世界チャンピオンのサトシと旅をした期間が一番長い縁で連載を持つことになりました 作:襖バリア
こんな質問が来た。サトシは大会でトランセル、バタフリーを出したことがないが、これは戦力として不安だからパーティから外したということですか、と。質問だけではなくサトシが参加した大会と使用ポケモンの一覧もあった。抜けがないですかって。
質問に答えるならば、大会へ出さなかった理由はバタフリーへと進化した彼とは別れたからで、それはサトシが数奇な運命としか言えないような場面へよく立ち会うからだ。
サトシは世界チャンピオンになる前から一部では絶対的な知名度があった。それは伝説のポケモンの研究をしている人たちからである。ポケモンセンターが公開しているレポート*1で伝説のポケモンとの遭遇事例を検索すればサトシの名は探すつもりがなくとも見つかるだろう。それぐらいには特異な状況によく出会うし、伝説のポケモンが関係ない事例にはもっと立ち会う。
なおこれらレポートを提出したのは専ら私である。以前も述べたがサトシは言語化が得意ではないのでしっちゃかめっちゃかのレポートになる。書かせようとしたこともあったが、グループでは一つ提出すればいいので私が書けば事足りたこと。そして提出を急かす職員さんの目線を無視し続けながら教える気力が私になかったので私が書くようになった。
それでも何度か頑張って書かせようとしたが以前のログを遡れば筆者は私になっているので仕事から早く帰りたい職員は私に提出を求める。胆力がなかった。
そんな感じで偶々バタフリーの海渡り前の集団に出会った。軽く説明するとバタフリーは子孫を残すために海を渡る習性を持つ。その集団だ。そして紆余曲折あり、パートナーを見つけたサトシのバタフリーは子を作るために海の向こうへ旅立っていった。そういった経緯がある。
後で調べてみたらこれは一年で一度の現象とのこと。そしてバタフリーが旅経つ場所は決まった土地があるわけではない。学者たちでも海を渡るバタフリーの群れを発見して見逃したことを知る年もあるそうだ。それに偶然であったのだからサトシは本当に数奇な運命に愛されている。
ここまで読んだ諸君の中にはサトシについていけばそういった現象や、伝説のポケモンとの遭遇で一財産築けると考える人がいるに違いない。実際にそんな話をしたこともあるしね。
そう思う人がいたら事件事例でも同じようにサトシの名を探してほしい。簡単に見つかるだろう。当時は確か少なくて一週間に一回は事件に巻き込まれていた。そんな命知らずがいたら是非、彼のレポート作成を手伝ってあげて欲しい。