての情報が圧縮言語で刻まれている。前世の記憶、原作知識、ここまで積み上げてきた工作の内容とその成果。今まで築き上げてきた人脈。それらから考えられる今後の展開パターンとそれに対する考え得る限りの対応策。

 

 その紙片をメディア様に手渡しながら私は思う。

 

 兄姉を殺し、義理の母を殺し。知識を利用して様々なものを盗み、増やし、模倣した。

 

 血まみれの階段を昇ってきたのだ。

 

 そして私はこれからもこの階段を昇り続ける。

 

 自分が生き残るために。

 

 

 

 

 ¥¥$$€€ ¥¥$$€€ ¥¥$$€€

 

 

 

 

 メディア(キャスター)

 

 ステータス

 筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:A 宝具:C

 

【スキル】

 陣地作成(A):魔術師として自分に有利な陣地を作り上げる能力。神代の魔女である彼女は、工房を上回る神殿を形成することが可能。

 

 道具作成(A):魔力を帯びた器具を作成できる。疑似的ながらも不死の薬さえ作り出せる。原典においては疑似的な不死の再現、若返りの秘薬、狂気の解除薬等様々な効果の霊薬を作成している。

 

 高速神言(A):神代の言語で、大魔術だろうと魔術回路を介さず一工程で発動させることができる。

 

 対毒(A):毒が無効化され、周囲の毒を癒すことができる。

 

 金羊の皮(EX):もふもふ。体力回復効果がある。竜を召喚・操る能力があるとされている。キャスターには幻獣召喚能力はないため竜の召喚は不可能。

 

 キルケーの教え(A):自身や味方にかかった弱体化の呪いを解除できる。

 

 無辜の怪物(A):生前の行いから生まれたイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。メディアの場合は婚活魔法少女メディアちゃん化によりイメージが侵食され、原典からかけ離れたスキルを習得している。

 

 神性(C):その体に神霊適性を持つかどうかの判定。ランクが高いほどより物質的な神霊との混血とされ、より肉体的な忍耐力も強くなる。メディアは太陽神ヘリオスの子にして海神オケアノスの孫にあたるため高い神性をもつが、人間の女子小学生に擬態しているためランクダウンしている。

 

 動物会話(C):言語を持たない動物との意思疎通が可能。作中で毎朝窓から小鳥さんに挨拶していることやマスコットの金色羊メリーくんと会話できることが反映されたスキル。

 

 戦闘続行(A):決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。また『仕切り直し』と同様の戦闘から離脱する能力がある。作中で何度ピンチに陥り血と泥に塗れても歯を食いしばって立ち上がり勝利をもぎ取る不屈の闘志を反映したもの。

 

 怪力(C):筋力を1ランクアップさせることが可能。作中でのキラキラしたマジカル魔法を身に纏わせながらマジカル魔法ステッキやマジカルエンゲージリングでマジカル殴打するマジカル戦闘術を使いこなす姿を反映したもの。なお婚活魔法少女メディアちゃん! の戦闘シーンは元イスラエル軍所属のクラヴマガインストラクターに監修されている。

 

 カリスマ(C):軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。軍団戦闘において自軍の能力を向上させる。魔法と幻想の国コルキスの王女様として一軍を指揮し、悪の機械軍団オリュンポスと戦う魔法将軍メディカルメディアとしてのスキル。日本で修行中かつ婚活中の身である幼少期のメディアはまだ国を運営することはできないが、志を共にする仲間(姉弟子のケミカルキルケーやライバルのラジカルアタランテなど)とは死を厭わない強固なつながりを持つ。

 

【宝具】

 破戒すべき全ての符(D):対魔術宝具。裏切りの魔女としての伝説を宝具とした短剣。あらゆる魔術を初期化する。ただし宝具の初期化はできない。現代ではメディアの「裏切りの魔女」という評価は見直される傾向にあり、その分宝具としてのランクがダウンしている。

 

 修補すべき全ての疵(C):対魔術宝具。あらゆる呪い、魔術による損傷をゼロに戻す。時間操作ではなく、本来あるべき姿を算定し自動修復している。死以外のあらゆる理不尽を打破できる。他者間の仲を修復するといった、概念や感情に対しても修復・補填が可能。

 

 

 

 

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