恋する歌姫と恋した俺   作:ゼレス

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新年開けましておめでとうございます

今回かなり長めになりましたので、前後編に分けます

今年もよろしくお願いします


え!?それ見ちゃっていいんすか…///前編

 

 ユリカと蘭は学校が終わってから街に来ていた。

 

「こことか可愛い下着がある店じゃないか?」

 

「入ってみようかな」

 

 お店に入ると、どれも可愛いものばかりだ。ユリカはどれがいいのか、ゆっくり見ていく。

 

「蘭さんこれとかどうかな?」

 

「なぁ…ユリカこれ…Tバックだぞ///」

 

「少しでも奏太くんに意識してほしくて…///」

 

「じゃあ、それにするか」

 

 ユリカは蘭と決めた下着を購入した。

 

「そういう下着初めてだろ?」

 

「はい…///」

 

「帰ったら試着してみなよ」

 

△▼△

 

 ユリカの部屋にやってきた蘭。

 

「ユリカどうだ?」

 

「蘭さん…///どうですか…?///」

 

 買った下着を着けたユリカが出てきたが、Tバックのせいで尻がほとんど出ている。

 

「少し…///恥ずかしい///」

 

「でも、可愛いな。色も青にして正解だな」

 

「奏太くん、喜んでくれるかな…///」

 

△▼△

 

 奏太の家に行く日。ユリカは朝から準備を進めていた。

 

「お化粧も気合い入れちゃお!」

 

 洋服も準備良し!買った下着も着たし…///

 

 

 奏太が、門まで迎えに来てくれるとのことだが、バレると問題になりかねない為、変装して奏太の家に向かうことにした。

 

 寮を出て奏太の家を目指す。マップで確認しながら進んでいくと、本当にすぐの所に奏太の家はあった。

 

 「奏太くんのお家ってデカいんだ…表札に『杉崎』って書いてあるし…ここなんだろうな…」

 

 チャイムを押そうとしたら、横から声をかけられた。

 

「あら?あらあらあら?もしかして奏太の彼女?」

 

 すっごい美人に話しかけられたけど…奏太くんのお姉さん?かな?…

 

 

「お付き合いしてる藤堂です。今日は奏太くんに招待されたので遊びに来ました」

 

「ちょ~可愛い!え~!お人形さんみたい!さぁ!入って!」

 

「はい!お邪魔します!」

 

 

 奏太くんのお姉さん?凄い美人で驚いちゃった…///

 

 

「奏太のヤツどこいったんだろ?買い物行った時はいたんだけど…お茶出すから飲んで待ってようか」

 

 

 奏太の姉?に背中を押されリビングに入る。リビングは広く、豪華。何かのトロフィーがたくさん飾ってある。

 

「凄いでしょ?これパパの優勝トロフィーなの」

 

「奏太くんのお父さんって…」

 

「プロのバイクレーサーなの」

 

 

 なるほど…レースで優勝した時に貰えるトロフィーを飾ってるのか…だとしても凄い数ある。

 

 

「藤堂さん、紅茶でもいい?」

 

「すみません、いただきます」

 

「こんな可愛い女の子とお茶できるなんて…グヘヘ…」

 

 

 なにかキッチンから悪魔のような声が聞こえたが、聞こえなかったフリをしよう。

 

 

「お待たせ~紅茶が入ったよ」

 

「すみません、ありがとうございます」

 

「自己紹介がまだだったね、私は杉崎 舞。よろしくね」

 

「よろしくお願いします」

 

「どこの学校に通ってるの?」

 

「スターライト学園です」

 

 舞は飲んでた紅茶を口から滝の様に溢した。

 

「あ!舞さん!紅茶が!」

 

「スターライトなの!?!?」

 

「は、はい…」

 

「も、もしかして…推定600年を生きる吸血鬼のユリカ様!?」

 

「ご存知でしたか?」

 

「もちろん…こちらに推し活グッズが…」

 

 舞が開けたクローゼットの中に、ユリカのグッズがたくさん入っていた。

 

「実は…家族に内緒で…推し活してます///」

 

「嬉しいです!応援ありがとうございます!!」

 

「私としたことが...藤堂って聞いて気付かなかった…」

 

「いつもなら髪巻いてますから、今日は髪を下ろしているので…気付かないのも無理ないかと…」

 

「ユリカ様…サ、サインください!!」

 

「いいですよ!」

 

 色紙にサインをして、舞に渡す。

 

「きゃ~!もうこれ家宝にしますぅ」

 

「これからも応援お願いします!」

 

