先生『君、名前は天夜レリルだよね?』
レリル「あ゙ー…はい、そうです。」
なんで知ってんだよ…この人…。
レリル「あ゙ー…言っておきますが……先輩やイチカ達に変な事吹き込んだり変な事した瞬間。先生、貴方を抹殺しますから」
先生『っ……!?』
レリル「何驚いてるんですか…?冗談ですよ…?」
先生『……へ?え?じょ、冗談…?』
レリル「あ゙ー…本気にしちゃった感じですね…はぁ…」
レリル「大丈夫ですよ…どうせ先生は何か吹き込んだりする事すらできないでしょうし…先生弱いですから…」
先生『あはは……』
先生(警戒されちゃってるのか分かんないなぁ…)
レリル「俺は先生を安全にD.U.外郭区のシャーレのオフィスビルに届けますよ…多分…」
先生『た、多分…』
レリル「まぁ、頑張ります…。」
言うて過酷な任務よりかは楽だな…。
ツルギ先輩あざます…。
レリル「あ゙ー…んじゃ、案内してください…。」
先生『……え?』
レリル「え?」
先生『道知ってるんじゃ…』
レリル「知らないですよ…興味無いんですから…。」
先生『そっかぁ…じゃ、私が案内するから護衛よろしくね。』
レリル「あ゙ー…はい…。」
レリル「お願いします…。」
俺は先生の案内について行きながら適当に護衛する。
やはり、面倒くさいものは面倒くさい。
誰かを守るなんて俺には向いてない。
レリル「あ゙ー…まだすか…?」
先生『あと5分くらいかな。』
レリル「はぁ…」
ほんと、ため息が出る。
面倒くさい。
5分…短く感じるものの、嫌な事をしていたら長く感じてしまう。
それに5分「くらいかな」。
疑問形でもあるから5分以下か以上のどちらか。
ほんと、ため息が出る。
レリル「……」
先生『……』
先生(とても気まずい空気…レリルの事をあまり知らないし。 いつも女子生徒と対話してたから久しぶりに人間の男の子と出会っても…何話せば……そうだ!)
先生『レリルって「カイテンジャー」って知ってる?』
レリル「あ゙ー…あいつらですか…まぁ、何度か対峙したことあるんで…多少は…」
先生『それなら話は早いね!カイテンジャーロボット好きか――』
レリル「――嫌いです。面倒くさいんですからあいつら。1対5とか卑怯ですし…」
先生『あはは…そっかぁ…。』
レリル「そもそも、なんで戦った奴を好きになれるか不思議です…」
先生『あはは……』
レリル「はぁ…」
先生『っ……』
先生(ため息…絶対今呆れられちゃった…男の子…難しい……)
なんだこの人…
ほんと、面倒くさくて面倒くさくない…
ん?あれか?シャーレのオフィスビル。
レリル「先生、あれがシャーレのオフィスビルですか…?」
先生『うん、そうだよ。よかったらケーキ食べてく?』
レリル「あ゙ー…ケーキですか…?ちょっと待っててください…この後任務が入ってないかメモ確認するんで…」
俺はスマホのメモを開く。
メモに任務は入ってなく、予定がなかった。
レリル「あ゙ー…食べます。」
先生『よかった〜この前生徒と食べようって約束したんだけど風邪でさ。1人じゃ食べ切れなくて。』
レリル「あ゙ー…そうなんですね…」
レリル「はぁ…その人が風邪治ってから食べればいいじゃないですか…」
先生(あれ…?なんかちょっと不機嫌…?)
