知らんTCG世界に既存TCGを闇鍋にして持ち込んだ男の話 作:柳瀬塔矢
転生?*1俺が?まぁ死んだのは知ってる。だが、転生?
『しかし貴方は転生しなければならない。それが運命故に』
そうか、そうか。貴様は所謂上位存在だな?*3音に出さずに俺の意図を読んできやがる
『理解が早くて助かる。そう、貴方は
加護、ねぇ?呪いじゃねぇの?*4
『貴方には転生前の世界の複数の種類のカードを混ぜて使えるようにしましょう。ただし持ち込めるのは1週間に一種3枚だけです』*5
ふむ・・・なるほど・・・分かった。ならば受け入れようか。
『ありがとうございます。受け入れてくれたのは助かりました』
転生中・・・転生中・・・
そうして転生、【竜胆
「ねえ、聞いてるの?」
声の主は今俺が居る店『トライスター』の店主【勝峯 ミサ】の声である。この店、ラインナップがコアなんだよなぁ・・・まぁ暇な時に一人回しとかで入り浸れるしいいんだけど。
「ん?ええ。一応は。ウッチャイヒシュラバスじゃなくてウッチャイヒシュラヴァス*11だって話ですよね?」
「あ、そうなのね。・・・って違うわよ!?ほら、今度の大会に出るように店長命令出した訳*12だけどデッキはどうするの?」*13
「んー・・・人生の旅路*14開けてるんでいい感じのデッキはあるんすけどつまらんのですよね。それなら別にレイスバーン*15とかプラネットロック*16とかで済みますし」
「貴方の旅路デッキ*17ってどんなのだったかしら?私も見た回数1回とかだし」*18
「EXウィン偏重のシャコゾディア*19とかサガループ*20とか・・・ああ、最近は殴る系だと赤単ハルヒ*21ですねぇ・・・」
「貴方のパック、よく分からないものばかり出るわよね」*22
「まぁその方が楽しいのでいいんですけど」*23
んー・・・何のデッキで行くかねぇ・・・それこそコレまで900種類近くのカード生み出してるし・・・デッキバーンのEXウィン*24とかで行くか・・・?嬉しいことにKKKは超次元ゾーン、もしくはEXデッキと呼ばれるものがあるからな。*25
てことで大会。一回戦の相手は【ゴブリン速攻】*26。まぁ今回の俺のデッキ、受けがクッソ硬い*27し当然勝利。なお本命のカード達は全伏せ出来たから嬉しい。
二回戦の相手は【プラネットコントロール】*28と呼ぶべきデッキ。俺アレはロック軸で組んだけどコントロールも行けるんだな。まぁロックするリソースをコントロールに振り分ければ行けるか。とか考えながら相手のLOで勝利。*29
準々決勝の相手は【アグロデビル】*30。まぁまぁ
準決勝の相手は【レイスバーン】。まぁコレまで対処されなかったんだな、と思いながら対処。割と楽だった。まぁ俺のは現状完成されたレイスバーンだからなぁ・・・*32
決勝の相手は知ってる人だった
「そんで決勝の相手は貴方だったか」
「へぇ、まだやっててくれたんだ」
ちっ、部長が来やがった。この人のデッキ毎回違うから怖いんだよなぁ*33
「何のデッキかと思ったら貴方には合わない*34受けのデッキ・・・なんて呼ぶべきかしら?」
「ドロマー天門*35っすね」
「それじゃあそのデッキは私の【エインヘリヤル】が打ち砕いてあげるわ!」
『レディ』
「「この戦、命を天秤に」」
『ファイト!』
「貴方からですね。いやぁ悔しい」*36
「はっ、そう思ってないくせに。私のターン、コストチャージ。*37以上スキップしてエンド」
「俺のターン。ドロー、コストチャージ。んー・・・エンドで」
「何悩んでるのよ・・・私のターン、ドロー、コストチャージ。
「いいなー」
「なにがいいのよ。はぁ・・・以上スキップ。エンド」
「んじゃ俺のターン。ドロー、コストチャージ。ライフ1払って設定コスト-1。*39
オウロ:LP20→19
「追加効果。コストゾーンから『天命の洛嶺』が落ちたのでシールドに追加。これにより手札からカード一枚を裏向きにしてセット。エンドです」
「なんかインチキなコンボねぇ・・・!*40まぁいいわ。私のターン。ドロー、コストチャージ。『天命の使者』の効果で1コスト軽減。
「どうぞ」
「それじゃあ私は『天命の洛嶺』を加えるわ」
「どうぞ」
「それじゃあ『天命の使者』でシールドにアタック」*41
「どうぞ。受けます」
「んじゃそのデッキ端のにしましょうかね」*42
