え!ゼットンくん   作:地球防衛高校卒業生

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第七話「闇を切り裂く剣」

 木刀と(ツルギ)が舞い敵を切り裂く

 

殤不患(ショウフカン)!!」

【千ノ落涙】

同時に走り剣の雨の中で足止めされた鬼型ノイズに渾身の一撃を放つ

拙劍無式・鬼神辟易(せっけんむしき・きしんへきえき)

 

木刀が、流された気に耐え切れず内部から爆発し同時に鬼型ノイズも穴が開く

それでもトドメの一撃になりえない

「風鳴!!」

「何か?策があるのか?」

「秘策中の秘策だ」

「足止め頼む」

 

此処は、秘策に賭けるべきだ

「承知した」

風鳴翼は空へ飛翔し最大の技を放つ

【天ノ逆鱗】

巨大な剣を鬼型ノイズは、拳で受け止められる。

 

「それを狙っていた」

ブースターを点火で更なる加速して足止めを狙う。

殤不患(ショウフカン)!!」

 

「風鳴の嬢ちゃんありがとな」

「さぁ悪鬼は、そのまま冥府に帰りな!!」

 

走り印を組み巻物から剣を取り出す

「霊剣・閻魔顕現」

【黄泉・一門】

 

刀身に纏った紫色のオーラが鬼型ノイズの体を切り裂く

身体の色が抜けたようになって消え始める。

 

戦いは、終わったのだ。

 

「ごめんわりぃ木刀を壊しちまった」

彼が、壊れた木刀を渡してくる。

 

「別に大丈夫だ」

「それにしてもあのような(ツルギ)を早く使えばよかったのではないか?」

それは、純粋な疑問だった。

 

彼は、疑問に答える。

霊剣(レイケン)閻魔顕現(エンマケンゲン)』とは・・・

淡い紫色纏う直剣である。

能力は冥界・黄泉へ対象の魂を送るとのこと

但し元は、魂を鎮め送る儀式用の剣であり

刃が無い為に、通常の斬り合い向かないと

能力にも条件があるとのこと

1・魂がない者には効かない

2・この世ならざるモノではならない

3・慈悲深い意思で切らねばならない

 

その話を聞いて、私はそれ扱える殤不患(ショウフカン)殿は御仏の類かと思った。

 

「もう一つ聞きたいことがある」

「身体を誰かに貸していたのか?」

 

近くに、見知らぬ侍姿?の男性が現れる。

「生意気な小娘この短い時間で気が付くとは、成長したな~」

笑いながら言う

 

「私には、風鳴翼と言う名前がある!!」

「これは、無礼を詫びよう」

「某も名乗らんとな」

「わしの名は、錦田小十郎景竜(にしきだこじゅうろうかげたつ)と申す」

 

風鳴翼は、呆気に取られた。

それは、その名を知っていたからだ

遥か昔にこの山で荒ぶる神を鎮めた剣士の名だからだ。

 

「山で異変が怒っていたから霊体で来たんだとよ」と言う殤不患(ショウフカン)

「お主に任せて正解だったわい」

「オマエ、途中で身体を乗っ取ったろが!」

 

そんな話を聞いている時

また濃い霧が出てくる。

 

「おっともう時間かね」

「あまり長居するのもこの世界に悪いからな」

翼が声を出そうとするが出ない

 

「風鳴翼、強者(ツワモノ)は孤独じゃ」

「風鳴の嬢ちゃん、一人だけじゃ無理がある」

「「だから仲間を作れ」」

二人の声が重なり聞こえる

 

光が乱反射する霧が消えた後

風鳴翼だけが、立っていた。

その顔は、未来を確実に見据えて微笑んでいた。

 

 




新魔剣目録
現在所持している新たな魔剣目録
殤不患《ショウフカン》がこの世界に来た時に謎の老人から渡された目録
最初から剣以外の七つ道具が入れられており
1・『浄化の鐘』(ウルトラベル・レプリカ)
2・『無限扉の鍵』(移動用)
3・『多言語のイヤリング』
4・『姿変化の衣服』
5・『万能の靴』
6・『重さ殺しのポーチ』
7・『姿隠しの雨具』
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