【完結】学園都市のナンバーズ   作:beatgazer

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本話で登場するアンチスキルはオリジナルキャラクターです。


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 ―――第一九学区、旧スタジアム

 

 赤錆びた空。そこに浮かぶ金柑色の雲は、刷毛を一度、雑に横方向へ走らせたようだった。

 雑草がアスファルトのひび割れ目から伸びる、荒れ放題の敷地に、一般車両に偽装したアンチスキルの車が停車している。

 

『若者11名、ポイントBから入場したのを確認。その内3名は、量子変速(シンクロトロン)からの情報通り、幹部級、“鳥”“ホーズキ”“タトゥー”の3名』

()()は?」

『未確認です』

「了解、ご苦労」

 

 屈強な体格をしたアンチスキルのリーダーの男は、斥候班からの報告を受けると、防護バイザーを下ろした。

「虫が巣に帰って来たぞ」

「いよいよっすね、島田さん」

 

 島田と呼ばれたリーダーの男は、隣席の部下に頷くと、無線機を操作し、チーム全員へ指示を飛ばし始めた。

 

「聞いたか、バイカーズ共はいざ集会、だ。プラン通り作戦行動に移る。開始は1分後。相手はLEVEL2~3級の能力者揃いだ。抜かるんじゃねえぞ。ここでしくじれば“警察”の連中が出張って来る。俺達一九学区、荒野の警備員(マグニフィセント・アンチスキル)の根性を見せてやれ」

 

「僕ら、7人って人数じゃないですけどね」

 

「かてえなァ、岡本。言ってみたかったんだよ」

 無線機を切ると、片手で自身の蓄えられた顎髭を撫でながら、リーダーの男は岡本と呼ばれる部下に答えた。

 

「しかしよ、こんな不良債権、いつまでも放っておくんじゃねえって、区議会に喝入れなきゃならねえな。言わんこっちゃない、だからワル共の巣窟になるんだ」

 窓外に鎮座する、上部へ向かって開けたすり鉢形状が特徴的な、巨大な旧スタジアムに目をやり、島田は忌々し気に言った。

 

「目下財政再建中ですからね、お偉いさん方は、古びた区庁の建て替えに躍起ですし……こういうところをキレイにしてくれるのはいつになるやら……」

 岡本が、鎮圧銃のゴム弾装填数の最終チェックを行いながら言う。

 

「まあ、樹液に集ったカブトムシ君たちを採集するのは、俺達の仕事だ……常盤台の嬢ちゃんたちだって、あんなに頑張ってんだ。俺らが働かないでどーするよ」

 リーダーの男は、ふと、先日の土曜日に旧市街の廃ビルで遭遇した、第七学区から駆け付けたという2人の女学生のことを思い出していた。華奢な少女2人が、帝国絡みの凶悪犯を3人も倒してしまったというのだから、それを思えば、自分たちアンチスキルの士気も上がるというものだった。

 

「カウントします。作戦行動開始、10秒前」

 隣の部下が、無線を再度ONにし、車載時計を見ながら数え出す。

 

「……3、2、1」

 

「行くぞ」

 

 

 

 島田の車両から何人ものアンチスキルが降り立ち、素早く隊列を組む。彼らは複数のチームを組み、淀みなく早足で移動しながら散開していく。

 隊長をはじめ、各部隊員の受信機に入電があった。

 

『“放送室”、パーキングポイントCよりチェック。各部隊応答願います』

 

『“飼育”、東1ゲートより入場』

 

『“図書”、西3ゲートより入場』

 

『“体育”、北2ゲートより入場!』

 

「“生徒会本部”は正面ゲート!今敷居を跨いだぜ、オーバー!」

 

 リーダーが率いる、5名から成る一団は、白を基調とした、2階部分まで吹き抜けた広大なエントランスに入った。

「“鳥”野郎を探せ。奴は遠距離からでも索敵する能力持ちだ。 “放送室!追跡情報を寄越してくれ!」

 島田の呼びかけに、無線が応答した。

 

『“鳥”は北側サイドスタンド方面から、地下回廊へ入った模様。西方バックスタンド方面へと向かっていると思われます。“体育”が追撃を試みていますが、他の構成員に阻まれています』

 

 島田は、待機班からの情報を聞くと、やや訝しんだ。

 今回の作戦における重要ターゲットの一人、“鳥男”は、先だって逮捕された「量子変速」という能力者からもたらされた情報によると、物理的遮蔽物をクリアできる念話(テレパス)ないし読心能力者(サイコメトラー)の可能性が高いということだった。そして、その人物は、高所から辺りを監視する傾向があるとされていた。

 

「地下か……慌ててんのか?」

 脳裏に疑問が浮かんだが、島田は然程気に留めなかった。

「“体育”ならヤワなガキ共に苦戦はしないだろう。挟撃しよう。経路の案内を求む」

 

