世界チャンピオンのサトシと旅をした期間が一番長い縁で連載を持つことになりました   作:襖バリア

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時の人に聞く! 第二九二回 写真家:アカリ

 今回の『時の人に聞く!』は、連載「世界チャンピオンのサトシと旅をした期間が一番長い縁で連載を持つことになりました」終了記念インタビュー。女性写真家兼著者のアカリさんです。

 一風変わったタイトルと、等身大の語り口で多くの読者を引き込んだ連載「世界チャンピオンのサトシと旅をした期間が一番長い縁で連載を持つことになりました」。

 惜しまれつつも全一二回で幕を閉じた本連載ですが、読者の反響は予想を上回るものでした。連載の裏話、そして今後のことまでを聞いてみようと思います。

 

──まず連載の終了、お疲れさまでした。

アカリ:ありがとうございます。それにしても、いや~、凄い反響でしたね。

 

──そのことについては後で伺うとして、まずは連載の経緯を教えて下さい。

アカリ:懇意にしている出版社からのお願いですね。初めは断っていたのですが、断る度に家へ来る出版社の人の役職が上がっていきましてね。最後は頭が来たもんでこれは断れないぞと(笑)。

 

──それで断り切れずに始めたと。連載を始める前はどの程度の反響になると思っていましたか。

アカリ:うーん、旅仲間とご近所さんから読んだよ、と軽く言われる程度だと思っていましたね。それが一回目の掲載をして、さて次はどんなことを書こうかなんて頭を悩ませていたら編集部の方から連絡がありましてね。質問が沢山で仕事が滞るからこれについて書けって。

 

──一般的な視点からするとメディア露出のない新世界チャンピオンへの反応としては当然のように思えますが、連載で語っていた通りやはりサトシさんへの印象はマサラタウンの少年なんですね。

アカリ:そうです。マサラタウンのサトシの方がチャンピオンとして彼よりも当然長いですからね。なので一回目を綴っている時なんかも、どうして田舎の一少年の事をそんなに気にするんだろうと思ってましたね。今回の連載で少しはサトシへ対する意識を世間ナイズしたつもりですが、暫く知れば元通りになってしまいますね。ま、そのころには新チャンピオンに対する熱狂も少しは冷めていると思うので気にしてはないですが。

 

──連載の中で一番反響が大きかった回、またはお気に入りの回はありますか?

アカリ:一番反響が大きいのは勿論初回ですよ。お気に入りの回はそうですね、料理についての回でしょうか。あの後レシピで作ってみたなんて感想がきたりして、意外と美味しいって言ってくれた人がいて嬉しかったですね。

 

──連載でアカリさんがサトシさんをどう見ているかは分かったのですが、逆にサトシさんはアカリさんのことをどう見ていたと思いますか?

アカリ:そりゃ旅仲間でしょうな。それかピカチュウと仲の良いヌケニンのトレーナー、程度の認識でもおかしくないですね(笑)。

 

──写真家としての視点から、旅の中で最も印象的だった風景を一つ挙げるとしたら?

アカリ:それは難しい。うーん、ホウエン地方の山奥にあった池ですかね。木漏れ日で照らされた水面に長閑で時間が止まったかのような空気。そこでは野生のポケモンたちもゆったりしていて。普通写真を撮るときはフィルムを一瞬世界に晒して切り取るんですが、風景を撮るときはフィルムを長時間露出させるんです。そうすると一瞬だけよりもっと綺麗に撮れるんで。でもポケモンたちがレンズに写ると動き回ってダメなんですが。その池ではポケモンは野生とは思えないほどリラックスしていたので長時間の露出で撮影できました。印象的だったというと少し違うかもしれませんが、兎に角その池ですね。

 

──連載で語れなかった、思い出に残る旅のトラブルは?

アカリ:炊事関係ですかね。料理を作ったらそれを野生のポケモンなりに奪われる。恥ずかしいことに何回かあるトラブルなんですけど全部夢に出るくらいですよ。皆がお腹ペコペコで食材は使い切った、なんて時に限って奪われちゃうんです。全員殺気立って下手人を追うんですけど、でもお腹が空いてるから余計に疲れちゃって(笑)。

 

──またサトシさんと旅に出ることはあるのでしょうか?サトシさんとではなくても写真家として旅に出ることは?

アカリ:連載でも触れたような気がしますがサトシとの旅は事件事件の連続で疲れてしまうのでもう勘弁ですね(笑)。それに旅に出てしまうとその間は指名のお仕事を貰っても断らないといけないでしょう。信頼を裏切る様な形になってしまうこともあってその視点でも腰が上がらないですね。でも面白そうな場所があれば少し行ってみたい気持ちもありますが、何だか最近は体が重いような気もして。死んじゃうかもって思うと足は竦んでしまいますね。それこそ頼れる同行者がいればいいのですが、それってサトシか。じゃあ行かないかな。

 

──今回の連載でアカリさんがダブルバトルなら勝てる、と豪語した関係でサトシさんとのエキシビションマッチが組まれ、来月行うことになりましたがそれについてもお聞かせ下さい。

アカリ:その話を聞いて一番に思ったのが、よく彼を捕まえられましたね、って感想ですね。で、折角世界チャンピオンのエキシビションマッチだというのにやるのが素人とのバトルだけじゃ華がないと思いまして。カントーのジムリーダーや四天王に話をかけたんですよ。そのお陰でちょっと大きめのイベントになりました。詳細はイベント運営に確認してもらうとして、贅沢な事に私とサトシはシングルとダブルの二回バトルすることになりまして。まぁ、頑張るので応援してください。

 

──最後に一言、お願いします。

アカリ:セキエイこうげんで行われるイベント。ジムリーダーに四天王、カントーリーグのチャンピオンも、更にはサトシのライバルも出る大イベントになりました。それに私の出した写真集も物販で売るので皆きて買ってね~。

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