恋する歌姫と恋した俺   作:ゼレス

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風邪が直りません。

アイカツカードも少しづつですが、いろんなカードが集まってきていて嬉しいです。


年末セールって戦場なの!?

 目が覚めると、隣の可愛い寝顔が目に写る。

 

「蘭…おはよ…」

 

「ん…おはよ…かなた…」

 

 眠い目を擦りながら、起きる蘭。可愛い。結婚したら毎朝これができるのか。良いものだな。

 

「よく寝れた?」

 

「寝れたぞ…ぎゅーして…」

 

「はいよ」

 

 眠そうな蘭を抱き締めて上げる。満足そうな笑みを浮かべている。俺も満足だ。

 

「朝ごはん食べにいこっか」

 

「うん!」

 

 服を着替えて、下に降りる。下からいい匂いがする。母親が準備してくれているので、手伝いに行く。

 

「かーちゃん、おはよ」

 

「おはよ!蘭ちゃんもおはようね!」

 

「おはようございます」

 

 うちのかーちゃんは、朝から元気で凄いなって思う。いつも朝からご飯の準備して、洗濯したりと家事をしてくれて本当にありがとうと思う。

 

「朝ごはん食べたら買い物に行きます!」

 

「おっけー」

 

「はい!」

 

「今日は、年末セールに行きます!混むと思われるので迷子にならないように!」

 

 一番、迷子になりそうなのはあなたです。

 

「ご飯食べて、みんなで行こー!」

 

△▼△

 

 

 年末セールにやってきた。凄い混み具合である。どこを見ても人、人しか見えない。

 

「凄い混んでるね…離れないように手を繋ごうか」

 

「いや、こうした方が離れないぞ」

 

 手を繋ぐかと思ったが、蘭は腕を抱き締めるようにしてくっついてきた。

 

「確かに離れないな…///」

 

「だろ…///」

 

 三人でセール会場にやってきた。だが、初めてきた奏太は目の前の光景に衝撃を受けた。

 

 な…なんだ…この振動と怒号は…本当に人が発しているのか…

 

「奏太は、セールに来るのは初めてか?」

 

「あ、あぁ…」

 

 衝撃を受けて立ち尽くしてしまう。これの中に入って買い物をするのか…

人間って凄いな…俺には出来ない…

 

「安心しろ、アタシもこんなに混んでるセールとかには来たこと無い」

 

「ママは行ってくるからね!」

 

「い、いってらっしゃい…」

 

 そうしてうちの母親は戦場に消えていった。

 

「蘭は行かなくて大丈夫か」

 

「あの人混みに入ったら変装が取れてみんなにバレる」

 

「それもそっか。あそこの机で待ってようか」

 

 蘭と机で待っている事にした。待っている間に休みの間にしたいことや、蘭のアイカツについて話していた。

段々買い物袋を手にした人たちが目立ち始めた。

 

「もうそろそろ帰ってきそうな感じするな」

 

「みんな買い物袋もっているもんな」

 

 キョロキョロ回りを見渡しているとうちのかーちゃんの姿が見えた。

 

「見て!買えたよ!」

 

 嬉しそうに跳び跳ねている。良かったな。買えて。

 

「舞さん、人混み凄かったですけど大丈夫ですか?」

 

「大丈夫よ!ママは強いから!」

 

 ふん!と胸を揺らして強さをアピールする。満足したのなら良かったですよ。

 

「蘭!杉崎くんも!」

 

 いきなり名前を呼ばれて振り向くとそこには、いちごがいた。

 

「いちごじゃないか!」

 

「二人ともデートしてるの?」

 

「奏太のお母様と奏太と三人でな」

 

「いちごちゃんだね!いつも奏太がお世話になってます」

 

「こ、こちらこそお世話になってます」

 

「事故の時はみんなに迷惑かけちゃってごめんなさい」

 

「いつも杉崎くんには助けてもらったりしてるのでこちらこそ」

 

 なんか珍しい、いちごちゃんが見れて新鮮。

 

「お姉ちゃ~ん、なにやってるの?って、えぇー!蘭さん!?」

 

「らいちもいたのか!姉弟で買い物か?」

 

 いちごちゃんには、弟さんがいたのか!らいちくんっていうのか。

 

「はじめまして、らいちくん。杉崎奏太です」

 

「は、はじめまして、星宮らいちです…」

 

 緊張してるのかな?そりゃそうだよな。知らない人と喋るんだもんな。

 

「あ、あの!蘭さんとはどうゆう関係なんですか!」

 