『現在地より西へ、20M先の昇降階段を降りてください。アート作品すぐ近くの階段です。そこから更に西へ走路を行きます。電力が遮断されているため、地下走路の視界状況は不明です』

 

「了解。オーバー」

 

島田はやり取りを終えると、ハンドサインで周囲の部下に方向を示す。それから、一団は階段の入り口付近まで移動した。すぐ脇には、所々タイルが剥がれ落ちた、青と黄、黄緑の3色で構成された巨大な壁画が架けられている。

 

「イヤーマフ、ON。片山、発音筒(バン)!」

 

「了解」

 メンバー全員が素早くヘルメットの耳元にあるボタンを操作すると、メンバーの一人が別の仲間の背嚢から小型の水筒を思わせる灰褐色の物を取り出し、素早くピンを抜いて階段の下へと放り投げる。数発、紙袋を思い切り叩いたようなけたたましい爆音が轟く。残響を追い抜くように、一同は素早く階段を駆け下りる。

 

『飼育、帝国メンバー3名拘束。幹部級ターゲット無し!』

 

『図書、帝国のメンバー4名の隔離成功。1名確保!』

 

「順調だな」

 地下走路へ降り立った島田は、ヘルメットライトを作動させながら、他部隊からの通信に対して呟いた。ゴム弾やスタングレネードの音、帝国のメンバーであろう若者達の怒号がリバーブを伴って薄らと聞こえる。

 地下走路は薄暗い。外周側の天井に、等距離で自然光を採光できるように窓が設けられているが、既に夕方の時間とあって心許ない。ライトを床に向けると、薄汚れた茶色い塗装が、通路を示している。光沢はすっかり褪せているが、ウレタン樹脂の床は、弾力性を保っていて、今なお歩きやすかった。

 

((アンチスキル。聖職者。無給の労働者、やりがいだけを搾られる牛共。そのまま歩めよ))

 

 一行の思考に、妙にエコーのかかった男の声が響き渡り、数名が僅かに身じろぎした。

 

(やっこ)さん、気付いてやがるぜ、畜生。余計なお世話だっての」

 『バックスタンド方面―120m』と付記された壁面のピクトグラムを照らしながら、島田が唸った。

「おうよ、俺たちゃ確かにボランティアだぜ」

 

「追われている筈なのに、随分と声に余裕がありました。罠でしょうか?」

岡本が疑うと、島田は笑った。

 

「面白ェ。こちとら20年やってんだ。区教委に引き抜かれるよか、よっぽど腕が鳴るってもんよ―――放送室。ターゲットまであとどれ位だ?」

 

『―――ターゲット……に……タッ……潜伏……』

 島田達の無線に入電してくるのは、ノイズだらけの音声だった。

 

「おいおい、たかだか1階層降りただけだぜ?くそったれ!」

 耳元に手を当てて島田が悪態をついた。

 

「帝国の若造を土産にして、上に通信環境のアップデートをゴリ押ししましょう」

 岡本が軽口を叩くと、島田は「全くだ」と応じた。

 

「オイ、“体育”!“体育”!……ダメだ、通じん」

 反対方向から挟撃する筈の別部隊との通信を試みた後、島田は仲間に向かって振り返った。

「ブリーフィングの通り、このスタジアムの地下走路は、東西南北のロビーの間には、非常口か設備用のスペースしかない。もしターゲットがそこに潜んでいれば、先行して制圧の上、捕縛する。片山!バンを携行してくれ。閃光(フラッシュ)の方だ。全員、バイザーの暗視機能をオンにしろ」

 

 島田の指示を受けると、一行は走路を先へと進む。

 暫く、自分たちの足音だけが響いた。

 

「なあ、岡本」

 途中、先頭を歩く島田は、背後の部下に声をかけた。

「あの“鳥”って奴……念話か読心能力者って前情報だったよな?」

 

「はい」

 岡本が、柱の陰の暗がりを警戒しながら短く答えた。

 

「で、どっちだと思う?」

 

「どっちって……」

 

「俺はな」

 島田が囁くように言った。

「妙に思えるんだ。さっき、アイツは俺らの頭に話しかけて来た。これひとつをとれば、念話の能力だといえる。だがよ、アイツはまるで、俺らがこの地下走路を向かっていることを、意思の面でも、位置情報の面でもお見通しのようだったろ?それを考えれば、読心能力(サイコメトリー)ってことになる。2系統の能力を併せ持つことは、あり得ない筈だろ?」

 

「……確かに」

 岡本が小声で返す。

「しかし、どちらも広義には精神干渉系でカテゴライズされるじゃないですか。一方の能力を極めることで、応用性を向上させている可能性もあります」

 

