スーパーロボット活劇、超世王セイバージャッジメント 作:dwwyakata@2024
飄々としている糸目キャラの市川さんも、思わず放り出したくなるようなバカ会議。
文字通りガンジーが助走をつけて殴るレベルの状態ですね。
それでも会議をまとめなければならないのが大人の辛い所です。
ちなみに此処で描いたようなレベルのバカ会議は普通に現実の会社などでも見られます。社会に出れば嫌でもね。
会議が紛糾する。
三池はそれを見て、ため息をつきそうになった。
畑中博士は、余裕が出てきたからか、むしろ楽しそうに様子を見守っている。
まああの人はそうだ。
性格悪いし。
今がなり立てているのは、この間壊滅的なダメージを受けた街ラムセスの代表だ。最終的な死者は七万に迫った惨禍だったが。それもあってか、反ネメシスの感情が噴き上げると同時に。
原理主義的な信仰を掲げる連中が台頭。
其奴らは原始的な武器と信仰でシャドウを斃せると本気で考えているらしく、螺旋穿孔砲どころか臼砲まで放り出し。
更には領内にいる「不信心者」を皆殺しにすべきだとまで主張しているようだった。
幸い、ラムセスの代表はそこまでの阿呆ではない。
だが、かなり主戦派に傾いていて。
市川代表に、わめき散らしている。
「我がラムセスでは、被害からの復旧も上手く行っていない! シャドウを皆殺しにして、ネメシスとやらも皆殺しにして、全てを撃ち払うべきだ! 貴方にはそれをする義務があるはずだ!」
「具体的な方策は?」
「それを考えるのが貴方やミス広瀬の仕事だ!」
「何度も説明をしていますが、現時点でシャドウとの戦力差は一対一万……いやそれ以上でしょうね。 あらゆる兵器を使っても、シャドウの殲滅など不可能です。 超世王セイバージャッジメントですらね。 全街にあれを配備しても、同じ事でしょう」
市川代表が半笑いでいう。
相手を軽蔑しているのが見えきっている。
だが、それでも。
広瀬大将が咳払いをしていた。
「四半世紀、我々は中型種の一体も打倒することが出来ませんでした。 当時蓄えていた大量破壊兵器やあらゆる近代兵器、ABC兵器も全て活用した上での話です。 当時世界最強だった米軍が瞬く間に全滅した。 それが全てで、しかもシャドウはそれを片手間にやってのけた。 映画に出てくるエイリアンでも此処まで圧倒的ではないでしょう。 四半世紀を経て、やっとシャドウに対抗できる兵器が登場しましたが、相手との世代格差は十世代と考えてもまだ生ぬるいほど開いたままです。 その現実を元に、状況を改善するのが小官の仕事です」
「そのような敗北主義は知るか!」
「貴方の精神論は、無駄に人を死なせるだけです。 威勢が良いですが、そういう気勢を上げるのは結構。 だったら、自分でシャドウと戦って、現実を見てください。 毎度中型を斃したエキスパートである畑中中将ですら、毎度の戦闘で大きな手傷を受け続けた。 創意工夫をもって技術力差を埋めた超世王セイバージャッジメントですら、毎度大破ないし全損同然の損害を受けている。 そういう現実を見て、人々に状況を説明するのが貴方方政治家の仕事の筈ですが」
それに対して、興奮したラムセスの代表が何かわめき散らす。
神を称える言葉のようだが。
はっきりいって、そんな言葉を吐かれても神が迷惑なだけだろうなと、三池は思った。馬鹿馬鹿しい話だった。
それからもラムセスの代表が感情論でわめき散らすが、不意に冷静な言葉を吐いたものがいる。
ルルカイアの代表。
この間大きな被害を受けた場所の代表だ。ラムセスほどでは無いが。
「ラムセス代表。 そこまでになされよ。 うちでも大きな被害を出しているし、威勢ばかりいい輩が騒いでいるが、実際問題新しく導入された臼砲と誘導弾が存在しなければ、うちの都市はとっくに全滅していただろうね」
「臆したか!」
