「ちょっとちょっと!? なんで貴方達私の家に普通にあがりこんでいるんですか!?」
「だって私達姉妹だし、六女に何か言う権利あると思ってるわけ?」
「私そんな部屋余ってないんですけど!?」
突如増えた6人のマジアベーゼ、彼女達は示し合わせたかのように全員流れで集まったかと思えば表向きの姿は柊うてなの姉妹を名乗り、吠達と別れた後にそのまま柊家に上がり込んできた。
当たり前のように部屋の模様替えをしたり荷物を持ち出している。
「なぎさちゃんは普通にアジトでオタク部屋作ってたじゃないですか!!」
「家の中でははなぎさお姉ちゃんと呼びなさい!!」
「いやあのですね……私は止めたんですよ? 一応……でも各自アジトで寝泊まりするのもめんどうだからって……私はまぁはい、あそこ職場なので慣れたものですけど……」
「それにさ、なぎさから話は聞いたけど聞いたんだけどあんたって全員が敵だと思ってたんだって? 別にうちら敵対する理由もないしなら早いうちにこっそり集まってたほうがいいよなーって……まぁこっちとしては名前まで付けることになったわけなんで」
聞いてみるとずっと思い違いをしていた、突如として増えたマジアベーゼ達はうてながイミタシオと戦ったり時空の真相を知るために情報を集めている間に向こうでは見えないところで集まっていたらしい。
偶然にも彼女達は誰一人トレスマジアと遭遇することはなかったのが幸いした。
それにしてもなんとも唐突な合流である、懐柔させるつもりだったがなんともあっさり解決してしまったではないか……が、問題はまだある。
「あの8番目のエノルミータに関しては? ロードエノルメ派とやら」
「アレは知らん、あーしのバカロードのやり方にも支障が出るからさっさと潰すべきって言ってんだけどさ」
「まぁ別に1つや2つ多くてもいいんじゃない? どうせあの手の悪の組織は滅ぶし」
「あ……あのー、私たちも一応悪の組織だったはずでは?」
7人もいると狭い部屋でも随分賑やかな形になっているが、改めてうてなは狭いベッドの上で今後について考えていると窓から何かが覗いているのでかなが持っていたティッシュを丸めたものをぶん投げてガラスを破壊しながら目を貫く。
「ちょっとー!? 始まって早々人の家ぶっ壊さないでくれます!?」
「うるさいですねこの程度魔力を練れば修復できますよ……はぁ、それより落ちてきた人を捕まえてきてはどうですか?」
「あっじゃあ私が行ってきますかな姉様!」
憤怒のマジアベーゼこと柊ほむらが階段を降りて落ちたものを強引に引っ張って回収する、おどおどしていてもクオちゃんズをボコボコにしたような人物だ、敵と判断するものにはとことん容赦しない。
連れてきたのは若干見覚えのある男だった。
「あっ!! 貴方確か私をクオンAIコンツェルンまで吹っ飛ばした人!!」
「……の影武者です! マジアベーゼだよね? 君しかいないなら正体隠すこともない、だって知ってるんだから」
黒影が現れて、ローレンに裏切られたような気分になってから1人放浪していたポチ、しかし彼も何もしていないわけではなかった。
彼は黒影の影武者であり黒影と同等の存在として生み出された男、彼が何もしないはずがない。
「黒影局長がマジアベーゼを6人に増やしたと聞いた時はびっくりしたが、1人ずつ潰していては時間がかかるからね! シェアハウスこそ正義ってわけだよ」
「はぁ……つまりこの流れを作ったのは貴方の仕業と?」
「そういうこと、急で戸惑ったかもしれないけど物語の為だからさ」
「はぁ……で、話を聞く限りでは貴方の主が好き放題してるんですよね? ゴッドイベントがどうとか聞きました」
「ゴッドイベントまで聞いていたのか……ヴェナリータから? いやうんそれがね、ガリュードとイミタシオの件を強引に解決させたものだから不安になっちゃって……最低限2回はゴッドイベントを済ませれば後はわりと自由だから」