「最後にもう1個お願いが…いつもの『血を吸うわよ』をお願いしてもいいっすか?」

 

「わかりました!では…このユリカ様を応援しないと血を吸うわよ!って感じで...」

 

「ギャーー!お願いします!血を吸ってください!!」

 

 舞は着ているシャツのボタンをガバッと引きちぎり、首元をユリカに差し出す。

 

「うわ~!舞さん!む、む、胸が!溢れそうです!」

 

 舞さんの胸がブラジャーから溢れそうになっている。ユリカは、そのデカさに驚きが隠せない。

 

 

 胸ってそんなにデカくなるの!?舞さんのに比べたら私のは小さい…

 

「ユリカちゃんだって、いいお胸持ってるじゃない」

 

「小さいから…奏太くん…大きいのが…良いのかな…なんて…///」

 

「私の胸触ってみる?大きくなるかもよ?」

 

「え!?そ、そんな!?///」

 

「はい、そこまで~!」

 

 奏太の声がした。奏太が帰ってきた。

 

「何しとんじゃ!人の彼女に!」

 

「人聞きの悪い!コミュニケーションよ!」

 

「コミュニケーションで、おっぱい出さねーよ」

 

「お?あ!しまい忘れた…」

 

 

 なんで母親の胸なんて見なきゃいけないのか…

 

 

「ユリカいらっしゃい!ごめんな?買い物行ってて」

 

「いいの!早く来すぎちゃったから」

 

「ママが案内しといたよ!」

 

 ん?ママ?母親!?

 

「え!?舞さんってお姉さんじゃないんですか!?」

 

「あれ?言わなかったっけ?奏太の母で~す!」

 

 わ、若すぎる…

 

「てか!かーちゃん!何これ!」

 

「え?ユリカ様グッズだよ?」

 

「いつの間に…」

 

「えへへ~」

 

 かーちゃん、いつの間に推し活なんて…

 

「舞さん、奏太くんのお姉さんかと思いました」

 

「若いでしょ~?今日はゆっくりしていってね!」

 

「はい!ありがとうございます」

 

 ニャハハと笑って母親は消えていった。可愛い子を見ると襲う癖どうにかしてくれ…犯罪を犯す前に…

 

「俺の部屋に行こっか」

 

「うん///」

 

 ユリカを自分の部屋に案内する。

 

「どうぞ」

 

「お、お邪魔します…///」

 

 

 うわ~!奏太くんのお部屋だ…バイクや車のフィギュアがたくさん飾ってある…。

 

 

「ユリカ、ここにどうぞ」

 

「ありがと」

 

 奏太に案内された椅子に座る。ふかふかの椅子で、座り心地が良い。

 

「奏太くん、この映画見たいから持ってきちゃった」

 

 ユリカが持ってきたのは、感動系の映画でパッケージを見る限り、凄く感動しそうだ。

 

「じゃあ見よっか!」

 

 

 映画を2人で見ていたが、終盤に連れて物語は最高潮の盛り上りを見せ、2人してボロボロ泣いていた。

 

 

「ひっぐ…絶対に幸せになって欲しい…」

 

「奏太くんも涙止まらないよね…」

 

「良い映画だった…」

 

 とりあえず落ち着きを取り戻した。

 

「落ち着いたところで、ケーキ食べよ」

 

「ケーキ!?いいの?」

 

「さっきケーキ買いに行ってたんだ!」

 

 奏太が外出してたのは、ケーキを買いに行くため家を留守にしていた。奏太はユリカの分を皿に取り分ける。

 

「いただきます」

 

「どうぞ!食べて!」

 

「おいし~!」

 

「美味しいよね」

 

「奏太くん、口にクリームついてるよ~」

 

「ん?」

 

「今、取ってあげる」

 

 ユリカはティッシュを探すが、見つからない。

 

「ユリカの後ろだよ」

 

「どこだろ?」

 

 ユリカは後ろを振り向き、四つん這いになる。

 

「ん~?どこ~?」

 

「ベットのところにない?」

 

「あ!隙間に落ちてる!拾うから、ちょっと待っててね」

 

 

 その時、奏太の目の前には、スカートからユリカのパンツが見えていたが、ほぼお尻が見えていた。

 

 

 ん?んーー!?パンツ履いてない!?え!?ノーパン!?そんなまさか…は!Tバック…だ…と…

 

 

 奏太は見てしまった。ユリカの勝負下着を。

 

「取れた~!クリーム拭くね…えぇー!奏太くん!鼻血出てるよ~~!!」

 

「あれ!?めっちゃ出てる!!」

 

 ユリカは慌てて、奏太の鼻にティッシュを押し当てる。

 

