世界チャンピオンのサトシと旅をした期間が一番長い縁で連載を持つことになりました 作:襖バリア
前回は想定通りにポケモンマスターについての質問が多かったが、これは前回記した通りに私だって知らない。しかし前回は文字数の関係で最後は短く纏まるようにしていたのでもう少し書こう。
ポケモンマスターとは恐らく、全てのポケモンについて詳して友情などの信頼関係を育める人の事だ。この考えがあるせいでサトシの行動はよく肝が冷える。危険とされる野生のポケモンでも話しかけに行くし、暴れていたら話し合いでの解決を目指す。どんなことがあったかって?暴れてイワークの頭の辺にしがみついて説得したことあったよ。絶対死ぬと思ったけど生きてるし、それでイワークが大人しくなるんだから凄いよね。夢かと思ったし今でも夢だと思ってるもん。
それと一人のポケモントレーナーとして看過できない質問があったのでそれについて答える。『サトシの事を知り尽くしている貴方でも勝てないんですか』といった質問だ。世界チャンピオンとはいえ彼だって連戦連勝ではなく、偶には黒星も付く。そうとできるのはこの旅仲間だってできる。
サトシはシングルバトルを主としていて、私はダブルバトルを主としている。だからダブルバトルなら勝ち越せる自信がある。慣れないダブルバトルで高速戦闘を得意とするサトシの思考を超えて戦局をコントロールすれば勝てる。アドバイスだ、参考にするといい。
さてトレーナーとの闘いだけをしているお行儀のいいトレーナー諸君は知らないかも知れないが、旅をする上ではシングルバトルの経験なんかよりダブルバトルのそれが必要だ。野生のポケモンなんかは一体一体で襲ってくるわけではない。
だからこそピカチュウ一匹だけで旅をしている上にひんしになっても回復させない初対面時のサトシの異常さが浮き出すんだが。ここでやっと一回目の連載の続きを話せる。ともかくサトシに追いついてまずはキズぐすりを買わせて、次は兎に角最低でももう一体手持ちを増やせと言った。そうすれば野生のポケモンに襲われてひんしになってももう一体に耐えている間に回復する猶予が生まれるからと。あの時はオニスズメの群れだった、なんて反論されたので群れの戦い方はまた別で教えると言ったよ。
空のモンスターボールを幾つか持たせてから道路へ送り出した。結構素直に話を聞いてくれたね、弱みもあったからかな。まぁ一番はオニスズメに殺されかけたのが堪えていたんだろう。鳥ポケモンは旅にいれば便利だからとか言った覚えがある。そして捕まえて戻ってきた!新たな仲間を見せた!キャタピーだ!
もうねアホかと。仮想敵のひこうに弱いむしを態々とか、色んな文句が頭を巡ったけど声には出なかったね。グルグル回る頭で出た言葉は同行するわ。捕まえたのを見たらもう逃げる気だったんだけどね。ここで見捨てたら死ぬなーって。