「前の1回というのは私が総帥になった件ですか?」
「そう、君がロードエノルメを倒してエノルミータ総帥になるのもゴッドイベント、結果はどうあれ君はその立場にある……ちなみに遠野吠のゴッドイベントは?」
「興味ありません」
「あっそう……」
話を続けるが、『2つ以上ゴッドイベントを完遂』すれば後はどんな風に進めてもいいというフリーシナリオとかオープンワールドのゲームもびっくりの自由度で世界を動かしていいということで、黒影が勝手に手を加えるだろうと自分もこそこそと動いていたという。
ポチとしてはオリジナル通りに進めたいところだが……とても信用できない。
「だったらこの6人の私の姉さん達はなんなんですか!? どうして私そっくりの人間がこうも唐突に……」
「ああ、そういえば言ってませんでしたか……私達を作ったのは黒影ですよ」
「さらに強いていえば……単純に私達を作ったというよりは……新しい世界を作ろうとしてるんですよ」
「あ……新しい世界? う、う──ん」
どんどんスケールがデカくなって話を呑み込むのが時間がかかりそうな気がしてきた、この姉妹たちはいつも勝手に話を進めて自分だけ蚊帳の外にしてしまうのだから酷いものである。
しかしこういう時は自分でもわかりやすく単純な例え話でさっくりと結論を聞こうとつばめの方を見る。
「私の認識から見て黒影は一体どんな魔法を使うことが出来るのかだけ教えてください」
「うーんその例え話で答えるなら簡単ですよ、あの人は神みたいなものなので……こんな展開を見たいと思えばそれが即座に実行されます」
「こりすちゃんの魔法をもっとやりたい放題にしたような感じ?」
「うん」
「それはいくらなんでもズルくないです?」
「いやズルくないって、彼はこの広大な世界観の主人公、どんなにめちゃくちゃにして事態に収拾が付かなくなっても最終的に自分なら解決できると本気で認識している、それがシャドー・メイドウィン・黒影なの……だから世界を融合したり、分身をいくらでも作ったり、逆にいらないものを徹底的に捨てられる」
融合した世界の中でならどんなことでも自由自在、そういう領域内の魔法と判断すれば何もおかしいことではない、クオンが前に箱庭がどうみたいなことを言っていたが完全に術にハマったとあれば事象の数々も納得がいく。
「あの魔法の変な人が来た時点で私はハメられていたわけですか……しかしなんで私が狙われ……いや、違う、多分違う」
狙われているのは私の世界だけじゃない。
常識を一回捨てろ、相手はどんなことでも出来る上にやりたい放題したい贅沢な神様、マジアベーゼを6人に増やせる、指輪を増やせる、事件を増やせる……。
自分自身も増やせる? とすれば……どうして自分だけが狙われたとかではない、吠の世界も含めてありとあらゆる世界が彼の思うがままになっているのではないか?
そんな疑問に答えるようにポチは口を開く。
「唐突だがクイズ、465種類の世界があったとして2つを1つに融合したら一体何種類の世界が出来るかわかる?」
「え? えーっと世界を1つずつ計算するとして……465を2つにして?」
「バカかつばめ姉ちゃん、組み合わせるんだが同一でもいいし前後分けたら全然違うもんになるだろが、実際は465×465の216225種類だよ」
「す、凄い、計算得意なんだどれみ……お姉ちゃん」
「関心してる場合じゃないでしょうてな、時空に存在する世界は作品の数に比例する、この世に存在するアニメやゲームが
軽く調べたネットの情報によるとアニメ作品はおよそ6700種類もののタイトルが存在するという、仮にこれを計算した場合6700×6700=44890000種類。
