スーパーロボット活劇、超世王セイバージャッジメント   作:dwwyakata@2024

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琵琶湖に住み着いているイエローサーペント。

貴重な淡水源に居座られるにはあまりにも危険な相手です。

古くは自称釣りマニアとかいうならず者が外来種を放流して生態系を滅茶苦茶にした過去のある琵琶湖ですが。

今はそこがどうしても必要なのです。人類のために。







四国解放作戦
序、連戦


琵琶湖沿岸に展開した第二師団と、編成が済んだばかりの第三師団の二個連隊が、まだまだいるブルーカイマンを排除に掛かる。

 

戦車を減らすか、螺旋穿孔砲のオートキャノン型を搭載して欲しい。

 

その広瀬大将の提案と、実際にオートキャノンが戦果を上げている事実があるが。それでもまだある程度の発言力を持っている軍事産業は、既存の兵器にこだわっている。だから今参戦している部隊の何割かはシャドウに効きもしない兵器で、ブルーカイマンを牽制する有様だ。

 

軍需産業のお偉方達は、シャドウを葬った後の時代を考えているなんて話もあるにはあるが。

 

そもそもシャドウを斃せる見込みがあるのかどうかすら。英雄と言われている菜々美ですら怪しいと考えている。

 

だが、一つずつ問題は片付けなければならない。

 

イエローサーペントがいる琵琶湖は、現時点では接近することも厳しい状態だ。まずはブルーカイマンを排除する。

 

琵琶湖をシャドウの手から奪還すれば、巨大な淡水湖が手に入る。神戸近辺の水については、かなり入手が楽になる。

 

インフラの破綻は、何処の生き残った地域でも問題になっていて。

 

今はとにかく、こうやって少しずつどうにかしていくしかないのだ。

 

菜々美は超世王ではなく、ただの歩兵戦闘車から顔を出し、携行式の螺旋穿孔砲で援護攻撃を続ける。

 

一応、今の時点では琵琶湖周辺に琵琶湖にいるイエローサーペント以外の中型種は確認されていない。

 

この辺りではブライトイーグルとの決戦を行った事もあり、シャドウは減ってはいるのだが。

 

それでもブルーカイマンはつつけば琵琶湖からまだまだ出てくる。

 

繁殖しているのではないか、などという声もあるが。

 

それについては、分からないとしか言えない。

 

少なくとも今まで奪還した範囲では、新たなシャドウの出現は確認されていない。それに、ストライプタイガーを倒した事で、広瀬大将と菜々美の名声はまた不本意ながら上がっている。

 

だから、多少はお偉方が五月蠅くなくなったのだけは良かったかも知れない。

 

「此方スカウト112!」

 

「報告をお願いします」

 

「A33地点にシャドウ確認! ブラックウルフ多数!」

 

「迎撃を開始してください。 可能な限り小型を削ります」

 

まだ小型がいるのか。

 

中型種が出てこない事だけは助かるが、それでもまだまだ迫ってきている。

 

この辺りはブライトイーグルとの会戦後に車両牽引車が殆どの擱座した車両などを回収したのだが。

 

それでもまだまだ細かい部品などは残っていて。

 

今はとにかく物資が必要であるということもあり。

 

琵琶湖の奪還もしてほしいという話もあった。余力があるうちに、小型の排除とイエローサーペントの排除をと頼まれたのだ。

 

だが、厳しい状態だ。

 

広瀬大将は巧妙に指揮を続けて、小型の大軍を効率よく刈り取り続けているが。それでもまだまだ次から次へと湧いて出てくる。

 

舌打ちして、弾丸を再装填。

 

シルバースネークがほぼいないことだけが救いか。

 

オペレーターが声を上げていた。

 

「京都方面からまとまった小型シャドウの接近の報告あり」

 

「京都で確認されているランスタートルやキャノンレオンは」

 

「動いていないようです」

 

「……迎撃の準備。 指定の位置に、各狙撃大隊は動いてください。 補給班は物資の移送を急いで」

 