「そう、そこが微妙なんだ」

 グローブを嵌めた手で首筋を掻きながら島田が歯切れ悪く言った。空調の止まった密閉空間は蒸し暑く、汗がだらだらと流れ伝っている。

「にしたって、見えない所からあんなはっきりと語りかけてくるなんてのは、どういう原理だ?空気振動でも低周波でも、そんな芸当は無理だ」

 

「……あの、島田さん」

 

「何だ」

 呼び止められた島田は、疑問を一旦振り払って返事をした。岡本が上を指差しており、島田は一度仲間を制した上でヘルメットライトを上に向ける。

 

 競技場として整備された内装に、明らかに似つかわしくない、赤や黒のケーブルがゴテゴテと天井を走っている。

 

「……こんなもの、据え付けじゃねえよなあ」

 

「これってもしかして、でん―――」

 

 

 

 その時不意に、辺りがバッと明るくなり、アンチスキルの一同は視界を奪われる。

「暗視モードを解除しろ!すぐ!!」

 自身も目を瞑りながら、島田が怒鳴る。

 

「うわあああああ!!!」

 突如、叫び声が木霊する。

 上半身裸の大男が、島田達の目の前に忽然と姿を現していた。島田達に向かって、幹のように逞しい腕に血管を浮かべ、手を突き出している。

 

「千代田ァ!!」

 岡本が叫んだ。島田が眩しいながらも目を開けると、仲間の一人が、ヘルメットを被った頭を両手で抱えて、苦悶の声を上げている。それは、足をばたつかせて浮かび上がっている。防弾機能を高めたヘルメットがみしみしと軋む音を立てている。

 

「発砲!」

 島田が合図し、アンチスキルはすぐさま態勢を整え、制圧銃からスタンゴム弾を大男目掛けて発射する。素肌に炸裂すれば、実弾とはまた異なった激しい痛みで、人間は立っていられない筈だ。

 しかし、大男は血走った目を見開いて立ったままだ。島田は、幾つものゴム弾が大男の隆々とした体からぱらぱらと落下するのを見た。それはまるで、磁石から引き離された砂鉄が地面に剥がれていくようだった。

 

「こんなモノで、この俺を……」

 ドスの利いた声で、大男が唸った。顔を振ると、肩のあたりまで伸ばした脂っこい黒髪が揺れた。口元には笑みを浮かべている。相変わらず突き出した腕には、黒い何かしらの入れ墨が見えた。

 

「“タトゥー”だ!!」

 島田は叫んだ。帝国の能力者の中でも特に強力とされる、3幹部の一人。

 

「欠伸が出るぜ!!」

 大男(タトゥー)が勝ち誇ったように叫ぶと、吊り上げられていた仲間のバイザーがとうとう割れ、顔の目や鼻、口といった至る所から血しぶきが上がった。

 

 それを横目に、島田は覚悟を決めて駆け出した。

音響銃(ディソナンス)!イヤーマフ!!」

 背後の仲間たちに呼び掛けるが早いか、島田は大男へ向かって極力低姿勢で飛び込んだ。

 視線の高い大男は、能力を行使していたこともあって対応が遅れる。洗練されたアンチスキルのタックルを受けて、背中からもんどりうつ。

 

「野郎!!」

 

「何してる、早く撃て!!」

 

「島田さん、離れて!!」

 

「馬鹿!迷うな!やれ!!」

 

 大男と島田の怒号が響く中、岡本は一瞬逡巡した後、仲間の片山と連携して、焦りを押さえつつ素早く一つの武器を準備していく。

それは堅牢で狙撃銃に似た外見をしているが、本来銃口があろう位置からは赤色のレーザーが放たれ、島田と揉み合う大男に向けられている。銃身の上部に、折り畳み傘が開くように黒一色の円形のスピーカーが展開され、その背面に片山が2本のケーブルを接続する。ケーブルの先は、片山が背負った背嚢の中、仕込まれている増幅器(アンプリファー)へと繋がっている。

 膝立ちの態勢で、岡本は銃を両手で構え、引鉄代わりのボタンを押し込んだ。次の瞬間、照射限界である2秒間、爆撃機が真上を飛ぶような破壊的な音が鳴り響き、前方の空気を滅茶苦茶にかき乱した。

 

 

 

 甲高く耳鳴りがする。

 島田は頭を抑えてよろよろと立ち上がった。

 耳鳴り以外に音は聞こえないが、視界は明瞭だった。

 

 岡本が自分を支えてくれていた。バイザーを上げた彼は、汗を浮かべて安堵したような表情をしていた。

 

 ―――千代田は?