「チェック・・・おっ、当たり。シールドからブレイクされる事を条件にコストカット。*43
「通るわ・・・」*46
「出すのは『天命の熾天使エグゼロス』*47及び『光輪帯の使者ソロモン』です。通りますね?」
「通るわ」
「エグゼロスの登場時効果、手札から『ディフェンシブ』効果を持つモンスターを一体場に出します。通りますか?」
「通るわ」
「では手札から『無限龍ゲンムエンペラー』出します。通りますね?」*48
「通るわ」
「こちらは以上です。なお常在効果によりコスト5以下のモンスター、呪文は効果が無くなります。コレは無効化ではありません」
「くっ・・・*49エンドよ」
「ではこちらのターン。ドロー、コストをチャージ。ソロモンの効果*50で墓地に存在する『支配の精霊ペルフェクト』をコストカットして出します。通りますね?」
「通るわ」
「では自分の場に表になっているディフェンシブカード*51が5枚あるのでコスト0でペルフェクトの上に
「と、通るわ・・・」*52
「ではゲンムエンペラーで♾️ブレイク。シールドを8枚宣言*53して割ります。余剰分は破却されます。チェックどうぞ」
「チェック・・・ノートリよ」
「ではアルファリオンで6点。エグゼロスで4点。ソロモン攻撃時山札の一番上を参照して追加効果・・・ヒット。ダメージ倍です。16点。ゲームセットです。ありがとうございました」
さて。割と押し切ったが・・・
「GG。ありがとうございました」
「この後時間あるかな?」
「え?ええ。少しくらいなら」
「それじゃフードコートで待ってるね」
「分かりました」
その後優勝商品たる『運命の旅路』1BOX*54と少しのインタビューを受けてフードコートへと向かった
「お待たせです、部長」
「やめてよ。君からあまり部長って呼ばれたくないな」
「でも部長は部長ですもの。それで、何のようです?」
「あのさ、部活に戻らないかな?」
「えぇ・・・なんでです?俺が追い出された理由知ってるでしょ?」
本当にめんどくさいな・・・だってこういっちゃなんだが子供遊びじゃん。うちのKKK部。本気で強いのって俺と部長くらいだろ。
「うん。副部長・・・跡部くんにボロ勝ちしたから*55って聞いたよ。でも跡部くんも部活やめたし・・・」
「なにがあったんすか?あの天涯孤独の唯我独尊*56を行くあの人が辞めたって」
「ちょっと不祥事でね・・・ほら、君の学年だと噂になってないのかな?崩賀グループ*57との・・・さ」
「あぁ、アレあの人だったんすか。・・・あの場には居なかったと思うんだけどなぁ・・・」
「え・・・?どういうことかな・・・?」
「ああ、あの抗争納めたの俺なんすよ。ほら、親父がその手の分野の警察なんで連れられまして。対集団用のフリーデュエル用のデッキ試せましたし・・・」
あの時は・・・アレだ。サガゾディアループだ。サガループが手札5枚の中身自由に決めれるループだからそれでエグゾディア揃えるクソデッキ───思いついた時は流石に笑ったなぁ・・・最速先3*58で勝てるしね。まぁそれ以外の出力はサガループだし強いんだよ。最終的に勝つしな。
「それで、どうかな?戻ってこれないかな?ほら、桜花さんも君のこと待ってるし・・・」
「桜花か・・・確かにアイツには悪いな」
「でしょ?」
「でも無理ですね。今更部活には戻れませんよ。籍置いてるだけマシだと思ってください」
「それはどうして・・・?」
「それについては来週の月曜に。部活には向かいますよ。そこで理由をお見せしましょうか」
さて、何使うか・・・それこそサガゾディアとかでもいいんだけど相手に無理矢理コストカット召喚させてガイアッシュその他諸々踏み倒す自作自演デッキでもありだな・・・
今回の一枚 【光輪帯の使者ソロモン】
天使族
モンスター
召喚可能コストカード:5
コスト:7
HP:12000
攻撃値:4
W・ブレイカー
ディフェンシブ
このモンスターが場に出た時、もしくは自分のモンスターが相手モンスターを破壊した時、以下のどちらかを選ぶ
1.手札からディフェンシブモンスターを出す
2.墓地から『天命』モンスターを出す
このモンスターがライフにアタックする時、山札の一番上を捲る。そのカード次第で以下の効果を得る
天使族カードの場合、攻撃値が倍になる
光族カードの場合、相手のモンスターを全て
『天命』カードの場合、そのカードを使用する