広瀬大将の指示は的確だ。

 

だが、それでも数時間会戦が続くと、流石に兵士達につかれも見えてくる。

 

やがて京都方面からまとまった数のシャドウが現れる。

 

その頃にようやくブルーカイマンの駆逐が完了。

 

菜々美は超世王に乗り換える。

 

即座に自走砲部隊が、琵琶湖に砲撃を開始。イエローサーペントへの牽制を開始。京都方面から来ているシャドウの群れは、多数のブラックウルフとシルバースネークの混成部隊だが。

 

少数、面倒なのが混ざっているという。

 

ホワイトピーコック。

 

水陸両用がブルーカイマンだとすると、これは半空中戦型の小型種だ。

 

名前の通り真っ白のシャドウなのだが、巨大な団扇のような構造体を背負っていて、それでピーコックと名付けられた経緯がある。

 

この種は凄まじい跳躍力を見せて、頭上から人間の群れの中に踊り込んでくる。その後は場をあらすように殺戮を開始する。

 

つまるところ、かなり危険なシャドウである事に代わりは無い。

 

ただし数が少ない上に、現在だとオートキャノン型の螺旋穿孔砲もある。跳躍したところを叩き潰してしまえば良い。

 

広瀬大将なら、冷静に対応してくれるはずだ。

 

ただ此奴は射程距離に入るまでは身を低く細くしていて。射程距離に入ると、いきなり跳躍する。

 

それに対応して、対空でたたき落とせればいいのだが。

 

ともかく任せて、超世王で琵琶湖に潜る。ブルーカイマンの姿はなし。自走砲が弾を叩き込んでいる事もあり、イエローサーペントはそれに対応。片っ端からソニックブームで粉砕しつつ、やはり泡を纏っている。

 

探知のための泡だ。

 

それも、自走砲で火力の集中投射を受けていても泡が消える様子は無い。非常に面倒な相手ではあるが。

 

ただそれでも、超世王に気付けなければそれでいい。

 

この会戦までに姉がまた手を入れてくれたなんとかドリルで貫くだけだ。無音で湖底から、一気にイエローサーペントまで浮き上がる。

 

そのまま排除。

 

今回は、更に上手くいった。

 

だが、イエローサーペントが爆発するのから離れながら思う。シャドウ側が、何も対策をしてこないのは何故だ、と。

 

相手も試行錯誤をしていると見て良いのだろうか。

 

それともこんな程度の損害なんて、なんとも思っていないと判断するべきなのだろうか。

 

最初にシャドウがこの世界に現れた時も、無から億単位のシャドウが現れた訳で。そのメカニズムは分かっていない。

 

異世界からの侵略者、などというのだったら話は早いのだが。

 

だったら地球を丸ごとテラフォーミングでもして、シャドウに都合がいい世界にしていそうなものなのだが。

 

浮上。

 

とにかくこの潜水艇の機体は、動きづらくてかなわないし。攻撃を受けたら耐えられない。すぐにコアパーツを移動して貰う。

 

小型種の掃討はある程度終わったようだが、今回も少ないとは言え被害は出ている。小型種に接近されるだけで致命的なのだ。兵士には防弾チョッキなど支給しなくていいのではないかという声も上がっているとか。

 

まあ、シャドウに接近されたら終わりだし、それは分からないでもないのだが。

 

ただ戦場では味方からの誤射もある。

 

兵士の生存率を上げる義務が上層部にはある筈で。

 

今後はどうなるかは、どうすべきかは。菜々美には分からなかった。

 

辺りは既に真っ暗である。

 

撤退する部隊と一緒に戻る。

 

通信を広瀬大将が入れて来ていた。

 

「戦闘中行方不明者が数名出ていますが、それを含めても今回は死者30名ほどでしょう。 対小型の戦術はホワイトピーコックがいても問題ありません。 ただ、螺旋穿孔砲はどうしても一発撃つとクールダウンに時間が掛かりすぎる。 兵士の腕に依存するところも極めて大きい。 課題が幾つもあります」

