なぜなら作者が秘技ムツカシイハナシ=ゼン・カットをこの話だけでも3回使うからです。
すでにプレイしたよという方もピノコニー編の振り返りをしてもらうと今登場人物が何をしているかがわかりやすくなると思います。
アベンチュリンと合流したぜ!
「それでフェリクス?ここから脱出する目処はたったのかい?」
「はい、これで脱出します」
アベンチュリンに界域アンカーのコピーを渡したぜ!
以外とデリケートなものだから雑に扱うのは反省しろ!!
「これは君の結晶でできた…界域アンカー?ナナシビトしか使えないはずじゃ?」
「俺の結晶でコピーしてナナシビト以外にも使えるよう改造しました。ただ一度使うと壊れますし通常の界域アンカーからこれに移動することはできませんが」
「……」
急に黙って考え出すのは怖すぎるから理由を説明しろ!
「一方通行とはいえカンパニー以上の輸送能力が誰でも使える?場合によっちゃこれだけで…フェリクス、君はこれを何個まで作れるんだい?」
「そうですね、数に関してはほとんど制限が無いんですが、結晶そのものの特性のせいで俺からある程度離れるとだんだん昇華していきますね。大体この街一帯くらいの広さなら維持できますけど他の夢境の物までとなると厳しいです」
「……」
だから急に黙って考え出す理由を説明しろ!!
アベンチュリン!怖すぎる!怖さの次元を超えているぜ!アベンチュリン!
「…よし、今はとりあえずその話は置いておくとして、先に目の前の仕事を片付けようか」
「わ、わかりました。それではその界域アンカーをセットして…」
「こうかい?」
「そうです。それで行きたい場所を入力すればその近くにある通常の界域アンカーへ飛べます」
入力が終わったぜ!
アベンチュリンの体が緑に光りだしたぜ!理由を説明しろ!
「じゃあ僕は一旦黄金の刻に戻るから、また後でね」
「はい、また後で」
アベンチュリンの姿が消えたぜ!
同時に界域アンカーのコピーが粉々に砕けたぜ!
やっぱり脆すぎるだろ反省しろ!!
「じゃあ俺も行くか…ファイヤフライIV起動」
新しく作るために変身したぜ!
さっさと作ってアベンチュリンに追いつくぜ!
うおおおおおおおおおおおお!
「あ、ちょうどいい所に」
「あれがホタルの隊長?」
「確かに、装甲がサムと同じね」
「でもあの人体に氷が生えてない?寒くないのかな?」
ホタルが灰髪と赤髪とピンク髪を引き連れて帰ってきたぜ!!
誰だお前らはッ!?
数刻前、私と隊長が再会した夢境と夢境の狭間で
「ううん…ここは…?」
『目が覚めましたか』
私は今度は星が起きるのを待っていた。
「あんたは…!」
久しぶりって程でもないかな、けど会いたかったよ星
見た感じ怪我とかはしてなかったみたいだけど、ちゃんと目が覚めてくれて本当によかった…
「……」
『………?』
どうしたんだろさっきから星が全然喋らないや。やっぱりサムの状態で待つのは変だったかな?
しょうがない、ここは一旦正体を明かしてから話し合おう
『星、君には明かそう。私の正t…』
「ホタルの仇!」
『え!?』
いきなりバットで襲いかかってきた!?
あと私の仇ってどういうこと?
『ちょ、ちょっと待って、一旦話し合いを…』
「問答無用!」
だめだ、全然止まってくれない。
もしかして脚本の言ってた星穹列車と敵対することになるってこれの事?
いや、今はそんなことよりまずは星の誤解を解かなきゃ
『星!私だってば!私は君の友達のホタルだよ!』
「何を言って…」
攻撃の隙を狙って…今だ!
ファイヤフライIV解除!
