殺し屋の組織はいくつも存在する。その中でも大きな力を持つグループが6つある。
それをつぶすために呪術師たちが投入された。
『キルゥウェアー』――ハヤト、ダイキ、リント、ユウト、コウキ
『闇のテリトリー』――アカネ、レイカ、イオリ
『蝶々綺麗』――アヴィ、マシロ
『元嬉』――サク、ヨウマ、ケイ
『食IN猫』――スズ、アキラ、死神
『海兵器』――カナト
神原司(かんばらつかさ)によって配置された。
ツカサの術式『共感視』――許可が出た相手の視野を共有することができる。
ちなみに呪術師になったときに、許可をするか確認される。
ツカサは共有された視野でいろいろ判断して、指示をする。
カナトは大丈夫と判断し、5人との視野を共有して指示を出している。
多すぎると、視野がぐちゃぐちゃになる可能性があるので最低限に絞る。
共有されているのは、ユウト、イオリ、アヴィ、ヨウマ、アキラだ。
共有しているものには、声も聞こえるようなる。
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闇が三人を襲う。
イオリが剣ではじく。
「おおー。すごっ」
レンは、防がれたのが意外な表情をする。
「油断は命取りだぞ」
レイカが背後に回り、剣をふるう。
レンもそれに気づく。
たがいの剣がぶつかり合う。
「くっ」
レイカが押される。
「デスウィンディ」
アカネが技を出す。
……大量の闇が放出される。それはアカネの技を軽く飲み込む。
「あかんなぁ。量が多すぎる。これどうすんの」
「大丈夫だ。いったん落ち着け!三人で協力して対応しろ」
ツカサが指示を出す。
アカネ、レイカがイオリの方へ寄る。
「はんっ。こんなん一人でふせいだるわ」
イオリの発言と共に、床の木が浮き上がり、波のようになる。
闇と衝突する。若干押されるが、防ぎきる。
「こっからは反撃や」
イオリがレンに小さな鉄の塊を何個か投げる。それが爆発する。
「やばっ」
レンが防ぎきれず、体勢が崩れる。
その隙にレイカが、攻める。
「ふんっ」
レンは避けきれずに、手が斬られる。
「このレベルやと、さすがに反転術式は使えるか」
レイカの言葉通り、レンは傷を治していく。
「また、最初からってことやんなぁ」
イオリも反転術式で治す。
「長期戦になると、こちら側が不利やなぁ。ツカサ、これはいったん引いた方がいいんちゃう」
レンやイオリは反転術式を使えても、アカネやレイカは使えない。特にアカネは、もう呪力切れをしている。さすがにレベルが違いすぎた。
「そうだな。ここはいったん引くべきだ」
「そうやな。レイカ、アカネ引くで。ツカサの指示や」
「ああ。レン、お前は私たちを止めるか?」
「止めないよ。さすがにこっちも疲れた」
レンはぐったりと座り込む。
「次あったときは、必ず殺したるわ」
イオリがレンに向け言う。
「やってみな。今度はタイマンな」
レンの言葉にイオリが笑い、そのまま三人は帰っていく。