更にメディアを変えたり別の手法を試せば更に桁違いな結果になる、もちろん全部一気に試すことは出来ないがそれだけ黒影が得た『世界融合』というものは興味深く無限の可能性がある、そこから更に物語を繰り広げられるとあればもうどうなるか分からない。
「あっ!! じゃあもしかして貴方達は……」
「はぁ……やっと気付いた? 鈍すぎるでしょ、あたしらは
「そうそう、黒影はそこの犬っころのオリジナルとはまた別、複製元を自由に作り出せるから同じ世界を何個も作るってことも余裕なわけ、私らが把握しているのはそもそも融合されること前提で作られたから知識が備わってる!」
「……そのせいか、やけに台詞が長いことまで局長そっくりだね」
マジアベーゼにそっくりなのは絶妙に同じだったから、彼女は柊うてなではない、複製されたにも関わらず急ごしらえの適当な名前を受け入れて共存しているのが答えだ、マジアベーゼのようでマジアベーゼではない、まるで紛い物……。
どんどん答えが積み上がっていく、まるで打ち切りが決まって無理矢理収拾をつけるかのような流れだ。
「……それで凄い今更ですが貴方何しに来たんですか、まさかこんな話するためにここまで侵入しに来たなら……こっちもストーカーとして捕まえる権利くらいはありますよね?」
「待って待って!! 俺もこれくらい大胆にならないといけないくらいやばい事態なんだって!!」
ポチは説明した、黒影が吠に説明した時空が滅ぶというものそのまま。
ポチとしては半信半疑なのだが、このままでは時空がヤバいということで各世界の助けが欲しいというわけらしい。
その為の手段は本来敵であるマジアベーゼの方に話を誘導すること、彼女が動けば後を追うようにトレスマジアも反応する。
「時空が滅ぶ……俺としては事実か分からないけどせっかく生まれてきたんだ、残しておきたいじゃない? 君たち6人の姉妹のように仲良く過ごすっていうのも」
「答えになっていませんが」
「俺は結末のない物語を否定する気はない! でもせめて何事もなくのらりくらりと皆には生きていてほしいんだ!」
つまりこう言いたいのだ黒影は好奇心で数々の事件を起こす、ポチは不完全燃焼でも無理矢理にでも解決させる。
黒影が100のイベントを起こすなら自分は200の解決手段と平和への一歩を歩む、その為なら悪の道すら掌握する。
「ヴェナリータは今頃熊手真白という男に会って何かを目論んでいるんだ、多分これから勢力的にどんどん入り乱れる! その前に行動を全部終わらせておきたい! 漆黒くんも最近見てないしこれから何をするのか!」
「姉さんそろそろもったいぶってばかりで結論出さなくて面倒になってきたので追い出してください」
「オッケーあたしもそんな気分になってきたわ」
「待って待って待って待って待ってごめん本当にこれで最後にするから!! 俺はただ!! ただ……!! 全ての時空全ての物語でも平凡に! 平和に! 平等に! 物語から毎日何事もないごく普通の世界に変えたいんだ! 毎日をダラダラボケーっと!! そんな日々を過ごせれば」
「話しすぎだよポチ」
黒影の声がしたかと思えばポチがバグのように消えていく、最後の最後にようやく結論を言ってくれたので安心してうてなは横になる。
どれだけ無駄に話していたのかを表現するように日は暮れてすっかり真っ暗になっていた。
七姉妹は背伸びして各自で着替えて風呂に入ろうとする、なんか都合良く風呂場がデカくなっていた。
「いやーアイツら話長いよなぁ、そんでどうするわけマジアベーゼちゃん、今回の話」
「嫌味みたいな言い方しないで、もうこの際受け入れるよ貴方達が姉になるのは……」
ぎちぎちに浴槽7人入り、今後の事を考える。
ポチは『平』を求めている、オチも盛り上がりもないつまらない平穏な日々、彼は多分悪意はないし争いはないのだが彼の元で生き続ける理由なんてあるのだろうか?