 

「はい。 イエローサーペントも最近は探査のための泡を纏うようになっています。 あのドリルだけ動かして、イエローサーペントを斃せるようになればいいのですが、殆どの個体はブライトイーグルの護衛を受けている。 厳しいでしょうね」

 

「そうなりますね。 それと、四国の方でもスカウトを派遣していますが、小型がまだまだかなり確認されています。 孤立集落までの間には、前回の会戦で斃した程度の数は間違いなくいるでしょう。 そうなると……中型種がいると見て良さそうです。 ストライプタイガーなのか、キャノンレオンなのか、それ以外までは分かりませんが」

 

「……」

 

幾つか打ち合わせして、通信を切る。

 

後は宿舎に戻って、汗を流す。

 

今回も快勝とSNSでは湧いているが、人は普通に死んでいる。まだまだ新兵だった兵士だって戦死しているのに、脳天気な話だと苛立ちも募る。

 

連絡。

 

どうやら重役を集めて会議をするらしい。

 

大佐になってから、こういう無駄なのに参加を要求されるようになった。幸い自室から参加が許されているので、そうさせて貰う。

 

テレビ会議を起動して会議をする。

 

今回も天津原が、相変わらず気弱そうに頭をハンカチで拭っていた。男は誰でも禿げるものだが。

 

気弱そうに頭の汗を拭っている姿は、あまり威厳があるとはいえない。

 

「戦果ですが、イエローサーペントを排除。 小型種を合計で千五百ほど葬ることに成功しています」

 

「確かに優れた戦果ではあるが、九州への打通作戦はどうなっている」

 

「そうだ。 イエローサーペントを瀬戸内海から排除した事はいい。 だが、九州への陸路での打通もするべきだ」

 

無茶を言うなあと思う。

 

九州と四国の間の海峡。いわゆる豊予海峡だが、此処はシャドウ来襲前に、橋を作る作らないの話があったと聞いたことがある。

 

ただ橋を造るとなると、工兵隊が仮設のものを簡単に作って、機甲師団が渡るようなものをこのお偉方は要求しているはずだ。

 

そんなものは、簡単には作れない。

 

それなりに距離があるからだ。

 

「四国での安全確保の後、港を仮設して、其処から神戸へ直通の道を作るのが早いでしょうね。 豊予海峡に橋を通すのはあまり現実的ではありません。 あらゆる物資が不足しているのは、皆様ご存じの通りですので」

 

「言い訳はいい! 足らぬ足らぬは工夫が足らぬという諺が君の国にはあると聞いたぞ!」

 

「それは諺ではなく、シャドウ来襲前の無能な会社の重役が口にしていた寝言です」

 

「……っ!」

 

この間、バカな独裁者の国が一瞬で壊滅して、しばらく大人しくしていた此奴らも。

 

あれから大して時間も経過していないのに、もう元に戻っている。

 

人間が成長する何てのは大嘘だな。

 

そう菜々美は思う。

 

ちなみに意見を口にするつもりはない。

 

戦略の類は、はっきりいって苦手だ。

 

「畑中博士! もっとシャドウを簡単に斃せる兵器を開発は出来ないのかね!」

 

「無理に決まっていますでしょう。 中型に対して一体ずつ対抗兵器を開発して、やっと今までの戦果を積み上げてきたんですから。 私以上の天才がいると言うなら、その人に開発を任せればいいと思いますが。 それらでシャドウを斃せるのなら、ですけれどね」

 

「おのれ、ああいえばこういう……!」

 

「少し黙っておられよ」

 

流石に見かねたか、米国の代表がたしなめる。

 

ともかく、広瀬大将が現在はスカウトを出して状況を確認していること。小型の数と配置からいって、まだ中型が四国には潜んでいる可能性が高い事を告げる。

 

中型の種類によっては、また対抗兵器を一から開発しなければならない。

 

