恋する歌姫と恋した俺   作:ゼレス

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あかりちゃんにはまた頑張ってもらいます



君達は我々の予想を越えてくる

 またスターライトに泊まれるのはすごく嬉しい。蘭といられるし、みんなとまた騒げるからだ。だが、泊まると毎回開催されるパジャマパーティーというなの質問会が開催される。みんなアイドルのため恋愛ができないから、人の恋愛事情が気になるみたい。その中でもダークホースなのが大空あかりちゃん。友達から借りた恋愛マンガが、かなりエッチな奴みたいで間違った恋愛知識と性知識を覚えてしまっている。今回もそうなるのだろう。

 

「蘭着替えたか?」

 

「今終わったところだ」

 

「じゃあ、ユリカ様の部屋に行こうか…」

 

「行くか…」

 

 あまり、気は進まないがユリカ様の部屋に向かう。またあかりちゃんが暴走しなければいいが…

 

 

 

△▼△

 

 

 

 ユリカ様の部屋についたが…静かだ…他の子達はいないのか?

 

「ユリカ様~います?」

 

「はい!杉崎くん待ってたよ」

 

「レアな方のユリカ様だ」

 

「その言い方やめてよ~」

 

「ユリカ、今日はやけに静かだな」

 

「今日はみんなの事呼んでないよ」

 

 あれ?寮のみんながくると思ったが、予想が外れた。

 

「じゃあ、誰がいるんだ?」

 

 

「はい!星宮いちご!」

 

「霧矢あおい!」

 

「大空あかりです!」

 

「それと、藤堂ユリカです!」

 

「あれ?ぽわぷりメンバーは呼んでないの?」

 

「ぽわぷりは撮影で今学園にいないからこのメンバーだけ呼んだよ」

 

 ぽわぷりもいないのか…おとめちゃん達にも挨拶したかったな…

 

「じゃあ今回は地獄でもない?」

 

「でも、大空がいるぞ…」

 

「侮れないな…」

 

 

 とりあえず部屋に入り、用意されてある椅子に座る。

 

「杉崎くんなに飲む?」

 

 目の前には緑茶、烏龍茶、オレンジジュース、コーヒーがある。

 

「んーと…烏龍茶で!」

 

「ちょっと待っててね」

 

 ユリカ様がお茶をいれてくれている。こんなことってあんまりないんじゃないかな?

 

「蘭さんはなに飲みます?」

 

「アタシも同じので」

 

「は~い」

 

 

 みんな既に飲み物を持っていた。俺達が最後か。

 

「はい!蘭さんと杉崎くんどうぞ!」

 

「ありがとう」

 

「ありがとな」

 

「じゃあ!全員揃ったので!杉崎くん退院おめでとー!」

 

「「「「「おめでとー!」」」」」

 

「ありがとう。みんな!」

 

「無事に帰ってきてよかったよ」

 

「本当に心配だったんだからね」

 

 いちごちゃんとあおいちゃんからありがたいお言葉をもらいました。

 

「蘭さん、ずっと杉崎くんの写真見ながら泣いてたんだからね」

 

「ユリカ~!それは言わないでくれ!///」

 

 ほぉ~、嬉しいことしてくれんじゃん。俺だって蘭のエッチな写真ずっと見てたよ。消灯時間になってからね。

 

「そうなの?蘭、事故っちまってごめんな…」

 

「奏太は悪くない!赤信号を無視した奴が悪いんだから!」

 

「杉崎さん、体は大丈夫ですか?」

 

「問題ないよ。でも、右腕は前みたいにスムーズに動かないし、バイクだって乗れない。でも、結構動くよ!」

 

 みんな、右腕の傷跡を見る。自分で見ても結構、悲惨な状態だったと思う。

 

「痛かったよね…?」 

 

 いちごちゃんが質問をしてくれた。

 

 

「もう吹き飛ばされてから、あんまり記憶無くてさ、しかも痛かったかどうかもわからないんだ」

 

 みんなこの話をしてから顔が真っ青だ。

 

「事故って怖いね…」

 

「こんな暗い話やめて、明るい話しよ!楽しい時間が勿体ないよ!」

 

「そうですよね!紫吹先輩!やっぱり、杉崎さんに会えるのは嬉しいですよね?」

 

 

