私は霧矢あおい 高校2年生 最近悩みがあります。彼氏の杉崎奏太くんが…全然手を出してこないんです!!もう付き合って数ヶ月。そろそろ高校3年になろうとしています!なのに!キス以上の愛を表現してくれません!!
「というわけで…助けて…」
「なんで私なんだ?」
あおいは、悩みを蘭に話していた。蘭も恋愛したこと無いため、相談されても良い返答が出来る自信が無い。
「まぁ…その…なんだ…あおいからシテみたらどうだ?」
「シテみたら?」
「そうだ!」
「この前なんて…雰囲気も良い感じになったから顔近づけたら…「恥ずかしい…///」って言い出して顔を、プイッ!て避けたんだよ!」
「意気地無しだな…杉崎…」
「ホントだよ!」
「私に任せてください!」
「まどかちゃん!?」
いきなり後ろのテーブルから顔を出してきたのは天羽まどかであった。
「私が杉崎さんへ行動するように仕向けてみます!」
「天羽、できるのか?」
「任せてください!」
まどかに、奏太のことを任せることにした。
私の彼氏よ!いい加減、手を出してくれ!
△▼△
「あおい、いないのかな?返信無いし…」
「あれ?杉崎さん?お疲れさまです!」
「まどかちゃんだ!おつかれさん!」
「霧矢先輩をお探しですか?」
「見つからないし…返信も無くて困ってるんだ」
「一緒に待ちますか?私も霧矢先輩に渡すものあるんですよ!」
渡すものなんて無い。嘘である。しかもすぐそこのテーブルにあおいがいる。
「じゃあ一緒に待とうか、まどかちゃんなにか飲む?奢るよ」
「いいんですか?なら、紅茶で!」
「あいよ」
奏太とまどかは、飲み物を購入してあおいのテーブルの近くに座る。あおいと蘭はドキドキしながら2人の会話を聞く。
「霧矢先輩とはどうなんですか?」
「ラブラブですね…///」
「よく普通に恥ずかしいこと言いますね!」
うぐっ…この子、顔は可愛いのに思ったことをズバズバ言う。
「悪かったな…///」
「それより…霧矢先輩とはどこまでしたんですか?」
「キスはしたよ…?」
「キスの次はしてないってことですよね?意気地無しですね」
グハッ!言われてしまった…
「もう結構付き合ってますよね?キスの次ぐらいの事はしたのかと思ってました」
「その…恥ずかしくて…///」
「はぁ…いいですか?女の子ってリードしてくれる男性に惹かれるんですよ!」
「まどかさんの言う通りだと思います!」
「キスしたら次にやることわかります?」
「キスの次か…まさか!」
「そうです!そのまさかです…!霧矢先輩と…」
ここまで言えば、杉崎さんでも分かりますよね?意気地無しの人でもキスの次くらい答えられると思うのですが…
「デートだ!」
ズコー!と転けたまどか。流石のまどかも呆れた。近くに座ってる蘭とあおいも転けた。
「なぁ…あおい…杉崎のヤツ本当に大丈夫か?」
「私はキスの次はエッチする!とか言ってくれるかと思ってたのに…」
あおいも呆れていた。
まどかが起き上がり奏太を睨む。
「この唐変木!いい加減にしてください!」
「と、唐変木!?」
「キスして雰囲気が良くなってきたら…その…///エ、エッチですよ!!///」
「エ、エッチ!?///」
「そうです!知ってます?エッチ!性交渉!性行為!セックス!のことです!!」
おいおい!中学生が下ネタを連呼すんな。しかも学食で。
「ま、まどかちゃん!?ここ学食だから!落ち着いて!」
「コホン…!失礼しました…///」
「確かにあおいとエッチな事もしたいけど…///あおいは、アイドルだし…その…お互いの準備が出来たらシタいなって思ってて…って!まどかちゃんゴメンネ!こんな話しちゃって」
「杉崎さんの気持ちを聞けたので満足です!」
ニコッと笑ったまどかちゃん。可愛いな…///
「それ浮気ですよ。あと私が可愛いのは当たり前です!」
「浮気じゃねぇよ!てか!何もしてないよ!」
「私のパンツ見ましたよね?」
「はい…///さっきまどかちゃんが転けた時にスカートから白のパンツが…///」
「変態さんですね!」
「ちが~う!!」
なんなんだ?この子…!恐ろしいぞ!
「杉崎さんをイジって遊ぶのも、この辺にしときましょうかね!」
「年上だぞ!」
「そろそろ出てきてもいいんじゃないんですか?」
まどかが、後ろのテーブルに向かって話を振る。奏太は振り向くと顔を真っ赤にしたあおいがいた。
「あ、ああ、あおい!?///」
「や、やぁ…///かなた…///」
まどかちゃんに質問されて答えてたの全部聞かれてたのか…それにパンツ見たのも見られてたって事か…///
「アタシもいるからな…///」
「蘭もいたのか…///」
は、恥ずかしい~!
