【完結】学園都市のナンバーズ   作:beatgazer

78 / 123
78

 

 

 

「このカードには何が?」

 カオリの手に渡されたメモリーカードを一瞥して、白井黒子が問うた。

 

「なんだ、てめぇも欲しいのか?」

 島鉄雄が、黒子に向かって薄ら笑いを浮かべている。

 

「何が入っているのか聞いております」

 黒子が油断なく鉄雄を見据えて言った。

「さしずめ、碌なモノではないのでしょうけど……」

 

「へえ、当ててみろよ。どうせ風紀委員(ジャッジメント)様の事だ、お察しなんだろ」

 不敵に笑う鉄雄に対し、黒子は一度唇を噛む。

 

能力(ちから)を得る、とあなたは先程口にした。あなた方『帝国』のメンバーは、どういう訳か、直近の身体測定(システムスキャン)の結果とは食い違う、高度な能力を有している者ばかり。カードには、きっとそのカラクリを解くカギが入っている……違いますか?」

 

「『レベルアッパー』!」

 鉄雄が何か答える前に、初春飾利が鋭く言った。

「私たちジャッジメントにも、情報が既に入っています。どうなんですか!?」

 

 御坂美琴は、厳しい顔で。カオリは、はらはらした表情で。それぞれ鉄雄を見つめている。

 佐天涙子は、忙しなく目を瞬かせて、カオリの掌に置かれたカードに視線を走らせている。

 

 鉄雄は、そんな少女たちの様子を見て、笑い声を上げた。

「知りたきゃ、てめえの耳で聞いてみるんだな」

 

 

 

「ふざけんじゃないよ!」

 初春の怒声に、カオリや涙子、美琴も驚いて一瞬初春を見た。

「アンタらがバラ撒いたそいつのせいで……私たちの仲間は、何人も傷ついてるんだ!」

 

「仲間?」

 初春の剣幕に、鉄雄が眉を上げた。

「俺の知ったこっちゃねえことだぜそりゃ」

 

「この、アンタ……!」

 美琴が歯を食いしばり、怒りの形相を露わにする。

 それは黒子も同じだった。黒子が一歩鉄雄の方へ踏み出し、口を開く。

「惚けないでくださいまし!あなたが『帝国』のリーダーとして、レベルアッパーを取引する元締めを務めていることは、分かっています」

 

「決めつけんなよ、ジャッジメント」

 鉄雄が首を振りながら言った。

「まず、お前ら相手に暴れてんのは俺の指図じゃねえ。下の奴らが勝手に盛り上がってただけだ。俺はてめえらいい子ちゃん達がどうなろうが、さして興味はねえよ。それに、俺はただ頼まれただけなんだぜ?そのカードに入ってるブツを広めろってよ」

「誰に!?」

「どうでもいいだろォ、ンなこたァよ!」

 黒子の畳みかけるような問いに、鉄雄が苛立ちを滲ませて声を荒げた。

 

「俺たちが、ブツを広めて、それを無能力者(レベル0)低能力者(レベル1)の連中が買い漁る。テメエらジャッジメントや高位能力者の陰でうだつの上がらねえ奴らだ。そいつらは、念願叶って、レベルが上がる。どこも悪くねェだろうが?あァ?」

「想像以上にクソ野郎ね、アンタ……」

 美琴の軽蔑も、鉄雄は鼻で笑い飛ばす。

 

「俺が用あンのは、そこにいる、カオリ。お前なんだよ!なあ」

 名を呼ばれ、カオリはびくっと肩を震わせ、上目遣いに鉄雄を見た。

 鉄雄が鋭い目でカオリを見つめている。

能力(ちから)があれば、こんなシケたとこじゃねえ、もっといい景色が見られンだ……俺と来い、カオリ!」

 

「カオリ先輩……」

 涙子が、心配そうにカオリの顔を覗き込んだ。

 

 

 

 ―――俺と来い、か。

 カオリは、いつか鉄雄から、似たような言葉をかけられたことを思い出していた。

 どこか遠くへ行こう。

 そう鉄雄君は言ってたっけ。

 

 あの日、燃えるような夕焼けを映した水面に向かって、取り留めもなく言葉を紡いでいた鉄雄と、今、目の前で手を差し出しながら冷たい笑みを浮かべる少年は、カオリにとって全く別人に思えた。

 

 

 

「さっきから聞いてりゃ、ちから、ちからって……そんな楽して手に入れて、だから何だってんの……!」

 美琴が、ぎゅっと握った両手を僅かに震わせて言った。

 

「何だと?」

「常盤台中学の超能力者(レベル5)は、元々、どこにでもいるような低能力者(レベル1)だった。そいつがなぜレベルを上げられたか。吐くほどの努力を続けて、頑張り続けて……力を掴んだ。宣教師気取りで救いを与えてるつもりだか何だか知らないけど、人を傷つけてでも力を楽して得るだなんて、アンタはどうしようもなく、弱い!」

