知らんTCG世界に既存TCGを闇鍋にして持ち込んだ男の話 作:柳瀬塔矢
バーンデッキ。遊戯王に存在する一種のデッキ。*1例えば【ランブルローズ・ドラゴン】によるモンスター効果毎に600ダメージ*2とか。【破壊輪】によるダメージとか。遊戯王は基礎LPが8000の為積み重ねる必要があるのだが、3Kはそうはいかない。基本的に1点なのだ。なのでこう考えた。「もしチェーンバーンを持ってきたらどうなる?」と。結果基本的にnダメージとなった。ラヴァゴは3ダメ。*3なので割と強いのでは?と考えて・・・全国大会に持っていくことにした。実は3Kにフィールドカードとして【コスト1を払う事で自陣の空いているモンスターゾーン一つを魔法・罠ゾーン】にするカード【魔術世界の圧縮】がある。このカードはデッキに入らず最初からフィールドを一枠使用し、自分はコレを除去出来ず、相手が除去するには
「ふむ・・・ここが会場、かな?」
多分そうだと思う。看板も出てるし。んじゃ受け付けに行くか。
「受付に来ました。宮城県*6個人戦代表、竜胆邑楽です。参加証はこっちにあります」
「・・・確認しました。開会式まであと少しです。貴方に割り当てられた調整ルームは【17】です。それでは、健闘を祈ってます」
へー、各都道府県に一つずつ割り当てられてるのか。んで、団体と同じ部屋なんだ・・・
「ん?お前らなのか、団体って」
「えぇ、そうですわ!*7そもそも、貴方以外には私は負けませんから他の四戦の内二戦に勝てばほぼ確実に私が最後に勝ちますからね!」
「・・・それもそうか。最強が居るならそのチームが優勝して当然だな。まぁ?ウチと戦ってたらどうなるか分からんかったと思うけどな」
「そう言えば貴方達の学校は開始前に辞退してましたね、理由を聞いても?」
「さぁ?顧問の暴走だから・・・」
「それはご愁傷様ですわね・・・ちなみにぶつかってたら決勝の場ですが貴方達が勝つ確率はどれ程だと見てましたの?」
「大将は俺だからまず負けないだろ?*8んで部長も殆どの相手には勝てるだろ?後は・・・一人勝てるかもしれない程度の強さの部員が居るから50:50じゃねぇかな?」
「それはそれは・・・では後日そちらにお伺いしますわね?」
「どぞ。顧問が生きてれば存続してるからあのクソ野郎が生きてる事に賭けな・・・というかアンタ勝てたのか、試練」
「えぇ、お陰様で勝てましたわ・・・貴方も憑依の深度が上がってますわね?」
「気付いた?本試練突破したんだよね。まぁ今回のデッキでは使い道の無い特典だけど」
「しかし憑依者の中には憑依者かどうかで篩をかけてくる人も居ます*9から、憑依出来るのはそれだけでアドバンテージになりますのよ?」
「そうなのか*10・・・いや、確かに『相手の憑依効果は?』と考えさせれるって事はその分だけ相手の脳リソースを削れるのか・・・」
「ではそろそろ呼ばれますし最終確認でもなさったらどうかしら?」
「だな。・・・デッキよし、憑依も慣れてる。うん、コレで負けるなら満足かな。このデッキでやれることはやったし?」
さて、そろそろ開会式か。
『それでは、第48回、Knight・Killing・Kingdom高等部門総合大会、全国の部を開始します。各選手の入場、紹介です。北から、北海道代表───』
んー、どんなデッキなのは分からないからな。ある程度のオーラとか、憑依者なのかのチェックしか出来ないや
『続いて、宮城県代表、団体、【聖ギルバード高等学園】、三年連続出場。*11個人、竜胆邑楽、一年生。続いて───』
んー・・・個人戦の内憑依者って俺除いて二人位か?まだ呼ばれてない所に居たら分からんが今の所は二人だな
『最後に、団体、前回優勝、東東京より【国立第一学園】、
・・・!?あの藤原って奴、化物飼ってないか?それこそ【ドキンダム】とか【ドルマゲドン】、【零龍】クラスの厄ネタを。
『それでは、抽選会を始めます。なお、規定により去年のベスト16の都道府県はシードとなりますので、別枠の抽選となります』
ほーん、そういやトナメ表貰ってないなと思ったら今決めるのか
「今日は一回戦のみよ。明日2〜4回戦をやって、明後日準決勝と決勝をやるのが毎年のスケジュールね」
ほーん。てことは今日は一戦のみか・・・デッキの中身はバレても問題ないから気にせずに戦うとするか
『竜胆選手、壇上へ』
呼ばれたか
「どれが出るかな・・・三番か」
藤原とは決勝までお預けか。んでこの山のシードは・・・ながさきなのね。これは面白い大会になりそうだな。
先にレシピを公開しておくと、
天獄の王×1
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム×3
紅天馬ファイア・ウィング・ペガサス×3
妖竜マハーマ×3
朔夜しぐれ×2
増殖するG×1
仕込み爆弾×3
自業自得×3
破壊輪×2
不運の爆弾×2
墓穴ホール×2
無限抱影×1
仕込みマシンガン×2
以下エクストラ
超弩級砲塔列車グスタフ・ロケット×1
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス×2
I:Pマスカレーナ×3
S:Pリトルナイト×3
魔術世界の圧縮×1
魔術世界の圧縮
タイプ:フィールド呪文
・このカードはデッキ枚数に含まれないが、二枚以上用意出来ない
・元々のカード名が同じカードは二枚以上展開できない。この時、優先権は先行が持つ
・このカードは破壊されず、他のフィールドカードによって付け替える事も出来ない
・このカードのコントローラーはこのカードを除去出来ない
・このカードのコントローラーではないプレイヤーはこのカードを【自身の表向きのカード五枚】をリリースして除去出来る。この時、カード一枚につき代わりにLP2を支払うことも出来る(効果ダメージ扱いはされない)
・自身のモンスターが存在しないモンスターエリア一枠を対象に、コストゾーンのカード一枚をコストとして発動する。このゲーム中、該当モンスターエリアを魔法エリアへと変更する