「ああ、そうだよ。 シャドウよりも、あんたみたいに冷静さを失って、自殺的な攻撃をしたがる輩に引きずられて、それで無謀な突撃をして大事な国民を死なせるのが怖いよ。 うちでもバカな連中が騒いでいるが、それはどうにかしなければならない。 実際問題として、私は見た。 丸焼きにされた密林が、見る間にシャドウの手で修復されていくのをね。 あれは人が本来勝てる相手じゃない。 今は、追いつくための努力をするべき時期であって、あれと戦う事を考える時じゃないんだよ」
驚いた。
そういえば、無理にでもルルカイアに催眠教育を導入する旨の話をしていた。
まさか代表にそれをやったのか。
可能性はありそうだが。
まあ、それは別に良いだろう。
三池としても、こう言う手段に関しては、ある程度強引にやるべきだと思っている。実際問題神戸でも、催眠教育の導入には抵抗もあったし。それを普及させる前後で、まるで犯罪発生率が変わったという現実もある。
後はAIによる裁判制度の導入だが。
まずは一つずつが大事だろう。
「現実的な提案をしますが、催眠教育のシステムは輸出が可能です。 中核システムを現在建設中の四国の地下都市で、いち早く出来た工場で生産中ですので。 この表を見れば分かりますが、現在の催眠教育システムは極めて優秀で、子供だけではなく大人にも有効で、更には子供の場合はスペックをフルに引き出すことが可能です。 そして何より、導入の前後を見比べれば分かりますが、犯罪発生率がこれほど下がります」
「……」
不愉快そうにする連中。
反対派には、神に対する冒涜だとか喚いている輩もいる。
だが、そういう連中は神なんて崇めていない。
暴れる口実に神を使っているだけだ。
聖戦の名の下に、思考停止して暴力を振るう。昔から人間がずっとやってきたことだが。この最果ての時代にも、それは続いている。
市川代表は間違いなく悪人だが。
それでももしもこのシステムを広めることが出来れば。
このシステムに投入されているAIについては、今の時点で問題も無いし、悪意をもって改悪することもできない。
これで人間を品種改良して。
ポストヒューマンを造り出せるかも知れない。
三池はそれに希望を見る。
だが、まだ感情的な反発は強いし。
感情的に反発することを偉いと考えている阿呆もまた多いのも事実だった。
会議が終わる。
テレビ会議のシステムを切ると、自分の肩を揉む。
北条さんが来てくれてから、随分と仕事は楽になった。
あの人が広瀬大将の肝いりで監視役なのは分かっている。だが、それでも極めて有能だ。
特に飛騨中尉の訓練をほぼ全面的に任せられるのは大きい。
一応スケジュールにも目を通しているが。
はっきりいって、三池にも文句のつけようがない程いつもしっかりやってくれている。とても助かる。
「はー。 頭の硬いアホ共だわ。 ああいうのをどうにか出来るから、催眠教育システムが意味があるのにねえ」
「それは分かりますが、あの手の輩はどうしても何もかも自分の私物にしたいし、周りをイエスマンで固める願望から離れられないのでしょう」
「そうねえ。 イエスマンなんか並べても、感情的な自己満足にしかならないのにねえ。 本当にバカな連中だわ」
「……」
畑中博士は人類でも超超上澄みの一人。
だからこう言う事をいう資格がある。
傲慢な発言では無い。
全部事実だから、どうしようもない。
それを言われてキレる輩もいるかも知れないが、残念ながらそれは正論で図星を指されているからだ。
そんな連中のお気持ちに配慮する必要などないだろう。
「さて、新しい兵器の開発を進めようかしら」
「一応身の回りを気をつけてください。 殆ど京都工場からでないとはいえ」
「訓練を受けた兵士に襲われたらどうにもならないし」
「まあ、それはそうなんですが……」
一応此処にも広瀬大将が選抜した護衛の部隊はいる。