「えっと、お付き合いさせもらっているよ」

 

「ほ、本当だったんですね!蘭さんのことお願いします」

 

「任せてよ。らいちくん」

 

「はい!」

 

 凄くいい子だな。この前お弁当屋にいった時はいなかったよな。

 

「いちごちゃん、お母さんは元気?」

 

「え、元気ですけど…ママと知り合いですか?」

 

「まぁね!蘭ちゃん、奏太、晩御飯買いになんでも弁当に行くわよ」

 

「かーちゃん、なんでも弁当知ってるの!?」

 

「さぁ!ついてきなさい!」

 

 なにがなんだかわからない。とりあえずついて行くしかない。

 

△▼△

 

「もうすぐつくね!」

 

 

 なんで知ってるんだ?不思議で仕方ない。

 

「久々に来たな」

 

「奏太は来たことあるのか?」

 

「一回学校の帰りに腹減ったから弁当買いにきたんだ」

 

 母親がいちごちゃんたちと一緒にお店に入って行ったので後ろからついて入る。

 

「いらっしゃ…え…嘘…」

 

「ミヤちゃん…久しぶりね」

 

「マイちゃん?マイちゃんだよね!」

 

 今、ミヤって言った?マスカレードのミヤのこと!?

 

「久しぶりね!元気してた?」

 

「元気よ~!ミヤちゃんも元気そうでなによりよ!」

 

 

 今、俺の目の前で何が起きてるんだ?マスカレードのミヤっていちごちゃんのお母さんなの!?

 

「杉崎くんも元気にしてたかな?」

 

「え、あ、はい!元気ですけど、母とはどういった関係なんですか?」

 

「あら?聞いてないの?昔のアイドル仲間よ」

 

「え~!!!」

 

 衝撃が止まらない。頭がパンクしそうだ…

 

「杉崎くんのお母さんとママってお友達なの!?」

 

 ここにも、衝撃を受けてる人がいた。良かった、仲間がいて。

 

「今度ヒメちゃんと三人で集まろよ!」

 

「うん!いいよ!」

 

 母親達は盛り上がっている。同窓会みたいだ。実質同窓会みたいなもんか。

 

「蘭、偶然って怖いな…」

 

「確かにな」

 

「私も驚いてるよ…」

 

「もしかして今、レアなショットが撮れるチャンス!?あおい姐さんに連絡しなきゃ!」

 

 母親がご飯を買い、俺達は四人で喋りながら待っていた。

 

「杉崎くん、身体はもう大丈夫?」

 

「もうなんともないよ。バイクも乗れるしね」

 

「本当にあの時は、驚いたよ」

 

「その節はご迷惑をおかけしました」

 

 奏太は身体が無事であることを証明するために右腕を動かす。

 

「二人とも帰るよ~」

 

「いちご、また学園でな!」

 

「二人ともありがとうね!お幸せに~」

 

 いちごちゃん達に別れを告げて家に向かう。

 

「かーちゃん久々に会ったミヤちゃんはどう?」

 

「全然変わらないよ」

 

「会えて良かったね」

 

「本当にみんな元気そうで、良かったよ」

 

 三人で歩いて家に帰った。

 

△▼△

 

 

「弁当マジでうまい」

 

「ごちそうさまでした」

 

「ミヤちゃん、前から料理上手だったもん」

 

 本当に美味しい。俺もあんだけ上手く料理作れたら蘭喜んでくれるんだろうな。

 

「少し部屋でゆっくりしようかな。蘭も部屋にいこうぜ」

 

「あぁ」

 

 自分と蘭の使った箸などを、片して部屋に向かう。

 

「蘭も驚いたよね」

 

「アタシも驚いたよ」

 

 ふと部屋の窓から外を見ると雪が見える。

 

「蘭!雪だ!」

 

「ホントだ…」

 

「綺麗だな…」

 

 二人で窓に近づいて雪を見る。雪降るなんてニュースで言ってたかな?でも、良い物が見れた。

 

「奏太…今日…いいか…」

 

「いいよ…」

 

「だが、お風呂入ってからな!」

 

「じゃあ!一緒に…」

 

「ダメだ」

 

 あ、そうですか…

 

コン!コン!コン!