黒影もポチもローレンもそういう意味では同じだ、勝手に現れては一方的に自分達の段取りを何様のつもりで導こうとする。
「勝手に世界混ぜられて送り込まれて、私の話に突き合わされてお姉ちゃん達も気の毒だよね……」
「いや正確には融合した世界のうてなを模倣してこの世界に似たような設定で降り立ったのがあーし達っていうかさぁ……かな姉なんだっけマンガのああいうの」
「スターシステムとかじゃなかったですか? 知りませんけど……」
「あーうんそれそれ、そういうわけであーしらが生まれた融合世界の方でも上手くやってるはずだからうてなは気にしなくていいって」
「ええ、どうせ山程事件が起きても上手くやりますよ、同じマジアベーゼとしてね……」
「そっかぁ」
思えば七つの大罪として当てはめたのも彼女たちが勝手に始めたことだし強かだ、その姿勢は魔法少女相手に弄ぶ上で参考になるところはある。
「それで結局どうするのうてなお姉様、もしこの世界滅んじゃったら」
「……別に私達が気にすることありますか? 彼らの言いなりなんて悪の幹部として、人として癪に触るじゃないですか……どんなことが起きようと厄災が待とうと」
「我々
グダグダと何か言っていたが結局のところ自分達はコレの精神で生き続ける。
たとえどんなことになろうと……魔法少女に憧れていたときからそれは変わらない。
風呂上がりに全員分のベッドで横になり既にかなは爆睡、うさぎはこんなときでもスマホと各々が好きなように夜中を過ごしているとまたヴェナリータが窓を叩く。
そういえばゴジュウジャーと世界融合した時も夜中に突然いつもと違う様子で伝えに来ていた。
「随分賑やかになったじゃないか、まさか本当にやってしまうとはね」
「分かってて言ってますよね?」
「ああその通りだ、この程度で手こずっていては黒影のやることに追いつけなくなる」
「……ヴェナさんは彼のことどう思ってます?」
「アイツの知り合いは決まってこういう、『死ぬほど嫌いだ』、多分熊手も同じ事を言うね、嫌いだからこそボクはアイツに好き勝手させたくなかったが参ったな融合か、一方的に神たちが権限を剥奪されたらボクはただの傍観者じゃないか、まあその分うてなが7人もいる、キミらには明日から頑張ってもらうからコレ起きたら見ておいてね」
ヴェナリータはうてなの枕元に手紙を置くとふらふらとした浮き方で去っていった、今までと違い本当に余裕がないというか疲弊感を感じているように見えた。
改めて感じる……自分のやりたいことは絶対に誰にも邪魔されたくないと。
よく見えないが紙の中にはとんでもないことが記されているような感じだ、よく見るとポチがゴジュウジャーに伝えるほど恐れていただろうゴッドイベント『マジアベーゼの暴走』についても書いてある、この情報の開示はおそらくヴェナリータにとってとても都合が悪いはずなのにそれを躊躇せず自分に見せてくる。
適切な判断と世界の未来を自分に委ねられている……。
そしてそれはきっとあの先に居る遠野吠も同じなのだろう。
そして同じ頃、まさに吠も寝ようとしたところで熊手真白と名乗る謎の男から紙を強引に投げ渡されていた。
すぐに破り捨てても良かったのだが不思議と持っていた方がいいような気がして……うてなと吠は眠りにつく。
真の大騒動の幕開けとなる夜をゆっくりと過ごす。
さて、そんな事態は露知らず朝一番にでけえ花火の音で叩き起こされたトレスマジアとクオちゃんズが花火の方へ行ってみるとそこにはイミタシオがいた、緑髪の眼鏡をかけた魔法少女……パンタノペスカとその相方のベルゼルガも一緒だ。
「朝っぱらから魔法少女共が何騒いどんねん、日曜の朝は貴重なリラックスタイムやぞ」
「時間がないから仕方ないなの、魔法少女達で集まって話しておきたいことがある」
「そうだとしてももっと起こし方ってものがあるだろコイツ……」
「いや朝早くじゃないとダメなの、私の魔法少女としての勘がそう言ってる……まず第一にクオちゃんズ、お前らやってくれたな?」
「は? アタシらアンタに恨まれる筋合いないけど?」
「あるわ!! お前らが『クオちゃんズ』を名乗ったせいで私達が『シオちゃんズ』を名乗ろうとしても二番煎じになっちゃうなの!! 1文字しか違わないぞコレ!」
