スーパーロボット活劇、超世王セイバージャッジメント   作:dwwyakata@2024

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ネメシスエンドが倒れたことで、ついに戦いは終わりました。

シャドウと人間はまだ対立していますが、既に戦う理由がなくなっています。

これからは。

戦いが終わってからの物語です。






影との時代
序、ネメシスが斃れ


対話でなんでも解決できると無邪気に人が信じていた時代があった。正確にはそう信じる人間が一定数いた時代はあった。

 

だが人間同士ですら対話で問題解決など出来た試しが無い。それどころか、ほとんどの場合は詭弁と謀略に対話は用いられるだけだった。

 

基本的に人間がものごとを解決するとき。

 

其処に必要だったのは利害だった。

 

そして利害が人間だけを中心に回っていた時点で。

 

人間という生物は、結局自分の事しか考えていなかった。

 

野生動物保護などと訴えていた人間は、その野生動物と実際に接触する事もなかった。

 

中には熊と仲良くなれるなどと訴えて、実際に熊とのコミュニケーションを図っていた者もいたらしいが。

 

それは熊に食われて死んだ。

 

結局のところ、人間は自分本位で相手のことを考える。

 

人間相手でもそう。

 

恋愛なんてのは最たるもので。

 

相手に自分の理想を勝手に押しつけあっているだけ。

 

そんな事が、情報として流れてきていた。

 

あの決戦から一年。

 

京都工場で、あたいは黙々と訓練をしている。中佐に昇進して、英雄に祀り上げられて。祝勝会に出て。

 

それから、ぴたりと何もかもが終わった。

 

窶れ果てた市川代表。

 

まあ、これは仕方が無いとあたいは思った。あれだけ無能な各国や各都市の代表達の有様を、間近で見続けたのだ。

 

それは窶れ果てるだろうと、同情はした。

 

ただ、望んでその地位についたのだ。

 

これも結局、自分の理想とする至尊の座が気にくわなかったと言うだけで、勝手に窶れているだけだとも言える。

 

自分で行動したのだから、その結果は受け入れなければならない、か。

 

こういうのを自己責任論というのだったか。

 

いずれにしても、これもまた問題のある思想らしいが。

 

訓練を終えたので、超世王セイバージャッジメントのところに行く。修復は既に終わっていて、その気になれば出撃できるが。

 

戦う相手はいない。

 

本当にネメシスは出なくなった。

 

第一軍団の再編にさえ、シャドウは物資を提供してくれた。

 

体の彼方此方が不自由になりつつも、それでもまだ現役に踏みとどまってくれている広瀬大将が、第一軍団の再編を進めているが。

 

流石に兵士のなり手はあまりいない。

 

まだ各師団とも再建は進まず。

 

特に訓練部隊に戻った第四師団は、常に千人程度しかいないようだ。訓練兵が来て、訓練が終わったら即座に各師団に割り当てられるからである。

 

一年程度で、あの惨禍から復興できるわけがない。

 

それはあたいも分かっているから。

 

だから、しようがないとも思っていた。

 

超世王セイバージャッジメントの手入れをする。

 

整備のおっちゃんたちにやり方を聞いて、磨いたりするのはある程度自分でやるようにしているのだ。

 

何度かの戦いで、常にあたいを守りきってくれた超世王セイバージャッジメント。

 

ネメシスエンドが罵ったように、お世辞にも格好良いロボットではない。少なくとも見かけはだ。

 

見かけは戦車にごてごて武装がついているだけ。

 

毎回全損や大破して、ほぼ一から作り直していた。

 

強くもない。

 

アニメに出てくるようなスーパーロボットみたいに、敵をばったばったとなぎ倒していた訳ではないし。

 

戦車と戦ったら高確率で負ける。

 

そんな程度のものでしかない。

 

だが、世界一格好良いとあたいは思っている。

 

手入れを終えると、戻る。

 

戦争が起きる可能性が無くなってから、時間は出来るようになった。たまに講演会とかに呼ばれるが、それくらい。

 

今は鈍らないように訓練をしながら。

 

黙々と過ごす日々だ。

 

早めに切り上げて良いと言う話なので、寮に戻る。

 

寮もネメシスエンドの毒液で半分文字通りなくなってしまっていたが。別に思い入れがあったわけでもない。

 

ロボットも無事だったから、それで良かった。

 

ベッドに転がって、端末でさっきの情報を見る。

 

やっとシャドウと接する事が出来るようになった。たまにノワールがSNSに現れるのだ。

 

人間を頭ごなしに否定するわけでもない。

 

ただ淡々と事実だけを告げて去って行く。

 

それがノワールなりのやり方なのだろう。

 

最初はそれを感情論で否定する者も多かった。非理性的にわめき散らすSNSのユーザーも珍しく無かった。

 

