人造人間ハカイダー ダークヒーローの破壊旅   作:アルファるふぁ/保利滝良

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リョウ「クリスマス・・・?いい破壊日和だな・・・」


第四話 人の街
人の街 前編


 

重い箱を持ちながら歩く団体があった

それは自らの意思ではなく、奴隷のように扱われ働いていた

給料は出る 毎日三食の食料だけをもらえる

老若男女関係なく働かされていた 子を産もうものなら、その子の分まで働かされる

逆らうものは処罰(間引き)されていく

 

この街の支配者、機械によって

 

 

 

 

バイクのエンジンの音が聞こえる

カオリは最初、幻聴だと思った

わざわざこんな街に来る馬鹿はいない 来たら最後、一生この街の支配者どもの奴隷になってしまう

「・・・!馬鹿な!」

その予想は覆された

今カオリ達人間は、街のマザーコンピュータに鉄屑を運ぶ仕事をしている

これを材料に、新たなロボット兵士が産み出されカオリ達を重労働に駆り出す

重要な仕事のため、何人かのロボット兵士が監視のためにカオリ達人間の周りにいた

その一人が、跡形もなく爆散したのだ

一瞬だった

バイクのエンジンの音が聞こえた方から何かの音が響いた

それが飛び道具の発射音だと、すぐにわかった

ほどなくして、次々とロボット兵士が破壊されていく     

ついにカオリはエンジンの音の方を見た

それは黒い衣服に身を包んだ男 大きなバイクにまたがり、右手の銃を構えていた

鉄製のロボットを一撃で破砕する銃を撃ちながら、真っ直ぐこちらに向かってくる男

列の最後尾の右側にたどり着き、真ん丸に目を見開いて彼を見る奴隷を無視し、土埃を盛大に巻き上げて尚、止まらない

そして、生き残りのロボット兵士が男を排除すべくバイクの前に立つ

しかしカオリは気付いた

さっきの距離でロボット兵士を次々倒せたなら、今なぜ飛び道具を使わないのか 理由は簡単弾切れだから

カオリはレジスタンス(この街を機械から人の街にするための同士達)のリーダーだ

革命のチャンス、つまりこちらが勝てる要素を今か今かと、従順な奴隷のふりをして待っていた

今暴れまわっている彼がそれ(革命のチャンス)

カオリはそう確信した だから驚きを隠せなかった

その男、名は後にリョウと判明するが、その男が突然、憤怒の形相をした黒い戦士に変身したのである

カオリが目視できる距離では既に火花を散らしていたが、それにしても突然の変わりようだ

その戦士の左手に、揺らめく炎が巻き付く

バイクに乗り、すれ違い様戦士は、ロボット兵士のどてっ腹にその拳を叩きつける

とてつもない爆音が鳴り、爆発の向こうからバイクが一台走ってくる

鬼神のごとき戦いぶりをみた多数の人間が怯えるなか、カオリはその存在を凝視していた

太陽を背にバイクを止めた戦士

「彼が・・・この街を・・・」

影に覆われながら、憤怒の戦士は佇む




クリスマスプレゼントは新技ハカイダーフィスト
我々の業界ではご褒美です!γ(`∀´)ノ
冗談です!
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