知らんTCG世界に既存TCGを闇鍋にして持ち込んだ男の話   作:柳瀬塔矢

10 / 10
憑依者とは/無規制赤ゼロジョーカーズ

 

この世界、ファンタジーらしく頭のおかしい人種が存在する。例えば【非正規にモンスターを顕現出来る】とか、【モンスターを自身に憑依させる】とか。まぁ霊能力者とか超能力とかが稀に居るからしょうがないんだけど。それで、俺はその両方を持ってる。*1というか持たされた。押し付けられたのよね

 

「憂鬱だわマジで」

 

そんな俺が今どこにいるのか、それは佐賀県のとある祠である。*2

 

「おう、今月もよく来たの」*3

 

「割と交通費がバカにならないのやめてほしいんだよな」

 

さて、何で俺がここに来てるのか。ソレは単純でこれが【試練】だからである。

 

「来月には全国大会なんだしそろそろ勝たせてもらうぞ・・・絶望神サガ」

 

そう、サガ。デュエマの歴史においてここまで嫌われたクリーチャーも居ないだろう。まぁ言いたいことは分かる。なんかコンボしてたら勝ったとかじゃない、明確にサガがとりあえず2体+墓地にクリーチャー2体居ればほぼ勝ち確とか言うクソカード。ダンタル型とか色々と分岐した上で最終的には殿堂入りしたがよくよく考えると二枚目いるのか?となる*4のはふざけてやがる。まだコンプの方がマシだわ

 

【汝、我に力を示したれ】

 

「お望み通り見せてやるよ、純デュエマで勝負だゴラァ!」

 

どうやらこの世界、試練戦では3Kは使えないようで。だからこそ憑依者って皆頭おかしいんだよ。俺はほら、元々の知識があるからデッキ調整が出来るが基本3Kありきなんだから・・・*5

 

さて俺が今回使うのは【無規制赤ゼロジョーカーズ】。まぁ向こうは向こうで【殿堂ゼロ式青黒サガ】だからお互い様だけど。なお殿堂ゼロならガヨウ神のループでよくない?ってのは無しな。アレ俺回し方知らない

 

 

「パーリ騎士をマナチャージ!呪文、ジョジョジョ・ジョーカーズ!デッキトップ4枚を見て・・・ヤッタレマンを回収!ターンエンド」

 

【ドロー、マナチャージ。ターンエンド】

 

「ドロー、ジョジョジョ・ジョーカーズをマナチャージしてヤッタレマンを召喚!ターンエンド」

 

【ドロー、マナチャージ。エマージェンシー・タイフーン起動。シャコガイルを捨てターンエンド】

 

あー嫌だ嫌だ、どうせもうサガ持ってるし単色カードもあるんだろ!?

 

「決めるならこのターン・・・見せてやるよ、サガ!ドロー!・・・運命は、常に俺を見てるんだよ!ヤッタレマンをマナチャージ!この時点でマナゾーン及びバトルゾーンのジョーカーズは四枚、よって軽減条件を満たし三軽減、更にヤッタレマンの効果で追加で一軽減、合計四軽減して三マナで召喚!」

 

 

ジョギメラゴン&メラビート〜Jの焔舞〜

 

 

【知らないカードプールだと・・・!?】*6

 

「転生特典の派生方法なんだよなぁ!カードプールが更新されると俺も確認が出来る!*7だからコレに賭けたのさ!ジョギメラは出た時デッキトップ四枚を捲りジョーカーズを一枚回収!回収するのはジョギラゴン&ジョニー!そのままジョギメラでアタック!コスト5以上のジョーカーズアタック時、革命・・・チェンジ!」

 

 

ジョギラゴン&ジョニー〜Jの旅路〜

 

 

「出た時一枚引き一枚捨てる!効果で捨てるのはメラベンチャー・ジョニー!出た時効果を使えるからメラベンチャーの効果発動!手札からジョットガン・ジョラゴン二枚出しだぁ!」*8

 

殿堂だから普段出来ないんだけどね。殿堂ゼロだから出来るクソ技。

 

「W・ブレイク!さぁ、天運に祈りな!」

 

【・・・シールドトリガー、G・ストライク共になし】

 

「ジョットガン・ジョラゴンでアタック、アタック時一枚ドローして一枚捨てる!ドロー!・・・捨てるのは燃えるデッド・ソード!ジョラゴン・ビッグ1発動!捨てられたクリーチャーがジョーカーズならそのクリーチャーの出た時効果を使用出来る!更に、俺の場にはジョラゴンが二体!二回発動させてもらう!さぁ、手札とマナを一枚ずつデッキダウンに二回送りな!俺は六枚引かせて貰う!」

 

【マナが消えた・・・なるほど、ランデスか】*9

 

「そうでもしないと勝てないのでね!W・ブレイク!」

 

【シールド・トリガー、開けるか?ヤッタレマンを-4000、破壊だ】

 

「良いだろう、んじゃ二体目のジョットガン・ジョラゴンでアタック!ドロー!捨てるのはメラビート・ジョニー!手札からJ・O・E持ち二体までを二回踏み倒させて貰う!これによって出るのはアイアン・マンハッタン二体とチキン・タッ太!チップはあるが使用しない!さぁ、最後のシールドをブレイク!」

 

【・・・なにもない、か。天運も尽きたようだな】

 

「アイアン・マンハッタンでダイレクト・・・アタック!」

 

【・・・負け、だな。よくぞここまで突き詰めた、輪廻の輪より逸れ廻りし者よ】

 