「どうしたの!?大丈夫!?」

 

「うん...///大丈夫…///」

 

 

 パンツ見たから鼻血出たとは言えない…///

 

 

「もしかして…体調悪い?」

 

「そんなことない!元気だよ!」

 

「ホントに…?」

 

「ホント!ホント!」

 

「良かった~」

 

 なんとかバレずにいけそうだ…ユリカってあんな際どい下着を着けるのか…///

 

「奏太くんの小さい時のアルバム見てみたい!」

 

「お!懐かしいな~見てみよっか」

 

 奏太はクローゼットに入れてある、アルバムを引っ張り出してきた。ユリカの隣に座り、アルバムを開く。

 

「小さい奏太くんだ…可愛い…」

 

「これ幼稚園の時かな?」

 

 父親と遊んでる姿だったり、運動会の写真だったりとたくさん写っている。

 

「この写真の奏太くん泣いてるね」

 

「多分父親に怒られたかな?」

 

「この奏太くん!ドレス着てる!すっごい可愛い...///」

 

「母親に着せられたな…」

 

 ユリカとアルバムを見ていくと、1人のアイドルの写真が写っていた。

 

「このアイドル誰だろ?」

 

「それ?母親」

 

「舞さん!?」

 

「そうだよ。元アイドル」

 

「えーー!!!」

 

 ユリカの声と共に下から、ドタドタと足音が響く。段々近づいてくる。

 

「奏太ー!ユリカ様に手を上げたな!」

 

「ちげーよ!この写真だよ!」

 

「あれ?ママの写真だよ、これ」

 

「舞さん…アイドルだったんですか…?」

 

「うん!ちなみにマスカレードと仲良かったんだよ」

 

「織姫学園長とですか!?」

 

「いっぱい遊んだり、ご飯食べたり、お泊まりしたりもしたよ~懐かしいね~」

 

「舞さん凄いです!」

 

「マスカレード程の人気は無かったけどね」

 

「でもどうして引退を…」

 

「ん~とね~パパと結婚したかったからやめちゃった」

 

「アイドルですもんね…恋愛ダメって言われますよね」

 

「そうだね~でも、やめたことに後悔は無いよ。今すっごい充実してる。大好きな旦那がいて、大好きな息子もいる。

そしてなにより、私は今が楽しい。アイカツしてた時も楽しかったけどね」

 

 

「舞さん…」

 

「ユリカ様も自分で納得できるアイカツをしてね」

 

「はい!」

 

「我慢できない…ユリカ様可愛すぎる…!うちの奏太と結婚してよ!そしてうちの子になってぇー!」

 

 舞はユリカに抱きつき、頭を撫でている。

 

「なんだろ…舞さんに撫でられると落ち着く…」

 

「そうなの…?」

 

 ユリカはふやけた笑顔を見せて、撫でられている。確かに可愛い。

 

「ユリカ様、今日晩御飯食べていきなよ。ママが美味しいご飯作るよ」

 

「悪いですよ!」

 

「そうだよ、ユリカ食べていきなよ」

 

「じゃあ、いただきます」

 

△▼△

 

 母親が「ユリカ様のために美味しいご飯を作る」と気合いをいれている。俺たちは、部屋でユリカのLIVEを見ていた。

 

「ユリカの、このドレス生で見てみたいな」

 

「ゴスマジックコーデだよ!初めて手に入れたプレミアムドレスなの。みんなで力を合わせて魔夜さんのお屋敷に行ったんだ」

 

「魔夜さんとは?」

 

「私が愛用しているブランド ロリゴシックのトップデザイナーさん!いい人だから今度挨拶しに行こ!」

 

「行ってみようか」

 

「このドレスのユリカ本当に可愛いし、似合ってる」

 

「あ、ありがと…///」

 

「この硝子ドールっていい曲だね~」

 

「今、歌ってあげよっか?」

 

「え!?いいの!?」

 

「いいよ!」

 

 ユリカはLIVEの映像に合わせて、硝子ドールを歌い始めた。歌がうまい…力強さを感じ、聴いてるこっち側にユリカ様の歌を聴きなさいと問いかけてくる感じがする。

 

「すごい…」

 

「奏太くん聴いてくれてありがとう!」

 

「ユリカ様~!タダで硝子ドール聴けた…ママ今日死ぬかも…」

 

「かーちゃんいたの!?料理は?」

 

「あ!ご飯できたよ!呼びに来たら硝子ドール歌ってたからママ、ペンラ持ってきちゃった」

 

「ユリカ食べよっか」

 