 

 

「二人とも入るわよ」

 

 母親が部屋に入ってきた。

 

「お風呂できたわよ~って雪降ってる!」

 

 あんたも驚くんかい。

 

「いいわね~綺麗ね~」

 

「ママとパパが出会った時も、雪が降ってたんだ。懐かしいな~」

 

「確か、仕事の時に出会ったと言ってましたよね」

 

「パパは、レーサーで有名でね、バラエティー番組に出てた時にママと共演したの。その時も雪が降ってきたんだ」

 

「そんなことがあったのか」

 

 その時、母親のケータイが鳴る。

 

「あれ?ヒメちゃんだ」

 

「学園長?」

 

「ヒメちゃんの家にミヤちゃんいるの!?ママ、お呼ばれされたから行ってくるね!」

 

「家の事はやっとくから、たまにはかーちゃんも楽しんできてよ」

 

 なんてタイミングだ。これで蘭と二人っきりになれる。ありがとう学園長。

 

「舞さん、奏太の事はアタシが面倒見ときます」

 

「頼もしい娘だわ。よろしくね!」

 

 俺は、ガキか!確かにまだ子供だけど…

 

「じゃあ!いってきま~す!!」

 

 

 とんでもねぇスピードで消えていった。

 

「嵐みたいだったな…」

 

「奏太…今、二人だから…一緒にお風呂入るか…///」

 

「え…入る…///」

 

△▼△

 

 一緒の風呂に蘭がいる…

 

「あまりジロジロ見るな…///」

 

「え、あ、ご、ごめん…///」

 

「なんだ?そんなに…みたいか?///」

 

「み、見たいです…///」

 

 奏太があたふたしてる所を見るのは面白い。たまにはこっちから仕掛けてやる。

 

「これが見たいんだろ…?///」

 

 タオルを外して奏太を誘惑してみる。ゆっくりと身に付けているタオルを外して、胸を見せる。

 

「ら、蘭さん…!いつもよりイケイケですけど…///」

 

「たまには攻めてみようかと思ってな」

 

 思ったより恥ずかしいがここまできたらやってやる。

 

「あまり、大きくなくて悪いがこれが好きなんだろ?」

 

 

「はい…」

 

「ほら、触ってみて」

 

 奏太の手を取って自分の胸を触らせる。

 

「ひゃ…柔らかいです…」

 

「優しくな…」

 

 奏太はずっとフニフニ揉んでいる。顔を真っ赤にさせて。

 

「うまいぞ…」

 

「あ、ありがとう…」

 

 なんだか、可愛く思えてくる。

 

「もっと触っていいんだぞ?」

 

「も、もっと!?」

 

 なにを今更驚く。いつもいっぱい触ってるのに。

 

「我慢できないならもっとシテあげるぞ?」

 

「シ、シテあげる…!?」

 

「あぁ、そうだ」

 

 段々、奏太のボルテージが上がってきてるのがよく分かる。

 

「くぁwせdrftgyふじこlp」

 

 奏太は我慢の限界が来たのか、鼻血を吹き出した。

 

「うわー!奏太ー!大丈夫か!?」

 

「ら、らんが…えっち…すぎて…」

 

「鼻血を流せー!湯船に入れるなー!」

 

 急いでシャワーを準備して鼻血を洗い流す。湯船で血行が良くなったせいか、たくさん出てくる。

 

「すまん、やりすぎた…」

 

「いや、気にしなくて大丈夫だよ…たまにはこんな蘭も悪くない…」

 

 これは今日はシテあげられないな。我慢しよう。

 

△▼△

 

 風呂から奏太を出して、ソファーに寝かす。

 

「蘭、ありがとう…」

 

「ゆっくりしような…ごめん…やりすぎた…」

 

「今度はイケイケ蘭さんでシよう」

 

「う…うん…///」

 

「そういえば、かーちゃん帰ってこないね」

 

「舞さんから連絡きてないのか?」

 

「んーとね、『ママはベロベロになっちゃったのでヒメちゃんの家に泊まります』と来てます」

 

「な、なるほど…」

 

「今日は蘭といっぱいイチャイチャできるね」

 

「だな…///」

 

「もうすぐ年明けるね…」

 

「今年は何かと奏太に驚かされることがあったな」

 

「そうかな?俺も蘭に驚かされてるよ」

 

「例えば?」

 

「意外と泣き虫とか!」

 

「あまり言うなー!」

 

 怒ってる蘭も可愛い。

 

「うるさい口にはこうしてやる///」

 

 蘭が奏太の口にキスをする。

 

「少しは静かになったか?」

 

「は、はい…///」

 

「少しだけいいか?…///」

 

「大丈夫だよ…///」

 

 

 二人の夜はまだつづく。




もうそろそろ蘭の話も終わりになります。次はあおいちゃんかユリカ様ですね
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