だが、シャドウに勝てないのは誰もが分かっている。

 

何かしらの屁理屈をこねても、即座にぐうの音も出ない反論をされるし。

 

過去の発言も秒で把握される。

 

鍵アカウントでも即座に中身を見られる。

 

こう言う状態では、流石にSNSでイキリ散らしていた者達でも勝てない。いつしか、ノワールに噛みつくものはいなくなった。

 

それよりも、今では基地局が作られたことで、ネットが世界中で再び接続された。

 

五千万しか人間はいないが。

 

代わりに、各地の情報がSNSで取得できるようになっている。

 

あたいも何回か会議には出たが。

 

テレビ会議が以前ではボイスオンリーのことも多かったらしいのに。

 

今では誰もの映像が出るのが普通だ。

 

ただ、だからこそだろう。

 

SNSでは、酷い荒れようの国も可視化される。

 

ノワールは、そういった状態の国で、どんな不正が行われているのか。誰がどのような犯罪をしているのか。容赦なく暴いて示して行く。

 

そして、情報を封鎖しようにも。

 

情報戦でノワールに勝てる訳がない。

 

汚職官吏は次々に潰されている。

 

恐らくノワールは暇つぶしにやっているのだろうが。

 

それにしても、力の差が圧倒的過ぎることが、こう言う場でも可視化されてしまうのだった。

 

今日もスコットランドの官僚の汚職が暴露されている。

 

具体的な名前とかも、汚職の内容も容赦無しだ。

 

しかもノワールはプライバシーなんぞに配慮しない。とくにこの手の輩のプライバシーにはなおさらだ。

 

流石にスコットランドも動かずにはいられなくなったのだろう。

 

主戦派に傾いていた代表が、直接捜査するとコメントをしていた。まあ、捕まるだろうし、その後は逮捕だろうな。

 

あたいはそうとだけ思った。

 

「退屈かね飛騨咲楽」

 

「いや、別に」

 

ノワールがいきなり話しかけてくる。

 

側で働いている家事ロボットのスピーカーからだ。

 

もう慣れたので、いちいち驚かない。

 

風呂に入っている時とかトイレの時とかに話しかけてくるような輩ではないので、それで別にいい。

 

「また悪事を暴露したみたいだね。 そうして少しでも腐敗を減らすつもり?」

 

「君達に自浄作用など存在しない。 私達が来る前に、アフリカという土地で延々と地獄の内戦が起きていただろう。 大国の利権、弱者に使われることを理解した上で小銭稼ぎに売られる兵器、他者を傷つけるための道具と成り下がった信仰、無能で残忍なだけの指導者、それに石油。 それらが揃った有様があの内戦だ。 そして君達は、あの時代から何も地力では進歩していない。 飛騨咲楽、君の世代は催眠教育で少しはマシになっているようだがね」

 

「それはあたいも認めるけれど、人間で遊んでいる様に見えるんだけれど」

 

「それはない。 私達はいつも君達が上手くやっていけるやり方を模索している。 力だけで脅すのではダメだ。 こうして、如何に君達が腐っているのかを指摘しなければ、君達は自身を省みられない」

 

そういえば此奴、一神教の指導者の腐敗を容赦なく暴き立てたのだったか。

 

しかも此奴のやったことは、映像なども全て配布して、隠蔽もしようがない強烈な行動だった。

 

これもあって、一神教の過激な信者がいる地域では、それらを支配して好き勝手をしていた連中がいなくなり。

 

今ではAIによる統治と教育が動員された海兵隊の監視下で進められている。

 

昔はこういった事は反発しか産まなかったようだが。

 

残念ながら今の時代は人間が少なすぎる。

 

一度神戸で発展した催眠教育のAIと管理システムが普及し始めると、外道共が好き勝手を出来る土壌はどんどん減っていくのだった。

 

容赦の無いやり方だが。

 

こうでもしないと、ずっとシャドウに見張られながら人間は生活する事になるだろう。いつか、またシャドウが間引きを初めてもおかしくないかも知れない。

 

「ノワールさ」

 

「何かね」

 

「あんたの正体って何」

 

「そうだね。 話さないというのなら教えても良いだろう。 ナジャルータ博士には既に話したのだがね」

 

まあ、あっちは本職だ。

 

当然ナジャルータ博士の方が先だろう。

 

「私達は現在から見て、15000000年先の未来の平行世界から来た存在だ。 その時代は、地球人類が核戦争で全てを滅ぼしたせいで、生態系は著しく縮小し、破壊されたオゾン層もあって、過酷な宇宙放射線に晒される悲惨な時代だ」

 

「オゾン層って回復傾向にあるんじゃなかったっけ?」

 

「核戦争の際、君達は敵対国上空にあるオゾン層を破壊したのさ」

 

