地獄ダンジョン膝栗毛   作:氷大根

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第2話 隠しダンジョンと木刀

 

 

   第2話  隠しダンジョンと木刀

 

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 戻るってそういうことか。とりあえず、またダンジョンを攻略する前に、どのくらいダンジョンにいたか確認しておくか。えーと、2656年6月6日午後10時15分か…ん?2656年?2656年!?なんで2666年じゃないんだ!?戻るって、まさか…

 

修地が窓のカーテンを開けると、モンスターの姿はなく代わりに満天の星空が見えていた

 

 修地「…10年前に戻ってんじゃねぇか。」

 

 

  1時間後

 

 

 なるほど、色々確認したが、どうやら本当に10年前に戻ったらしい。よりにもよって、なんで10年前なんだよ。俺が全てを取り零す前じゃねぇか。超大型のスタンピードまで後10年…なら、その前に強くなって全部取り戻してやるよ。俺は、職業【盗賊】で探索者を長年やりきってたんだ。その場を考えながら突破するのにはなれてんだ。戻る前の知識もあるし大丈夫だ。

 

その時、修地の頭に縁魔の顔が思い浮かぶ

 

 修地「…いや、あれは例外だから。…考える前に身体の半分消し飛ばしてくる奴は、どうしようもないし。」

 

 多分、大丈夫なはずだ。とりあえず、まずは1年後に死ぬお姉ちゃんを助ける。これが最優先だな。

 

 修地「…5年後にならないとダンジョンは出現しない。なら隠しダンジョンで強くなるか。ただ、ピンキリが激しいらしいから、そこは運に任せるしかないか。…武器はどうすっか?そうだ、あれがあったな。」

 

修地は、ぶつぶつ呟きながら押し入れの扉を開け、木刀を取り出す

 

 修地「まさか、修学旅行で買ったこいつを使うことになるとはな。今の俺なら、こいつで充分いけるだろ。」

 

修地は木刀を持ち、自分の家から出ていく

 

 

  2656年6月6日午後10時42分

  ○○川近くの河川敷

 

 

この場所で修地は何度も失敗を繰り返し、ようやく石を10段積み上げた

 

 修地「…やっと出来た。これで出てくるはず…」

 

その言葉と同時に積み上げた石が崩れ落ち、隠しダンジョンが出現する

 

 修地「俺の苦労が!?…まぁ良い、入るか。良い隠しダンジョンに当たりますように。」

 

その言葉と共に、修地は隠しダンジョンに入っていった

 

 

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 隠しダンジョン

 

 

 

建物が現れるダンジョンと違い、特定の行動をしないと出てこないダンジョン

 

ピンキリが激しい為、初心者より経験者向けである

 

後に初代探索者と呼ばれる人達が大量に攻略した結果、2661年にはほぼ存在していない

 

一度だけ、ダンジョンボスに上位モンスターが出たという情報がある

 

 

選択の時(どちらを選ぶかで代償が変わります)

  • 女性店長と一緒に入る
  • 女性店長を無視して1人で入る
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