そろそろ焦土作戦実行しないと死ぬぜ!!   作:個々易々地

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丹星なのが尊すぎる
もうお前ら一緒の部屋で寝ろよ


そろそろ顔合わせしないと死ぬぜ!!

「始めましてグラモスの坊や、いえおはようと言ったほうが正しいかしら」

 

鉄騎の中から姿を現した少年は無表情のままこちらを見ている。

警戒しているというより、困惑しているのかしら

 

「私の名前はジェイド、突然起こされて何が起きてるのかわからないでしょう?知りたいことがあるなら答えてあげるわ」

 

私が話す間も坊やの表情は一切変わらなかったが、少し考えるような仕草をした後口を開いた。

 

「グラモスは…グラモスの鉄騎達はどうなった?」

「私の知る限りでは現在生き残っているのは一人だけね」

 

色素の抜けた瞳が歪む

だがそれも一瞬のことで、元の無表情に戻ってしまった。

 

「…その生き残りの名前はわかるか?」

「確か、サムと名乗っていたかしら。この写真に写っているのがそうよ。今は星核ハンターという集団に籍を置いているわ」

 

彼の前に展開させたホログラムに手配書の写真を映し出す。

彼の目は大きく見開かれ、安堵の表情を浮かべた。

 

「あら、もしかして知り合いだった?」

「ああ、あいつがあいつだけでも無事だったならいいんだ。それだけで俺は十分だ…」

 

暫くの間、部屋には静かに涙を流す音だけが響いていた。

グラモスの鉄騎は本来兵器として生まれた存在、しかし眼の前の坊やは誰かを思って泣くことができている。ならば彼は他の人間と何も変わらない、そして私にとって人間は誰であろうと取引相手足りうるのだ。

 

「ねえ坊や、私に雇われるつもりはない?」

 

泣き止んだ頃を見計らって取引を持ちかける。

 

「近々大きな商談があるのだけど、なかなか物騒な相手でね。君には私の同僚のボディーガードをしてもらいたいの」

「詳しい話はまだ話せないから一つだけ言っておくと、その取引先にサムも来る可能性が高いわ」

 

私はデスクの引き出しから契約書を取り出し、私の分のサインを済ませる。

 

「さあ、これを受け取るかどうかはあなた次第よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起きたら目の前にエッチなお姉さんがいたぜ!!

状況がよくわかんないけど話を聞いてみるぜ!!

 

「私の名前はジェイ(誰だお前はッ!?)ド、突然起こされて何が起きてるのかわからないでしょう?知りたいことがあるなら答えてあげるわ」

 

「私の知る限りでは現在生き残っているのは一人だけ(なにィッ!?)ね」

 

「確か、サムと名乗っていたかし(なるほどッ!!)ら。この写真に写っているのがそうよ。今は星核ハンターという集団に籍を置いているわ」

 

「あら、もしかして知り合いだっ(うるせぇ黙れ!!)た?」

 

「ねえ坊や、私に雇われるつもりはな(なにィッ!?)い?」

 

「近々大きな商談があるのだけど、なかなか物騒な相手でね。君には私の同僚のボディーガードをしてもらいたい(なるほどッ!!)の」

 

「詳しい話はまだ話せないから一つだけ言っておくと、その取引先にサムも来る可能性が高い(なにィッ!?)わ」

 

「さあ、これを受け取るかどうかはあなた次第(やあああああああってやるぜ!!)よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったく、いきなり連絡してきたかと思ったら。ボディーガードを寄越してくるなんて君らしくないじゃないか、ジェイド」

『フフ、今回の拾い物は私にとっても予想外だったからね』

 

ホログラムの中のジェイドはいつもより少し上機嫌のように見える。

拾い物ってのは送られてくるボディーガードのことなんだろうけど、一体どんな取引をしたんだか

 

「にしても、ボディーガードねえ。わざわざ寄越してくれた君には悪いけど、正直僕には必要ないんじゃない?」

『別に君のやり方を邪魔したいわけじゃない。けど使えるチップは多いほうが良いでしょう?彼には君の指示に従うよう言っておいたから好きに使うと良いわ』

 

こっちが何か言う前にジェイドは通信を切ってしまった。

それっぽい理由だったけど十中八九別の目的があるだろうね

 

「ん、ああ。通していいよ」

 

ちょうど到着したみたいだ。

執務室のドアが開いて最初に目が止まったのはその白い髪だった。

 

「あなたがアベンチュリン…様で間違いないですか?」

 

白髪白眼に白い肌と白づくしな少年はその表情も相まって一瞬人形かと勘違いしてしまった。

 

「いかにも僕がアベンチュリンだけど、そういう君もボディーガード君であってるかな?」

 

コクリと頷く動作はやっぱり人形みたいだ。…ボディーガードにしては頼りない気がするね

ここは一つ試してみよう

 

「ねえボディーガード君、一つ聞いてもいいかな?」

「もし君が目的のためにギャンブルをしなくちゃいけなくなった時」

「君は自分の何までチップにすることができるんだい?」

 

僕の問いに少年はたった一言こう言った

 

「命まで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…アハハハハハハハ!」

 

いきなりアベンチュリン様が笑い始めたぜ!

笑ってる理由がわかんなくてシンプルに怖いぜ!

 

「ああ、ごめんごめんびっくりさせて悪かったね」

「…何か変なことを言ったでしょうか」

 

俺!アホすぎるだろ!反省しろ!

 

「うん?いやいや別にそんなことないよ。君とはいい友人になれそうだなって思ってね」

 

なんか大丈夫そうだぜ!

けどこのアベンチュリン様!胡散臭さの限界を超えているぜ!

 

「そういえばまだお互いの自己紹介がまだだったね。僕はアベンチュリン。僕と話すときはあまりかしこまらなくていい。それで君の名前は?」

 

胡散臭いけどいい人そうだぜ!

 

「昔はAR-777と呼ばれていましたが今はフェリクスです。よろしく、アベンチュリン」

 

真面目に答えたのにまたアベンチュリンが笑い出したぜ!

笑い出す理由を説明しろ!アベンチュリ──ン!!

 

 




今回も短くなったことを許してください
これも全部中間テストが悪いんだ
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