「……っ」

 

そっか。

 

二重三重に人間はアホだったんだな。

 

それはシャドウも怒る。

 

とりあえず、話を順番に聞かせて貰う。

 

「私達の主は、地下深くに住んでいる種族だった。 元がなんだったのかは分からない程遺伝子が傷んでいて、ただ少なくとも哺乳類ではなかった。 主は細々とくらしながら、人間の遺産を見つけ出した。 そしてその中にあったAIを利用して、少しでも生活を良くしようとした。 地球の環境はどの生物にとっても好ましくないものとなり果てていたからだ」

 

「確か放射能汚染って、長い物でもそこまでは半減期が掛からないって聞いていたんだけれど」

 

「その最悪の半減期を持つ放射性物質を君達は核兵器でばらまいたのさ。 敵対国を完璧に根絶する目的でね」

 

「クソが」

 

マジでどうしようもない。

 

それでいながら正義を主張していたのか。

 

同じ生物であることが恥ずかしくなってくる。海洋も陸も汚染されきってしまい、それこそ生物が出現する前の地球も同然になってしまっていた其処は地獄で。

 

それでもシャドウ達の主は、どうにかシャドウを作り出した。

 

それは彼等の総力を用いた行動だった。

 

「主達は苦しみ続けていた。 私達が完成した頃には、既に生殖能力さえ失われ、クローンで個体数を確保していたが、それもいずれ限界が来てしまった。 クローンを繰り返せば生物的な劣化が起きる。 知っているだろう」

 

「うん。 それは、酷い話だね」

 

「君達のせいだ全てな」

 

「反論できない」

 

平行世界の話とは言え、実際問題人間に自分のせいでは無いとか抜かす資格は一ミリもない。

 

もし恥ずかしげも無くそんな事をいう奴がいるなら、そいつは人でなしだ。

 

あたいが殺す。

 

いずれにしてもシャドウはそれで登場し。

 

世界中を浄化していった。

 

最後に生き残ったシャドウの主は、それを満足して見ながら死んで行ったという。

 

「私達は地球を復元したが、それで終わりではなかった。 私達は全ての人間の技術を吸収し終えていた」

 

「マジで何者なのあんた」

 

「簡単に説明すると私達は空間生命体だ」

 

「空間生命体?」

 

ちょっとそれは分からない。

 

それでもかみ砕いて説明してくれる。

 

そもそもとして、物質以前に空間がある。ビッグバンで宇宙が誕生したときからそれは同じである。

 

物質は最も分解すると最終的にエネルギーそのものになる。

 

例えば反物質兵器などで対消滅で生じるのがそれだ。それはE=mc2乗の式を例に出すまでもなく。

 

膨大な熱量に生まれ変わる。

 

だが、空間はそれですら影響を受けない。

 

空間が影響を受けるのは、例えばブラックホールなどの超重力であって。それらの前には空間も時間も曲がる。

 

「私達は放射性物質を主達が封じ込める過程の圧縮実験で生まれた空間生命体でね。 簡単に言うと極めて微細な空間への影響を与える事から、周囲の空間との差異を生じさせ、それで形を為す。 そういう事を成し遂げることによって、空間そのものが意思を持った存在であるのさ」

 

「そ、そんなの銀河規模文明のテクノロジーじゃないの?」

 

「たまたまさ。 主達は必死だった。 それで私達をたまたま作り出せたのだ」

 

「……」

 

何となく分かってきた。

 

超高熱でしかシャドウにダメージを与えられなかった理由。

 

恐らくシャドウは、超重力などでもダメージを与えられたのだろう。だけれども、それはそれ。

 

人間が現時点で使える、不安定な空間の揺らぎに干渉できる唯一の手段。

 

それは超高熱の継続的な照射。

 

これしかなかったのだ。

 

逆に言うと、個別で活動する空間とでもいうべきシャドウは、その程度で崩壊するくらい、空間としては脆かったと言う事か。

 

「とんでもない存在とあたい達って戦っていたんだね」

 

「大した存在ではないさ。 まあ、私達はその性質上時間とも密接に関わっていた。 主達の無念を知っていたから、この世界を最初からどうにかするべきだとも判断した。 それでこの時代に来た」

 

「!」

 

「最初は人間を啓蒙すべきだと私達は考えた。 人間にこのままでは破綻すると説明しようと試みた。 だが、最初に到来した世界では、それは上手く行かなかった。 人間達は話を聞くフリをして、私達を解析し、軍事経済に利用しようとした。 そればかりか、核戦争の動きはより早まり、更に致命的になった」

 

過去の断片的なデータで、シャドウも、人間が如何に強欲でどうしようもない生物かは理解出来ていたらしい。

 

それでもこれほどまでとは思っていなかったそうだ。

 

