NIGHTMARE MONSTERS -種を超えた絆-   作:NIGHTMARE⭐︎

17 / 30
17 マンボラー決戦!必殺連携!

圧倒的な指示力で圧倒してくるハンゾウとマンボラー。打開する方法はあるか…!?

「単調にバラバラに戦っても勝てないぞ」

ハンゾウがケケケッと笑いながら言った。ないとめあは顔を歪める。

「もっと頭を使え。せっかく3人いるんだからそれを活かせ。」

その時、ないとめあは何かを考えついたようにニヤッと笑った。

「ルカノン!相手の下の方に風圧!」

ルカノンがすぐに行動に移す。後ろから取り込んだ空気を圧縮して放つ。ハンゾウはやれやれ、みたいに首を振った。マンボラーはそれを上に浮かび上がってたやすく避ける。風圧弾はマンボラーをかすりもせず、そのままフィールドの地面に当たった。

「まったく…話を聞いてくれなかったらしい」

ハンゾウが言った時、彼の予測は裏切られることとなった。地面に当たった風圧弾が破裂し、フィールドに敷かれた砂を大きく巻き上げたのだ。

「!」

砂が大量に巻き上げられ、砂嵐のように視界を奪った。

「今だよ!」

「お、おう!よっしゃ!」

ガンドルがイクチオに突撃の指示を出した。ハンゾウは咄嗟にマンボラーに回避を命じたが、視界を奪われたマンボラーはどっちに避ければいいのかわからない。次の瞬間には、砂嵐から現れたイクチオの硬い頭が胴体に直撃していた。

「おお!?」

ハンゾウが驚く。

マンボラーは吹き飛ばされ、地面に落とされた。クラフは何か指示を出そうとしたが、その前にニリーノが素早く飛んでいった。

「あっ…」

ニリーノが地面に倒れているマンボラー目掛けて突進し、尖った歯で突っ込んだ。マンボラーはキュウっと声を上げ、ペシャンと脱力した。

「やった…!」

ないとめあが軽く息を切らしながら言った。ハンゾウは驚きの表情で開いたホームを持ってマンボラーに近づく。

「見事な連携だったぞ」

マンボラーがホームに戻され、ホームがカチリと閉じた。ガンドルが拳を突き上げて勝ったぞアピールをしている。

「まあ、まだ一体目だがね」

「…あ」

ハンゾウが再びフィールドの端に歩いて行き、二つ目のホームを構えた。

 

「2体目いくぞ〜?」

ないとめあは冷や汗をかく。完全に忘れていた。マンボラーは3匹いるうちの1匹に過ぎないのだ。

ホームが開かれ、水色の十字架のようなモンスターが飛び出した。

「レクタル、もう終わらせていいぞ…」

ハンゾウが十字架型のモンスターに命じた。レクタルは尖った口の頭部で頷き、白く無機質な目をルカノンたちに向ける。

「一応言っとくがこいつはマンボラーより攻撃的だぞ」

ハンゾウが言い終わる前に、レクタルが十字形の体をとてつもない速度で回転させ始めた。まるでコマのようだ。

「警戒して!来るよ!」

ないとめあが3匹に声をかけた。レクタルは回転しながら全身に水を纏っているらしい。もはや水製の回転ノコギリだ。

「さあ、行こうか。本当のバトルを」

ハンゾウが不敵に微笑んだ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。