IS ~阿修羅すら凌駕する存在~   作:KUMA-world

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失踪は...していませんでしたが...
出来は...だいぶひどいと思います...


第十三話 猛攻

スローネアインのGNビームライフルから粒子ビームが放たれ、避けた先にはスローネドライのGNミサイルが、それを避けた先にはスローネツヴァイが待ち構えている

計算されたコンビネーション、グラハムはそれを回避するだけで手一杯なのだろう、反撃を出すまでには至っていない

「オルコット!一機でいい!一機を狙い続けろ!」

セシリアに指示を出しつつ前の三機からは目を離さないグラハム。セシリアからの狙撃も目標を一機に定めたためか精度が上がってきている。

そして狙撃の一発がネーナの駆るドライを掠める

 

「キャッ!?あたしのドライに傷が!許せない!」

「てめぇ...刻まれてえかぁ!?あぁ!?」

「落ち着け、致命傷ではない」

だが溺愛する妹に攻撃を当てた事がミハエルには許せなかったようだ

「兄貴...もう出し惜しみ無しでいいよなぁ?」

「わかった、ブルーティアーズは任せる。フラッグの足止めは2人で行っておく」

「頑張ってね!ミハ兄」

「なぁーに、すぐ済むさ……破壊して、蹂躙して、殲滅してやる!!!!」

そう言ってミハエルはセシリアへと肉薄する。

当然グラハムはその進路を塞ごうと動くが

「させるか!」「行かせない!」

ヨハンとネーナの射撃がそれを許さない

「チィッ!」

グラハムが舌打ちする間にミハエルはセシリアとの距離を詰め

「まずはお前からぁ!」

「ッ!そう簡単に...!」

当然セシリアもインターセプターを出し応戦をする、だがセシリアにとっては最悪の、ミハエルにとっては最高の間合いで戦いは進んでいく

「クッ...!セシリアァァ!」

助けに行こうにも目の前の2機が邪魔で助けにも行けない。

遂にはグラハム自身にもスローネのビームが擦り始める。

「くっ...」

自分の無力さに思わず叫びたくなる。だがそんなことをしている暇などは無い。

そうしている間にもセシリアのシールドエネルギーは消耗しているというのだから。

 

(何故私はこの2機を抜く事が出来ない?)

グラハムは自らの弱さに知らず知らず唇を噛み締めていた

 

機体性能か?

(否、そんな事はない。例え性能差があろうとも腕でそれを覆すのがパイロットだ)

 

敵の数が多いからか?

(否、断じて違う)

 

ならば何故?

(それは私が弱いからだ)

 

悔しくはないのか

(ああ...悔しくて堪らない)

 

(ならば抜いてみせろ)

勿論、それ以外に道はないさ

 

そして

 

フラッグは

 

次の段階へと

 

歩を進めた

 

 

「何ッ!?」

眩き光にヨハンが驚き

 

「まさか!?」

その現象にネーナが狼狽え

 

「冗談だろ!?」

何を意味するのか理解したミハエルが絶句した

 

「あれは...?」

セシリアが見つめるその先には

 

グラハムのフラッグが、フラッグを超えた姿で、飛翔していた

 

「あれは...?」

その姿はピットで補給をしていた者達にも見えていた

 

「遅かったじゃないか...正に眠り姫だ」

グラハムは吼える

「これぞ我が愛機!!」

その無機質の翼が空を駆け

 

「今までの礼をさせてもらおうか!ガンダムゥ!!」

グラハムの反撃の幕が下ろされる




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