 

「ンだとこのアマ……」

 鉄雄の目つきが、一気に鋭くなり、凶暴さを露わにする。鉄雄の足元の落ち葉が、俄かに、鉄雄を中心とした渦を巻くように舞い上がった。

超能力者(レベル5)か。言ってくれんじゃねェか、面白(おもしれ)ェ!俺の力がどんなモンか、今度こそ試してやろうと思ってんだぜ!」

 

「お姉様だけではありませんの」

 黒子が、その小さな体で進み出て、手を差し出した鉄雄とカオリの間に改めて立ちはだかった。

「あなたには聞きたいことが山ほどありますの。そして、帝国を野放しにはしておけません―――初春!」

 黒子の呼びかけに、初春は「ハイッ」と淀みなく返事をした。

「アンチスキルに連絡を。佐天さんとカオリさんを連れて避難して。この男は、ここで捕えますわ!」

 

「戯言ほざいてんじゃねえぞ!」

 鉄雄が叫んだ瞬間、念動力が奔流となって、メキメキとアスファルトを抉りながら黒子へ向かった。

 しかし、その力が届く前に、黒子の姿は突如消える。

 

「!?どこに―――」

 鉄雄が首を左右に振って辺りを見渡した。次の瞬間、鉄雄の頭上へ転移した黒子から、重力を乗せた強力な踵落としを首筋に食らい、鉄雄が倒れ込む。

 

「アンタにはムカついてんの!ちょっと痛い思いしてもらうよ!」

 倒れ込んだ所を狙い、美琴が落雷の如く電撃を炸裂させる。

 幾つものシンバルがかき鳴らされるような音が響き、鉄雄が白い光に包まれた。

 

「鉄雄君!」

「ダメです、先輩!ここは早く逃げないと!」

 声を上げるカオリを、涙子と初春が腕を引っ張って引き留めた。

 

 美琴が電撃を落とした辺りには、土煙が立ち込めている。

 

「……えっ?」

 徐々に拡散する煙の中から、のっそりと人影が立ち上がったのを見て、美琴は声を漏らした。

「何で効かねえんだって思ってンだろ?」

 美琴の心を見透かすように、鉄雄が言った。

 金属が軋む、不気味な音が響いた。

 道路の両脇の街灯や電柱が、不自然に曲がり、その先端を美琴の方へ向けている。

 

 バチイッと音を立て、電線が幾つも破断した。

 畑の雑草を引き抜くように、軽々と、電柱や街灯が土くれを散らして浮かび上がる。それらは、蛇のように美琴へと狙いを定めて向かってくる。

 

「お姉様!」

 駆け寄った黒子が美琴の腕を取り、その場から空間移動した途端、美琴の立っていた場所に電柱たちが凄まじい音を立てて衝突した。その様はまるで、鯨の死骸に群がり食いつく深海魚だった。

アスファルトの礫が土くれと共に飛び散り、千切れた電線が鞭のように空をしなっている。引き抜かれなかった電柱もバランスを崩し傾いている。大地震が残した爪痕のようだ。

 

 土煙の中から、鉄雄が姿を現した。片手の特に目立った傷という傷はない。鉄雄は浮遊し、あっという間に築かれた、瓦礫の小高い丘のてっぺんに降り立った。

 様変わりした辺りを見回し、鉄雄は獰猛な笑みを浮かべて口を開く。

空間移動(テレポート)ってのか?うざってえぜ……コソコソ逃げ隠れしてんじゃねえよ、二人がかりの癖によォ」

 

 

 

「ヤな感じ、アイツ……やっぱり並の電撃は効かない」

 建物の陰に隠れ、鉄雄との距離をとった美琴が、様子を伺いながら呟いた。

「ちょっと気絶させようかと思ったけれど、思ったより力出したほうがいい感じ?」

 

「どんなタイプの念動力(テレキネシス)か……ですが、いかにも能力のレベルだけが急に上がった輩。やることは派手でも、あまりに力任せですわ」

 美琴の隣で、黒子が冷静に言った。

「さっさとお縄にして、塀の向こうにブチ込むべきですわね。これだけの破壊活動をした時点で、彼の負け。アンチスキルも血相を変えて追い詰めるでしょう」

 

「どうせ近くで聞こえてンだろう!ジャッジメントの女ァ!」

 鉄雄の声が響き渡った。

「出て来ねえなら!!……ここらの建物一軒一軒イクラにするぞォ、オラァ!!」

 

「不味いね、こりゃ」

 美琴が右手を地面に向けて翳した。辺りに散乱した金属片や、黒い砂鉄の粒子が手元に集まり、槍のような外見を形成していく。それら細かなひとつひとつの構成物が、ヴヴヴと低い音を唸らせて振動している。