 島田は、自分の声が頭蓋骨の中で妙に反響しているのを感じて顔を顰めた。

 岡本が口を動かしているが、何事を喋っているのかは全く分からない。

 岡本がまず指差した先に、介抱を受けている千代田が横たわっている。

 

 ―――生きてるか。

 島田の問いに、岡本がはっきりと頷いた。

 それから、岡本が次に指差した先では、気絶したらしい大男が白目を剥いて倒れていて、2人がかりで拘束している所だった。自分はヘルメットを装着していた分、まだ気が保てているが、まともにあの大音響を受けたのだ、当分、能力行使どころか、耳もまともに聞こえないだろう。当然の報いだ。と島田は思った。

 

 ―――放送室に報告を。

 そう指示したその時、急に岡本がバランスを崩し、島田も一緒に倒れ込んだ。

 混乱した島田の視界に、次々に倒れ込む仲間の姿が映った。

 

 島田が顔を上げた先に、薄汚い頬かむりを被った不気味な小男が立っていた。

 

 

 ―――みーつけた。

 

 

 にきびだらけの男の口が、確かにそう言っていた。

 男は片手で、何かを握るような仕草をする。

 

 次の瞬間、猛烈な息苦しさを感じて、島田は胸を掻きむしった。

 

 ほどなくして、アンチスキルのチームリーダーは意識を手放した。

 

 

 

 

 

 ―――第ニ学区、アーミー駐屯地内、本部

 

 ガラガラと、ストレッチャーの移動する音が響く。

 

 敷島大佐が歩くのに併走して、幾つものチューブや機器に繋がれた島鉄雄が、昏睡状態のまま運ばれていく。

 

「……通常収容区画に戻しても状態の維持は可能ですが、意識を取り戻す見込みは、何とも……」

 

「植物状態、ということか?」

 付き添う医官に対して大佐が問う。

 

「そう言って差し支えありません。ただ、EEG(脳波)のある一部分が妙な波形を示して、常に固定されているのです。まるで、誰かに脳をコントロールされているかのように……」

 

「コントロール、だと?」

 曲がり角を曲がった所で、大佐が語気を強めた。

 

「能力者の干渉か?ラボのナンバーズではなく?」

 

「ラボの実験体(ナンバーズ)からの干渉を受けているのであれば、彼ら特有の波形の特徴が、41号のEEGにも検出される筈ですが、今回のパターンはそれともまた異なっており……」

 

 

 

「鉄雄ォ!!」

 突如、叫び声が響き渡った。

 

「こら、待て!」

 係官の静止を振り切って、「P」マークを付けた少年が、曲がり角の反対側から、大佐達の方へと走って来る。

 

「止まらんか!」

 大佐の部下が、数名がかりで取り押さえる。

 少年は、顔を冷たい床に打ち付けながら、なおも目線を上げ、ストレッチャー上の鉄雄に縋ろうとする。

 

「てめえ、何でこんなとこにいんだよ!一体何があった!」

 

 

 

「何事だ」

 大佐が、もがく少年を一瞥して、部下に厳しい声をかけた。

 

「ハッ、申し訳ありません。この少年、先日職業訓練校で、公務執行妨害で逮捕した者で、本日付けで身分を解放する所で……」

 

「臭い飯食わせやがって、この野郎。ありゃ外国産か?学園都市の人工サンマじゃねえだろ」

 少年は憎まれ口を叩いた後、自分を見下ろす大佐の姿に気付き、眉間に皺を寄せた。

 

「てめえ、このタコ……住宅街じゃ世話ンなったな」

 取り押さえられている少年、金田が不敵な笑みを浮かべた。

「何だっけ、ガス爆発事故、だっけ?嘘がお上手なようで」

 

「お前……41号のバイカーズ仲間か」

 大佐が唸るように言うと、金田は「へっ」と唾を床に飛ばした。

 

「何ンだよ、その番号付け。こいつにゃ、島、てーつーお!って名前があンだよ、そいつはな、俺のダチだぞ!何しやがった!!」

 

 金田の悪態に、大佐は苦々しい表情をした。

 

「……連れていけ、まだ解放するな。41号の事を知っている者ならば尚更だ」

 大佐が指示すると、部下たちが金田を引きずるようにその場から離していく。

 

「ンだと、大ダコ!質問に答えやがれ!!ふざけんな―――」

 

「一体、誰が、奴を捕まえろと?」

 明らかに苛立ちを含んだ大佐の言葉に、その場に付き従う部下が唇を噛む。

 

「とっ、特務警察の、門脇殿が……」

 

「……あの蝙蝠め」

 

 独断専行で、アンチスキル支部と職業訓練校に強制捜査をかけた黒服の男。自身が左遷される直接の原因となった人物を思い出し、大佐は拳を握り締めた。

 

 

 

「オイ!鉄雄!返事しろ!無事なのか!?鉄雄ォォーーー!!

 冷たい収容棟の通路に、金田の必死の叫び声が、未だに木霊した。

 

 それが聞こえているのかいないのか、横たわる島鉄雄は、身動き一つすることがなかった。

 


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