それも告げて、今までの戦闘が菜々美の名人芸でやっと勝てている事も告げると、それで黙るしかないようだった。

 

事実今まで人類は、シャドウに通常兵器で手も足も出なかったのだ。

 

それを考えれば、以下に無理を言っているかは明らかである。

 

ともかく、広瀬大将に文句を言う奴はいても、無能呼ばわりする権利がある者は此処にはいない。

 

それが全てだ。

 

無意味な会議が終わって、その後メールが来る。

 

今スカウトが展開しているが、どうやら中型の痕跡があるらしい。恐らくはストライプタイガーかキャノンレオンで、グリーンモアなどではないだろうということだが。グリーンモアは殺傷力はともかく、ストライプタイガー以上の速度を誇る中型種だ。此奴は今まで超高速で狙った獲物をピンポイントで仕留めるところだけが目撃されていて、良く生態がわかっていない。

 

「グリーンモアを相手に戦った経験」が人間側にない(あるのは一方的に殺された経験だけである)ので、対策を立てようがないのである。

 

此奴に比べれば、まだシベリアとアラスカを行き来している(北極に移動することもあるようだ)大型種、通称魔王の方が戦闘データがある。

 

ともかく、何が出てもその場で対応するのは無理。

 

数ヶ月、兵器を開発しなければならない場合も多いだろう。

 

疲れたので、冷蔵庫にとっておいたプリンを食べる。いや、これは本当においしいな。手作りのでも美味しいのは造れるらしいが、これが何処のコンビニにもおいてあったというのは納得である。

 

バカみたいな会議の疲れをプリンで取って、後は休む事にする。

 

とりあえず、後の事は明日考えれば良い。そう思った。

 

 

 

畑中直子博士は、助手の三池と一緒に京都工場に戻っていた。

 

今、新しい武器を開発しているのだが。これを生かせる相手との戦闘はまだ来そうにはない。

 

ちなみに開発しているのは。

 

パイルバンカーである。

 

ロボットアニメでは定番の兵器。

 

だが、そもそもとして質量兵器が通じないシャドウには相性が悪い武器で、これはちょっと通常のパイルバンカーとは違っているのだが。

 

いずれにしても。この間のストライプタイガー戦で、菜々美が凄まじい対高速戦闘を勝ってくれた。

 

そのデータを取り込んで、これを実用レベルに仕上げたい。

 

四国にいる中型次第では、試す機会があるだろう。

 

現時点で超世王セイバージャッジメントは、アニメに出てくるような人型のヒーローロボットへの変化の過程にある。

 

進化などと言う言葉は使わない。

 

あれは畑中博士にとっては好きな言葉ではない。

 

生物は環境に適応していくものだ。

 

強い生物が生き残るのではない。むしろ試されるのは運である。この証拠に、人間は石器時代に比べて筋力も知能も落ちている。それは要するに、人間は人間が思うような進化などしていないことを意味している。

 

それどころか、二億年前からワニはまるで姿が変わっていない。

 

これはどういうことかというと、ワニは既に完成形に到達しているからだ。そして完成形は自滅などしない。繁栄するだけである。

 

人間の兵器は、それらの例と比べると、まだまだ全然。

 

人間を殺すための兵器は、シャドウが現れる前にも、人間が思うところの進化とやらを続けていたかもしれないが。

 

残念ながらシャドウが現れてからは、それは全て無に帰した。

 

環境に適応出来なかったのだ。

 

そういう点では、環境に適応出来なかった強力な生物が滅びていった有様を思わせる。

 

今は、畑中博士がその悪しき流れを断ちきらないといけない。

 

それに、である。

 

もしもシャドウと全面的に殺し合わない未来があるのなら。

 

シャドウとの和解なり共生なりが出来る未来が来る可能性があるのなら。

 

馬鹿馬鹿しい優生論が蔓延った挙げ句、破滅の間近まで来ていた人間の歴史が変わるかも知れない。

 

