リアルの方でテストが迫ってるのにこんなことしてていいのかって言われそうですが気にせず書いてましたw
戦闘描写下手くそですけど読んでいただければ幸いです!
それではどうぞ!
何か来る、グラハムは先程からそう感じていた。
そしてソニアの機体のサイドバインダーがこちらを向いた瞬間、その予感は確信へと変わった。
退け、とグラハムの戦士としての勘が警鐘を鳴らし、グラハムが身を引いた瞬間、ビームがフラッグを掠めるようにして発射された。
「いい策だったが...少し甘かったな!」
「いや...まだだよ!」
グラハムはこのビームをただ発射されたビームだと思っていた。
だが、これはビームであってもただのビームではない。
ソニアの機体は両肩からビームを発射しながら回転する。
まるでそれは---
「ビームサーベルだとっ!!!くっ!」
規模は違うがこの攻撃に似た光景を見た事があった。
今の光景は、かつてソレスタルビーイングの少年が巨大自由電子レーザー掃射装置、『メメントモリ』を破壊した時に使った長大なビームサーベルに似ていた。
咄嗟に回避行動をとるが完全には避けきれず武装の1つであるトライデントストライカーがビームサーベルによって溶断された。
「これほどとはっ...!」
さすがに避けるとは思わなかったのだろう、ソニアは驚きの表情を隠せずに、だが楽しげにこう言った。
「なっ!?あれを避けるなんて君は一体何者なのさ!?」
だが、その問にグラハムは笑って答える。
「敢えて言わせてもらおう!グラハム・エーカーであると!!」
「ほんとに言わなくてもいいよ!?」
「何者かと聞いたのは君の方だ」
「それはそうだけどさ...」
高度な戦闘をしながらも会話が出来る、それだけで互いの力量が高いとわかる。
「これ程の戦闘技術の持ち主とは...全力を出す甲斐が...あると言うもの!!!」
「それはお互い様だよっ!!」
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ソニアとグラハムが熱戦を繰り広げる中、一夏はセシリアのビット攻撃を避けるのに精一杯だった。
だが、避けている間にセシリアの動きに疑問を抱いていた。
(何故だ...?なぜ撃ってこないんだ...?まさか!)
そしてその疑問は確信へと変わる。
(そうか!セシリアはビットを操っている間は動く事ができない!なら...!)
息を整え次のビット攻撃へと備える。
そしてビットからの攻撃でアラートが鳴る。
「今だ!」
ビット攻撃をかいくぐりセシリアへと肉薄する一夏。
だがセシリアが笑ったのを見逃す一夏ではなかった。
「よくそこまで見切れましたね。ですが生憎、ティアーズは6基ありましてよ!」
セシリアの後ろから二発のビット、しかも誘導型ミサイルが発射される。
「なにっ!?」
咄嗟に避け酔うとする一夏だが一度ついた勢いは止まらず、ミサイルが直撃し、一夏の体は光に包まれた。
「あそこまで大口を叩いてこのザマですか?これだから日本の殿方は」
「まだだ...まだ終わってないぜ!」
「馬鹿な!?」
そこに立っていたのは先ほどとは色も形も違うISを纏った一夏だった。
「あ...あなた!今まで最適化処理『フィッティング』が終わってない機体で私の相手をしていたと言いますの!?」
「どうやらそういう事になるみたいだな。」
本来ISとは最適化処理をした後に一次以降『ファーストシフト』をさせてから扱うものなのだが、到着したばかりの機体のため最適化処理が間に合わず、戦闘中に最適化処理をする羽目になっていたのだ。
「これで終わらせるぜ!千冬姉の技、使わせてもらう!零落白夜!発動!」
ISには絶対防御という物がある。全てのISに搭載されている、あらゆる攻撃を受け止めるシールド。シールドエネルギーを極端に消耗することから、操縦者の命に関わる緊急時、救命措置を必要とする場合以外発動しない。そして、その判断はIS側が行う、操縦者側ではカットできないシステム根幹である。
そして、零落白夜はエネルギー性質のものであればそれが何であれ無効化・消滅させる白式最大の攻撃能力である。
「いっけぇぇぇ!!!」
「くっ!インターセプター!」
ガギィンと金属同士のぶつかり合う音。
セシリアは零落白夜を防ぐ事はできたものの徐々に押され始めていた。
もとより、ブルーティアーズは近接戦闘にむいておらず白式が近接戦闘に特化しているという機体性能の差かもしれないが。
そして、
「これで終わりだぁぁ!!」
一夏がセシリアのインターセプターを弾き飛ばし、ブルーティアーズの絶対防御が発動する。
「負けましたわ...」
セシリアの悔しそうな声と共に一夏は勝ったのだと実感する。
そしてふとグラハムとソニアの方へと目を向けると、丁度決着が付いたようだった。
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一夏がセシリアに勝利する直前、グラハムとソニアの戦いにも、大きな動きがあった。
グラハムがソニアの僅かな隙をつき、二刀流のうちの片方のブレードを弾き飛ばすことに成功していたのだ。
「ここで決着を付けさせてもらう!」
「僕にはコレも残ってるけど?」
ソニアの言うコレとは両肩にある長大なビームサーベルを発生させたユニットのことだった。
「いくらグラハム君とはいえゼロ距離からのコレはかわせないと思うけど?」
「そんな道理...私の無理でこじ開ける!!」
そう言うとグラハムはソニアへと突撃する。
「そんな無理矢理な!?」
「多少強引でないとISも口説けないのだと先ほど学んだのでな!」
「く、口説く!?」
グラハムとソニアが剣を振る。そこに長大なビームサーベルの一撃は来ない。
グラハムはこの時に勝利を確信した。
グラハムの放った一撃はISを切るための一撃ではなく、相手の剣を弾く事だけに全てを注いだ一撃であった。
そして強烈な一撃がソニアのブレードへと当たり真上へと弾き飛ばされる。
「これでぇぇぇ!」
「しまった!」
空いた胴に一撃を加え降ってきたソニアのブレードをキャッチし
「チェェストォォォォ!」
「キャアァァァァ!」
唐竹割りを食らわせ、ソニアのシールドエネルギーは0になった。
「残るは1人!一夏か!」
「お前と戦えるなんてな!グラハム!」
舞台は整い、二人が向き合う。
「行くぞ!!グラハム!!」
「来い!!一夏ぁぁ!!」
零落白夜を発動させた一夏がグラハムへと接近し、次第に零落白夜が消え去り...
「あの馬鹿者が...」
千冬が頭を押さえながらやれやれといった様子で呟き、真耶が
「勝者!グラハム・エーカー君!」
とアナウンスを入れた。
零落白夜は自身のシールドエネルギー、つまり自分のライフを削り発動させるという武器仕様があり、使えば使うほどシールドエネルギーは減っていく。
そしてセシリアとの戦闘で大分消費した一夏には残っているシールドエネルギーはごく僅かであったため、零落白夜の発動でシールドエネルギーが0になったのであった。
こうして、クラス代表決定戦は幕を閉じたのであった。
いかがでしたでしょうか。
ソニアのビームサーベルのイメージはAGE2 DBのアレだと思っていただければ嬉しいです。
まあソニアの機体名に『ウルフ』って付いている時点で一部の人には察されていたかもしれませんがw
次回はクリスマスまでに投稿します!約束します!
それでは皆さん、お身体にお気を付けて!