「セブンスミストで見たけど、奴は能力を発動する時、腕を振り回す。そこを貫けば、頭も冷えるんじゃない?」

 

「私もお供致しますわ」

 黒子が太腿に忍ばせた金属製の矢を手に取って言った。そして、美琴の左手にそっと触れる。

「私は彼の背後へ飛びます。挟撃しましょう」

 

「分かった、じゃあ、1、2の―――」

 数えかけた所で、美琴は口を噤んだ。

 小さな人影が、街路樹の倒れた道路脇から飛び出し現れたからだ。

 

「やめて!!」

 精一杯の叫び声が響いた。

 カオリが、両手を真横に広げ、鉄雄の眼前、瓦礫の山の麓に立っていた。

 

 

 

「何だ、カオリ……」

 美琴や黒子に対する口調とは打って変わって、静かに鉄雄が呼ぶ。

 カオリは広げた両手を震わせている。

「もうやめて!こんなことは―――」

 

「やめてって、何だよ」

 やや落胆したように鉄雄が言う。

「これを見ろよ。俺の……俺の力だ」

 鉄雄も瓦礫の上でゆったりと手を広げて、破壊された周囲の様子を誇示して見せた。

「ひと月もたたねェ内に、ジャッジメントやアンチスキルなんて目じゃなくなった。スキルアウト共も、雁首揃えて頭を下げてくるのさ。レベルアッパーが欲しいってな。今じゃ、あのレベル5ですらかくれんぼときた!ほんと、すげえだろ」

 

 熱っぽく語る鉄雄の様子を、カオリは口を真一文字に結んで、じっと見上げている。

 

「カオリ、お前だって、レベル0だろ?レベルアッパーを聞いてみてくれよ。もう、肩身の狭い思いをしなくていいんだ。ピエロ共に乱暴されることも、ロクデナシの親の顔色を窺うことだってないんだ。中学で、お前をひどい目に合わせる奴らに、いくらだって仕返ししてやれる!

 俺がそうさせてやるよ、カオリ。お前に、もう不幸せな思いはさせねェ」

 

「……すごいね」

 カオリが静かに言った。

「だけど、それは―――」

 

「カオリ先輩!」

 初春が道路脇からカオリの下へ駆け寄って来た。

「マジであの人ヤバいって、逃げなきゃ―――」

 涙子も後を追ってきた。

 

 初春がカオリの伸ばされた手を掴む。

「アンチスキルには通報しました。早くこの場を―――」

 

「ンだと、こらァ!!」

 初春の言葉を聞いて、鉄雄が激昂する。

「邪魔すンじゃねェェ!!」

 

「ダメ!!」

 カオリが咄嗟に初春を突き飛ばす。初春は後ろによろけて尻餅をついた。

 鉄雄が右手を振るうと、アスファルトがバキバキと音を立てて砕け、瓦礫が散弾のように炸裂した。

 

 

 

「……ッ!!」

「か、カオリ先輩……」

 鉄雄が息を呑むのと、初春が声を漏らすのと、ほぼ同時だった。

 

 両手を地面についていたカオリが、ゆっくりと立ち上がり、顔を鉄雄へと再び向けた。

 服はひどく汚れ、所々破れている。片目を覆うように、べっとりと額から血が流れている。

 

 

 

「みんな、心配してたんだよ?」

 静かに、しかし力を込めてカオリが言った。

「わたしも、金田君も……」

 

「ッあ、アイツは関係ないだろ!」

 明らかに狼狽して、鉄雄が言い返す。

 

「私の知ってる鉄雄君は、ちょっと背伸びするのが好きで、けど気はそこまで強くなくて……金田君や甲斐君、山形君に頼ってて―――」

 

「やめろ」

 

「それでも、私に、優しくしてくれた。優しい人だった」

 

「やめろ!それ以上言うな!」

 

「鉄雄君、一体何があったの!」

 髪を振り乱し、カオリが叫んだ。

「今のあなたは、私の知ってる鉄雄君じゃない!私は、あなたには守られない!私は、私を大切にしてくれる人がいるんだって知った!こんな私でも、もっといろんな人と繋がれるかもしれないって、気付けた!私の、大事な友達を傷つけるなら―――」

 カオリが、座り込む初春と涙子を庇うように立った。そして、再び両手を広げた。

「今度は、私が友達を守る!あなたに、傷つけさせはしない!」

 

 

 

「なンだと、畜生―――ッ!」

 鉄雄は、急にこめかみを押さえた。

「あ、アタマが、痛ェ―――ああッ!?」

 

 次の瞬間、鉄雄は弾かれるように体を仰け反らせ、瓦礫の山から転げ落ちた。

 