「うん!」

 

 3人でリビングに降りて、ご飯を食べた。

 

 

△▼△

 

「お腹苦しい…」

 

「奏太くん毎回それ言ってるよね」

 

「そろそろユリカも帰る時間か?」

 

「そうだね…ん?ケータイにメッセージ入ってる」

 

「誰からだ?」

 

「ジョニー先生からだよ。明日のお仕事スケジュール変更になったから明後日までお休みになっちゃった」

 

「ユリカ様、うちに泊まりませんか?」

 

 母親よ…何を言っておる…スターライトの女子達は泊まるのに外泊届けが必要なんだぞ。たまに、外泊届け処理するの手伝いしてるから知ってるんだ。

 

「嬉しいんですけど…外泊届け出してないから今日はちょっと難しくて…」

 

「そっか…ママ…ユリカ様とお喋りしたかったし、一緒にお風呂入りたかった…」

 

 何言っとんじゃい。

 

「明日またお邪魔してもいいですか?そしたら明後日までお休みなので外泊届け今日出せばギリギリ大丈夫かと…」

 

「泊まり来て!」

 

「そう言うことだから泊まりくる?」

 

「うん!明日も奏太くんに会えるね///」

 

 胸にグッとくる。可愛い…心臓無くなったかと思った。

 

「明日もユリカに会えるの嬉しい…///」

 

「目の前でイチャイチャしちゃって~若いっていいね」

 

「学園前まで送るよ」

 

「ありがと…///」

 

 学園前まで送り、すぐに外泊届けを出しに行ったユリカ。ユリカからメッセージが送られてきた。

 

『無事に許可降りたよ!』

 

『良かった~!!』

 

『お泊まり楽しみ!』

 

 明日は今日よりも楽しみだ。

 

△▼△

 

 部屋に戻ってきたユリカは、明日の準備を始める。

 

「また何があっても良いように可愛い下着とか持ってこう…///」

 

 

 化粧セットに、お洋服に、その他諸々鞄に積めて、おしまい!

 

 

 細かい準備は明日の朝でも問題ない。風呂に入って寝ることにした。

 

 

△▼△

 

 

 翌朝

 

 棺桶から起き上がると、本日も快晴。今日は何しようか考えて残りの準備をする。コンビニによってお買い物をしてから行くことにした。

 

 コンビニで、お菓子や飲み物を買って奏太の家に向かう。

 

 奏太の家に着き、チャイムを押したら舞さんが出てきた。

 

「ごめんね…奏太まだ寝てて…あ!ユリカ様お買い物行こっか!」

 

「ご一緒します!」

 

「荷物預かっちゃうね」

 

 ユリカと舞は寝てる奏太を置き去りにして、2人で買い物に出掛けた。

 

「ユリカちゃん、奏太のことよろしくね」

 

「はい!」

 

「あの子、結構子供っぽいし、バカだし、苦労すると思うけど大丈夫?」

 

「大丈夫です」

 

「何かあったらママ呼んでね!奏太のこと、コラー!って怒ってあげるから」

 

「分かりました。ママ!」

 

「えっ…今…ママって…」

 

「つい、呼んじゃいました…///」

 

「ママって呼んで!」

 

「恥ずかしい…です…///」

 

「ほらほら~ママって呼んでみ!」

 

「マ、ママ…///」

 

「じゃあママも、ユリカって呼んじゃおうかな?」

 

「はい!」

 

 2人で夕飯の買い物をした。早く帰らないと奏太が可哀想なので、早めに帰った。

 

△▼△

 

 んっ…朝か…まだ眠いから起きたくない…でもユリカ来るから起きなきゃな…瞼開けたくないな…開けるか…

 

 ゆっくり瞼を開くと目の前にユリカがいた。

 

「うわー!お、おはよ…」

 

「おはよ~可愛い寝顔」

 

「夢?」

 

「夢じゃないよ」

 

「てか何時?」

 

「10時だよ、お寝坊さん」

 

「奏太!いつまで寝てるの!ユリカが来てるよ!」

 

「かーちゃん今ユリカって呼んだ?」

 

「ママもユリカって呼ぶんだよ!」

 

「ママ!?え?そうなの?」

 

 いつの間に仲良くなったんだ?