だが、どんな天才だろうと、頭をライフルで撃ち抜かれたら死ぬ。
それは畑中博士だって同じ事だ。
ちょっと人間離れしているあの北条さんだって、それについては何ら変わるところがない。
人類史上最強だろうと。
その程度が人間の限界だと言う事である。
新兵器の図面を、凄まじい勢いで畑中博士が書き始める。それについて、邪魔しないように、三池は動く。
ナジャルータ博士が来る。
恐らくは畑中博士よりずっと恨まれている存在だ。
宗教の原理主義者からは、神の敵とか言われて賞金まで掛けられているらしい。シャドウとの宥和政策の急先鋒とみなされているようだ。
幸いというべきなのか。
そうとはいうべきではないのか。
中東は殆どがシャドウによって、四半世紀前に更地になった。
その時、猛威を振るっていたイスラム教原理主義者は一緒にこの世から姿を消した。
神は彼等を助けなどしなかった。
だから、今はその脅威は殆どなくなってはいるのだが。
さっきラムセスの代表がヒステリーを起こしていたように。
まだまだ一部には、残党が少数ながら潜伏している。
面倒な話である。
「畑中博士は忙しそうですね」
「はい、要件は伺います」
「ありがとうございます。 シャドウについてですが、講和の正式な時期について判断したくて」
「講和ですか。 ちょっとまだ厳しいでしょうね」
ナジャルータ博士も同感のようで頷く。
確かに、ネメシスという共通の敵が出現した今は、講和の好機である。
これに関しては、三池も全面的に同意だ。
だが、あの会議の有様では。
まだまだ難しいだろう。
「現在市川代表にも話はしていますが、畑中博士とも一度話しておきたいと考えています」
「そうですね。 ただ、現実問題として、ネメシスの出現が落ち着いたらでしょうね」
「分かっています」
ただ、その時はその時で。
シャドウに攻勢を仕掛けろと、喚く輩がまた出てくるだろう。
三池だって、シャドウに対しては本音では共存なんかしたくないし。
シャドウがナジャルータ博士の仮説がある程度正しいと分かった今では、むしろ人間の方に非があるのではないかと思ってはいる。
それでも講和すべきだと考えるが。
三池ですら、心にしこりがあるのだ。
ぶっちゃけ、感情で相手を批難することしか出来なかったり。
客観を有していない連中を説得するのは至難だろう。
催眠教育システムで、人間全部まとめて再教育すれば、多分一気に話は進むのだろうけれど。
それも難しいのが実情だ。
軽く話してから、仕事に戻る。
汗を流しながら訓練をしている飛騨中尉の様子を見た後、スケジュールを調整。スケジュールそのものを組むのはAIがやっている。それを微調整するのが三池の仕事になっている。
幾つものシンギュラリティを経て、やっと実用に耐えるようになったAIだが。それでも主導するのは人間だ。
それは使っていてよく分かる。
AIの得意分野と苦手分野は明確に存在し。
昔想像されていたのとは違うものではあるのだが。
それはそれとして、全てはAI任せに出来ない。
ちょっと疲れが溜まってきたか。
作り置きしておいたクッキーを摘む。我ながら良い出来だと三池は思う。こればっかりは、得意と人に断言できる。
ましてや誰も料理をしなくなった時代だ。
三池のこのスキルは絶滅危惧種ではあるが。
だからこそ、自慢も出来るのである。
飛騨中尉が訓練から休憩に入った。
あまり美味しくは無いが、紅茶を出す。四国の地下都市では、茶畑も作り始めているのだが。
これが実用化されるのはまだ先だと報告を受けている。
美味しいお茶が出来るのは、まだ先の話になる訳だが。
それはそれとして、今は技術と工夫で、まずさを緩和するしかない。
飛騨中尉はいざという時に、即座に実戦に出て貰わないといけないし。
かといって、手ぬるくしていたら訓練にならない。
