ほんとすいません!今回もなしです!
何が無いかって戦闘です...
次は正真正銘戦闘シーンになりますはい。
ではどうぞ。
「いよいよ今日だね、グラハム君」
今日はソニアとグラハムが約束をした一週間後。すなわちクラス代表決定戦の日である。
「ああ、約束通り全力で臨もう」
寝起きだがグラハムもソニアも意識は完全に覚醒していた。
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「1-1の織斑、グラハム、オルコット、レオーニの各員は整備室へと来てください。繰り返します。1-1の織斑、グラハム、オルコット、レオーニの各員は整備室へと来てください」
IS学園にアナウンスが入る
───いよいよか。
グラハム達は最終確認のため整備室へ。そして一夏は自分の専用機を受け取るためにも整備室へ向かう。
「てか俺ISに触ってないんだけど...」
一夏が言う。
結局一夏は1週間まるまる箒と剣道をしただけだった。
「あら、もう言い訳ですの?」
と馬鹿にした様子で言うセシリア。
「負けたどころか試合すら始まってないのにそんな事言うわけ無いだろ。それよりお前こそ負けた時の言い訳を考えなくていいのか?」
セシリアの挑発に対して挑発で返す一夏。
「ご心配なく。あなたのような男に負けるほど私は弱くなくってよ?」
どうやらセシリアと一夏は仲良く(?)やっているようだった。
「よし、揃ったな。
これより今回のクラス代表決定戦のルール説明を行う。
今回の対戦形式はバトルロイヤルのため、武器のパーソナルロックは全て解除しておくように。」
「千冬ね...織斑先生、バトルロイヤルってのはわかるけどパーソナルロックってのはなんなんだ?」
ふと聞き覚えのない単語について質問した一夏。
「先生と呼ぶのなら敬語ぐらい使わんか馬鹿者...
まあいい、パーソナルロックというのは各ISの武装が他人に使われるのを阻止するために自分、もしくは許可した者にしか使わせなくする機能だ。わかったな?」
一夏に拳を落としながら説明する千冬。
拳を喰らった一夏だったが、説明は理解できたようで
「わかりました織斑先生...」
と答えていた。
「一夏、箒とやっていた剣道はきっと力になるはずだ。己を信じて戦うのだ、一夏!」
セシリアにああは言ったものの、不安そうにしている一夏に激励の言葉を送るグラハム。
激励のおかげか、一夏も
「任せとけ!グラハムも油断なんかしてやられんなよ?」
と返してくれた。
「一つだけ注意がある。万が一にも八百長のようなことがあった場合は関わった者全員に処罰があるからな。くれぐれもそんな馬鹿な真似はしないように。」
千冬からの注意に頷く全員。
「それじゃあ一夏君、グラハム君、オルコットさん、精一杯戦おう!でも勝ちは私が貰うからね?」
ソニアの言葉に対し
「お互い頑張ろうな!もちろん勝ちにいくけどな!」
と返す一夏。
「そうですわね、全力でお相手させていただきますわ。もちろん、勝つのは私でしてよ?」
負けじと返すセシリア。
「手加減無用!正々堂々と勝負させてもらおう!」
と返すグラハム。
三者三様にソニアの言葉に返答していた。
「では織斑、貴様に専用機を渡す。ついてこい」
と千冬が一夏を呼び
「それじゃ!アリーナでな!」
一夏は千冬の後を追っていった。
セシリア、ソニア、グラハムの3人もそれぞれの機体の調整へと向かった。
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第3アリーナ ピット
黒いISを装着したグラハムは
「いよいよ試合か...行くぞフラッグ...」
白いISを装着した一夏は
「剣道でやった事を思い出せ...力を貸してくれ、白式...」
青いISを装着したセシリアは
「男なんかには負けませんわ...行きますわよ、ティアーズ...」
砂色のISを装着したソニアは
「勝ちに行くよ...ウルフ...」
少年少女はそれぞれのISを展開し、集中をしていた。
第3アリーナ モニタールーム
「山田君、そろそろ始めてくれ」
「わかりました、織斑先生」
真耶は頷くと
「織斑君、グラハム君、オルコットさん、レオーニさん、準備はできてますね?」
と聞いた。
四者四様だが、問題がないことを確認した真耶は
「それでは、各自出撃どうぞ!」
と言った。
第3アリーナ ピット
男に負けるわけにはいかない。その言葉が今のセシリアを動かしていた。既にセシリアには相変わらず謝る気配のないあの男『織斑一夏』を謝らせるイメージはできていた。
「行きますわよ、ティアーズ...セシリア・オルコット、ブルーティアーズ、出ますわ!」
セシリアが言い放ちピットから出て行く。
一夏の心中は不安が半分以上だったが、グラハムの言葉でその割合は少なからず減っていた。
勝つしかない。そう自分に発破を掛けるように言う。
「織斑一夏!白式、出ます!」
そう宣言した一夏の目は勝つ為に前へと進むと決めた男の目をしていた。
あそこまで大口叩いちゃったけど本当に大丈夫かなぁ...とかこれでズタボロにされたら恥ずかしいどころじゃないよ...などソニアは考えていた。彼女は基本、後先を考えないのだ。
「ま、悩んでても意味ないよね!やれるだけやらないと!ソニア・レオーニ、デザートウルフ、行きます!」
前を向いた彼女の目からは、迷いは一切消えていた。
前に千冬と一度模擬戦をしたとはいえあの時は性能テストに等しい動きしかしていないグラハムにとって、この試合は実質初戦闘に等しかった。
あの動きは使えるのか、とかこの武装はどこまで威力があるのか、等々まだ思うところは沢山あるがとにかく目の前の試合に集中したグラハム。
「もう一度この機体に世話になるとはな...
グラハム・エーカー!フラッグ!出るぞ!」
元の世界でも世話になった黒い機体を駆り、アリーナへと出ていくグラハム。
グラハムがアリーナに姿を見せた時には既に他の相手はアリーナ内にいた。
「あら、やっと来ましたね。あなただけ怖気づいて逃げ出したかと思いましたわ」
「生憎目の前の勝負から逃げるような性格はしてないものでな」
セシリアが全員に向けて言った。
「あなた方に最後のチャンスをあげますわ」
「なに?」
「どゆこと?」
「フン...」
セシリアは続けた
「私があなた方を倒し勝利を得るのは自明の理。あそこまで大口を叩いてもズタボロにされたら今後恥ずかしい思いをしながら生活しなくてはいけなくなると思いましたの。ですから、今ここで謝るというのなら許して差し上げてもよくってよ?」
「誰が戦う前から謝るもんか!逆にお前が謝る羽目になっても知らないからな」
挑発には挑発で返す一夏。
「なんか私まで巻き添えくらってない!?」
憤慨するソニア。
「その自信、打ち砕かせてもらおうか」
静かにそう言ったグラハム。
クラス代表決定戦開始の火蓋が切って落とされる。
いかがでしたか?
全然進んでねえじゃねえか!って思う方も多いと思います...
次からは多分ペースアップすると思いますのでお許しを!
感想お待ちしています!