「ほら?君の知ってるホタルでしょ?」
「え?ホ、ホタル…?」
よし、とりあえずは落ち着いたね。
「ほ、ホタルがお化けになって帰ってきた!」
前言撤回全然落ち着いてないね。
「違うってば!ほら、こうやってちゃんと手も握れるでしょ?」
「確かに…てことは本物のホタル?」
「うん、また会ったね星」
それから私達はいろんな事を話した。
ここがどこで私は何者なのかとか
襲われてその後はどうなったのかとか
すべての疑問に答えれた気はしないけど、私達はとにかく沢山の事を話した。
「それで結局私の仲間たちはそのドリームリーフってとこにいるの?」
「うん、みんなそこに集まってると思うよ。着いてきて」
来た道を星を連れて戻る。
「それじゃあここで目を閉じて」
しばらく目を瞑っていると、どこからか喧騒が聞こえてくる。
目を開けると私達は見覚えのある路地に出ていた。
「ここを行った先に広場があるから。一旦そこで君の仲間たちを捜そう」
「うん。あ、ところでなんだけど結局私を襲ったあの鉄騎って何者なの?ホタルの仲間?」
「ああ、あの人は私の隊長で…」
「星!無事だったのか」
っと、説明する前に遮られちゃった。
もしかしてこの人が星の仲間かな?
「ヴェルト!そっちこそ無事でよかった」
「ああ、三月達も無事だ。この先の広場で集まってる。ところでこちらの女性は?」
「この娘はホタル、星核ハンターだけど私を助けてくれたいい娘だよ」
「星核ハンター?手配書に似たような顔はなかったが…もしやサムの中の人か!」
ど、どうしたんだろうこのヴェルトって人妙に目がキラキラしだしたような…?
「小一時間ほどサムの機構を見せてもらいたいところだが…先にみんなのところに行こう」
行った先では最終的にナナシビト、虚構歴史学者そしてオーク家の当主までもが集まってこのピノコニーの真実とお互いの目的を話しあった。
「それじゃあ行きましょうか、みんな準備はいい?」
「もちろん!オーディションなんてウチ初めてだよ」
そして私と星を含むナナシビト3人は調和セレモニーに参加するため熱砂の刻で行われるオーディションに参加することとなった。
「こうしてまた君と行動できて嬉しいよ」
「こっちもホタルとまたデートできるなんて光栄だね」
「もうっ!なんで真面目に話してるのにすぐそうやって茶化すのさ?」
やっぱり、君は記憶がなくなっても変わらないね
いつも私をこうやって笑わせてくれる。
「だってホタルをからかうのなんだか楽しいんだもん」
「またそんなこと言って…君は相変わらずなんだから」
けど…やっぱりはじめましては寂しいや
「ねえねえ姫子、そのオーディション会場はどうやって行くの?」
「ギャラガーが言うにはこっちに夢境間を移動できる施設があるそうよ。ホタルもいるし今回はそれを使いましょう」
ん?ああ、そっかナナシビトには界域アンカーがあるのか
いいなぁ、私もちょっとだけナナシビトになれたら良いのに
「あっそういえばホタル。さっき聞きそびれた鉄騎の話、聞かせてよ」
「鉄騎?アンタそんなにロボとか好きだったっけ?」
「いやそういうのじゃないけどほら、私が夢境で襲われたって話したでしょ?その時の犯人がサムに似てたからホタルなら何か知ってるかなって」
「なるほど、それは私も気になるわね。その犯人がまた襲ってこないとも限らないし、情報は多いほうがいいわ」
あーやっぱり隊長のことはみんな気になるよね
けど隊長をちゃんと説明しようとすると少し長くなるからなあ、私もまだ今の隊長の事は詳しく知らないし…
「うーん、どこから説明したらいいかな…」
少し困って辺りを見渡すとその拍子に、こっちを向いた3人の後方で噂の本人がなぜか鉄騎を展開しているのが見えた。
「あ、ちょうどいいところに」
噂をすればなんとやらって本当なんだね
私が呟いたことで他の3人も気付いたみたいだ。
「あれがホタルの隊長?」
「確かに、装甲がサムと同じね」
「でもあの人体に氷が生えてない?寒くないのかな?」
視線を感じたのか隊長がこっちに振り向く
とりあえず手を振っておいた
「フェリクス隊長、さっきぶりだね」
『…ホタル、そちらの方々は?あと隊長はやめてくれ』
3人を引き連れて近づいてみたけどやっぱり隊長だ。
「この人達は星穹列車のナナシビトで右からなのかちゃん、星、姫子だよ」
『はじめましてナナシビトの…っとこれじゃ失礼だな、少し待ってくれ』
「ファイヤフライIV解除」そう隊長が呟くと鉄騎が結晶みたいに砕けて中から私と似た白髪の少年が現れた。
そういえば気にしたことなかったけど隊長の鉄騎はなんで結晶が生えてるんだろ
私のサムも羽が生えてくるし…一度死にかけた鉄騎はみんなこうなるのかな?