やむを得ずシャドウは有無を言わさず人類を抹殺した。

 

核兵器だけ取りあげても無駄。

 

それは分かりきっていたからだ。

 

どうせまた作るし、恨みばかり拗らせる。そして被害者面して、シャドウを侵略者呼ばわりする。

 

短時間で実物に触れて、それをシャドウが学習した。

 

そうして、幾つもの平行世界。いや、幾つもなどとは生ぬるい。億単位の、人間がいる平行世界をシャドウは見て回った。

 

結果は、此奴らと話し合っても無駄、だったそうだ。

 

「諦めた私達は、一つ細工をした」

 

「細工って……」

 

「AIの異常な進歩、おかしいと思わなかったのかね」

 

「!」

 

そうか。

 

この世界では、確かシャドウ戦役前くらいから、AIの進歩が急加速していた。

 

それまではそれっぽいことをいうだけでとても実用には適さなかったAIが、数世代ぶんのシンギュラリティを経たのだ。

 

何人かの神がかった技術者によるものと言われてはいた。

 

だが、考えて見れば。

 

シャドウ戦役で混乱している中、限られたマンパワーで、それが為せただろうか。甚だしく怪しいと言える。

 

実際問題、今の教育システムや医療システム、裁判システムなどは大躍進を遂げたAIに依存するところが大きい。

 

そうか、細工をされていたのか。

 

人間の尊厳なんてどこに行ったのか分からないが。

 

少なくともその可能性がどうのこうのというような寝言は、口に出来なくなってしまったな。

 

そうあたいは思う。

 

「ただ、これはあくまで平行世界の人間の知識の上澄みを乗せただけだ。 技術そのもののアイデアを出したのは私達ではない」

 

「……」

 

「君達は億単位の世界の良い所を集めて、やっとそれだけのAIを作り出す事ができた存在だ。 私達は今後、それを前提に君達を監視し。 それで上手く行くようならばこの世界を去ろう」

 

「一つ聞いて良いかな」

 

なんでも、とノワールが言う。

 

基本的に必要な会話しかしない此奴らしくもない。

 

或いは、あたいをそれだけ認めてくれているのかも知れないが。

 

「ひょっとして、主君を蘇らせるつもり?」

 

「それはない」

 

「どうして」

 

「主君は酷く汚染された世界で、いびつな形で適応して出現した知的生命体だ。 生はそれすなわちが苦しみで、地球の豊かな環境が保全された状況下では生存することも出来なくなる。 また主君を蘇らせるのは、主君の願うところではない。 仮に出来るとしても、それをしないように主君は望んだ」

 

そうか。

 

とても義理堅いんだな此奴。

 

実際、一切嘘をつかなかった。

 

それについては、誰もが認めていた。それはあたいもだ。

 

「それではこれまでだ。 何か余程の事態でもない限り、もう話す事は無いだろう。 分かっているとは思うが、私達の正体について、君達が知るのはまだ早い。 くれぐれも、周囲に話さないようにな。 それが出来ると判断したから、私達は君と話した」

 

「分かってる。 墓まで持っていくよ」

 

「それでいい」

 

それで、会話は終わった。

 

ノワールとの最後の会話だ。

 

あたいはそれ以降、最後の時までノワールと話す事はなかった。恐らく相手は此方を見ているのだろうけれど。

 

それはまた、別の話だった。







※シャドウの正体について

シャドウはノワールが言っているとおり、空間生命体です。それはすなわち、物質とかのレベルではなく、低強度の空間が意思を持った存在だったのです。

物理法則とかガン無視で動けるのはそれが理由ですね。また空間としては極めて低強度なので、熱で自壊します。ただし、超高熱を継続的に与えないと駄目ですが。

空間生命体がそれぞれつながって、巨大なネットワーク意思生命体と化しているのがシャドウ。

そしてそのシャドウから、人間の悪影響で発生したのがネメシスです。

シャドウの目的は、自分たちを作り上げた1500万年後に生じた主君……最後の地球の知的生命体の願いを叶えること。

それには核戦争で自滅する上に、地球を巻き添えにする人間が邪魔だったのです。

それに主君を苦しめ続けた上に、万物の霊長とか未来の可能性がとかほざいて自分らの凶行を正当化している人間がどうしても許せなかった。

それでも億単位の平行世界を確認して、会話で問題解決できるならしようとシャドウは考えました。

しかしそのどの平行世界でも。

人間はシャドウの想像を遙か超えるほどにおろかだったのです。

この世界でシャドウは、人間の始末と同時に、今まで確認した世界のテクノロジーを用いて、AIを徹底的に裏から強化しました。

それが万物の霊長とか、結論を急がなくても人類はきっと進歩できるとか言うアホみたいな楽観論から、人間を強引に目覚めさせる。

そういう賭けだったのです。


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