だから北条さんには、その案配を見極めて欲しいと注文をつけていて。貼り付けたような笑みで北条さんは任せてくださいと言っていたが。
飛騨中尉の様子を見る限り、大丈夫か少し不安だ。
「飛騨中尉、少し仮眠を取ってください」
「え、いいんですか!? ゲフンゲフン、すみません。 お言葉に甘えさせて貰います」
「甘やかすと力が伸びませんよ」
「……」
貼り付いた笑顔のまま釘を刺してくる北条さんだが。
誰もが彼女のようなスーパーソルジャーではない。
だから、まあ仕方が無い事だと判断して割切る。
これも重要だ。
軽く飛騨中尉に仮眠を取って貰い。北条さんと話す。
北条さんはスケジュールの表を自分で作っていて、飛騨中尉の肉体について。どの部位をどう強化するか。
課題としている受け身をどう上達させるか。
恐ろしい程緻密に考えている。
ただ、こんなもんを手動で作っていたら日が暮れる。
昔の日本でサラリーマンが命を削りながらやっていたように。
これらはAIが作っていて。
それを北条さんが直すところだけ微調整している。それでいいのである。
「これを見る限り、飛騨中尉は左側からの受け身が苦手ですね。 ショックアブソーバーの強化をした方が、負傷の確率を減らせると思います」
「細かいところを有難うございます。 それで、受け身をもっと上達させるには」
「残念ながら飛騨中尉は肉体で戦う戦士としての才覚はそこまである訳ではないので、年単位をみていただく必要があるかと」
「了解しました」
まあ、現実的な数字か。
そもそも飛騨中尉がものになるまで一年かかっている。
訓練とはそれくらい時間を掛けてやるものだ。
ましてやこのレベルの人がものになるというのは、それこそ達人レベルの話だろう。年単位での修練がいるというのも納得である。
細かいところでの調整はそのままさせる。
飛騨中尉は寝ている所は他人に見せない。
仮眠室を使っているが、基本的にそういったパーソナルスペースに介入するつもりはない。
また、仮眠からはしっかり起きてくる。
だからいちいち声は掛けなくても大丈夫だろう。
整備のおじさん達が呼んでいる。
また意味不明の図面に関する話だろう。これは畑中博士と話し合っている自分にしか出来ないが。
いや。
麟博士も連れて行く。
そして、麟博士に、説明をさせる。
相変わらず口ではまったく違う事を言っているが。
AIが補正して、きちんと伝えてくれている。
整備のおじさん達も、それで納得していた。
「こればかりはどうにもならないので、この支援システムには助けられます」
「いえ、それよりも整備の人達と話すことは大丈夫ですか」
「はい。 怖くはなくなりました」
「それは良かった」
職人は、この国ではずっと地位が低かった。
それは歴史的な事実だ。
何故か金勘定だけしているサラリーマンがやたらと社会的地位が高いとされ。実際にものを産み出している第一次産業の人間は社会的地位が低いのが暗黙の了解だったし。職人もそれは同じだった。
シャドウ戦役後、色々あって一度職人は絶滅したが。
それから重要性を鑑みて、少しずつ職人は復活していった。
今いるのは、そういう復活した職人だ。
皆気むずかしいが、腕は確かである。
だから、最大限尊重しなければいけない。
怖がるのも、失礼に当たるだろう。
麟博士は見た目以上に恐がりなので、三池がサポートしなければならない。黙々と仕事をするぶんにはとても有能なのだが。
既に図面の細かい部分の何割かは、畑中博士の仕事を代行している。
今も、そうだ。
とりあえず問題は無しか。
自分の肩を何度か揉むと、仕事に戻る。
三十路が見えてきた今。
無理はどんどん出来なくなって来ている。
翌日、市川代表が京都工場に視察に来た。基本的に仕事を止めなくていいと言われているので、そのまま仕事を続けて貰う。
応対に出るのは三池だ。
幾つかの場所を視察するのを補佐する。
質問にも答える。