「そもそも転生前のメインはデュエマだったしな。*10遊戯王は遊び程度だったし」

 

【それでも、我に勝つと言う事はあの世界を塗り替えられるだけの事象である*11事は頭に入れておくといい】

 

「そうだな。さて、本題だ。貴様のその力、よこしやがれ」

 

【フッ、貴様に使いこなせるか?】

 

「こなせるか、じゃない。使いこなすんだよ。全国大会はそう言う猛者は割と居るらしいし」*12

 

【しかし奴らは所詮土地神。概念神たる我以下だぞ】

 

「人間のスペック舐めてるな?」

 

【・・・クハハ!それもそうか!良いだろう、持っていくといい!】

 

さて、効果は・・・

 

なる、ほど?手札交換に於ける運命力の向上、か。今回の赤ゼロもだし、なんならサガループとかでも使える。青黒系でも使えそうだし・・・当たりの部類だな

 

「待ってろ全国大会。吾が全てを潰してくれるわ」

 

 

*1
というか後者はともかく前者は持ってないと裏社会で生きていけない

*2
なお作者は佐賀県に対してその存在以外何も知りません

*3
祠を管理してるお爺さん。なお本人には祈祷力とか無いから経年劣化で封印が解けた可哀想な人

*4
イザナミテラスに分岐すれば一枚で済む可能性ない?

*5
ちなみに薔薇園さんの本家地下にも試練の祭壇があります。あそこはローズ・ドラゴン使ってくるリミット皆無遊戯王ルールだから実は精霊青眼では勝てなかったり。薔薇園さんはさっさと邑楽に助けを求めろ。アイツ純巳剣持ってるから勝てるぞ

*6
コイツのカードプールは大体サガ殿堂まで

*7
クソ技。確認出来るカードプールが多すぎるから最近はタイトルを絞って遊戯王とデュエマだけにしてる

*8
分かる人ならこの絶望感が分かるはず

*9
ジョバンニスコールとかにも弱いよね、君。とりあえず三マナが絶対条件だから・・・

*10
ガチデッキからお遊びまで幅広くデッキを作ってた

*11
元々サガってのは世界に対抗する為の存在でもあったからね・・・確か

*12
嘘です。重宝作のタイミングが地獄なだけで基本2〜4人です

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

遊戯王GX 転生しましたがシンクロやエクシーズ等の召喚方法は使えない。何故かガチャ運はメッチャ良い件(作者:zero3 ガイル)(原作:遊戯王GX)

▼よくあるOCGプレイヤーが遊戯王GXの世界に転生する二次創作。そんな世界は基本的に無印やGXにないシンクロ、エクシーズ、ペンデュラム、リンク召喚といった召喚方法で無双する転生者は多いだろうが俺には前世で使用したカードがないからこの世界でメジャーなアドバンス召喚・儀式召喚・融合召喚を駆使してデッキを構築するしかない。▼だけど前世以上に無駄にガチャ運が良いせい…


総合評価:666/評価:7.05/連載:18話/更新日時:2026年05月15日(金) 12:00 小説情報

ロボゲーっぽいギャルゲーに転生したが整備科になってしまった(作者:なんちゃってメカニック)(オリジナルSF/コメディ)

転生したが整備科になってしまった俺、幼馴染の主人公にクソ振り回される模様。▼頼むから、整備士俺一人なのに機体を増やさないでください。


総合評価:5289/評価:7.78/連載:101話/更新日時:2026年07月01日(水) 08:00 小説情報

第二次聖杯戦争から少しだけズレた平行世界での一幕(作者:ささのき)(原作:Fate/)

▼とある冬木の聖杯戦争でこっそり勝利した陣営がいました。▼その子孫(転生者・魔眼持ち)が第4次や時計塔であれやこれやと画策していく様子をお届けいたします。▼ ────────▼僕はね、セイバーを救いたかっただけなんだ…▼


総合評価:3247/評価:8.63/連載:9話/更新日時:2026年05月10日(日) 19:00 小説情報

異世界でカドショ開いたけど、常連客がヤバいヤツばっか(作者:イカド)(オリジナルファンタジー/日常)

異世界にカードゲームがあったので、カドショ店長になった。▼魔物倒したりダンジョンを攻略する冒険者の話を聞きながら、のんびりカードをしばければ俺はそれで良かったんだ。▼だけどなんで俺の店にやってくるのはSランクの冒険者だの、一国の王女だの、竜王だの、魔神だの、ヤバいヤツしかいねえんだ。▼やめろ、俺の店で世界の興亡に関わる話をするんじゃない、俺をこんな奴らの元締…


総合評価:3255/評価:7.92/連載:7話/更新日時:2026年04月03日(金) 07:03 小説情報

「酒寄?酒寄なら俺の隣で寝てるよ」芦花「は?」(作者:ソリダコ)(原作:超かぐや姫!)

「酒寄?酒寄なら(日頃の疲れと寝不足の状態で満腹になったからか勉強中だったんだけど)俺の隣で(電源が落ちたかのようにぐっすり)寝てるよ」▼そんな(?)お話▼メインで投稿している作品が詰まってる最中に超かぐや姫に脳を焼かれて衝動的に書いたお話▼小説版未読でヒロインもオチも何も思いつかない状態で書いたお話なので突っ込み所満載だと思うので温かい目で読んでください


総合評価:9754/評価:8.84/連載:8話/更新日時:2026年06月16日(火) 07:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>