目を開ける…
いつもの天井…
そして…隣には…
「あ。起きた。ほら。早くしないと遅れる」
「うん…」
彼女の名前は赤羽 業
僕はカルマって呼んでる。
僕達は中学1年生。
そう言うといつもの髪を櫛で直すが…駄目か…
昔から癖っ毛なのか一つだけぴょんと跳ねる。
ちなみに僕の容姿は…白の髪、女の子みたいな細い体、白い肌、目も整ってる。傍から見れば僕の方が女の子と思われそう…
対してカルマは男らしい服装だ。
黒いズボン、Yシャツに黒い上掛け。いつもの服装だ。
「また癖っ毛出来てる。可愛い。」
「……」
僕は赤羽家に居候中だ。
家族は分からない…5年の時に消えた。
そんな僕でもカルマの両親は受け入れてくれた。特にカルマは一番受けえれてくれた。仲良くいつも接してくれて、勉強も教えてくれた。
「……」
「いくよ。あゆ。」
僕の名前は星野 あゆ。
いつも上機嫌なカルマ。
この前何かあった?と聞くと
「朝からあゆと手をつなげて嬉しいからかな?」
なんて言うから幼稚園…と思ってしまった。
ここは椚ヶ丘中学校。名門進学校だ
でも、僕にとってはイジメの…場所。
聞こえてくる…笑い声…陰口…そんな…ところが嫌いだ…でも…
「大丈夫。俺がついてるからよ。」
「…うん…」
カルマが居るから怖くない。
そうやって2年が過ぎたある日。
カルマが停学になった。なんで…と思い聞いてみたが
「う〜ん?俺がムカついたから殴った。」
暴力したんだ…と理解することができた。
だけど、僕の成績は落ちていくばっかりだった…
そして…遂に言い渡されてしまった…
「E組…行くの?」
「……うん」
目の前には転級の知らせと書かれた紙が置いてある。
遂に僕もエンドのE組…か。当たり前だ…学年の成績は下…こんなのでE組行かない方がおかしい。
「……そう。頑張りなよ。」
「……うん」
頷くことしか出来なかった。
カルマside
あいつを意識する…いや…鎖で独占するようになったのはいつだったかな…5年の時…家の前で泣いていたあゆを拾ってから?
いじめられて泣いていたあゆを助けたときから?
俺の側に居るようにって忠告した時から?
答えは多分全部だ。
俺は自然とあいつを独占するようになった。
他の雌が近づかないように常にくっついて、
変なことをしようとする奴らは片っ端から殴った。
停学?知らない。E組への転級?知らない。
俺はあゆがいればどうでもいい。
その細い体、女の子みたいな白い肌、綺麗な髪。
全部俺のだ。
他の奴らが触るだけで吐きそうになる。
俺のあゆだ。触るな。近寄るな。
「あ。そうだ。おいで。あゆ。
「……うん」
あゆはこうして俺に抱きしめられるのが大好きだ。
最近胸も成長している。女らしくなってきた。
だがあゆは気にしてない。なら気にしてあげるだけだ。
俺だけのあゆ♡ずっと側にいろよ♡
カルマがどんな気持ちを描きたかっただけ。