嫉妬ってわけじゃない。別に、その人が可哀想だからだ。
決して嫉妬じゃない。そうに決まってる。
でも、なんだかイライラする。
多分、俺がその人の代わりだからだろう。
そういう事にしよう。
そうすれば、俺は納得する。多分。
レリル「あ゙ー…それじゃ、俺は帰ります…」
先生『いいから、いいから!食べよ?これを機に君の事を知れるしさ!』
レリル「だから、その人が風邪治ってから食べれ――」
先生『――言ってなかったね。実は賞味期限が今日までなんだ…(泣)』
レリル「……」
先生『なんで「うわぁ……」みたいな顔して引いてるのさ…!?』
レリル「だって、大の大人が子供に縋って泣いて気持ち悪いじゃないですか…」
先生『うぐふっ……し、辛辣…』
先生『ま、まぁ、話を戻して…だから…食べよ…?1人じゃ食べ切れないし…』
レリル「はぁ…わかりましたよ…」
先生『良かったぁ…』
先生『それじゃ、中入ろっか。』
レリル「……」
俺は先生について行く。
ケーキ…
ケーキ……早く食べたい…
どんなケーキだろ…
レリル「っ…」
ダメだろ…俺今ダイエット中なんだから…
食べるとしても量を制限しないと…
最近太り気味だし…*1
最近ハスミ先輩もダイエットしてるし…
でも、あの人ウエスト細いし…まぁ、身長が高いってもあるからな…?
ほんと、デブりた――
先生『――着いたよ!ここが私がいつも働いているオフィスだよ!』
レリル「っ……ここですか…」
びっくりした…
考え事してたら急に話しかけてきたし…
レリル「あ゙ー…その、それで…ケーキは…?」
先生『ちょっと待っててね!今持ってくるから!』
俺は先生が簡易キッチンの方へと向かうの確認する。
レリル「あ゙ー…早く食べたい…ケーキ…楽しみ…」
先生『これだよ!』
先生はいつの間にか俺の居るソファへと戻ってきていた。
レリル「これですか…?」
俺はケーキの方へと目をやる。
すると、そこには巨大なケーキがあった。
レリル「こ、これ…デカすぎやしませんか…?」
先生『そうなんだよね…』
レリル「……俺の顔ぐらいありますよ…縦が…」
先生『しかも、今ここに1個しか無いけど後4個あるんだよね…』
レリル「!?」
レリル「よ、4個…!?」
レリル「こ、これは流石に誰か呼びましょうよ!?」
レリル「流石にこれを2人で食べるのなんて無理難題すぎますよ!?」
俺は尋常じゃない大きさのケーキに絶望を感じ、先生に人を呼ぶよう言ったが…
先生『無理は嘘つきの言葉だ。』
どこぞのマザコンクソブラック上司みたいな事を言い放つ…
お手上げ…
レリル「あ゙ー…もう、ほんとにクソ…」
レリル「……ん?」
俺は思い出す。
(記憶だお♤)
アカリ『私、明日先生とケーキ食べる予定なんでここで逃げますね〜』
レリル「あ゙ー…?逃がすわけねぇだろ…?」
アカリ『それじゃ、さよなら〜』
鰐渕アカリはゲヘナの給食部の配達車で逃げていった。
俺はその辺にあった石ころを八つ当たりで蹴る。
レリル「チッ……」
それ以来、奴を見かけていない。
美食研究部を見ても鰐渕アカリ、奴だけ居なかった。
(ん、現在)
そして、今。全ての点が繋がった気がした。
レリル「あ゙ー…そういうことですかぁ…はぁ…」
レリル「先生、このケーキ鰐渕アカリと食べる約束だっただろ…」
先生『アバダケダブラ〜☆』
先生は現実を受け入れたくないようで、現実逃避している様だ。
お構い無しにスネを蹴る。
(ボコッ!!)
先生『っ〜!?』
先生『きゅ、急に何するの!?』
レリル「別に…現実逃避してたから無理にでも現実見させてあげただけ…」
先生『ひ、ひどい…』
レリル「あ゙ー…ケーキ…鰐渕アカリと食べる予定だったろ…」
先生『な、なんでそれを…!?』
レリル「異常な大きさのケーキに美食研究部で鰐渕アカリだけ見かけない…こんなのわかるだろ…鰐渕アカリが風邪引いて来れなくなったの…」
先生『もしかして…レリルって頭良い…?』
レリル「普通…」
レリル「先生が頭がスッカラカンなお花畑の無能なだけ…多分…」
先生『ひ、ひどくない…?』
レリル「別に…」
この後、ケーキは頑張って食べきったものの。俺は前より体重が増えた。
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