「それはそうだ///また奏太の手を握る事ができたり、こうやって会話できるのがすごく嬉しいかな///」

 

「「「「お~!」」」」

 

 いちごちゃん、あおいちゃん、あかりちゃん、ユリカ様はやっぱりこういう惚気話が好きなんだね。女の子だな~って思う。

 

「そういえば!質問です!私、また新しいマンガを借りたんです。その漫画でも杉崎さんみたいに好きな人が事故に遭ってしまう展開だったんですよ」

 

 嫌な予感がするぞ…蘭の方を見ると蘭も何かを感じたみたいだ…

 

「それでどうなったの?」

 

 いちごちゃんがツッコンでしまった。これはダメなやつか…と思っていると、あおいちゃんは気付いたみたいでニヤニヤしている。もしや…と思い、ユリカ様を見ると気になるみたいで前のめりで話を聞いている。この子も恋愛漫画好きなのか~。

 

「好きな人が、大怪我をして入院してるんです。主人公がお見舞いに行くんですけど…///その…怪我で手が使えなくて不自由にしてるので好きな人の、せ…///」

 

「「「「せ?」」」」

 

 これは来るか!?大空あかりちゃんよ!またあのような質問をするのか!?

 

「せ…性処理をしてたんですね…///や、やっぱり紫吹先輩も性処理してあげたんですか?…///」

 

 はい!きたよ。これだよ。前より内容がえげつないよ。病室で性処理プレイ?AVでしかみたことないぞ?てか!漫画の内容が過激になってないか?少女漫画ってそうなの!?

 

「そ、そ、そんな訳ないだろー!///」

 

「してくれたら嬉しかったけど、病院だしね!そんなことできないよ~」

 

「やっぱり彼女にそういう事されるって嬉しいんですか?///」

 

 ヤバい。ミスった。俺の方向にきてしまった。

 

「そりゃ、好きな人にそんなことされたら嬉しいに決まってるじゃんよ」

 

「そうですよね…///杉崎さんは、入院中性欲はありました?///」

 

 ん!?!?!?あれー?そこまで聞いてきます!?いちごちゃん達をみろ!顔真っ赤だぞ!蘭だって真っ赤だし!ユリカ様は頭から煙が出ちゃってるよ!

 

「それは、あったけど…腕使えなかったし、気分的にも沈み込んでたから無いに等しいよ」

 

「でも、その漫画で書いてあったんですけど///今、杉崎さんが言ってたみたいに性欲はあっても、気分が落ち込んでてほぼ無いに等しい筈なのに、朝になると…その…下のアレが…元気になっている…現象があるってほんとですか///?」

 

 おい!おい!おい!レベルアップしてきたぞ。大空あかりちゃん!怖い!怖すぎる!流石!いちごちゃんが見つけた人材!

 

「ありますけど…」

 

「それってなんでですか!?!?」

 

「知りません!!!勝手になってるもんなんです!!!」

 

 あかりちゃんを、ここまで怖いと思ったこと無いよ~

 

「勝手になるんだね…///」

 

 え!?いちごちゃんが反応するの!?

 

「入院してる時って性欲が落ち着くの待つの…?///」 

 

 いちごちゃんも、来るんかい。

 

「まぁ、そうなるよね…///腕使えないからオ…もぐぅ!!

 

「奏太!そこから先は言っちゃいけない気がするぞ!///」

 蘭に口を塞がれた。苦しい…

 

「それってオナニーだよね…///」

 

 え…誰が言った?あかりちゃん?あかりちゃんは真っ赤にしていちごちゃんを見てる。まさか…いちごちゃん…なの?

 

「今、誰が言った…?」

 

「私だよ…///」

 

「いちごからそんな単語が出てくるとは…思わなかった…」

 

 蘭も驚きが隠せない。

 

「気になっちゃった…///」

 

「はい!は~い!質問!」

 

 この空気を変えるかの如く、あおいちゃんが元気良く質問してきた。

 

「ズバリ!蘭と病室でエッチした?蘭一人でいっぱいお見舞い行ってたからさ!」

 

 君もそんな質問してくるか…あおいちゃんニヤニヤしている。

 

「「してません!!」」

 

「あははは!だよね~」

 

「蘭さん!私も気になることがあります!」

 

「ユリカは、なんだ?」

 

