え!ゼットンくん   作:地球防衛高校卒業生

12 / 14
第12話「走り出す、光さす道」

 「アレが・・・新型ノイズ」

難民キャンプから、人々を避難させながら彼女はすべきことを見据える。

 

ある人から渡されたメダルの様な石は、あの光を救えと語りかけてくる。

彼女は、その声と共に目には力強い意識がその足を動かした。

 

 二つの機体が牽制として、攻撃をする。

「効果がないのか?」

 

イラストレーターが分析する

「相手の異常な再生能力がダメージをほぼゼロにしてるようです」

 

破壊された部位が、再生と同時に強化されたように観える。

「これじゃ!!ジリ貧じゃ~ね~か」

「うるさいわね!!それは、見てわかるじゃない」

 

「だがおっと!!」

それと同時に伸びた触手を避ける。

 

「背中に突起物が、増えてやがる!!」

同時に新たな角?から赤色の雷撃が放たれる。

 

 各機体が、攻撃を避けて様子を伺う。

モニターから警告音と共にさらなる変異が加速する!!

 

 

「なんだよアレ!!」

「何よアレ気持ち悪い」

「これは、笑えないぜ」

「元々の腕から顔が!!」

「アレは、なんですか!!」

レッドトルーパーの隊員達が驚きと悲鳴を上げる。

 

突如して、両腕が灰と変わり崩れ落ちる。

そこから、顔が混ざった腕が生成される。

 

その姿は、正真正銘の歪な生物

まるで、一つの身体を喰らい合う姿

ソレは、人として嫌悪感を超え

 

恐怖を抱かせる。

 

それを見守る彼女は、機をうかがう。

そして、ある人物達を思い出していた。

 

1人目は、不器用医者

彼は、まるで人の心が読めるように動く不思議な医者だ。

 

2人目は、教授

教授と呼ばれたくないようだが、皆が彼をそう呼んでしまう

 

3人目は、写真家

人の笑顔をよく撮る奴だ。

 

その時、頭に響く声

「荷物に手紙を入れておいた」

「読んでおくと良い」

 

!?

その声に驚くが、同時に納得して荷物から手紙の束を見つけて読む。

 

拝啓天羽奏様

君がこの手紙を見ているのなら、逃げない為に走り出したのでしょう。

僕は、君がこの診療所に来た時から力になれたのかわからないが

君が走り出したなら止めはしない

だから、生きて遊びに来なさい

桐乃槙尾(キリノ・マキオ)より

 

もう一通を読む

君は、私が先生や教授と率先して読んでくれたね

それは、心地よかった。

君に渡した石が、君のやりたいことに力を貸してくれるだろう

横峯万象(よこみねかずのり)より

 

最後の手紙は⋯

君は、何故?と写真家にと聞いてきたことがあったな

戦場を撮り続けて賞も貰ったが、最後まで観ていないことが理解したからだ。

姫矢准より

 

手紙と一緒に入っていたソレは村の皆で笑顔で撮った写真

写真の裏には、「絆は永遠」と書いてある。

 

 私は、手の中にある(ストーン)を再び握りしめて誓う

守りたい人達を守ると・・・だから!!

 

「力を貸してくれ~ニジカガチ!!」

虹色の光が拳からあふれる。

それは、光の槍に

異形の怪物へ槍を放つ

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。