万物の霊長とか言う妄想を、シャドウという圧倒的な存在が現れる事で人間が捨てる事ができるのなら。

 

それは或いは。

 

何か違う未来を造り出せるのかも知れなかった。

 

ともかく今は。

 

シャドウを斃せる兵器を開発していくことだ。これは今の圧倒的過ぎる力の差では、交渉も何も無いからである。

 

シャドウを滅ぼせる力なんてものは開発できないだろう。

 

化学兵器だけではなく生物兵器も試されたが、あらゆる全てがシャドウに通じなかったのである。

 

設計図を横から覗き込んだ三池が言う。

 

「また妙な兵器を考えましたね。 ロボットアームもだんだん腕らしくなってきているといいますか」

 

「ふふん、菜々美ちゃんであれば使いこなせる筈だわ。 ただし、四国にいる中型が何か次第だけれどもね。 これはまだしばらく完成まで掛かるだろうし、厄介なのがいないと良いのだけれど」

 

「いずれあらゆるシャドウとは戦う事になりますので、作っておく必要はどうしてもあるかと思います」

 

「理解が早くてたすかるわー」

 

畑中博士は手を動かす。

 

そして新しい装備を作りあげる。

 

まだ本格的に動く段階ではないから、工場に人は殆どいない。最終図面が出来てから、それはするようにしているのだ。

 

黙々と仕事をしていると、四国から連絡が来る。

 

中型シャドウ発見。

 

それも二体である。

 

一体はストライプタイガー。これはある程度想定されていた事だ。問題はもう一体であるのだが。

 

これが面倒極まりない。

 

新種だ。

 

シャドウは今まで40種が確認されていたが、ついに41種目が現れた事になる。だが、これはある程度覚悟していた。

 

そもそもシャドウと全面戦闘をしていた頃。

 

様々なデータが取得されたが、それらの中には、明らかにこれは別種ではないかと言われる者の姿が確認されていたのだ。

 

これらは戦況が安定……というか、シャドウが人間を皆殺しにするのを止めてから、人が目にしなくなった。

 

それで交戦記録が残っている40種だけを記録していたのだが。

 

まあ、いずれはこうなることも分かっていた。

 

即座にナジャルータ博士から連絡が来る。

 

「今まで数度存在が目撃だけされているシャドウです。 戦闘記録は極めて限定的で、実戦に殆ど出て来た事がない相手です。 何をしてくるかは、ほぼ分からないと判断して良いでしょう」

 

「情報を集めないと戦闘にならないですよ」

 

「分かっています。 これから無人車両を使って、相手の戦闘スタイルを調査して貰う事になります」

 

「……お願いします」

 

映像が送られてくる。

 

これは。

 

シルバースネークに似ているが、段違いに大きい。

 

インドに生息していた発見されている中で史上最大の蛇。恐竜が滅びてから繁栄していたヴァスキという種は、体長が15mにも達したそうだが。これは陸上生活するのがかなり困難なサイズで、半水棲だったことが分かっている。

 

しかしこの蛇型のシャドウは、全長31mと、中型としては極めて巨大なサイズである。ただ、体そのものは長細く、側でひなたぼっこをしているストライプタイガーと、見た目のサイズはそれほど変わらない。

 

或いは戦闘向きのシャドウではない可能性もあるが。

 

それは楽観というものだ。

 

ストライプタイガーとの戦闘は、菜々美が二度とやりたくないとぼやいていたほど厳しいものだった。

 

もし四国に進むとなると、ストライプタイガーとあの蛇型と連戦しなければならなくなるだろう。

 

スポンサーの方々は、それを強要してくるだろうな。

 

そう思うと、畑中博士はこれはまずいと思いながら、苦笑いを浮かべるしかないのだった。








今までは倒しようが無かったイエローサーペントを瞬殺出来るようになったのは(条件が整えば、ですが)とても大きな成果です。

しかしここに来て、新種の襲来……!

人類はまだ勝ってなどいないのです。



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