かなり鋭い質問が飛んでくるが、それでもこたえなければならない。それが三池の仕事である。
実は広瀬大将の部下だった時代に来たことがあるらしいのだが。
それから此処が変わっていないかの確認作業であるらしい。
「ふむ、問題は無さそうですね。 困っていることなどはありますか?」
「予算はあればあるほど助かります」
「それは当然でしょう。 ですが、超世王セイバージャッジメントの開発費用と補修費用は、基本的に出している筈ですが」
「ええ、それは感謝しています」
市川代表は有能だ。
性格は悪いかも知れないが、インフラの維持費をけちって全て破綻させるようなアホとは違っている。
此処が潰れたら全てが終わりだと分かっているから。
むしろ天津原代表の時代よりも、やりやすいくらいである。
人間的に好感を持てないことは別問題だ。
その程度の事が区別できないようでは、大人とは本来言えない。
「ふむ、良いでしょう。 今日は引き上げます。 このまま、超世王セイバージャッジメントに関して、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、努力を続けてください」
「分かりました」
引き揚げて行く市川代表。
何人か連れているMPはいずれも表情が存在しておらず、市川の私兵だというのが一発で分かった。
第五師団にもああいう兵士が結構いるらしい。
ただ、クーデター騒ぎがまたあると困る。
暗部として、ああいう存在は必要なのが、また厳しい所だった。
連絡がくる。メールだ。
ナジャルータ博士からのメールを見ると、ヒマラヤ付近でネメシスが出たらしい。無人地帯だ。放って置いていいだろう。
だが。戦闘の余波で、大規模な山崩れが起きたようだった。
それで凄まじい土砂崩れが発生し、富士山と構成するのと同レベルの堆積が、麓を押し潰したらしい。
凄まじいネメシスの戦闘力だ。
ますます手がつけられなくなっている。
大量のシャドウが、復旧作業を始めているのも観測されている。ドローンやら偵察機やらはまだ許されていないので、それを観測するのも一苦労だが。
畑中博士にも展開する。
麟博士にも。
とりあえず、かなり厳しい状況だが。それでもどうにかしていくしかない。山のえぐれた様子は、とても斃せる相手がやったのだとは思えない。
軽く畑中博士と話をする。
「アトミックピルバグみたいな次世代型を、シャドウはもっと作らないんでしょうか」
「あれが本当に次世代型かは分からないわよ」
「ええと?」
「もしもシャドウが未来の平行世界かなにかから来た存在だというのが真だとして。 だとすると、存在は有限でしょうね。 補給元がないでしょうし」
それもそうか。
だとすると、ひょっとして。
中型種も大型種も。
此方の世界にて確保した何かしらのリソースを、それぞれ割り振って作りあげたものなのかもしれない。
いずれにしても、まだ分からない事が多い。
「新兵器は上手く行きそうですか?」
「今回のは新兵器と言って良いのか分からないわねえ。 ただ、多少は戦況を良く出来ると思う。 使えるようになるまで訓練が必須だけど」
「飛騨中尉はかなり参っています。 負担が大きくならないと良いんですが」
「ま、頑張って貰うしか無いわ」
そうだな。
最終的には、飛騨中尉のモチベがさがらないように、特に三池がケアをしなければならない。
麟博士は、既にシミュレーションマシンのプログラムを弄り始めている。
次にネメシスが出る前に、これを完成させて。
そして訓練を終わらせられるか。
いずれにしても時間勝負。
三池の双肩に乗るものは重いが。
それを落とすわけにはいかなかった。
ついに明らかになるシャドウの正体。
ただそれも、全てではありません。
まだまだシャドウには秘密があります。
ただ、ノワール=シャドウは基本的に嘘をつかない。
それだけは覚えておいてください。