「いやそれ決めたの私らじゃなくてクオン社長だし勝手に言ってるだけだし……そもそも魔法少女チームって適当に名付けてるんじゃないのか?」
「チーム名は大事だよ! トレスマジアだって色んな思いを込めて名付けられた大事な名前なんだから!」
「これだからAI製は真心がありませんことねぇベルゼルガ」
「なにがしたいんだコイツら……いいだろシオちゃんズのままで! 本題はそれじゃないんだろ!?」
「まぁ実際本題はそれじゃない……ベルゼルガ、アレを」
「うん」
イミタシオに呼ばれてベルゼルガが手に握っていたものをそれぞれマジアマゼンタとキスマークに投げ渡すと、それはよく見るとキラメイジャーの指輪と……キスマークの物は見たことのない指輪だった。
「あら、コレは確か『太陽戦隊サンバルカン』……これどうしましたの?」
「この間帰るときに指輪の戦士に絡まれた、だがそいつらは私が倒した百夜陸王に強い恨みを持ってるやつで私に感謝して指輪を差し出してきたの、徹底的に痛めつけられた姿を見てスカッとしたそうなの」
「世の中ふざけた願いを持つ奴もいたものか……まぁ指輪集めはクオン社長もやってたし受け取っておくが、トレスマジアにも渡すのか、それ」
「いいの? 軽く聞いたけどこの指輪の持ち主は貴方の大ファンだったはずよ マンガの中の若干異なる姿とはいえ……」
「……だからこそ私には役不足なのですわ、栗栖タカミは……戦いを放棄してしまったのです、あとに残ったのは指輪だけで彼女の名前で私の家にこれが」
「…………あえてどうなったかは聞かない、言わなきゃいくらでも解釈出来るからな」
「あら、ドラグヒースさんに人を気遣う感情があったことは、でも私マジアベーゼ様の戦闘は大体観察してましたがその時の貴方かなり彼女に激怒したような?」
「ええ、それはまぁ〜趣味傾向では合う合わないがあって当然ですしそこはお嫌いですが人間性までクソとか言ってられませんことよ、何より……」
『私はパンタノペスカ様を心から尊敬しているの! 『魔法少女のデッサンなら私が……』『私を守ってパンタノペスカ様!!』
「……あの方のせいで私は魔法少女にめちゃくちゃドエロい姿を見ようとしても集中出来なくなってしまいましたわ、あの男に言ってやるつもりです、てめぇみたいなウジ虫野郎は今すぐくたばれと」
「…………お前」
クオちゃんズは前もってパンタノペスカの設定は聞いていた、何が目的なのかどういった魔法少女を好きなのか。
結論から言うと
そんな彼女が発したドス黒い感情は、もうシオちゃんズ達も本来の道へ後戻り出来ないことを証明させていた。
(シオちゃんズのシナリオって確か……イミタシオとベルゼルガの成長や覚醒による正義の素質だったよな?)
(アレだけ言うってことはまぁ言われるまでもなくクリスさんは願いどころか大事なものまで放棄したとみていいでしょうね、そうでなくては神からは解放されません)
「素晴らしい! いい顔をするじゃないかパンタノペスカ、あの指輪の戦士が神格化するだけはある!!」
話をしていると拍手をしながらクオンも歩いてくる、クオちゃんズ居るところに彼もありといったところだろうか?
しかし朝に起こされたせいかも分からないがテンションが実におかしい。
「トレスマジア! 君も一緒に手を組まないか? 俺は是非とも乗るよイミタシオの交渉に!!」
「フッ、社長さんは話が早くて助かるなの♡」
「何を言っているんですか…………?」
「単純な話だよマジアマゼンタ、これは交渉だ! 俺達魔法少女チーム3組プラスアルファが手を取り合って、あの傲慢で身勝手な邪神黒影……いや!! 本名カーレッジ・フレインを殺すんだよ!! そして彼と共にこの時空を終わらせてしまうんだ!!」
『太陽戦隊サンバルカンのユニバース戦士』
本編にも出ました、本来なら百夜陸王が手に入れるはずだった指輪をクオちゃんズが受け取ることになりました、キラメイジャーも本来は禽次郎が手に入れる予定でしたが、それは黒影にとってどちらも面白くない結果です、自分が関わる余地がないので。
同じく陸王被害者の『動物戦隊ジュウオウジャーの指輪』はイミタシオが所有しています。