「やっぱり、好きな人とハグするのは気持ちがいいんですか?」

 

「それは気持ちいいし、なによりも幸せな気分になるな」

 

「俺もそうだよ」

 

 ユリカ様は普通な子で良かった…

 

「ごめん、俺トイレ行きたいから蘭の部屋に行ってくるよ」

 

「これルームキーだ」

 

「せんきゅ」

 

 奏太はトイレのため、部屋に戻った。

 

「今杉崎さんいないので先輩達に聞きたいことあるんですがいいですか?///」

 

「あかりちゃん?どうしたの?」

 

 いちご達はみんなあかりを見る。

 

「先輩達も一人でシちゃうことあるんですか?///」

 

 部屋の雰囲気的にそういう質問まだ続くよな。蘭は周りを見渡す。

 

「私は、シたこと無いです…」

 

 ユリカは無いのか…なんか落ち着く。ユリカにはそうであってほしいという思いがあった。

 

「私はシてるよ…///」

 

 いちごは、シてるのか!?そんなイメージ無いぞ!

 

「私もシてる///」

 

 あおいもなのか!

 

「実は…私もなんです…///漫画で気持ちいいって書いてあったのでこの前、初めてシちゃいました///」

 

「へ、へぇ~そうなのか///」

 

 焦りすぎて軽い返事しかできない。

 

「紫吹先輩もシますか?///」

 

「は、はい…///シてます…///」

 

 言ってしまった…自分の性事情を喋ってしまった…恥ずかしくて穴があったら入りたい…奏太早く帰ってきてくれ…

 

 

△▼△

 

「ふぅ~…めっちゃ小便我慢してたわ~」

 

 みんなのところに戻ろう。早く戻ってあげないと蘭が大変な事になってしまう可能性がある。早歩きでユリカ様の部屋に戻る。

 

 コン!コン!コン!

 

「ユリカ様入るよー」

 

「どうぞー!」

 

 

 扉を開けるとみんな顔を真っ赤にして飲み物を飲んでいる。なにがあったんだ?

 

「蘭、なにかあった?」

 

「うん…///」

 

「またエッチな質問だな」

 

「そ、そんなところだ…///」

 

 手遅れだったか…でも、みんなの顔を見ると全員に被害があるみたいだ。

 

「なんか、俺がいない間に何かあったのね…」

 

 全員が頷いた。何があったか聞くのが怖い。やめておこう。その後は、普通にアイカツについての情報交換や、使ってるコスメについてだったり、女の子らしい話が繰り広げられ安心した。

 

「蘭、そろそろ部屋に帰ろうか」

 

「もう結構遅い時間だもんな」

 

「あおい~…ねむ~い…」

 

「いちご!そこで寝ないで!」

 

「私も部屋に戻ります。今日はありがとうございました」

 

 みんなユリカ様の部屋から出ていく。

 

「蘭…疲れてるな…」

 

「奏太が出ていった後が大変だったんだ…」

 

「もう寝ような」

 

「嫌だ!奏太とまだ話がしたい!」

 

「仕方ないな~いいよ!満足するまで話でもしよっか」

 

 蘭のお願いを聞くとしますよ。明日休みだし。蘭も仕事無いみたいだしな。

 

「ほんとか!?」

 

「でも!夜更かし厳禁だぞ!」

 

「うん!」

 

 可愛い。すっごく可愛い。俺の彼女可愛い。

 

 部屋に着き、すぐに話が始まる。最初は蘭が気になるスイーツだったり、アイカツの事について話していたがいきなり蘭が閃いた。

 

「あ!そうだ!」

 

「どうしたんだ?」

 

「アタシもうすぐ実家に帰省するんだ。ついてこないか?」

 

 え?蘭の両親に挨拶?緊張するじゃねーか。

 

「構わないけど、緊張する…」

 

「アタシの親には、奏太の事、話してあるぞ」

 

 なおさら、緊張するじゃないか。

 

「マジか…よし!蘭の実家に一緒に帰ろう!」

 

「一緒に帰ろうな!」

 

 

 彼女の親に挨拶するのが確定した。頑張ろう…




奏太くん復活しました。

今回もあかりちゃんには頑張ってもらいました。
いちごちゃん達にも少し頑張ってもらいましたね。

次回、蘭の実家に行く。
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