「カオリさんの言う事は正論―――そして、あなたは今、動揺している様子。精神的に集中できなければ、ご自慢の力も上手く働きませんわよ?帝国のリーダーさん」

 地面に倒れて呻く鉄雄を、黒子が見下ろした。

 鉄雄は自分の右肩を見て、目を見開いた。2本の金属矢が刺さっている。

 すかさず、黒子は鉄雄のシャツやズボンの端を地面に縫い付ける。鉄雄は息を荒げて、恨めしそうに黒子を見上げた。

「てめ、こんなことして、タダで済むと思うな―――」

 

「あら、じゃあ、仕返ししてみれば!」

 美琴が黒子の隣に立ち、鉄雄を見下ろして言った。

 鉄雄はギョッとして、美琴の手元に浮かぶ、高速振動する砂鉄の槍を見る。その先端は、鉄雄のすぐ眼前に向けられている。

「けど、何か少しでも抵抗する素振りを見せようモンなら、その瞬間に、もっと大きいのがアンタを串刺しにする。マジだからね!」

 

「クソッ、畜生ッ!」

 鉄雄が唾を垂らして悪態をついたが、美琴は意に介さない。

 

「所詮、アンタは身の丈に合わない能力だけ与えられて喜んでる、子どもなんだよ。いちいちキレて辺り構わず力を振り回すアンタは……弱い!」

 

「馬鹿な、俺は、強いんだ!」

 もがきながら、鉄雄が必死に叫んだ。

「俺は、強くなったはずだ!なァ、カオリ!」

 

 離れたところで、カオリは何も言わず、じっと鉄雄を見つめている。血が滲む額には、初春が応急処置としてタオルを巻いていた。カオリの表情は、怒りに満ちていて、それでいてどこか寂し気だった。

 

 周囲に、人が集まり始めていた。近隣の住民だろうか、電柱がいくつも倒れる騒ぎに、様子を見に来たようだ。

 

「弱いよ、アンタ、どうしようもなく」

 美琴がため息交じりに言い渡した。

「この街にはね、アンタなんか足元にも及ばないようなバケモノみたいな連中が、まだたくさんいるんだから」

 

「強い、奴、だと……」

 鉄雄が歯噛みして言った。頭痛がエコーを響かせて、どんどん強くなっているのを感じた。

 

「あら、お姉様も、その『バケモノ』の麗しきおひとりでは?」

「褒めてんのかけなしてんのかよく分かんないけど?黒子」

「まさか!私が、お姉様に礼を失するなど、あり得ないことで……オホン、それより、初春!アンチスキルの到着はまだですの?」

「学生街の方に人員割かれてるみたいで遅れてましたけど、もう間もなく……」

 

 

 

 鉄雄の耳に、少女達の会話が聞こえているが、次第にどんな意味をもった言葉なのか、判らなくなっていた。

 

 俺より、もっと、強い奴―――。

 

((そうだよ))

 あどけない少年の声がする。

 

((君はもうすぐ、アキラ君に……))

 別の声が続ける。

 

 アキラ?

 アキラだと!!

 

((そう))

 幼い少女の声が答える。

 

 ワタシたちの、28番目の、仲間。

 

 

 

「ぼくは!ここだよ!」

 

 

 

「どこだ!どこにいるんだ!!ああああああ!!!」

 

 鉄雄が今までになく大声を上げたので、美琴と黒子は驚いて振り返った。

 黒子によって縫い付けられた金属ピンが、地面から外れてひしゃげる。

 鉄雄を中心として、地面に亀裂が走る。

 

「危ない!!」

 

 黒子は空間移動し、美琴は磁力を操作してその場から急速に飛び退く。

 初春、涙子、カオリは全速力で走り、逃げ出す。

 

 ドオンと爆発音が轟いた。

 

 

 

 

 

 鉄雄は突如として姿を消した。

 様変わりした現場では、破裂した水道管から白く吹き上がる水が、辺りにミストを漂わせていた。

 

 初春と、美琴と黒子は、アンチスキルからの事情聴取を受けている。鉄雄がカオリに渡そうとしたデータカードも、アンチスキルに提出され、分析に回されていることだろう。

 カオリは、手当を受けている。

 

 一人木陰のベンチで待つ涙子の頭の中に、突如声が響いた。

 

((力がほしいのだろう))

 

「へっ!!?」

 あまりに突然のことだったので、涙子は跳び上がり、辺りを見回した。

 心臓がばくばく早鐘を打っている。

「だっ、だれ!?」

 

((鉄雄様は、力を欲する者に、施しを与える。受け取れ))

 涙子の横で、微かにカツンと音がした。

 涙子が目をやると、ベンチの上に、小さな物が落ちている。

 

「これって……」

 涙子が指で摘み上げたそれは、鉄雄がカオリに渡そうとした物と同じ、データカードだった。

 涙子は、そのカードをじっと見つめた。

 

 心臓が、まだドキドキしている。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。