「では改めて…はじめましてナナシビトの方々、俺の名前はフェリクス。アベンチュリンのボディーガードをしている者だ。それで真ん中の君は…どこかで会ったような?」
「はじめましてじゃないよフェリクス。私はあんたに一度襲われかけた者だよ。覚えてないとは言わせないからね」
あ、隊長が頭抱えてる。
星が誰なのか思い出したみたい
「……あのときは本当にすまなかった。ただあれは油断して花火に嵌められた俺が悪いのであって決してアベンチュリンが指示してやったことでは…!」
「ちょっ!わかった、わかった!アベンチュリンが無関係なのはわかったから肩離し、イタタタタタタタ!」
「お願いだ信じてくれ!」
ふふ、二人とも元気だなぁ
「ところでフェリクス、そこにある結晶ってもしかして界域アンカーを模しているのかしら?」
姫子が指を指した先には結晶でできた謎のオブジェクトが設置されていた。
確かによく見たら界域アンカーにそっくりだ
「ん?ああ、確かにこれは俺が作った界域アンカーだが…何か気になることでも?」
「作った…?まさかその界域アンカー、あんた使えるの?」
「そりゃ俺が作った物だからな。それにこれは一回使ったら壊れるが、ナナシビト以外でも使えるよう改造を施してある」
「……」
姫子さん、いきなり考え込んじゃった。
隊長のやったことってもしかして何かまずいんじゃ…
「…まあいいわ、複雑な権利云々の話は後にしましょう。それでフェリクスさん、それを使ってあんたはどこに行こうとしてたの?」
「アベンチュリンの元へ向かおうとしていたんだが…そっちはそんな大勢でどこに行くつもりなんだ?」
「そうね、話せば長くなるのだけど…」
ピノコニーの真実、時計屋の最後、そして星核の危険性を聞いた隊長は少しの間顎に手をおいて考えた後、懐からスマホを取り出した。
「その話、アベンチュリンに共有しても構わないか?」
「ええ、けどそのかわり私達に協力してくれないか彼に聞いてみてもらえないかしら」
「えっ!アベンチュリンに協力を仰ぐの?一度戦った相手だし危ないんじゃ…」
「大丈夫よ三月ちゃん。彼の目的はあくまでファミリーの弱みを握って交渉を有利に進めること。ファミリーと明確に敵対した私達を裏切る可能性は低いわ」
隊長がスマホを操作して、数コール後に相手が出たようだ。
「アベンチュリン、突然すいません。そちらに向かおうとした矢先にナナシビト達と接触しまして…」
隊長がこうやって誰かと電話してるの初めてみた。
なんか新鮮だ
「…はい…はい…よろしいのですか?…はい、わかりました。では失礼します」
「それで…彼はなんて?」
「迷惑料の代わりに俺を好きに使ってくれだとさ。というわけでこれから俺はあんたたちナナシビトの指示に従おう」
「協力、感謝するわ」
姫子と隊長が固い握手を交わす
こうしてナナシビト3人、グラモスの鉄騎2人という異例のパーティーでオーディション会場に向かうことが決まった。
「それじゃあみんな、出発するわよ」
「目指すは優勝!みんなで頑張ろー!」
「「「おー!」」」
なんか星ちゃんのエミュムズくね…?やはり俺も脳にゴミを授からなければ
Oh...Majestic!
姫子のコメント
界域アンカーを勝手にコピーするのはルールで禁止スよね
星ちゃんのコメント
グラモスの鉄騎はルール無用だろ
羅刹のコメント
やっぱし怖いスね人造人間は
アベンチュリンのコメント
このボディーガード…(能力の潜在価値が)スケベすぎる!
フェリクスのコメント
界域アンカーはワシがコピーした。ナナシビト以外に合った改造もな。己の体でやるのは初めてだが……こうやるのだ
ホタルのコメント
でるか…!隊長考案の…