 

「とりあえず着替えるね」

 

「下で待ってるよ」

 

 奏太は私服に着替え、身だしなみを整える。

 

「いい?ママ、夜にお出かけしてくるから、奏太とイチャイチャたくさんしていいからね」

 

「は、はい!」

 

「じゃあ、夜頑張ってね」

 

「奏太様のお通り~」

 

 謎の発言をした、奏太が入ってきた。

 

「今日はユリカとゆっくりしたいな~」

 

「ダメよ、ママとたくさんお喋りするんだもの。紅茶も準備したからね」

 

 なんだその、計画。聞いてないぞ。

 

「私もママとお喋りしたいな」

 

「ユリカが言うなら…」

 

 そこからは女子達のアイカツトークが炸裂し、奏太はついていけない為、暇していた。

 

「ユリカもオシャレなカードたくさんあるね~ロリゴシック可愛いよね」

 

「舞さんは、アイドル時代はどのブランド使ってました?」

 

「私もロリゴシックとか使ってたよ」

 

「え~!着てるところ見てみたかったな」

 

「写真あるんじゃないかな?」

 

 舞は昔のアルバムを引っ張りだし、探してみる。何枚かの写真にマスカレードが写ってたり、昔の学園長と一緒に写真を撮ってたりして、凄い人なんだなとユリカは感じた。

 

「あった!これだ!」

 

「ホントだ!可愛い!」

 

「かーちゃん、今と変わんねーな」

 

 ロリゴシックの服を着た舞が写っていた。後ろに驚きの人物も写っていた。

 

「魔夜さんもいる!若い…」

 

 この人こっわ!なんだか、吸血鬼風な格好をしてらっしゃる。まさか魔夜さんって人も吸血鬼設定の人?

 

 舞の昔話を聞き、アルバムを最後まで見終え、閉じようとした時、カードが落ちてきた。

 

「何のカードだろ?」

 

 舞がカードを拾うと、ロリゴシックのカードだった。

 

「うわ!懐かし!」

 

「え!プレミアムカード!」

 

「ヴァンパイア・ナイトコーデだね」

 

「カッコいい…」

 

「このコーデ、ユリカにあげる」

 

「え…」

 

「今のユリカなら着こなせるハズよ。魔夜さん驚くんじゃないかな?」

 

 奏太は横からユリカのカードを見たが、吸血鬼をイメージしたドレスでカッコいいのだが、可愛さもある。

 

「このカード、ユリカって感じがする」

 

「奏太もそう思う?」

 

「私、着ます!」

 

「貴方なら着こなせるよ、ママからのプレゼントだよ」

 

 ユリカは目を輝かせて、カードを受け取る。

 

「ママ!ありがと!」

 

「うちのユリカ可愛すぎる…」

 

 舞はユリカを撫でる。撫でられたユリカはフニャっとして猫みたいだ。

 

「ママ、夜出掛けるからお留守番2人ともよろしくね」

 

「そういえば親父は?」

 

「次帰ってくるのは…年末かな?」

 

「おっけー」

 

「ママ、準備するからね」

 

 

△▼△

 

 

 

 舞が準備するため、部屋に戻ってきた。

 

「奏太くん晩御飯なんだけど…私作るね!」

 

「ユリカの手料理!?やったー!」

 

「オムライスでいいかな?」

 

「うん!」

 

 やったね!ユリカの手料理だ。これは嬉しいぞ。絶対に美味しいに決まってる。

 

「晩御飯の時間まで…その…ぎゅーして?///」

 

「おいで」

 

 ベッドにいる奏太に抱きつく。

 

「チューもしたいな…///」」

 

 奏太は、リクエストに答える。

 

「かなたくん…もっとちょーだい…///」

 

 今日はいつもより甘えん坊である。心臓の鼓動が強くなる。

 

「ユリカこれ以上はちょっと…///」

 

「ダメなの…?///」

 

 男として反応してしまう。それは一線を越えかねない。そうしたらユリカを襲ってしまう。

 

「その…越えちゃいけない線があるというか…なんというか…」

 

「ユリカ様の命令が聞けないの?」

 

 ここで吸血鬼モードになるの!?

 

「聞けます…」

 

「良い子ね…」

 

 そう言ってユリカは奏太の顎を掴み、キスをする。何度も舌を入れてきて、激しいキスをした。

 

「ご馳走さま…///」

 

「は、はい…///」

 

 吸血鬼モードのユリカも悪くない…///寧ろ、攻められるのも有りだな。

 

「奏太くん…ごめん…止まらなくなっちゃった///」

 

「大丈夫だよ…///俺も危ないところだった…///」

 

「そろそろ晩御飯の準備しよっか!」

 

「だな」

 

 2人は一緒に料理を作るため、キッチンにいく。

 

 後編に続く。




 ユリカ様めっちゃ可愛いですよね!吸血鬼のユリカも好きですが、プライベートのユリカも可愛くて好きです!
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