「奏太は…エッチとか興味ない…?私ってそんな魅力無いのかな…?」
「そんなことない!!あおいは、魅力的だ!いつも周りの皆と切磋琢磨してる姿は輝いてるし!俺と一緒にいる時の甘えん坊な姿は愛おしい!ステージに立ってる時のあおいは、可愛いし!あおいの魅力はありまくりなんだよ!!」
奏太は突然立ち上がり、あおいに対する気持ちをぶちまけた。学食にいた皆はいきなり奏太が大声を出したのでこちらを見ている。
「か、奏太!///」
「あおい!」
あおいが奏太に近寄る。
「流石に学食で大声で言われると…///恥ずかしいかも…///」
「ごめん…///場所変えようか…///」
△▼△
学食を出て、あおいの部屋に来た。
「その…///奏太の気持ち聞いたよ…///」
「俺…あおいと…エッチなことシタいよ…///」
「私も奏太とシタいよ…?///」
2人の距離が近づき、キスをする。
「キスしたら次はなにするんだっけ?///」
あおいが、妖艶な笑みを奏太に向ける。
「エッチ…///」
「いいよ…///奏太きて…///」
奏太はなにも言わずにあおいを脱がしていく。ジャケットやシャツを脱がすと、水色のブラジャーが出てきた。
「あおい…///可愛いよ…///」
「かなた…///」
スカートの中に手をいれ、パンツも脱がしていく。乱れたあおいを見ていると、心臓がバクバクと早くなっていく。奏太は、そっとスカートを捲るとあおいの大切な部分が見える。
「ただいまー!!あおい!お土産だよ!!」
「「あっ…」」
「え?」
奏太は忘れていた。あおいといちごが相部屋であることを。
「あ…///いや…///あおいゴメン!///」
バタン!と扉を閉めていちごが走り去っていく。
「いちごのこと忘れてた…」
「俺も…」
雰囲気的にエッチする気分ではないので、奏太とあおいはベッドから起き上がる。
「また今度だね///」
「うん…///」
「近いうち…///親がいない日あるんだ///その日、俺の家に来ないか?///」
「行く…///」
「じゃあ…///その時にでも続きを…///」
あおいは、脱いだ下着や服の乱れを直す。
「学食戻ろっか…///」
「だな…///」
2人とも顔を赤くして学食に戻る。いちごに謝らないといけないなと思った奏太。
△▼△
学食に戻ると、蘭といちごとまどかがいた。
「杉崎さん!エッチしてきました?行為が終わるの早いですね!早漏ですか?」
おい、可愛い顔してエグいこと言うな。
「杉崎、いちごから話聞いたぞ…///その…チャンスはまだあるぞ…///」
蘭が同情してくれた。いちごから話を聞いたみたいで顔を赤くしている。
「2人ともごめんね…イイ雰囲気だったのに…」
いちごが落ち込んでいる。親友とその彼氏との大切な時間を潰してしまったからだ。
「いちご、落ち込まないで!私も自分の部屋だからって変なことしてごめんね」
「俺もゴメン…いちごちゃんの部屋でもあるのに…」
「2人の大切な時間を台無しにしちゃったのは私だし…」
結構落ち込んでるな…罪滅ぼしになるか分からないけど何か食べて元気を出そう!
「いちごちゃん?みんなでパフェでも食べない?」
「食べる…!」
「いちご、一番高いヤツ食べよ!」
「うん!」
少しずつだが、いちごに笑みが出始めた。あおいといちごはパフェを注文しにカウンターへと行った。
「杉崎さんもやる時はやるんですね!」
「うるせぇ…///」
「見直しました!でも場所を考えるべきでしたね」
「全くもってその通りだよ!」
この子は…可愛いのに良く毒を吐く。美しい花には棘があるってことか?
「杉崎さん」
「ん?なんだ?」
「避妊してくださいね!」
「わかってるよ!!」
△▼△
「今のまどかちゃんは、もう大人ですよ」
確かに今のまどかちゃんは、誰もが驚くほど大人になった。出会った頃は中学生で、年相応な可愛らしい感じだったのに今じゃ美しい女性になったが…
「あの子は、今でもあんまり変わってない気がするぞ…」
会うたびにイジられる。そんなまどかちゃんにも最近、王子様が現れた。
「まどかちゃんも幸せそうだよね!」
「まさか…アイツが付き合うとは思わなかったよ」
最近、まどかちゃんにもお熱です